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東京オフィスマーケットダイナミクス 2025年第3四半期

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リサーチ 東京オフィス マーケットダイナミクス 2025年第3四半期

東京 主要指標 •

従業員数の増加と事業拡張によりテナントの動きが活発化し、大きな需要増加を記録

空室率が0.9%まで大幅に低下

賃料は2.4%上昇し月額坪あたり37,042円となり、7四半期連続の上昇を記録

純需要 新規供給 空室率 平均賃料 賃料変動率(前年同期比) 賃料サイクルのフェーズ

595,700 ㎡ 395,800 ㎡ 0.9% 月額坪当たり37,042円 +7.5% 賃料上昇

注釈:需給と賃料は東京のAグレードオフィスを参照。需給は年初か ら当期の累計、面積は貸床面積を参照。

9月の日銀短観によると、大企業製造業の業況判断DI(景況感 指数)は自動車部門の回復により1ポイント上昇して14となり、 2四半期連続の上昇となった。大企業非製造業の指数は34で変 わらずだった。従業員数の増加による移転需要や、良質物件へ の強い需要が見られている。2025年第3四半期の純需要は +205,000㎡であった。業種別では、情報サービス業、製造業、 医療業が牽引した。 第3四半期に新築のグレードAオフィスビル1棟が竣工した。今 期の東京グレードAオフィス市場の平均空室率は0.9%となり、 前期比1.6ポイント、前年同期比で2.3ポイント低下した。大手 町・丸の内サブマーケットではほぼ空室がなくなり、赤坂・六 本木サブマーケットでは1.4ポイントの低下となった。

2025年第3四半期の価格は、キャップレートが横ばいで推移す る中、賃料上昇を反映して四半期比で4.2%上昇、前年同期比 で12.9%上昇した。今四半期に発表された取引として、ゴール ドマンサックスのSPCによるグラントウキョウサウスタワー (区分所有)の一部持分売却があった。

見通し 2025年9月時点のオックスフォード・エコノミクスの予測によ ると、2025年末のGDP成長率は1.0%、消費者物価指数は3.2% となっている。リスクには関税の影響、サナエノミクスによる インフレ高進、海外経済の低迷などがある。新規供給がやや減 少するため来年のリーシング取引量は鈍化すると予想されるが、 オフィス需要は非常に堅調である。来年はさらなる賃料上昇を 受けて価格も上昇を続けると予測される。

賃料は第3四半期末時点で坪当たり月額平均37,042円となり、 前期比で2.4%上昇、前年同期比で7.5%上昇した。需給のひっ 迫により貸主有利な市場環境が継続しているため、赤坂・六本 木および大手町・丸の内のサブマーケットで賃料が上昇した。 大東 雄人 | Yuto.Ohigashi@jll.com 所在 東京Aグレードオフィスの定義

東京23区の千代田区、港区、 中央区、新宿区、渋谷区でJLLが指定したエリア

需給の推移 1,000㎡ 800

8%

600

6%

400

4%

200

2%

0

0%

-200 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年

純需要 延床面積

30,000㎡(9,075坪)以上

基準階面積

新規供給

1,000㎡(302坪)以上

空室率 竣工年

1990年以降

© Jones Lang Lasalle IP, Inc. 2025


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