N°
801
1er fév. 2016
オヴニー・パ リの 新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m o v n i @ i l y f u n e t . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI
Actualitésふ
02
キパは被るべき?被らざるべき? Par-ci, par-la
こどもジャーナリスト体験。 Balade
パリ・新しい映画館散策。 Petites Annonces
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05 08 12-15
毎月 1 日・15 日発行
Gratuit / 無料
本屋さんに 行こう。
本
屋さんが元気だ。そ れも、活気づいてい るのは大規模な書店
ではなく、町なかの小・中規模 の本屋さんだという。2015年、フ ランスでは書店での売上げが 2.5%増えた。5年来のことだ。 家賃の高騰などで書店が減る ようになって久しいが、パリ市は 昨年、半民半官のSemaestを通 じて190万ユーロを町なかの小さ な書店の支援に充てた。行政に よる書店保護のイニシアチブの 効果も大きいが、人々もそこで本 を買うことにより〈自分たちの町 の書店〉 を守ろうという意識を 持っているようだ。 昨年、 テロの直後は客足が減っ たものの、すぐに来店者の数は 回復。秋の文学賞シーズンに話 題になった本の人気はもちろんの こと、全般的にクリスマス時期の 販売も順調だった。イスラム、 中東、 時事分析の本も多く出版され、よ く売れている。昨年は特に、多 くの人が「話しをすること」を必 要とし〈自分の町の本屋さん〉へ 向かい、店の人にアドバイスを受 けながら本を買ったという。情報 は巷に溢れているけれど、そこで は得られない答を求め、現実を よりよく理解しようと、今日も人々 は本を手にとる。 (六)