

サタンとジェヌンの音楽
イザヤ書14章
12ああ、明けの明星、ルシファーよ、あなたは天から落ちた!国々を弱らせたあなたが地 に切り倒された!
13あなたは心の中で言った、「わたしは天に昇り、わたしの王座を神の星々の上に高くし よう。わたしは北の果てにある集会の山に座ろう」と。
14わたしは雲の高さよりも高く昇り、いと高き者のようになる。
15しかし、あなたは地獄に落とされ、穴の底に投げ込まれるでしょう。
16あなたを見る者はあなたをじっと見つめ、あなたをよく見て言うだろう。「これが地を 震わせ、王国を揺るがした男なのか。」
17世界を荒野とし、その都市を滅ぼした方、捕虜の家を開放しなかった方。
18諸国の王は皆、その全員が栄光のうちに横たわり、それぞれ自分の家に眠っている。
19しかしあなたは、忌まわしい枝のように、剣で突き刺されて殺された者の衣のように、 穴の底の石に投げ捨てられ、足で踏みつけられる死体のように、墓から投げ出された。
20あなたは彼らと共に葬られることはない。なぜなら、あなたは自分の土地を滅ぼし、自 分の民を殺したからである。悪を行う者の子孫は決して名声を得ない。
エゼキエル書28章
11さらに主の言葉が私に臨み、こう言った。
12人の子よ、ティルスの王について哀歌を歌い、彼にこう言いなさい。主なる神はこう言 われる。「あなたは知恵に満ち、美しさにおいて完全であり、すべてを封じ込めた者だ。」 13あなたは神の園エデンにいた。紅玉髄、トパーズ、ダイヤモンド、緑柱石、オニキス、 碧玉、サファイア、エメラルド、紅玉髄、そして金など、あらゆる宝石があなたの覆いで あった。あなたのタンバリンと笛の細工は、あなたが創造された日にあなたの中に備えら れていた。
14あなたは覆う油注がれたケルビムである。わたしはあなたをそのように定めた。あなた は神の聖なる山にいて、火の石の間を歩き回った。
15あなたは創造された日から、あなたのうちに不義が見いだされるまで、あなたの行いは 完全であった。
16あなたの商売の多さによって、彼らはあなたの中に暴力を蔓延させ、あなたは罪を犯し た。それゆえ、わたしはあなたを神の山から汚れた者として追放し、覆うケルビムよ、わ たしはあなたを火の石の中から滅ぼす。
17あなたは自分の美しさゆえに高慢になり、その輝きゆえに知恵を堕落させた。わたしは あなたを地に投げ落とし、王たちの前にさらして、彼らにあなたを見せよう。
18あなたは多くの罪と不正な取引によって聖所を汚した。それゆえ、わたしはあなたの中 から火を起こし、あなたを焼き尽くし、あなたを見るすべての者の目の前で、あなたを地 上の灰にする。
19民の中であなたを知る者は皆、あなたに驚くであろう。あなたは恐るべき存在となり、 二度とそうなることはない。
2アダムとイブの書20
1カインが暗い土の地に下って行き、そこで彼の子孫が増えた後、盲人ラメクの子ゲヌン という名の者がカインを殺した。
2しかし、このゲヌンについては、サタンが幼い頃から彼の中に入り込み、様々なトラン ペットや角笛、弦楽器、シンバル、プサルテリー、竪琴、ハープ、笛を作り、いつでも、 どんな時でもそれらを演奏した。
3彼がそれらを奏でると、サタンが彼らの中に入り、それらの中から美しく甘美な音が聞 こえ、心を奪った。
4それから彼は、彼らを弄ぶために、幾つもの集団を集めた。彼らが遊ぶと、カインの子 孫たちは大いに喜び、互いに罪に燃え上がり、火のように熱くなった。サタンは彼らの心 を互いに燃え上がらせ、彼らの間で情欲を増し加えた。
5サタンはまた、ゲヌンに強い酒を酒場から出すように教えた。そしてゲヌンは酒場に大 勢の人々を集め、あらゆる種類の果物や花を彼らの手に持ってきて、彼らは一緒に飲んだ。
6こうしてゲヌンは罪を極めて増やし、傲慢に振る舞い、カインの子孫に、彼らが知らな かったあらゆる種類の最もひどい悪事を行うように教え、彼らが以前には知らなかった多 くの行いをさせた。
7するとサタンは、彼らがゲヌンに従い、彼の言うことすべてに耳を傾けるのを見て大い に喜び、ゲヌンの理解力を増し加え、ついには鉄を取り、それで武器を作った。
8そして彼らは酔うと、憎しみと殺し合いが彼らの間で増え、ある者は別の者に暴力を振 るい、悪事を教え、その者の子供を奪って目の前で汚した。
9人々は自分たちが打ち負かされたのを見て、打ち負かされなかった者たちもいるのを見 て、打ち負かされた者たちはゲヌンのもとに来て、彼のところに避難し、ゲヌンは彼らを 仲間にした。
10こうして彼らの間で罪が大いに増え、ついには人が自分の姉妹、娘、母、あるいは父の 姉妹の娘と結婚するようになり、もはや血縁関係の区別がなくなり、彼らは不正をわきま えず、悪を行い、地は罪で汚され、彼らは自分たちを創造した裁き主である神を怒らせた。
11しかしゲヌンは聖なる山の麓に、角笛や先に述べた他のあらゆる楽器を演奏する集団を 幾つも集めた。彼らは聖なる山にいたセツの子らにそれを聞かせるためにそうしたのであ る。
12しかし、セツの子らはその物音を聞いて不思議に思い、群れをなしてやって来て、山の 頂上に立って下にいる者たちを見下ろした。彼らはこれを年間続けた。
13その年の終わりに、ゲヌンは彼らが少しずつ自分に味方するのを見て、サタンが彼の中 に入り、さまざまな模様の衣服を染めるための染料の作り方を教え、深紅や紫などの色に 染める方法を彼に理解させた。
14そして、これらすべてのことを成し遂げたカインの子らは、美しさと豪華な衣服で輝き、 角飾りと豪華な衣装を身に着け、競馬を行い、山の麓に集まって、あらゆる忌まわしい行 いをした。
15一方、聖なる山にいたセツの子らは、堕落した天使たちの群れの代わりに、神を祈り、 賛美した。それゆえ、神は彼らを「天使」と呼んだ。なぜなら、神は彼らを大いに喜ばれ たからである。
16しかしその後、彼らはもはや神の戒めを守らず、神が彼らの先祖に与えた約束も守らな かった。彼らは断食と祈りをやめ、父ヤレドの助言にも従わなくなった。そして彼らは山 の頂上に集まり、朝から晩までカインの子らを眺め、彼らの行い、彼らの美しい衣服や装 飾品を品定めした。
17するとカインの子らは下から見上げると、セツの子らが山の頂上に陣取って立っている のが見えた。そこで彼らはセツの子らに、自分たちのところに降りてくるように呼びかけ た。
18しかし、セツの子らは上から彼らに言った。「私たちは道を知りません。」すると、ラ メクの子ゲヌンは彼らが道を知らないと言うのを聞き、彼らをどうやって降ろそうかと考 えた。
19すると夜、サタンがイエスに現れて言った。「彼らが住んでいる山から降りてくる道は ありません。明日彼らが来たら、こう言いなさい。『山の西側に行きなさい。そこには二 つの丘の間を流れて山の麓に至らしめる水の流れがあります。その道を通って私たちのと ころに来なさい。』」
20夜が明けると、ゲヌンはいつものように山の麓で角笛を吹き鳴らし、太鼓を叩いた。セ ツの子らはそれを聞いて、いつものようにやって来た。
21するとゲヌンは下から彼らに言った。「山の西側に行きなさい。そこに下山する道があ る。」
22しかし、セツの子らは彼からこれらの言葉を聞くと、洞窟に戻ってヤレドのところへ行 き、聞いたことをすべて彼に伝えた。
23ヤレドはそれを聞いて悲しんだ。彼らが自分の忠告に背くことを知っていたからである。 24その後、セツの子孫の中から百人が集まり、互いに言った。「さあ、カインの子孫のと ころへ下って行って、彼らが何をしているか見て、彼らと一緒に楽しもう。」
25しかし、ヤレドは百人の男たちのこの言葉を聞くと、深く心を動かされ、悲しみに暮れ た。彼は激しく立ち上がり、彼らの真ん中に立って、義人アベルの血にかけて誓った。 「あなたがたのうち、だれもこの聖なる清い山から降りてはならない。この山には、私た ちの先祖が住まわせるように命じたのだ。」
26しかし、ヤレドは彼らが自分の言葉を受け入れないのを見て、彼らに言った。「ああ、 善良で、罪のない、聖なる子らよ、一度この聖なる山から下りたら、神はあなたたちが再 びそこに戻ることを許さないだろう。」
27彼は再び彼らに命じて言った。「わたしの父アダムの死と、アベル、セツ、エノス、カ イナン、マハラレルの血にかけて、わたしに聞き従い、この聖なる山から下ってはならな い。あなたがたがここを離れた途端、命も慈悲も奪われ、もはや『神の子』ではなく『悪 魔の子』と呼ばれるようになるであろう。」
28しかし彼らは彼の言葉に耳を傾けようとしなかった。
29その時、エノクはすでに成長しており、神への熱意から立ち上がり、「セツの子孫よ、 小さい者も大きい者も、私の言うことを聞きなさい。あなたがたが先祖の戒めを破り、こ の聖なる山から下るならば、二度とここには上って来られないであろう」と言った。
30しかし彼らはエノクに反抗し、彼の言葉に耳を傾けず、聖なる山から下って行った。
31すると、彼らはカインの娘たちを見て、その美しい姿、色鮮やかに染められた手足、そ して顔に施された刺青の模様に心を奪われ、罪の火が彼らの心に燃え上がった。
32そこでサタンはセツの子らを非常に美しく見せ、またセツの子らをカインの娘たちの目 に最も美しく見せたので、カインの娘たちは貪欲な獣のようにセツの子らを欲し、セツの 子らもカインの娘たちを欲しがり、ついには彼らと忌まわしい行いをした。
33しかし、彼らはこのように汚れた状態に陥った後、来た道を戻り、聖なる山に登ろうと した。しかし、聖なる山の石は彼らの目の前で燃え盛る火でできていたので、登ることが できなかった。
34神は彼らに怒り、また彼らを悔い改められた。それは彼らが栄光から降りてきて、それ によって自らの清さや無垢さを失い、罪の汚れに陥ったからである。
35すると神はヤレドに御言葉を送られて言われた。「あなたが『わたしの子』と呼んだこ れらの子らは、見よ、彼らはわたしの戒めを破り、滅びと罪の住まいへと下って行った。 残された者たちに使者を遣わし、彼らが下って行って滅びることのないようにせよ。」
36そこでヤレドは主の前で泣き、憐れみと赦しを求めた。しかし、神の子らが聖なる山か ら下ってくるという神の言葉を聞くくらいなら、いっそ自分の魂が体から離れてしまいた いと願った。
37しかし彼は神の命令に従い、聖なる山から降りてはならないこと、カインの子孫と交わ ってはならないことを彼らに説いた。
38しかし彼らは彼の言葉に耳を傾けず、彼の忠告に従おうとしなかった。