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MASATOHOSODA_PORTFOLIO_202104-202312

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公共空間は広く明るく作られるが、狭さと暗さが

木々がそびえ立つ遊歩道を歩いている

排除されたその空間は果たして民主的といえるだろ

と林立する躯体が現れるような、環境

うか。真に民主的な空間には、広いと狭い , 暗いと

と連続したシークエンスを作る。塔の

明るいといった要素が漸次的に作られるべきであ

空伱を通り抜けるメインアプローチを

る。

進むと 2 階川側のテラスへ出る。地

図書館の閲覧スペースは窓から自然光が入り景色

上 9m の 2 階は各塔を一枚のスラブ

を望める一方で、書架付近の窓はカーテンやブライ

でつなぐ。スラブによって塔の内外に

ンドで覆われ、景色を失い均質な人口照明で満たさ

作られる空間には、場の特性に応じて

れている。こういった空間は人間と環境が切り離さ

様々なプログラムが入る。

れ、自分がどこにいるかわからなくなる。このよう

二か所に設けられたテラスはそれぞれ

に特性の異なる 2 種類の場所が同一の空間に作られ

中央広場と川を望む。3 階は塔内の書

てしまっているということに疑問を持った。

架をグレーチングのブリッジで繋ぐ。

敷地である清澄公園は中央広場から順に、茂み ,

パス的な空間が広がり専門的な書籍が

遊歩道 , 緑地 , 街と層をなしており、明るさと広さに

置かれ、一部床が大きく取られており

おいて多様な環境が作られているため、人々は心地

落ち着いて本を読める空間もある。3

よい場を選んで自由に振る舞う。本設計は清澄公園

階 4 階は図書館のプログラムが入る。

の南西側、遊歩道を覆うように建ち現れ、聳え立つ

4 階は塔の重なりによってひと繋ぎの

木々と連続するように楔形の躯体が林立する。南西

大きな床が作られるため、3 階に比べ

の公園入り口からは、奥に覗く広場への求心性を助

てゆったりとした空間が生まれ児童書

長するゲートのように現れる。楔形の塔を集積させ

籍や文学、社会系など大衆向けの書籍

ることで、光と空間の仄仄(ほのぼの)を作り出す。

が置かれる。

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