N°
949
1er juin 2023
オヴニー・パリの新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m m o n o v n i @ o v n i n a v i . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI OVNI_NAVI
Spécial
01-04
À table
06
南仏、ピカソのゆかりの地を訪ねて
チャールズ 3 世はキッシュがお好き? Restaurant
07
タパスにサングリア、夏気分を先どり! 暮らしに便利・掲示板。
10-11
毎月 1 日発行
Gratuit / 無料
コート・ダジュール
ピカソゆかりの地を訪ねて︒
オービュッソン︑ 宮崎駿を織る︒
Petites Annonces
ブ
ーゲンビリアの花、
すっきり晴れた青空、 朱 や 黄 の 建 物...強
い日差しにコントラストの鮮や
かな風景が広がる。コート・ ダジュールがなかったら現代
美 術史は違っていただろうと 地元の人々が自慢するほど、 この地は芸術家たちに愛され た。マチス、シャガール、ル
ノワール...。ピカソもそのひとり。 1919年に初めて南仏を訪れて から定期的に夏を過ごし、浜
に遊び、恋をし、制作を続けた。 いくつかの家を買い、1973年、 ムージャンに没した。
没 後50年にあたる今 年は
各地で様々な展覧会が企画さ れているというので、パリから ニース、そこからムージャン、 ヴァロリス、アンチーブと巨匠
ゆかりの町を訪ねた。古代か
ら陶芸が盛んだったヴァロリス では、すでに芸術家として大
成していたピカソが職人たちと ともに陶芸作品を創った。工 房の仲間と親交をもっただけ でなく名誉市民として迎えられ、 町をあげて誕生日を祝っても らったりもした。ピカソはその お礼に「羊を抱く男」を市に 寄贈し、町の広場に置くよう 願ったという。その彫刻が今 も同じ広場に立っている。周 囲はマルシェで賑わい、音楽 が響き、工房で陶芸家たちが 作業していた。芸術家の魂が 息づいているようだ。 (六)