N°
982
1er mars 2026
オヴニー・パ リの 新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS MENSUEL GRATUIT tél: +33(0)1 4700 1133 e-mail: monovni@ovninavi.com ovninavi.com ovninavi ovni_navi
Cinéma
04
パリ、3 月の映画祭情報。 05 À table ! オレンジ風味フィレミニョンはお手頃なごちそう! Actualités 06 超富豪 1.3 万世帯、なんと所得税ゼロだった!? 07
毎月 1 日発行
パリ近郊の︑通いたくなる
現代アート美術館︒
Petites Annonces 暮らしに便利・掲示板。
Gratuit / 無料
パ
リ郊外には、広大な 空間でスケールの大 きな作品をあつかう
美術館が数多くある。工場や倉 庫だった建物を再利用した施設 なら、高い天井、大きな彩光窓 の下、のびのびと個性を放つ作 品をゆったりと見ることができるだ ろう。ギャラリー、美術館、アー ティストのレジデンスなどが集まっ てアート村のようになっているエリ アもあるし、企業の経営者が自 分のコレクションを一般の人々に 見てほしいと、社屋内に展示する 財団もある。 今月、オヴニーは、パリ郊外 を北から東、そして東南へと美 術館めぐり。かつて工場が多かっ たパリの周辺は共産党が施政を になう町がひしめく「赤いベルト 地帯」と呼ばれ、それらの町で は文化に触れる機会をひろく市 民に提供するという理念のもと、 無料で利用できる美術館が育ま れてきた。今も無料の施設が多 いのだが、住人にはアートを〈見 る〉だけではなく、 〈やってみる〉 機会も多く与えられるという。多く のアーティストが活動し、発表の 場や活動を支える体制が整って いる町の美術館に行ったら、感 性が芽生えて、表現したいことが 形になってくれるかも、と期待(だ け)はふくらむ。コンテンポラリー・ アートは苦手という人も、郊外の 産業遺産や、まだまだ広がり続け る大首都圏グラン・パリの開発の 現場を見るのも、発見のあるい い散歩になるかもしれない。 (六)
MAC VAL (Ivry-sur-Seine)