N°
975
1er août 2025
オヴニー・パリの新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS MENSUEL GRATUIT tél: +33(0)1 4700 1133 e-mail: monovni@ovninavi.com ovninavi.com ovninavi ovni_navi
Expo
04
伝説の女王の真実を探る「クレオパトラの謎」展。 05 A table ! オレンジ風味でさわやかに、鴨のカルパッチョ。 Actualité フランスに 54 番めのユネスコ世界文化遺産!
07
毎月 1 日発行
Gratuit / 無料
ピエール・ロティと
旅する家へ︒
© Julie Limont
Petites Annonces 暮らしに便利・掲示板。
06
『お
菊さん』 『氷島の漁夫』などの著作で日本
そんなロティの家は旅のアルバムのようだ。大西洋
ロティが生まれ育ったロシュフォールは、ルイ14世
でも知られるピエール・ロティ(1850-1923) に近いシャラント川沿いの町ロシュフォールの生家に、 が海軍工廠として開いた町。米独立運動を支援した
は、海軍士官として世界を旅した。船旅をするように
訪れた国を彷彿させる部屋を次々と造る。トルコ風
帆船エルミオーヌ号もここで造られ、ラファイエット将
なった頃に始めた日記を生涯つづり、それをもとに小
サロン、 「日本のパゴダ」 、中国の間…。作家として
軍を乗せ出航した。そんな町で幼いころから旅への
説や紀行文を書いた。幼い頃から芝居好き。作家に
名声を得、41歳で当時最年少のアカデミー・フラン
夢をふくらませたロティだが、旅が 終わるとロシュ
なる前は挿絵画家だった。仮装も好んだ。一見、エ
セーズ会員に選出された頃から装飾は豪華さを増し、 フォールの家に戻った。複雑な大改修に12年を要し
キセントリックなダンディーはまた、数々の港町で恋
ルネサンス期の城さながらの大広間、尖塔ミナレッ
たその家が6月に一般公開を再開した。その家を訪れ、
をし、それを著作として発表した。
トのあるモスクまで家のなかに作ってしまう。
ロティとともに、世界の旅に出かけよう。 (六)