ポートフォリオ就活 (1)

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CONNECT THE FLOW

Plaza Architecture

Of Sanjo Station

本課題では現在は駐車場として利用されている土地を 発展させ、より多くの人が集まる広場を設計し、三条 駅に訪れた人々の拠点の地となる場所をつくる。

設計するにあたり敷地調査を重ね、私はこの土地に存 在する〝流れ″に目を付けた。鴨川を流れる水の流れ が織り成す自然環境や三条駅付近の歴史の流れが紡ぐ 街並み、またその中で生活する人々の流れ。こういっ た流れと流れを繋げることで生活の中に彩が生じ、暮 らしの中に溶け込むような建築になると考える。

Concept Area

地下一階床面積

CONCEPTDESIGN

Flow Of Human 本計画には二つの大きな軸が設け られており、それぞれが駅や川、

三条大橋へと繋がるよう設計され ている。そこにあらわれる人の流 れがこの敷地の中でまじりあい、

建物や歴史、自然と関わりあうよ うに計画している。

敷地中央から西側に設けた滝を見る

CONCEPTDESIGN

Flow Of History 三条の土地には多くの歴史がある。

そういった歴史を学び、感じるよう な施設を設けることで、訪れた人々 が過去と現在とを実感する事ができ、

時代や時の流れをこの建築の中で感 じとれるように設計した。

歴史資料館内部をを見る

北側立面図 S=1/800

西側立面図 S=1/800

南側立面図 S=1/800

東側立面図 S=1/800

今回の敷地の東側にある木々や川などとい った自然を活かし、建物からも自然を感じ とれるよう建物は西側に広く設け東側の景 [APPEARANCE]

建物の一階部分を地下に沈め、サンクンガ ーデンを設けることで外から見る人の視線 に動きが生まれ、中からは外の目を気にせ うすることで建物の中に入っていく没入感 を演出でき、コンセプトに繋がる。 01 02 03 04

南側道路は多くの人が行き交う場所となっ ており、そこを通る人たちから見える景色 というものを意識した配置にし、中の様子 が外からも伝わるようにした。

Ⅱ.カフェ

Ⅲ.厨房

Ⅳ.パントリー

Ⅴ.ホワイエ

Ⅵ.アプローチ

Ⅶ.開架図書

Ⅷ.レファレンス

Ⅸ.エントランス

Ⅺ.書庫

Ⅰ.サンクンガーデン

Ⅹ.フロント・作業室

Ⅻ.資料室 FLOOR PLAN

Floornames                  Area

CONCEPTDESIGN

Touch The Media 弧を描く壁一面に設けられた本棚 が迎えてくれるエントランス部分 は、後に広がる大空間に向けたプ ロローグとして、数多くのメディ アと出会うための空間となる。

奥へと誘い込むよう設けられたエントランス

Floornames

CONCEPTDESIGN

Summary 私はデジタル化が普及している今 の世の中でこそ、紙媒体のメディ アを大切にしている。今回の課題 ではそういった現実に対して私た

ち建築家が、どのように建築で答 えを導くかどうかが試されたと思 う。設計の中であえて複雑な導線

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ポートフォリオ就活 (1) by K22267酒井 玲瑛 - Issuu