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Japanese - The Letter of Aristeas

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アリステアスの手紙

導入

このコレクションの中で最も注目に値する古代の復 元資料のつであるアリステアスの手紙は、アダム とイブから、そして大洪水から、私たちが遥かに遠 くまで来ていることを物語っています。この書物は、 人類の回復力の偉大さを如実に示しています。人類 は地球に再び人間を住まわせ、強大な国家が栄華を 極めた時代を築いています。

ここでは、最初の偉大な愛書家、プトレマイオス・フ ィラデルフォスについて読むことができます。彼は アレクサンドリアの図書館に「世界中のすべての書 物」を集めることを望みました。そしてついに、一 つの偉大な書物 ユダヤ律法 を手に入れたい という情熱から、その書物と引き換えに10万人の捕 虜を売り渡しました。これはおそらく、つの書物 に支払われた史上最高額でしょう。これは、大捕囚 の終焉の異例な理由を示しています。

この物語の出来事は、紀元前270年に亡くなった有 名なアルシノエ女王の存命中に起こったものです。 執筆の正確な日付は不明です。

宮廷生活の詳細や当時の社会問題に関する議論は、 極めて興味深く、生き生きと描かれています。国王 と賓客が宴席で質疑応答を繰り広げる様子は、現代 において珍しい発見です。

この興味深い作品の構造は次のとおりです。

1.本書をフィロクラテスに献呈する。

2予備的措置:

(a)司書が本と引き換えにユダヤ人捕虜を解放すると いう提案。

(b)解放。

(c)フィラデルフォスがエレアザルに宛てた手紙。

(d)返答。

(e)その本の翻訳をするために任命された委員会の 名称。

3.王室からの贈り物の説明:

(a)テブル(おそらくこれまでに作られた家具の中 で最も精巧なもの)。

(b)もう人が出席する。

4エルサレムの説明。

(a)寺院(および水道システム)。

(b)式典。

(c)城塞。

(d)市。

(e)田舎。

5エレアザルの別れ。

6.エレアザルの律法の説明(これは深い知恵です)。

7.受付。

8.宴会(72の質問と回答)。

9本の翻訳。

第1章

ユダヤ人がエジプト捕囚されていた時代、プトレマ イオス1世は偉大な愛書家としてその名を知られる ようになった。彼は世界中のあらゆる書物を自らの 蔵書に収めたいと願っていた。モーセの律法を手に 入れるため、10万人の捕虜と引き換えに「実に小さ な恩恵だ!」と叫んだ。

1私は、ユダヤ人の大祭司エレアザルを訪問した際の 思い出深い物語の材料を集めており、また、フィロ クラテスよ、あなたが、私に思い出させる機会を逃 さず、私の使命の動機と目的についての説明を受け 取ることを非常に重視しているので、私はあなたの ためにその件について明確な説明を作成しようと試 みました。なぜなら、あなたが、歴史の研究を通じ てであれ、実際に出来事自体に参加することによっ てであれ、常に「自分の知識と学識の蓄積に追加し ようと」努めるという、人間の最高の財産である学 問への自然な愛着を持っていると私が認識している からです。

2このようにして、魂は最も高貴な要素を自らの中に 取り入れることで純粋さを確立し、すべての中で最 も高貴な目標である信心に狙いを定め、これを絶対 的な導きとして用いて明確な目的を獲得するのです。

3私が先に述べた人物への使節団を私が引き受けたの は、宗教的知識の追求に身を捧げたからである。そ の人物は、その徳と威厳の両面で、自国民からも他 の人々からも最も尊敬されており、また、ユダヤ人 の法律がユダヤ文字で革の羊皮紙に書かれていたた め、神の法律の解釈のために、自国および外国のユ ダヤ人にとって最も価値のある文書を所有していた。

4そのとき私は、この使節団の派遣に熱意を持って取 り組みました。まず第に、王の父が初めてこの都 市を占領し、エジプトの地を征服したときに、ユダ ヤからエジプトに移送されたユダヤ人捕虜のために 王に嘆願する機会を見つけたからです。

5この物語もあなたに話す価値がある。なぜなら、あ なたは聖性に向かう性質と、聖なる律法に従って生 きている人々に対する共感を持っており、私が伝え ようとしている話にさらに喜んで耳を傾けてくれる と確信しているからだ。あなた自身も最近島から私 たちのところに来て、魂を築き上げるのに役立つす べてのことを聞きたがっている。

6以前も、私はユダヤ民族について語る価値があると 考えた事実の記録をあなたに送りました。それは、 最も学識のあるエジプトの地の最も学識のある大祭 司たちから私が得た記録です。

7あなたは精神に有益な知識を得ることに非常に熱心 ですので、私が持つすべての情報をあなたに伝える 義務があると感じています。

8私は同じ性質を持つすべての人に対して同じ義務を 感じるべきですが、特にあなたに対してその義務を 感じます。なぜなら、あなたは非常に高貴な志を持 っており、血縁関係だけでなく性格においても兄弟 であるだけでなく、善の追求においても私とつだ からです。

9金から得られる快楽も、浅はかな心が珍重する他の いかなる所有物も、教養の追求やそれを得るために 費やす研究と同じ利益をもたらすことはない。

10しかし、あまり長い前置きで皆さんを飽きさせな いように、すぐに物語の本題に移りたいと思います。

11王の図書館長ファレロンのデメトリウスは、世界 中のすべての本を可能な限り収集する目的で、多額 の資金を受け取りました。

12彼は購入と転写によって、全力を尽くして王の目 的を遂行した。

13ある時、私が同席していた時、彼はこう尋ねられ ました。「図書館には何万冊の蔵書があります か?」。彼はこう答えました。「王様、20万冊以上 あります。近いうちに残りの蔵書も集めて、合計50 万冊にするつもりです。ユダヤ人の律法は写本する 価値があり、あなたの図書館に置く価値があると聞 いています!」

14「なぜそれをすることができないのか?」と王は 答えた。「必要なものはすべてあなたの手に渡って いるのだ!」

15デメトリオスは答えた。「翻訳が必要です。ユダ ヤ人の国では、エジプト人が特別な文字形式を持っ ているのと同じように、独特のアルファベットを使 用し、独特の方言を話すからです。

16彼らはシリア語を使うことになっていますが、実 際はそうではありません。彼らの言語は全く異なっ ています。」

17王は事の顛末を全部理解すると、すでに述べた目 的が達成されるように、ユダヤ人の大祭司に手紙を 書くよう命じた。

18タレントゥムのソシビウスと親衛隊長アンドレア スに何度も要求していた、王の父によってユダヤか ら移送されたユダヤ人の解放を求める時期が来たと 考えた私は、幸運と勇気の組み合わせによって、コ イレ・シリアとフェニキアの全域に対する攻撃を成功

させ、国を恐怖に陥れて服従させる過程で、敵の一 部を移送し、他の者を捕虜にした。

19彼がユダヤ人の国からエジプトに移送した人々の 数は、少なくとも十万人に及んだ。

20彼はその中から三万人の精鋭を武装させ、地方に 駐屯地を設けた。

21(この以前にも、多くのユダヤ人がペルシャ人とと もにエジプトに入ってきており、さらに以前には、 エチオピア王と戦うプサメティコスを助けるために、 他のユダヤ人がエジプトに派遣されていた。しかし、 その数は、ラグスの子プトレマイオスが移送した捕 虜の数に比べれば、はるかに少なかった。)

22すでに述べたように、プトレマイオスはこれらの 男たちの中から最も優れた者、すなわち人生の絶頂 期にあり、その勇敢さで際立った者を選び出して武 器を与えたが、それ以外の大多数、つまりこの目的 には年を取りすぎていた者や若すぎた者、そして女 性たちを奴隷にした。これは彼が自ら望んでそうし たのではなく、戦争で彼らが果たした功績に対する 報酬として彼らを要求した兵士たちによって強いら れたのである。

23すでに述べたように、彼らの解放を確保する機会 を得た私は、国王に次のような主張を述べた。 「我々の行いが我々の言葉に嘘をつくような、不合 理なことは避けよう。

24私たちが書き写すだけでなく翻訳もしたいと願っ ている律法は、ユダヤ人全体に属するものです。あ なたの王国でこれほど多くのユダヤ人が奴隷状態の ままであるのに、私たちの使節団を派遣する正当な 理由がどこにあるというのでしょうか。

25あなたの慈悲の完全さと豊かさによって、このよ うな悲惨な束縛に囚われている人々を解放してくだ さい。私が苦労して発見したように、彼らに律法を 与えた神は、あなたの王国を維持しておられる神な のです。

26彼らは、他のすべての人々、そして私たち自身と 同じように、同じ神、宇宙の主であり創造主を崇拝 しています。ただし、私たちは彼をゼウスやディス など、異なる名前で呼んでいます。

27この名前は、すべてのものに命が与えられ、存在 するようになる彼を通して、必然的に宇宙の乗り手 であり主であることを示すために、私たちの最初の 祖先によって非常に適切に彼に授けられました。

28奴隷となっている人々を解放することによって、 すべての人類に寛大さの模範を示しなさい。』

29しばらくして、私は、捕虜が全員解放されるよう に王の心を変えてくださるよう神に熱心に祈ってい た。(人間は神の創造物であり、神によって動かさ れ、影響されるからです。

30そこで私は、心を支配する主に何度も祈りをささ げ、王が私の願いを聞き入れてくださるよう願い求 めました。

31わたしは、神がわたしの祈りをかなえてくださる と確信していたので、人々の救いについて大きな希 望を抱いていたのです。

32人々が純粋な動機から、正義のために、また高潔 な行いをするために何らかの行動を計画するとき、 全能の神は彼らの努力と計画を成功に導いてくださ います。)王は頭を上げて、明るい顔で私を見上げ ながら尋ねました。「その数は何千人になると思い ますか?」

33近くに立っていたアンドレアスは、「十万を少し 超えるくらいです」と答えました。

34「アリステアスが我々に求めているのは、実に小 さな恩恵だ」と王は言った。

35すると、ソシビウスとそこにいた他の何人かはこ う言った。「そうです、しかし、あなたがこれらの 人々に自由を与えることを至高の神への献身行為と して申し出ることは、あなたの寛大さに対するふさ わしい賛辞となるでしょう。

36あなたは全能の神によって大いに尊敬され、栄光 においてすべての先祖よりも高く上げられたので、 あなたが力の及ぶ限り最大の感謝の捧げ物を神に捧 げるのは当然のことです。」

37これらの議論に非常に満足した彼は、兵士の賃金 に償還金の額を追加し、所有者に奴隷人につき20 ドラクマを支払うように、公的命令を発行して捕虜 の登録簿をそれに添付するように命令しました。

38彼はその事業に非常に熱心でした。なぜなら、私 たちの目的を完全に達成し、父の軍隊とともにエジ プトに来た人々だけでなく、それ以前に来た人々や その後に王国に連れて来られた人々も救うように彼 に命じたのは神だったからです。

39身代金は四百タラントを超えるであろうと彼に告 げられた。

40勅令のコピを挿入することは有益であると思い ます。こうすることで、神から非常に多くの民を救 う権限を与えられた王の寛大さがより明確に、より 明らかになるでしょう。

41王の布告は次の通りであった。「我らの父の軍隊 に従軍し、シリアとフェニキアに対する作戦および ユダヤ人の国への攻撃に従事し、ユダヤ人の捕虜を 捕らえてアレキサンドリア市やエジプトの地に連れ 帰った者、あるいは他人に売った者、また同様に、 その前に我らの国にいた捕虜、あるいはその後ここ に連れて来られた捕虜も、捕虜を所有する者は皆、 身代金として人当たり20ドラクマを受け取って、 直ちに捕虜を解放しなければならない。

42兵士たちはこの金を贈り物として彼らの給料に加 えて受け取り、残りは王の宝物庫から受け取る。

43彼らが捕虜にされたことは父の意志に反し、あら ゆる不当な行為であったと私たちは考えます。また、 彼らの土地を荒廃させ、ユダヤ人をエジプトに移送 したことは、軍の無謀な行為でした。

44戦場で兵士たちが奪った戦利品は、彼らが要求す るはずだった戦利品のすべてであった。

45さらに人々を奴隷状態に陥れることは、まったく 不正義な行為でした。

46それゆえ、われわれはすべての人間に、特に不当 に奴隷状態にある人に対しては公正に処することに

慣れており、また正義と信心の要求に従ってすべて の人間に公平に接するよう努めていることが認めら れているので、われわれの領土内のいかなる場所に おいても奴隷状態にあるユダヤ人に関しては、彼ら を所有する者は定められた金額を受け取って彼らを 解放し、何人も義務の履行を遅滞させてはならない と布告した。

47この布告が公布されてから三日以内に、彼らは 我々の意志を遂行するために任命された役人のため に奴隷のリストを作成し、捕虜の身元を直ちに引き 渡さなければならない。

48というのは、この件に決着をつけることが、我々 にとっても我々の事業にとっても有益であると我々 は考えているからである。

49誰でも、この法令に従わない者について告発する ことができる。ただし、その者が有罪であると証明 された場合、その者は奴隷となる。ただし、その者 の財産は王室の宝物庫に引き渡される。』

50勅令が国王の承認を得るために読み上げられたと き、そこには「その時期以前にこの地にいた捕虜、 またはその後ここに連れてこられた捕虜」という句 以外のすべての規定が含まれていたが、国王は寛大 さと心の広さからこの条項を挿入し、償還に必要な 補助金を軍隊の給与支払者と王室の銀行家に全額預 けるよう命令し、こうして問題は決まり、勅令は7 日以内に批准された。

51償還のための補助金は六百六十タラント以上に達 した。多くの乳飲み子が母親とともに解放されたか らである。

52これらに対して20タラントを支払うべきかどうか という問題が起こったとき、王はそれを支払うよう 命じ、こうして最も包括的な方法でその決定を実行 した。

第2章

国事に関する記録が最も綿密に保管されていた様子 がわかる。政府の官僚主義。エルサレムの大祭司の もとへ赴き、交換の手配を行うために、6人からなる 委員会が任命された。アリステアスが代表団の責任 者に任命された。

1このことが終わると、彼はデメトリオスにユダヤの 書物の写しに関する記念書を作成するよう命じた。

2というのは、国事はすべて法令によって、そしてエ ジプト王たちによって極めて厳密な正確さで遂行さ れており、ずさんなことや場当たり的なやり方で行 われることは決してなかったからである。

3そこで私は、記念碑と手紙、送られた贈り物の数と それぞれの内容を写したものをここに挿入した。そ れらのどれもが壮麗さと技術的技能において優れて いたからである。

4以下は、偉大なる王へのデメトリウスの追悼文の写 しです。「国王よ、図書館の充実に必要な書籍を集 め、欠陥のある書籍は修復するようご指示を賜りま したので、私は細心の注意を払ってそのご意向を果

アリステアスの手紙 たせるよう尽力してまいりました。そして今、以下 の提案をさせていただきます。

5ユダヤ人の律法の書物(および他のいくつかの書 物)は図書館にありません。

6これらはヘブライ文字と言語で書かれ、不注意に解 釈されており、私が知る人々から聞いた元のテキス トを反映していません。なぜなら、それらを保護す る王の配慮が度もなかったからです。

7これらがあなたの図書館に正確に収められることが 必要です。なぜなら、そこに含まれる律法は神から 出たものであり、知恵に満ち、いかなる欠点もない からです。

8このため、文学者や詩人、歴史作家の多くは、これ らの書物や、それらに従って生きてきた人々、また 現在も生きている人々について言及することを避け てきた。なぜなら、アブデラのヘカタイオスが言う ように、彼らの人生観は非常に神聖で宗教的だから である。

9王よ、もしよろしければ、エルサレムの大祭司に手 紙を書いて、各部族から最も高潔な生活を送り、律 法に最も精通した6人の長老を派遣するよう依頼し てください。そうすれば、彼らの大多数が同意する 点が明らかになり、正確な翻訳が得られ、その仕事 自体とあなたの目的にふさわしい方法で目立つ場所 に置くことができます。

10あなたに永続的な繁栄がありますように!

11この記念碑が提出されると、王はエレアザルにこ の件について手紙を書くよう命じ、ユダヤ人捕虜の 解放についても記述するようにした。

12そして彼は、鉢や鉢や机や献酒杯を作るために、 金五十タラント、銀七十タラント、そしてたくさん の宝石を与えた。

13彼はまた、金庫を管理する者たちに、職人たちが その目的のために必要なあらゆる材料を選べるよう にし、また神殿への犠牲やその他の必要に備えて金 百タラントを送るようにと命じた。

14手紙の写しを皆さんに渡した後、その出来栄えに ついて詳しくご説明いたします。王の手紙の内容は 次のとおりでした。

15プトレマイオス王は大祭司エレアザルに挨拶とあ いさつを送ります。

16ペルシャ人が勢力を誇っていた時代にエルサレム から連れ去られたユダヤ人が我々の国に多く住み着 いており、また父と共に捕虜としてエジプトに来た ユダヤ人も大勢いたため、父はこれらのユダヤ人の 多くを軍隊に配属し、通常よりも高い賃金を支払っ た。そして、彼らの指導者たちの忠誠心を証明した 後、要塞を築いて彼らを管理下に置き、エジプトの 原住民を彼らに脅かした。

17そして私が王位に就いたとき、すべての臣民、特 にあなたの国の国民に対しては親切な態度をとりま した。私は十万人以上の捕虜を解放し、その所有者 に適切な市場価格を支払いました。また暴徒の激情 によってあなたの国民に悪が行われた場合には、賠 償を行いました。

18私の行動を促した動機は、敬虔に行動し、全世界 で私の王国が平和と大いなる栄光のうちに維持され ていることに対して至高の神に感謝の捧げ物を捧げ たいという願望でした。

19さらに、私はあなたの民のうち、人生の最盛期に あった者たちを私の軍隊に徴兵し、私の身辺に仕え、 朝廷の信頼に値する者たちを官職に就けた。

20さて、私はこれらの人々と世界中のユダヤ人、そ して将来の世代に感謝の意を表したいので、あなた たちの律法をあなたたちの間で使われているヘブラ イ語からギリシャ語に翻訳し、これらの書物を私の 図書館にある他の王家の書物に加えることに決めま した。

21あなたがたの部族から、高潔な生活を送り、あな たがたの律法に精通し、それを解釈できる長老を6 人ずつ選んでくだされば、それはあなたがたの親切 となり、私の熱意に対する報酬となるでしょう。そ うすれば、争いのある問題について、大多数の人が 同意する判決を下すことができるでしょう。調査は 極めて重要なことだからです。

22私はこの仕事を成し遂げることによって大きな名 声を得たいと願っています。

23私は、護衛隊長アンドレアスと、私が高く評価し ているアリステアスを派遣して、この件についてあ なたに報告させ、神殿や犠牲、その他の宗教儀式の ために私が捧げた奉納物の初物である銀百タラント をあなたに差し出させました。

24これらの件に関するあなたのご希望を私に書いて くだされば、大変ありがたいこととなり、新たな友 情の誓いを立てることになります。あなたのご希望 はすべて、できる限り速やかに実現させていただき ます。それでは!

25この手紙に対してエレアザルは次のように適切に 返事を書いた。「大祭司エレアザルは真の友人プト レマイオス王に挨拶を送ります。

26私の最大の願いは、あなたとあなたの妹であるア ルシノエ王妃、そしてあなたの子供たちの幸福です。

27私も元気です。あなたの手紙を受け取り、あなた の目的と高潔な助言に大いに喜んでいます。

28私は全民を呼び集めてそれを読み聞かせ、あなた がたが私たちの神に対してどれほど忠実であるかを 彼らに知らせました。

29私はまた、あなたが送った杯、金二十、銀三十、 五つの鉢と奉納のテーブル、また、犠牲を捧げたり、 神殿に必要な物資を供給したりするために使う銀百 タラントを彼らに見せました。

30これらの贈り物は、あなたの最も尊敬する従者の 人であるアンドレアスと、アリスティアスによっ て私に届けられました。二人とも善良で誠実な人で、 学識に優れ、あらゆる点であなたの高潔な理念と正 しい目的の代表者となるにふさわしい人物でした。

31これらの人々はあなたのメッセージを私に伝え、 あなたの手紙の内容に致する返事を私から受け取 りました。あなたの要求は異例のものですが、あな たにとって有利なことであれば、すべて同意します。

32あなたは、私たちの国民に、多くの点で、決して 忘れることのできない大きな恩恵を与えてください ました。

33それで、私はすぐにあなたとあなたの妹、あなた の子供たち、あなたの友人たちのために犠牲を捧げ、 すべての人々はあなたの計画が絶えず成功し、全能 の神があなたの王国を名誉と平和のうちに守ってく ださり、聖なる律法の翻訳があなたにとって有益と なり、首尾よく実行されるように祈りました。

34私はすべての民の前で、各部族から善良で誠実な 長老六人を選び、彼らに私たちの律法の写しを携え てあなた方に送りました。

35正義の王よ、律法の翻訳が終わり次第、彼らを無 事に我々のもとへ連れ戻すようご指示いただければ 幸いです。さようなら!

36長老たちの名前は次のとおりである。第部族か らは、ヨセフ、エゼキヤ、ザカリヤ、ヨハネ、エゼ キヤ、エリシャ。

37第二部族のうち、ユダ、シモン、サムエル、アダ エウス、マタティア、エシュレミアス。

38第三の部族のうち、ネヘミア、ヨセフ、テオドシ ウス、バセアス、オルニアス、ダキス。

39第四部族からは、ヨナタン、アブレオス、エリシ ャ、アナニア、カブリアス。

40第五部族からは、イサク、ヤコブ、イエス、サバ タイオ、シモン、レビ。

41第六部族からは、ユダ、ヨセフ、シモン、ザカリ ヤ、サムエル、セレマス。

42第七部族からは、サバタイオス、ゼデキヤ、ヤコ ブ、イサク、エシアス、ナテオス。

43第八部族からは、テオドシウス、イアソン、イエ ス、テオドトス、ヨハネ、ヨナタン。

44第九部族のうち、テオフィロス、アブラハム、ア ルサモス、イアソン、エンデミアス、ダニエル。

45第十部族からは、エレミヤ、エレアザル、ザカリ ヤ、バネアス、エリシャ、ダタイオス。

46第十部族からは、サムエル、ヨセフ、ユダ、ヨ ナテス、カブ、ドシテウス。

47第十二部族からは、イサエロス、ヨハネ、テオド シウス、アルサモス、アビエテス、エゼキエル。

48彼らは全部で七十二人であった。エレアザルとそ の友人たちは王の手紙に対してこのように答えた。

第3章

そこには、これまでに作られた中で最も精巧で美し いテーブルが描かれています。また、エジプトにお ける近年の発掘調査を踏まえると、他にも貴重な贈 り物が数多く残されています。

1これから約束を果たし、芸術作品の説明をしたいと 思います。

2それらは並外れた技術で作られました。王は費用を 惜しまず、職人人ひとりを自ら監督したからです。

3したがって、彼らは仕事の部を怠ったり、不注意 に終わらせたりすることはできませんでした。

4まず最初にテーブルの説明をさせていただきます。

5王はこの作品が例外的に大きなものとなることを心 配し、エルサレムの神殿にすでにあるテブルの大 きさについて地元のユダヤ人に調査をさせました。

6そして彼らが寸法を説明すると、彼はさらに大きな 建造物を造ることができるかどうか尋ね続けました。

7すると祭司たちと他のユダヤ人たちの中には、何も 妨げるものはない、と答えた者がいた。

8そして彼は、神殿を5倍の大きさにしたいと切望し ていたが、神殿の儀式に役立たなくなるのではない かと躊躇していた、と言いました。

9彼は、自分の捧げ物が単に神殿に置かれるのではな く、むしろ神殿に置かれていることを望みました。 なぜなら、ふさわしい犠牲を捧げる義務を負ってい る人々が、自分の作ったテーブルの上で適切に捧げ ることができれば、もっと大きな喜びが得られるか らです。

10彼は、以前のテーブルが小さく作られたのは金が 不足していたためだとは思わなかったが、そのサイ ズで作られたのには何らかの理由があったようだ、 と彼は言った。

11というのは、もし命令が出されていたなら、資金 に不足することはなかったであろうからである。

12ですから、わたしたちは違反したり、限度を超え たりしてはなりません。

13同時に、彼は彼らに、あらゆる芸術形式を駆使す るよう命じた。なぜなら、彼は非常に高尚な概念の 持ち主であり、完成した作品がどのような外観にな るかを思い描くことができる鋭い想像力を生まれな がらに持っていたからである。

14彼はまた、ユダヤ教の聖書に指示が書かれていな いところでは、すべてをできるだけ美しくするよう にと命令しました。

15そのような指示が出されたときは、その指示は文 字通り実行されなければなりませんでした。

16彼らは、長さ二キュビト、幅キュビト、高さ キュビト半のテブルを、純金で作った。

17私がここで述べているのは、別の土台の上に敷か れた薄い金ではなく、全体の構造が溶接された厚い 金であったということです。

18そして彼らはその周囲に手の幅の境を造った。

19そして、その三辺には、驚くべき細工が施された 縄の形で浮き彫りにされた波模様の輪があった。

20それは三角形をしており、どの面も全く同じ模様 をしていたため、どの面を向いても同じように見え ました。

21縁の下の二つの面のうち、テーブルに向かって下 がっている面は非常に美しい細工であったが、見る 者の視線を惹きつけたのは外側の面であった。

22さて、両側の上端は高くなっており、どの角度か ら見ても縁が三面であったため、鋭く尖っていまし た。

23そして、その上には、浮き彫りにされた紐細工の 真ん中に宝石の層があり、それらは他に類を見ない 芸術的技法で互いに織り合わされていました。

アリステアスの手紙

24安全のため、それらはすべて石の穴に挿入された 金の針で固定されました。

25側面は留め具で留められ、しっかりと固定されて いました。

26テーブルの周りの縁取りの、上方に傾斜して目に 入る部分には、宝石で卵の模様が彫られており、縦 溝のある連続した浮き彫り細工で精巧に彫刻されて おり、テブル全体の周りで密接につながっていま した。

27そして、卵を表すために並べられた石の下に、芸 術家たちはあらゆる種類の果物を載せた冠を作り、 その頂上には、ブドウの房やトウモロコシの穂、ナ ツメヤシやリンゴ、ザクロなどが目立つように並べ られていた。

28これらの果物は果物自体と同じ色の宝石で作られ ており、金の帯でテーブルのすべての側面に縁取り されて固定されていました。

29そして、果物の冠が置かれてから、その下に宝石 でできた卵の模様や、その他の溝や浮き彫りの細工 が挿入され、所有者の希望に応じてテブルの両側 を使用できるようにしました。このため、波模様と 縁取りはテーブルの足元まで延長されました。

30彼らはテーブルの幅全体に、四本の指ほどの厚さ の大きな板を作り、それをテーブルの下に固定した。 その板に脚を差し込み、縁の下の受け皿にリンチピ ンでしっかり固定したので、人々が好むテーブルの 側を使えるようになった。

31こうして、この作品はどちらの方向でも使用され ることを意図していたことが明らかになりました。

32テブル自体には、メアンダが彫られており、 その中央には宝石がはめ込まれていた。ルビ、エ メラルド、縞めのう、そのほか美しさに優れた多く の種類の石であった。

33そして、メアンダーの隣には素晴らしい網細工が 置かれ、テーブルの中央が菱形に見えるようにし、 その上に水晶と琥珀と呼ばれるものが細工され、見 る者に比類のない印象を与えた。

34彼らはテーブルの脚にユリの頭を作った。それは テーブルの下に垂れ下がったユリのように見え、見 える部分はまっすぐに立っている葉を表していた。

35地面に置かれた足の台座はルビーでできていて、 その周囲は手の幅ほどの高さがありました。

36それは靴のような形をしており、幅は八本の指ほ どあった。

37その上に足の全広がりが置かれていた。

38そして、彼らは足を石から生えているツタのよう に見せました。ツタはアカンサスで編み込まれ、ブ ドウの房で囲まれており、ブドウの房は石に彫られ、 足の先まで伸びていました。

394本の足はすべて同じ様式で作られ、すべてが非 常に巧みに作られ、自然に忠実にするために非常に 優れた技術と知識が費やされたため、風が吹いて空 気がかき混ぜられると、葉に動きが与えられ、すべ てが実際の現実と致するように形作られました。

40そして彼らは、テーブルの天板を三連祭壇のよう に三つの部分で作り、その幅全体にわたって差し込 み木で継ぎ合わせたので、継ぎ目の接合部は見えず、 発見されることもなかった。

41テーブルの厚さは半キュビト以上あったので、全 体の作業には多くのタラントがかかったに違いあり ません。

42王はテブルの大きさを増やすことを望まなかっ たため、テーブルをもっと大きなサイズにできた場 合に必要となるのと同じ額のお金を細部に費やした のです。

43そして、すべては彼の計画どおりに、比類のない 技巧と比べものにならない美しさで、最も素晴らし く注目すべき方法で完成されました。

44混合鉢のうち二つは金で作られ、底から中央にか けて鱗の模様の浮き彫りが彫られ、鱗の間には宝石 が巧みな芸術的技巧で埋め込まれていた。

45また、高さ一キュビトの『メアンダー』があり、 その表面はさまざまな色の宝石で細工されており、 素晴らしい芸術的努力と美しさを示していた。

46その上には、網目のような外観を持ち、縁まで達 する菱形のモザイク模様が施されていた。

47中央には、異なる宝石で作られた、種類も異なる、 少なくとも4本の指の幅がある小さな盾が交互に配 置され、外観の美しさを高めていました。

48縁の上にはユリの花が咲いた飾りがあり、その周 囲にはブドウの房が絡み合って彫り込まれていた。

49金の鉢はこのように作られ、それぞれ2フィルキ ン以上の容量がありました。

50銀の鉢は表面が滑らかで、まるで鏡のように見事 に作られていたので、鉢に近づけばすべてが鏡より も鮮明に映りました。

51しかし、これらの芸術作品が完成したときに心に どのような印象を残したかを実際に描写することは 不可能である。

52というのは、これらの器が完成し、最初に銀の器、 次に金の器、さらにまた銀の器、さらにまた金の器 が並べられたとき、その様子は全く言葉では言い表 せないほどで、それを見に来た人々はその輝かしい 光景と魅惑的な光景から目を離すことができなかっ たからである。

53この光景が与えた印象は多種多様であった。

54人々が金の器を見て、その細工のつつの細部 を心で徹底的に調べると、彼らの魂は驚きで震えた。

55また、目の前に置かれた銀の器に目を向けようと すると、その人が立っている場所の周囲のすべてが 光り輝いているように見え、見ている人々にさらに 大きな喜びを与えた。

56そのため、作品の芸術的な美しさを説明すること は本当に不可能です。

57金の瓶の中央にはブドウの冠が彫り込まれていた。

58そして、縁の周りには、ツタ、ミルトス、オリー ブの花輪を浮き彫りに編み、その中に宝石をはめ込 んだ。

59彼らは、救援活動のその他の部分を、それぞれ異 なる様式で行いました。それは、すべてを王の威厳 にふさわしい方法で完成させることを、名誉あるこ ととしていたからです。

60言で言えば、王の宝物庫にも他の宝物庫にも、 費用や芸術的技術の点でこれに匹敵する作品はなか ったと言えるでしょう。

61王は、その計画の素晴らしさによって名誉を得る ことを好んでいたため、それらに少なからぬ配慮を 払っていた。

62というのは、彼はしばしば公務を無視し、贈り物 が送られる場所にふさわしい方法ですべてを完成さ せるようにと心配しながら、芸術家たちと時間を過 ごしていたからである。

63こうして、贈り物を送った王と、国の支配者であ る大祭司にふさわしい大々的な行事が行われた。

64宝石は惜しみなく使われ、五千個以上が使われ、 すべて大きなものでした。

65極めて優れた芸術的技術が用いられたため、宝石 と職人技のコストは金の5倍にもなりました。

第4章

生々しい生贄の描写。祭司たちの的確な描写は特筆 すべきもの。残忍な乱交劇。神殿とその水場の描写。

1私は、必要だと思ったので、あなたにこの贈り物の 説明をしました。

2物語の次の点はエレアザルへの旅の記録ですが、ま ずはその国全体について説明したいと思います。

3私たちがユダヤ人の地に着くと、ユダヤ全土の真ん 中、かなり高い山の頂上にある町を見ました。

4頂上には壮麗な神殿が建てられていた。

5それは、建物の構造に応じて、高さ七十キュビト以 上の三つの壁に囲まれていました。

6すべての建物は、前例のないほど壮麗で高価なもの でした。

7扉と、扉を戸口の柱とつなぐ留め具、そしてまぐさ の安定性に、費用を惜しまずにかけたことは明らか だった。

8幕のスタイルも、入口のスタイルと完全に比例して いました。

9風の吹き込みによってその布地は絶えず動いており、 この動きが下から伝わってカーテンが最大限に膨ら むと、人がなかなか目を離せないほどの楽しい光景 が繰り広げられた。

10祭壇の構造は、その場所そのものや、その上で火 で焼かれた全焼の供え物に調和しており、そこへの アプローチも同様の規模であった。

11そこへ至る道は、礼儀正しさを保つために便宜上、 緩やかな坂道になっており、祭司たちは足首まであ る亜麻布の衣をまとっていた。

12神殿は東を向いており、その背は西を向いていま す。

13床全体に石が敷き詰められ、定められた場所まで 傾斜が付けられている。これは、祭りの日には何千

頭もの動物がそこで犠牲にされるので、犠牲の血を 洗い流すために水が流されるためである。

14また、神殿の敷地内からは豊富な天然の泉が湧き 出しているので、水は尽きることはありません。

15さらに、彼らが私に教えてくれたように、神殿の 敷地の周囲5ハロンの距離に、地下に素晴らしく、 言葉では言い表せないほどの貯水槽があり、それぞ れの貯水槽には無数のパイプがあり、さまざまな水 流が合流します。

16そして、これらすべては底部と側壁で鉛で固定さ れ、その上には大量の漆喰が塗られ、作業のあらゆ る部分が極めて注意深く行われていた。

17祭壇の土台には、奉仕に携わる者以外には見えな い水抜き穴がたくさんあるので、大量に集められた 犠牲の血は、瞬く間にすべて洗い流されてしまいま す。

18これが貯水池の特性に関する私の意見であり、そ れがどのように確認されたかをこれから示します。

19彼らは私を町の外に4スタロング以上連れて行き、 ある地点を覗き込んで、水が合流するときに出る音 を聞くように命じました。すると、すでに指摘した ように、貯水池の大きさが私には明らかになりまし た。

20祭司たちの奉仕は、その肉体的な忍耐力において も、またその秩序ある静かな奉仕においても、あら ゆる点で比類のないものである。

21彼らは皆、自発的に働いていますが、それは大変 な苦労を伴い、それぞれに割り当てられた特別な仕 事を持っているのです。

22奉仕は中断されることなく続けられ、ある者は薪 を、ある者は油を、ある者は上等の小麦粉を、ある 者は香料を用意し、またある者は全焼のいけにえと して肉片を持って来て、驚くべき力強さを示した。

23彼らは両手で子牛の肢を取り上げ、その重さはそ れぞれ二タラント以上あり、それをそれぞれの手で 祭壇の高い所に驚くほどの方法で投げ上げ、必ず所 定の場所に置くのです。

24同様に、羊や山羊の肉も、その重さと肥え具合の 点で驚くべきものである。

25それを仕事とする者たちは、常に傷のない、特に 肥えた動物を選び、こうして私が述べた犠牲が捧げ られるのである。

26彼らのために休むための特別な場所が設けられて おり、任務から解放された人々がそこに座ります。

27こうしたことが起こると、すでに休息を取り、職 務を再開する準備ができていた者たちが、犠牲の準 備に関して指示を出す者がいないため、自発的に立 ち上がります。

28実際には、犠牲を運ぶのに忙しい大勢の人々のほ かに、700人が作業に従事しているにもかかわらず、 そこには人も人がいないかのような完全な静寂が 支配している。

29すべては、偉大なる神にふさわしい敬意をもって 行われます。

アリステアスの手紙

30わたしたちは、エレアザルが奉仕に携わっている のを見たとき、彼の服装の様相と、彼が着ている衣 と身に付けている宝石に表われている彼の容姿の威 厳に大いに驚いた。

31衣服の上には足元まで届く金の鈴が付いていて、 独特の音を奏でていた。また、鈴の両側には、見事 な色合いの多彩な花をつけたザクロがあった。

32彼は、最も美しい色で織られた、目を見張るよう な美しさの帯を締めていた。

33彼の胸には、いわゆる神の御託身が付けられてお り、そこには、部族の長たちの名前が、本来の順序 に従って刻まれ、金で留められた、12個の異なる種 類の石がはめ込まれていた。それぞれの石は、その 固有の色で、言葉では言い表せないほど輝いていた。

34彼は頭にティアラと呼ばれる冠をかぶり、その上 の額の真ん中に比類のないターバンを巻いていた。

栄光に満ちた王冠には、金の板に神聖な文字で神の 名が刻まれていた。…彼は祭儀の際にこれらの紋章 を身に着けるにふさわしいと判断されたのである。

35彼らの出現は、まるで別の世界に属する男の前に 現れたかのような畏怖と混乱を人々に与えた。

36私が述べた光景に参加する人は誰でも、驚きと言 い表せない不思議さに満たされ、儀式の細部に至る までの神聖さを考えて心に深く感動するだろうと私 は確信しています。

37しかし、完全な情報を得るために、私たちは近隣 の城塞の頂上に登り、周囲を見回しました。

38神殿は非常に高い場所に位置し、頂上まで巨大な 石で建てられた多くの塔で要塞化されており、私た ちが聞いたところによると、その目的は神殿の境内 を守ることであり、そのため、敵の攻撃や反乱、ま たは猛攻があったとしても、誰も神殿を囲む壁の内 側に無理やり侵入することはできないとのことでし た。

39城塞の塔の上には戦争の兵器やさまざまな種類の 機械が置かれており、その位置は私が述べた城壁の 円よりもずっと高かった。

40塔は、祖国への忠誠心を最大限に証明した最も信 頼できる男たちによって守られていました。

41これらの男たちは、祝祭日を除いては城塞から出 ることは決して許されず、その場合でも分遣隊で出 ることしか許されなかった。また、彼らはいかなる よそ者も城塞内に入ることを許さなかった。

42また、私たち自身の経験から学んだように、彼ら は、長官から、その場所を視察するために訪問者を 許可するという命令が出されたときも、非常に慎重 でした。

43彼らは、私たちが武器を持たない二人の男であっ たにもかかわらず、犠牲の捧げ物を見るために私た ちを入れることを非常に嫌がりました。

44そして彼らは、信託が彼らに託されたとき、誓い を立てて、その誓いを文字通りに厳格に実行する義 務があったと主張した。なぜなら、たとえ500人の 人数であっても、度に入るのは5人までと決めて いたからだ。

45城塞は神殿の特別な守護であり、その創設者は神 殿を効果的に守れるように非常に強固に要塞化しま した。

第5章

都市と田舎の描写。11節を現代の状況と比較してく ださい。89-41節は、古代人が学者や紳士をどのよう に評価していたかを示しています。

1都市の規模は中程度である。

2推測できる限りでは、その円周は約40ハロンです。

3塔は劇場の形に配置されており、その間を大通りが 通っています。現在は下の塔の交差点が見えます。 しかし、上の塔の交差点の方がよく使われています。

4町は山の上に建てられているので、地面は高くなっ ているのです。

5十字路に上る階段もあり、ある人はいつも上って行 き、ある人は下って行きます。そして、清浄の規則 に縛られている人たちは、違法なものに触れないよ うに、道上ではできるだけ互いに離れて歩いていま す。

6都市の最初の創設者たちが、適切な規模で都市を建 設したのは、理由がないわけではなかった。彼らは、 何が必要なのかに関して明確な洞察力を持っていた からである。

7その国は広大で美しいからである。

8その一部は平地で、特にサマリアと呼ばれ、イドマ ヤ人の地に接する地域がそうである。他の部分は山 地で、特にユダヤの地に接する地域がそうである。

9したがって、人々は農業と土地の耕作に専念し、そ れによって豊かな作物を得なければなりません。

10このようにして、あらゆる種類の耕作が行われ、 前述の土地全体で豊かな収穫が得られました。

11大きく、それに相応する繁栄を享受している都市 は人口が多いが、すべての人が享楽的な生活を好む ため、田舎の地域を無視している。なぜなら、すべ ての人は享楽を追求する自然な傾向があるからであ る。

12同じことが、規模と繁栄の点ですべての都市を凌 駕するアレクサンドリアでも起こりました。

13田舎の人々が地方から都市に移住して定住したこ とで、農業の評判が悪くなったので、王は彼らが都 市に定住するのを防ぐために、20日以上都市に留ま ってはならないという命令を出しました。

14そして、同じように、彼は裁判官たちに文書によ る指示を与えて、その地方に住む誰かに対して召喚 状を発行する必要がある場合には、その事件は五日 以内に解決されなければならないと命じた。

15そして、彼はこの件を非常に重要なことと考え、 農民とその弁護士が商業上の利益のために町の穀倉、 つまり農業の産物を空にすることがないように、各 地区に法律官とその助手を任命した。

16私がこの余談を許したのは、これまで述べてきた 点を非常に明確に指摘したのがエレアザルであった からです。

アリステアスの手紙

17彼らが土地を耕すのに費やすエネルギーは膨大で ある。

18その地にはオリブの木が茂り、穀物や豆類が実 り、またブドウの木も豊富で、蜜も豊富である。

19他の種類の果樹やナツメヤシは、これらに比べれ ば数えられません。

20そこにはあらゆる種類の牛が数多くおり、それら を養う豊かな牧草地もある。

21したがって、彼らは地方には大きな人口が必要で あることを正しく認識しており、都市と村の関係は 適切に規制されています。

22アラブ人たちは大量の香料や宝石や金をこの国に 持ち込んだ。

23なぜなら、この国は農業だけでなく商業にも適し ており、この都市は芸術が豊かで、海を渡って運ば れる商品にも事欠かないからである。

24アスカロン、ヨッパ、ガザには、非常に適した便 利な港があり、またプトレマイスにも港がある。プ トレマイスは王によって設立され、他の都市と比べ て中心的な位置を占めており、どの都市からも遠く ない。

25この国は、四方八方に水が満ち、嵐からも守られ ているので、あらゆる産物を豊かに生産します。

26ヨルダン川と呼ばれる、決して涸れることのない 川がこの地を流れている。

27もともとこの国には6千万エーカーもの土地があ ったが、後に近隣の民族が侵入し、60万人の人々が 100エーカーずつの農場に定住した。

28ナイル川のように、この川は収穫期には水位が上 昇し、土地の大部分を灌漑します。

29プトレマイスの人々の地域の近くで、それは別の 川に流れ込み、海に流れ出ます。

30他の山地急流と呼ばれるものは平野に流れ下り、 ガザとアシュドド地区の周辺の地域を取り囲んでい ます。

31この国は自然の柵で囲まれており、狭い峠、張り 出した断崖や深い峡谷、そして国土全体を囲む山岳 地帯の険しい性質のために、攻撃が非常に困難であ り、大軍で攻めることはできません。

32アラビアの近隣の山々からは、昔は銅や鉄が採れ ていたと聞いています。

33しかし、ペルシャ統治の時代には、この行為は中 止された。当時の当局は、これらの地域での採掘に よって祖国が破壊され、ペルシャ統治によって国が 奪われる可能性を回避するために、鉱山の採掘は無 益かつ高価であるという偽の報告を広めたからであ る。この偽の報告のおかげで、彼らはその地域に入 る口実を見つけたのである。

34親愛なる兄弟フィロクラテスよ、私はこの主題に 関するすべての重要な情報を簡潔な形であなたに伝 えました。

35翻訳作業については後述します。

36大祭司は、高貴な家柄にふさわしい、最も優れた 性格と最高の教養を備えた人々を選びました。

37彼らはユダヤ文学に精通していただけでなく、ギ リシャ文学も非常に熱心に研究していた人たちでし た。

38彼らは、使節団の員として奉仕するのに特に適 任であり、必要な場合にはいつでもこの任務を引き 受けました。

39彼らは会議を開き、法律に関する問題を討論する 能力に長けていました。

40彼らは中道を支持した。そして、これは常に追求 すべき最善の道である。

41彼らは粗野で粗野な態度を捨て去りましたが、ま ったく自尊心を捨て、他人に対して優越感を抱くこ とは決してなく、会話の際にはどんな質問にも耳を 傾け、適切な答えを返す用意がありました。

42そして彼らは皆、この規則を厳格に守り、何より もそれを守ることに熱心で、全員がリーダーとその 美徳にふさわしい者であった。

43そして、彼らがエレアザルから引き離されること を望まなかったこと、またエレアザルが彼らを愛し ていたことから、彼らがどれほどエレアザルを愛し ていたかが分かる。

44無事に帰還できたことを国王に伝える手紙を書い ただけでなく、彼はアンドレアスにも同じ目的で尽 力するよう熱心に懇願し、私にもできる限り協力す るよう強く求めた。

45そして、私たちはこの件に最大限の注意を払うと 約束しましたが、彼はまだ非常に困惑していると言 いました。なぜなら、教養と知恵において仲間より 優れた人物の話を聞くたびに、王がその善良な性格 から、その人物を宮廷に召喚することを最高の特権 と考えることを彼は知っていたからです。

46というのは、私は彼の素晴らしい言葉を聞いたこ とがある。それは、公正で思慮深い人々を身の回り に確保することで、王国の最大の保護が確保される、 なぜなら、そのような友人たちは、惜しみなく最も 有益な助言を彼に与えるからである。

47そして、エレアザルによって彼のもとに派遣され ていた人々は、間違いなくこれらの特質を備えてい た。

48そして彼は、もしそれが彼自身の個人的な利益の ためだけの動機であったならば、彼らを解放するこ とは決してないだろうと何度も宣誓して主張したが、 彼らを送り出したのはすべての市民の共通の利益の ためであった。

49というのは、彼が説明したように、良い人生とは 法律の制定を守ることであり、この目的は読むこと よりも聞くことによって達成されるからである。

50この発言や他の同様の発言から、彼が彼らに対し てどのような感情を抱いていたかは明らかでした。

第6章

「不浄」という言葉の意味を示す人々の習慣の説明。 「神への信仰」の本質と起源。48-44節は生理学の神 性を絵のように描写している。

1彼が私たちの質問に答えて提供してくれた情報につ いて簡単に触れておく価値がある。

2というのは、律法の規定のいくつか、特に汚れてい るとされる食物や飲み物や動物に関する規定につい て、大抵の人は好奇心を感じていると思うからです。

3創造物は一つしかないのに、なぜある動物は食べる のに不浄とされ、他の動物は触れることさえ不浄と されるのかと私たちが尋ねると(律法はほとんどの 点において厳格であるが、これらの点については特 に厳格である)、彼は次のように答え始めた。

4彼は言った。「あなたは、私たちの生活様式や交友 関係が私たちにどのような影響を及ぼすかに気づい ているでしょう。悪い人と交友関係を持つことで、 人は堕落し、生涯にわたって惨めになります。しか し、賢明で分別のある人と緒に暮らすと、無知か ら抜け出して生活を改善する方法を見つけるので す。」

5私たちの立法者は、まず第一に信心深さと正義の原 則を定め、それを単に禁止するだけではなく、例を 挙げて罪の有害な影響と神が罪人に与える罰を示し ながら、つつ教え込みました。

6というのは、まず第に、神はただひとりであり、 その力は宇宙のいたるところに現われている、なぜ なら、あらゆる所が神の権威で満たされており、地 上で人々が秘密裏に行っていることの何つが神の 知識から逃れることができないからである。

7なぜなら、人の行うすべてのこと、また将来起こる すべてのことは、神に明らかだからである。

8パウロはこれらの真理を注意深く解明し、明らかに して、たとえ人が悪事を行おうと考えたとしても、 実際に悪事を行ったとしても、その発見を逃れるこ とはできないということを示しました。なぜなら、 パウロは神の力が律法全体に浸透していることを明 らかにしたからです。

9彼は出発点から始めて、私たち以外のすべての人類 は多くの神々の存在を信じているが、神々自身は彼 らがむなしく崇拝している存在よりもはるかに強力 であるということを示し続けました。

10彼らは、石や木で像を造り、それが人生に役立つ ものを発明した人々の像であると言って崇拝します が、彼らには感情がないことは明白な証拠がありま す。

11なぜなら、誰かが自分の発明のおかげで神になっ たと考えるのは全く愚かなことだからだ。

12発明家たちは、すでに創造されたある物体を単に 取り上げて、それらを組み合わせることによって、 それらが新しい有用性を持っていることを示しただ けであり、彼ら自身がその物体の本質を創造したわ けではないので、人々が自分たちのような人間を神 とすることは、無駄で愚かなことである。

13というのは、私たちの時代には、神格化された昔 の人々よりもはるかに発明に富み、はるかに学識の ある人々が大勢いるにもかかわらず、彼らは決して 彼らを崇拝しようとしないからである。

14これらの神話の作者や著者は、自分たちがギリシ ャ人の中で最も賢いと思っています。

15野獣やあらゆる種類の這うものや家畜を信頼し、 それらを崇拝し、生きているときも死んだときもそ れらに犠牲を捧げるエジプト人などの狂信的な他の 人々について、なぜ語る必要があるでしょうか。

16さて、私たちの立法者は賢明な人で、すべてのこ とを理解する特別な才能を神から授かったので、す べての詳細を包括的に考察し、難攻不落の塁壁と鉄 の壁で私たちの周りを囲みました。それは、私たち が他のどの国民とも決して交わらず、すべてのむな しい想像から自由になり、すべての創造物の上に唯 の全能の神を崇拝し、体と魂が純粋に保たれるた めでした。

17それで、エジプトの祭司長たちは多くの事柄を注 意深く調べ、私たちの事情を知っていたので、私た ちを「神の人」と呼んでいます。

18この称号は、残りの人類には属さず、真の神を礼 拝する人々にのみ与えられる称号です。

19残りの者たちは神から出た者ではなく、食べ物や 飲み物や衣服にこだわった者たちです。

20というのは、彼らの全気質は、これらのものの中 に慰めを見出すように彼らを導くからであり、それ らは重要ではなく、彼らのあらゆるものの中に慰め を見出すからである。

21わたしたちの民にとって、生涯を通じて最も重要 なことは神の主権です。

22ですから、私たちが忌まわしい行いによって堕落 したり、悪い交わりによって生活が乱されたりしな いように、神は、私たちが食べるもの、飲むもの、 触れるもの、聞くもの、見るものすべてに等しく影 響を与える清浄の規則で、私たちの周囲を囲んでく ださいました。

23というのは、一般的に言えば、すべてのものはそ の自然の構成において同じであり、すべてが一つの 同じ力によって支配されているからです。しかし、 個々のケスには、私たちが特定のものの使用を控 え、他のものを共同で使用する深い理由があります。

24説明のために、、二の点を取り上げ、説明した いと思います。

25あなた方は、ネズミやイタチなどといった生き物 を考えてモセが細心の注意を払って律法を定めた などという卑劣な考えに陥ってはならない。

26これらすべての儀式は、義のために、徳の追求と 人格の完成を助けるために制定されたのです。

27私たちが用いる鳥はすべて飼い慣らされていて、 清潔なことで知られ、さまざまな種類の穀物や豆類 を食べます。たとえば、ハト、キジバト、イナゴ、 シャコ、ガチョウ、その他この類のすべての鳥です。

28しかし、禁じられている鳥は野生の肉食鳥であり、 その力で他の鳥を圧制し、上に挙げた飼いならされ た鳥を捕食して残酷に食物を得ていることがわかる でしょう。

29そればかりか、彼らは子羊や子山羊を捕らえ、人 間をも、死んでいるか生きているかを問わず、傷つ けた。そこで、彼らを汚れた者と名づけることで、 法律が制定された後、人は心の中で正義を実践し、 自分の力に頼って誰かを圧制したり、何かを奪った りせず、正義に従って人生の進路を進まなければな りません。それは、すでに述べた飼いならされた鳥 が、地上に生えるさまざまな種類の豆類を消費し、 自分の親族を滅ぼすほどの圧制をしないのと同じで す。

30したがって、私たちの立法者は、このような方法 によって、賢明な人々に指示が与えられ、彼らは公 正であり、暴力によって何も成し遂げず、自分の力 に頼って他人を圧制することは控えなければならな いと教えました。

31というのは、すでに述べたように、そのような汚 れた動物は、その習性から、触れることさえ不謹慎 だと考えられているのですから、私たち自身の品性 も同じように汚されないように、あらゆる用心をす べきではないでしょうか。

32それゆえ、神はこれらの鳥や他の動物に関して何 が許されているかに関して定めたすべての規則を、 私たちに道徳的な教訓を与える目的で制定したので す。

33蹄の分割と爪の分離は、徳を実践するためには 個々の行為を区別しなければならないということを 私たちに教えるためのものである。

34わたしたちの全身の力とその活動は、肩と手足に 依存しているからです。

35それゆえ、神は私たちに、私たちが他の人類とは 明確に区別されているために、正義の基準に従って、 すべての行為を区別して実行しなければならないこ とを認識するよう強いています。

36なぜなら、他のほとんどの人々は、乱れた性交に よって身を汚し、それによって大きな不義を働き、 国や都市全体がそのような悪徳を誇りにしているか らです。

37彼らは男と交わるばかりでなく、自分の母や娘を さえ汚すのです。

38しかし、わたしたちはそのような罪から遠ざけら れてきました。

39そして、前述のように分離された人々は、記憶の 賜物を持っていると立法者によって特徴づけられる。

40なぜなら、「分かれた足を持ち、反芻する」すべ ての動物は、入信者にとって記憶の象徴を表すから である。

41反芻という行為は、人生と存在の追憶にほかなり ません。

42生命は食物によって維持されるのが普通です。で すから、パウロは聖書の中で、次のようにも私たち に勧めています。「あなたは、これらの偉大で素晴 らしいことをあなたのうちに成し遂げた主を必ず覚 えていなければならない。」

43というのは、それらは適切に考えれば、明らかに 偉大で輝かしいものである。まず、身体の構造、食

物の配置、各肢体の分離、さらには感覚の組織、心 の働きと目に見えない動き、心の個々の行動の速さ、 芸術の発見は、無限の機知を示しているからである。

44それゆえ、彼は、前述の部分が神の力によって完 璧な技巧でまとめられていることを覚えておくよう にと私たちに勧めています。

45神は、私たちを支配し守ってくださる神を、私た ちが絶えず覚えておくことができるように、あらゆ る時と場所を定めておられるのです。

46食べ物や飲み物に関しては、まず最初にその部 を犠牲として捧げ、それからすぐに食事を楽しむよ うにと命じているのです。

47さらに、神はわたしたちの衣服に記憶の象徴を与 え、同様に、神の記憶として神の預言を門や扉に付 けるようにと命じられました。

48そして、わたしたちの手にも、そのシンボルを付 けるべきだと明確に命じて、わたしたち自身の創造 を忘れず、そして何よりも神を畏れながら、すべて の行為を正義のうちに実行すべきであることを明ら かに示しています。

49イエスは人々に、眠りに落ちてまた起き上がると きに、言葉だけではなく、眠りに落ちるときと目覚 めたときに生じる変化と印象をはっきりと観察する ことによって、これらの状態から他の状態への変化 がいかに神聖で理解しがたいものであるかを瞑想す るように命じています。

50「分かれたひずめと反芻」の解釈によれば、識別 と記憶に関する類推の素晴らしさが今やあなたに指 摘されました。

51なぜなら、私たちの法律は、無作為に、あるいは 心に最初に浮かんだ思いつきに従って制定されたの ではなく、真実と正しい理性の指示を目的として制 定されたからです。

52というのは、食べ物や飲み物、また特定の接触例 に関して彼が与えた指示によって、彼は私たちに、 何も軽率にしたり聞いたりしないように、また理性 の力を乱用して不正に訴えないように命じているか らです。

53野生動物の場合にも、同じ原理が見出されるかも しれません。

54イタチやネズミ、そして明示的に言及されている これらの動物の性質は破壊的です。

55ネズミは、自分の食料のためだけではなく、その 道に落ちてくるものすべてを人間にとって全く役に 立たないものにしてしまうほど、あらゆるものを汚 し、傷つけます。

56イタチ類もまた特殊である。というのは、すでに 述べたことのほかに、その種には汚れた性質がある からである。それは耳で妊娠し、口で出産するので ある。

57そしてこの理由から、同様の習慣は人間にとって 汚れたものとされるのです。

58彼らは、耳から受けたすべてのことを言葉で表現 することによって、他の人を悪に巻き込み、通常の

アリステアスの手紙 不浄を働かせることなく、自分自身が不信心の汚れ によって完全に汚されているのです。

59そして、私たちが聞いたところによると、あなた の王がそのような人々を滅ぼすのは全く正しいこと なのです。」

60そこで私は言いました。「あなたは密告者のこと を言っているのだと思います。彼は密告者を絶えず 拷問や苦痛を伴う死にさらしているのですから。」

61彼は答えた。「そうです。私が言っているのはこ れらの人たちです。人々の滅びを待つというのは不 敬なことだからです。」

62そして、私たちの法律は、言葉や行為によって誰 かを傷つけることを禁じています。

63これらの事柄について私が簡単に説明してきたこ とで、私たちのすべての規定は正義を目的として作 成されており、聖書の中で軽率に、または正当な理 由なく制定されたものは何一つなく、その目的は私 たちが全生涯を通じて、すべての行動において全能 の神を心に留めながらすべての人の前で正義を実行 できるようにすることであるということを、あなた は確信しているはずです。

64そして、食物や汚れたもの、這うもの、野の獣に 関しても、この制度全体は正義と、人と人との間の 正しい関係を目指しているのです。」

65彼はすべての点において優れた弁護をしたように 私には思われた。というのも、捧げられる子牛や雄 羊や山羊についても、牛や羊の群れからそれらを選 び、飼いならされた動物を犠牲に捧げ、野生の動物 は何も捧げないようにする必要がある、そうするこ とで、犠牲を捧げる者たちは立法者の象徴的な意味 を理解し、傲慢な自意識に左右されないようにする 必要がある、と彼は言ったからである。

66なぜなら、犠牲を捧げる者は、自分自身の魂をも、 そのあらゆる感情において捧げ物として捧げている からです。

67私たちの議論に関するこれらの詳細は語る価値が あると私は思います。そして、法の神聖さと自然な 意味のために、そしてあなた自身の学問への献身の ために、フィロクラテス、私はあなたにそれらをは っきりと説明するように促されました。

第7章

貴重な書物の写本と贈り物を携えた使節の到着。王 室の晩餐会の準備。主人は着席するとすぐに、客人 たちとの質疑応答で歓待する。社会学に関する賢明 なコメントもいくつかある。

1エレアザルは、犠牲を捧げ、使者を選び、王への多 くの贈り物を準備した後、私たちを安全に旅に送り 出しました。

2そして私たちがアレクサンドリアに到着すると、す ぐに王に私たちの到着が知らされました。

3宮殿に入ると、アンドレアスと私は国王を温かく迎 え、エレアザルが書いた手紙を手渡しました。

4王は使節たちと会うことを非常に望んでおり、他の 役人全員を解散させ、使節たちをすぐに自分の前に 召集するように命令した。

5さて、このことは般大衆を驚かせた。というのは、 重要な事柄について国王に謁見を求めに来る者は5 日目に王の前に出ることを許されるのが通例である のに対し、国王や非常に重要な都市からの使者は30 日でやっと宮廷に入ることが許されるのである。し かし、彼はこれらの使者を主君を高く評価していた ので、より大きな敬意に値すると考え、不要と考え た者たちを直ちに解散させ、彼らがやって来て自分 が歓迎できるようになるまで歩き回った。

6彼らが送ってきた贈り物と、ユダヤの文字で金字で 律法が刻まれた貴重な羊皮紙を持って入ってきたと き、羊皮紙は驚くほど精巧に作られており、ページ とページのつながりは目に見えないほどに作られて いたので、王は彼らを見るとすぐに、その書物につ いて尋ね始めた。

7そして彼らが巻物を覆いから取り出し、そのペジ を広げると、王は長い間立ち止まり、それから7回 ほど頭を下げて言った。

8「友よ、私はあなた方に感謝します。そして、さら にあなた方を遣わした方、そして何よりも、これら の預言を与えてくださった神に感謝します。」

9そして、使節と、その場にいた他の者たち全員が、 斉に、声を揃えて叫んだとき、王は喜びの涙を流 した。

10魂の高揚と自分に与えられた圧倒的な名誉の感覚 が、彼に幸運を嘆き泣かせた。

11彼は彼らに巻物を元の場所に戻すように命じ、男 たちに挨拶した後、こう言った。「神の人よ、私が まず最初にあなたたちをここに召集した書物に敬意 を表し、召集した後で友情の手を差し伸べるのは正 しいことでした。

12だからこそ、わたしはまずこのことを行ったので す。

13私は、あなたが到着したこの日を偉大な日として 記念し、私の生涯を通じて毎年祝うことを制定しま した。

14ちょうど今日は、アンティゴノスに対する私の海 軍の勝利の記念日でもあります。ですから、今日は 皆様とご馳走できることを嬉しく思います。

15あなた方が使う必要のあるものは、すべて、あな た方のために、また私のためにも、適切に準備され るであろう」と彼は言った。

16彼らが喜びを表明した後、ヨセフは城塞近くの最 良の宿舎を彼らに割り当て、宴会の準備を整えるよ う命じた。

17ニカノルは、ユダヤ人の世話をするために任命さ れた特別の役人である大執事ドロテウスを呼び寄せ、 各人のために必要な準備をするように命じた。

18この取り決めは王によってなされたものであり、 今日でも維持されている取り決めである。

19飲むこと、食べること、横になることに関して特 別な慣習のある都市では、その慣習を管理するため に特別な役人を任命しなさい。

20そして彼らが王たちを訪問するために来るときは いつでも、訪問の楽しみを妨げる不快なことがない ように、彼ら自身の習慣に従って準備がなされます。

21ユダヤ人の使節の場合にも同様の予防措置が取ら れた。

22さて、ユダヤ人の客の世話をする役目を任されて いたドロテウスは、非常に良心的な人でした。

23彼は、自分の管理下にあり、そのような客を迎え るために取っておかれたすべての倉庫を、宴会のた めに持ち出した。

24彼は王の指示に従って座席を二列に並べた。

25というのは、パウロは、彼らに最高の栄誉を与え るのを差し控えまいと、男たちの半数を自分の右側 に、残りの半数を自分の後ろに座らせるよう命じて いたからである。

26彼らが席に着くと、パウロはドロテウスに、ユダ ヤ人の客人の間で慣習となっていることに従ってす べてを行うように指示した。

27そこで彼は、聖なる使者や犠牲を捧げる祭司たち、 その他祈りを捧げる習慣のある者たちの務めを省き、 代わりに私たちの仲間の一人、ユダヤ人の祭司の中 で最年長のエレアザルに祈りを捧げるよう命じまし た。

28そして彼は立ち上がり、素晴らしい祈りを捧げた。 「王よ、全能の神が、あなたが造られたすべての良 いものであなたを豊かにし、あなたとあなたの妻と 子供たち、そしてあなたの仲間が、あなたが生きて いる限りそれらを所有し続けられるようにしてくだ さいますように!」

29これらの言葉を聞くと、大きな歓喜の拍手が起こ り、それはかなり長い間続いた。その後、人々は準 備されていた宴会を楽しみ始めた。

30食卓での給仕の準備はすべてドロテウスの指示に 従って行われた。

31侍従たちの中には、王の侍従や、王宮で名誉ある 地位を占める者たちもいた。

32宴会の合間の休憩を利用して、王は上座に座って いる使節(彼らは年長者順に座っていた)に、どう すれば王国を最後まで損なわれずに済むのかと尋ね た。

33彼は少し考えた後、こう答えた。「神の尽きるこ とのない慈悲に倣うならば、その安全を最も確実に 確立できるでしょう。もしあなたが慈悲深くあり、 それに値する者に、その功績に応じて軽い罰を与え るならば、あなたは彼らを悪から遠ざけ、悔い改め へと導くでしょう。」

34王はその答えを褒め、それから次の男に、どうす ればすべての行動を最善にできるのかと尋ねました。

35そこで彼は答えた。「もし人がすべての人に対し て正しい態度を保つなら、あらゆる場面において常 に正しく行動するでしょう。すべての思いは神に知 られていることを心に留めておくべきです。神への

畏れを出発点とすれば、決して目標を見失うことは ありません。」

36王はこの男の答えにも賛辞を贈り、別の男に尋ね た。「どうして自分と同じ考えの友を持つことがで きたのか?」

37彼は答えた。「もしあなたが、支配する大勢の 人々の利益を研究しているのを彼らが見たら、神が 人類に恵みを与え、健康と食料、そしてその他すべ てのものを時宜に応じて与えておられることに気づ くとよいだろう。」

38王はその返答に同意した後、次の客に尋ねた。 「謁見や判決を下すことで、訴訟に勝てなかった人 たちからも、どうして称賛を得られるのか。」

39そして彼は言った。「もしあなたがたがすべての 人に対して公平に話し、罪人に対して横柄な態度や 横暴な態度を取らないならば、そして、あなたがた が神の働き方を観察するならば、あなたがたはそう するでしょう。善良な人々の祈りは必ずかなえられ ます。方、祈りが聞き届けられない人々は、夢や 出来事を通して、彼らの願いが何に悪影響を及ぼし たかを知らされます。神は彼らの罪や力の大きさに 応じて彼らを罰するのではなく、彼らに対して寛容 な態度を取られるのです。」

40王はその男の答えを温かく賞賛し、次の男に、ど うして軍事において無敵なのかと尋ねました。

41彼は答えた。「もし彼が自分の軍勢や軍備に完全 に頼らず、自分の計画が成功するように神に絶えず 祈り、自分自身は正義の精神ですべての義務を果た していたならば。」

42この答えを喜んで、彼は別の人に、どうすれば敵 に恐れられる存在になれるのかと尋ねました。

43彼は答えた。「たとえ膨大な武器と兵力を備えて いても、それらが永続的で決定的な結果をもたらす 力を持たないことを忘れてはなりません。神でさえ、 猶予を与え、その力の偉大さを誇示するだけで、 人々の心に恐怖を植え付けるのです。」

44王はこの男を褒めて、次の男に言った。「人生で 最大の善とは何ですか。」

45彼はこう答えました。「神は宇宙の主であり、私 たちが最も素晴らしいことを成し遂げる時、成功を 得るのは私たちではなく、神の力によってすべてが 完成し、私たちを目標に導いてくれることを知るこ とです。」

46王は、その男がうまく答えたと感嘆し、次に、ど のようにして自分の所有物を全てそのままの状態で 保持し、最終的に同じ状態で後継者に引き継ぐこと ができたのかと尋ねました。

47彼はこう答えた。「あなたがたのすべての事業に おいて高尚な動機に導かれるように、絶えず神に祈 りなさい。また、子孫に名声や富に惑わされないよ うに警告しなさい。なぜなら、これらすべての賜物 を授けるのは神であり、人間は単独で優位に立つこ とはできないからです。」

48王はその答えに同意し、次の客に、自分に降りか かるどんな出来事にも平静で耐えられるのかと尋ね た。

49そして彼は言った。「もしあなたが、神によって すべての人が最大の善と最大の悪の両方にあずかる ように定められているという教えをしっかりと理解 しているならば、人間である以上、これらのことか ら逃れることは不可能です。しかし、私たちが常に 祈るべき神は、私たちに耐える勇気を与えてくださ います。」

50王は男の返答に喜び、彼らの答えはどれも良かっ たと言った。「互いに一つずつ尋ねてみましょう」 と王は付け加えた。「それから今はここで終わりに しましょう。宴会の楽しみに心を向け、楽しいひと ときを過ごしましょう。」

51そこで彼は男に尋ねた。「勇気の本当の目的は何 ですか?」

52彼は答えた。「危機の時に、当初の意図に従って 正しい計画が実行されれば、それは可能です。王よ、 あなたのご計画は良いものですから、神はすべての ことをあなたの益のために成し遂げてくださいま す。」

53全員が拍手して答えに同意を示した後、王は哲学 者たち(彼らのうちのかなりの数が出席していた) にこう言った。「私が彼らに尋ねたこれらの質問に 彼らは即座に適切な答えを与え、すべて神を彼らの 言葉の出発点としているので、これらの人々は徳に 優れ、並外れた知識を持っていると私は思う。」

54エレトリアの哲学者メネデモスは言った。「王よ、 その通りです。宇宙は摂理によって運営されており、 人間は神の創造物であると我々は正しく認識してい ますから、言葉の力と美しさのすべては神から発せ られるということになります。」

55王がこの意見に頷くと、話は終わり、一同は楽し い時間を過ごしました。夕方になると、宴会は終わ りました。

第8章

さらなる質問と回答。紀元前150年に書かれた、空 を飛ぶことについての記述がある20節に注目してく ださい。

1翌日、彼らは再び食卓に着き、同じ準備に従って宴 会を続けた。

2王は客たちに質問するのにちょうどよい機会が来た と考え、前日に答えた者たちの次に座っている者た ちにさらに質問し始めた。

3イエスは11人目の人と会話を始められました。前 回質問を受けた人が10人いたからです。

4沈黙が訪れたとき、彼はどうしたら金持ちであり続 けられるのかと尋ねました。

5質問を受けた男は、少し考えた後、こう答えた。

「もし彼がその地位にふさわしくない行いをせず、 放縦な振る舞いをせず、空虚で無駄なことに浪費を せず、慈悲深い行いによってすべての臣民を自分に

好意的に接するようにしたならば。なぜなら、すべ ての善なるものの創造主は神であり、人間は神に従 わなければならないからです。」

6王は彼を褒め、それから別の人に、どのようにして 真実を貫くことができるのかと尋ねました。

7質問に対して彼はこう答えた。「偽りはすべての人、 特に王に大きな恥をもたらすことを認識することで す。王は望むままに何でもできる権力を持っている のに、なぜ偽りに頼る必要があるのでしょうか。さ らに、王よ、神は真実を愛される方であることを常 に覚えておかなければなりません。」

8王は大いに喜んでその答えを聞いて、別の者を見な がら言った。「知恵の教えとは何ですか。」

9するともう人は答えた。「あなたは災いが降りか かることを望まず、すべての善にあずかることを願 うように、臣下や罪人に対しても同じ心構えで接し、 高潔で善良な者には優しく諭すべきです。神は慈悲 によってすべての人を御自分に引き寄せるのですか ら。」

10王は彼を賞賛し、次にどうしたら人々の友になれ るのかと尋ねた。

11そこで彼は答えた。「人類が増加し、多くの苦難 と大きな苦しみを抱えて生まれるのを見て、あなた は軽々しく彼らを罰したり、苦しめたりしてはなら ない。なぜなら、あなたは人の人生が苦痛と罰で成 り立っていることを知っているからだ。もしあなた がすべてを理解していたら、あなたは憐れみに満た されるだろう。なぜなら、神もまた憐れみ深いから である。」

12王はその答えを喜んで受け入れ、次に尋ねた。 「統治するのに最も重要な資格は何ですか。」

13彼は答えた。「賄賂を取らず、人生の大半を節制 し、何よりも正義を重んじ、そのような人たちを友 とすることです。神もまた正義を愛される方ですか ら!」

13王は承認の意を表して、別の人に言いました。 「敬虔さの真の証とは何か。」

14そこで彼は答えた。「神は宇宙において常に働き、 すべてを知り尽くしており、不正を働き、悪事を働 く者は誰も神の目から逃れることはできないことを 理解しなさい。神は全世界の恩恵を与えておられる ので、あなたたちも神に倣い、非難されることのな いようにしなさい。」

15王は同意を示して、別の人に言った。「王権の本 質とは何ですか。」

16すると彼は答えた。「自分をよく治め、富や名声 に惑わされて節度のない、あるいは不適切な欲望に 惑わされないこと。それが真の統治の道です。物事 をよく考えれば。本当に必要なものはすべてあなた のものです。神は困窮せず、慈悲深いのです。人間 にふさわしい考えを持ち、多くのものを欲するので はなく、統治に必要な物だけを欲しなさい。」

17王は彼を賞賛し、別の人に尋ねた。「彼の考えは、 どうしたら最善になるだろうか。」

18彼は答えた。「もし彼が常にすべてのことにおい て正義を第とし、不正は命を奪うことに等しいと 考えていたなら。神は常に正しい者に最高の祝福を 約束するからだ。」

19王は彼を褒めてから、次に尋ねた。「眠っている 間、どうして煩いの念から逃れられるのか?」 20すると彼は答えた。「あなたは私に非常に答えに くい質問をしました。なぜなら、私たちは睡眠時間 中に真の自分を働かせることができず、理性では制 御できない想像力によってその時間に縛られている からです。私たちの魂は、睡眠中に意識に入ってく るものを実際に見ているという感覚を持っています。

しかし、私たちが実際に船で海を航海したり、空を 飛んだり、他の地域へ旅したり、あるいはそれに類 する何かをしていると考えるのは間違いです。しか し、私たちは実際にそのようなことが起こっている と想像しているのです。」

21私に可能な限りの結論として、私は次の結論に達 しました。王よ、あなたはあらゆる方法において、 敬虔さの規律によって言葉と行動を統制しなければ なりません。そうすることで、徳を保ち、理性を犠 牲にして自己満足を選んだり、権力を濫用して正義 を軽視したりすることを決してしないという意識を 持つことができます。

22心は眠っている間も、目覚めている時と同じよう なことに忙しくしているものです。そして、すべて の思いと行いを最も高貴な目的に向ける人は、目覚 めている時も眠っている時も、義にかなった生活を 送っています。ですから、あなたは絶えず自己鍛錬 を怠ってはなりません。

23王はその男を褒め、別の者に言った。「あなたは 10番目に答えたので、あなたが話した後、私たちは 宴会に専念しましょう。」そして彼は尋ねた。「ど うすれば、自分にふさわしくない行為を避けること ができますか?」

24彼は答えた。「常に自分の名声と最高の地位に気 を配り、それに見合った言葉や考えを持つようにし なさい。臣下は皆、あなたについて考え、話してい ることを知っているのですから。役者よりも劣って いるようには見えてはなりません。役者は、演じる べき役柄を綿密に研究し、それに合わせてあらゆる 行動を形作ります。あなたは役を演じているのでは なく、真の王なのです。神はあなたの人格にふさわ しい王権をあなたに授けたのですから。」

25王が極めて優雅に、長く大きな拍手を送った後、 客たちは一休みするよう促された。会話が終わると、 彼らは宴の次の料理に取り掛かった。

26次の日も同じ取り決めが守られ、王は人々に質問 する機会を見つけると、次の尋問のために残ってい た人々の最初の者に尋ねた、「最高の政治形態とは 何ですか?」

27そこで彼は答えた。「自分を律し、衝動に流され ないことです。人は皆、生まれながらにある種の心 の性向を持っています。大抵の人は飲食や快楽に傾 倒し、王は領土や名声の獲得に傾倒する傾向がある

でしょう。しかし、何事にも節度を保つのは良いこ とです。」

28神が与えてくださったものは、受け取って守らな ければなりません。自分の手の届かないものを決し て求めてはいけません。」

29王はこれらの言葉に満足し、次に、どうしたら嫉 妬から逃れられるのかと尋ねました。

30彼は少し間を置いてから答えた。「まず第に、 すべての王に栄光と富を与えるのは神であり、誰も 自分の力で王になることはできないということをよ く考えてみてください。すべての人はこの栄光にあ ずかりたいと願うのですが、それは神の賜物である ため、できないのです。」

31王は長い演説でその男を褒め、それから別の人に 尋ねた。「どうして敵を軽蔑できるのか?」

32するとイエスは答えられました。「すべての人に 親切にして、彼らの友情を勝ち取れば、誰も恐れる 必要はありません。すべての人に好かれることは、 神から受けられる最高の賜物です。」

33王はこの答えを褒めて、次の男に、どのようにし てその大いなる名声を維持できたのかという質問に 対する答えを命じた。

34そして彼は答えた。「もしあなたが他人に親切と 恩恵を与えることに寛大で寛大であれば、あなたは 名声を失うことはないでしょう。しかし、あなたが 前述の恩恵を継続的に受けたいのであれば、あなた は絶えず神に祈らなければなりません。」

35王はそれを承認し、次に尋ねた。「人はだれに対 して施しをすべきでしょうか。」

36彼は答えた。「皆、私たちに好意的な人々には寛 大であるべきだと認めています。しかし私は、私た ちに反対する人々にも同様の鋭い寛大さの精神を示 すべきだと考えています。そうすることで、彼らを 正しい道へ、そして私たちにとって有利な道へと導 くことができるからです。しかし、これが成就する ように神に祈らなければなりません。なぜなら、神 はすべての人の心を支配しておられるからです。」

37王はその答えに同意したあと、六番目の者に、だ れに感謝を示すべきであるかという質問に対する答 えを求めました。

38彼は答えた。「両親には常に敬意を払わなければ なりません。神は両親を敬うという最も重要な戒め を私たちに与えておられます。次に、神は友に対す る友の態度について述べておられます。『あなた自 身の魂のような友』と語っておられるからです。あ なたはすべての人を自分と親しくさせようと努めて いますが、それは良いことです。」

39王は優しく彼に話しかけ、それから次に尋ねた。 「価値において美しさに似ているものは何です か?」

40そして彼は言った。「敬虔さは美しさの最高の形 であり、その力は神の賜物である愛にある。あなた は既にこれを得ており、それと共に人生のあらゆる 祝福も得ている。」

41王は、非常に慈悲深くその答えを称賛し、別の者 に尋ねた。「もし失敗したら、どうすれば同じ程度 の名声を取り戻せるのか?」

42そして彼は言った。「あなた方は失敗するはずが ありません。なぜなら、あなた方はすべての人に感 謝の種を蒔き、それが善意という実りを生むからで す。これはどんなに強い武器よりも力強く、最大の 安全を保証します。しかし、もし誰かが失敗したな ら、失敗の原因となったことを二度と繰り返しては なりません。むしろ、友情を築き、正義を尽くすべ きです。善行を行えることは神の賜物であり、その 逆は許されないからです。」

43王はこれらの言葉を聞いて喜び、別の人に尋ねま した。「どうすれば悲しみから解放されるのか?」

44彼は答えた。「もし彼が誰にも害を与えず、すべ ての人に善行を施し、正義の道を歩んでいたなら、 その実りは悲しみからの解放をもたらすでしょう。

しかし、私たちは神に祈り、死や病気、苦痛など、 予期せぬ災難が私たちに降りかかり、私たちを苦し めないようにしなければなりません。しかし、あな たは敬虔な方ですから、そのような災難は決してあ なたに降りかかることはないでしょう。」

45王は彼を大いに賞賛し、十番目の者に尋ねた。 「最高の栄光とは何か?」

46そして彼は言った。「神を敬うことです。これは 贈り物や犠牲によってではなく、魂の清さと聖なる 確信によって行われます。なぜなら、万物は神の御 心によって形作られ、支配されているからです。こ の目的を、あなたは過去と現在のあなたの功績から 誰もが理解できるように、常に心に留めているので す。」

47王は大声で皆に挨拶し、優しく話しかけた。そこ にいたすべての人々、特に哲学者たちは、王の好意 を表明した。彼らは、常に神を出発点としていたた め、行動においても議論においても、彼ら(すなわ ち哲学者たち)よりもはるかに優れていたからであ る。

48この後、王は好意を示すために、客の健康を祈っ て酒を飲み始めた。

第9章

8節は知識の価値を象徴しています。28節は親の愛情 です。特に26節の質問とその答えに注目してくださ い。また、47節の質問とその答えにも注目してくだ さい。これはビジネスマンにとって賢明なアドバイ スです。

1次の日も、宴会の準備は同じでした。王は、機会が 訪れるとすぐに、すでに答えた人々の隣に座ってい た人々に質問を始め、最初の人にこう言いました。 「知恵は教えることができるのでしょうか。」

2そして彼は言いました、「魂は神の力によってすべ ての善を受け入れ、反対のものを拒絶できるように 構成されています。」

3王は承認を表明し、次の男に尋ねました。「健康に 最も有益なものは何ですか?」

4そして彼は言いました、「節制です。神がそれに向 かう性質を創造しない限り、これを得ることは不可 能です。」

5王はその男に優しく話し、別の人に言った。「人は どのようにして親に対する恩義をふさわしく返すこ とができるだろうか。」

6そして彼は言った、「彼らに決して苦痛を与えない ことによって、そしてこれは神が心を最も高貴な目 的の追求に向かわせない限り不可能である。」

7王は同意し、次に、どうしたら熱心な聞き手になれ るのかと尋ねました。

8そして彼は言った。「あらゆる知識は有益であるこ とを覚えておくべきです。なぜなら、神の助けによ って、緊急事態において、あなたが学んだ事柄のい くつかを選び出し、直面している危機に適用するこ とができるからです。このように、人々の努力は神 の助けによって成し遂げられるのです。」

9王は彼を賞賛し、次に尋ねました。「どうすれば法 律に反することを避けることができるのか?」

10そして彼は言った、「もしあなたがたが、律法制 定者たちの心に人々の命が守られるようにという思 いを授けたのは神であることを悟るなら、あなたが たはそれに従うでしょう。」

11王はその男の答えを認めて、別の人に言った。 「血縁関係の利点とは何ですか。」

12彼は答えた。「親族に降りかかる災難に私たち自 身も苦しみ、彼らの苦しみが私たち自身のものとな ることを思えば、親族の絆の強さはすぐに明らかに なる。なぜなら、そのような感情を示すことによっ てのみ、私たちは彼らの目に名誉と尊敬を勝ち得る からだ。なぜなら、親切と結びついた援助は、それ 自体が決して解くことのできない絆だからだ。そし て、彼らが繁栄している時には、私たちは彼らの財 産を欲しがるのではなく、神にあらゆる善を彼らに 授けてくださるよう祈らなければならない。」

13王は他の者たちと同じように彼に賞賛を与えた後、 別の者に尋ねた。「どうすれば恐怖から解放される のか?」

14そして彼は言った、「心が悪を行っていないこと を意識し、神がそれをすべての高貴な計画に導くと き。」

15王はそれを承認し、別の人に尋ねた。「どのよう にして常に正しい判断を保つことができるのか?」

16そこで彼は答えた。「人々に降りかかる不幸を常 に目の前に置き、ある者から繁栄を奪い、他の者に 大きな名誉と栄光を与えるのは神であることを認識 していたならば。」

17王はその男を親切に迎え、次に、どうすれば安楽 で快楽な生活を避けることができるのかという質問 に答えるようにと尋ねました。

18彼は答えた。「もし彼が、自分が大帝国の支配者 であり、膨大な数の民の主であることを常に心に留 め、他の事柄に心を奪われることなく、彼らの幸福

アリステアスの手紙 を最もよく促進する方法を常に考えるべきであるな らば、また、いかなる義務も怠ることがないよう神 に祈るべきである。」

19王は彼を賞賛した後、十番目の者に尋ねた。「自 分に対して不誠実な行動を取っている者たちを、ど うやって見分けることができるのか。」

20そして彼は、その質問に対してこう答えた。「も し彼が、周囲の人々の振る舞いが自然であるか、ま た、彼らが祝賀会や会議、そして普段の交流におい て、礼儀作法を守り、祝辞やその他の振る舞いにお いて、決して礼儀の範疇を超えていないかを観察し たならば、どうでしょうか。しかし、王よ、神はあ なたの心を高貴なものへと傾けてくださるでしょ う。」

21王が大声で賛同を表明し、彼ら全員を人人賞 賛した後(出席者全員の称賛の中で)、彼らは宴会 を楽しみました。

22そして翌日、機会が与えられると、王は次の男に 尋ねました。「最もひどい怠慢とは何ですか?」

23彼は答えた。「もし人が自分の子供を大切に思い、 その教育に全力を尽くさないなら、私たちはいつも 神に祈ります。なぜなら、私たちは自分のためでは なく、子供たちのために、あらゆる祝福が彼らに与 えられるようにと。子供たちに自制心を与えてほし いという私たちの願いは、神の力によってのみ実現 されるからです。」

24王は彼の言ったことは良いことだと言い、それか ら別の人に、どうして愛国心を持つことができるの かと尋ねました。

25彼は答えた。「自分の国で生き、死ぬのが良いこ とだということを心に留めておくことです」。外国 に住むと、貧しい人は軽蔑され、富める人はまるで 罪を犯して追放されたかのように恥をかきます。あ なたが常にそうしているように、すべての人に恩恵 を与えるなら、神はすべての人からあなたに好意を 与えられ、あなたは愛国者とみなされるでしょ う。」

26この男の話を聞いた後、王は次に、どうすれば妻 と仲良く暮らせるかと尋ねました。

27そこで彼は答えた。「女性は生まれつき強情で、 自分の欲望を追求するあまり、衝動的で、誤った推 論によって意見を急に変えてしまう性質があり、本 質的に弱いということを認識すべきです。彼女たち には賢明に接し、争いを起こさないようにしなけれ ばなりません。人生を成功させるには、舵取り役は 自分が進むべき目標を知らなければなりません。神 の助けを求めることによってのみ、人は人生の真の 道を常に導くことができるのです。」

28王は同意を表明し、次にこう尋ねました。「どう すれば誤りから逃れられるのか?」

29彼は答えた。「もしあなたが常に思慮深く行動し、 中傷に惑わされず、言われたことを自ら確かめ、求 められたことを自らの判断で決定し、すべてを自ら の判断に基づいて実行するならば、王よ、あなたは

誤りから逃れられるでしょう。しかし、これらのこ とを知り、実践するのは神の力によるものです。」

30王はこれらの言葉を聞いて喜び、別の者に尋ねた。 「どうすれば怒りから逃れられるのか?」

31そして、イエスはその質問に答えて言われた、 「もし神が、すべての人の上に死をもたらす権威を 持っていることを認め、怒りに身を任せ、主である というだけで、多くの人の命を奪うのは無益で哀れ なことであると悟ったならば、

32すべての人が服従し、誰も神に敵対していなかっ たのに、怒りなど必要だったでしょうか?神が全世 界を慈悲の精神で、怒りを一切示さずに統治してい ることを認識する必要があります。そして、王よ、 あなたは神の模範に倣わなければなりません」と彼 は言いました。

33王は彼の答えが正しかったと言い、それから次の 男に尋ねた。「良い助言とは何か?」

34「常に賢明に行動し、適切な熟考をすること」と 彼は説明した。「我々の政策にとって有利なことと、 反対の見解を採用した場合に生じるであろう有害な 影響を比較検討し、あらゆる点を慎重に検討するこ とで、我々は賢明な判断を下し、目的を達成するこ とができる。そして何よりも重要なのは、神の力に よって、あなた方のあらゆる計画は成就するであろ うということだ。なぜなら、あなた方は敬虔さを実 践しているからだ。」

35王はこの男の答えは良いものだと言い、別の者に 尋ねた。「哲学とは何ですか。」

36そして彼はこう説いた。「どんな疑問が生じても、 よく考え、決して衝動に流されず、情熱から生じる 害悪についてよく考え、状況に応じて正しく行動し、 節度を保つべきです。しかし、これらのことに対す る敬意を心に植え付けてくださるよう、神に祈らな ければなりません。」

37王は同意を示し、別の者に尋ねた。「外国を旅し ているときに、どうすれば認められるか。」

38「すべての人に公平であること、そして旅する 人々の中で、自分が優れているのではなく劣ってい るように見せることです」と彼は答えました。神は その本質において謙虚な者を受け入れるという原則 は広く認められています。そして人類は、自分たち に服従する意志を持つ者を愛するのです。」

39この返答に王は満足の意を表し、別の者に尋ねた。 「自分の後も建物が残るような建築物をどのように 建てればよいのか。」

40そこで神は、次のように質問された。「神の創造 物が、見る者がその美しさゆえに惜しみなく見とれ るほど偉大で高貴なものであり、また神がそのよう な作品を作った者を人たりとも解雇せず、また神 の必要を満たすために無償で奉仕するよう他者に強 制しなかったならば、どうであろうか。

41神が人類に健康と知力、そしてその他あらゆる賜 物を与え、恵みを与えておられることを見れば、神 自身もその模範に倣い、人々の労苦に報いを与える

アリステアスの手紙 べきです。なぜなら、義にかなってなされた行いこ そ、永遠に残るからです。

42王はこの人も立派な答えをしたと言って、十人目 の者に尋ねた。「知恵の実とは何ですか。」

43彼は答えた。「人は、自分が悪事を働いていない ことを自覚し、真実に生きるべきです。偉大なる王 よ、あなたが敬虔に国を治めるなら、最大の喜びと 魂の揺るぎなさ、そして神への強い信仰は、これら のことから生まれるのです。」

44人々はその答えを聞いて、大声で歓呼し、その後、 王は喜びのあまり、彼らの健康を祈って乾杯し始め た。

45そして翌日、宴会は前回と同じように進み、機会 が訪れると、王は残りの客たちに質問を始め、最初 の客にこう言った。「人はどうすれば傲慢さを抑え ることができるか?」

46彼は答えた。「もし彼が平等を保ち、常に自分が 人々の上に君臨する人間であることを心に留めてい るならば。神は高慢な者を滅ぼし、柔和で謙遜な者 を高く上げます。」

47王は彼に優しく話しかけ、次に尋ねた。「人は誰 を顧問として選ぶべきでしょうか?」

48そこで彼は答えた。「多くの事柄において試練を 受け、神に対して純粋な善意を保ち、神の性質にあ ずかる者たちです。そして神は、これらの目的が達 成されるよう、ふさわしい者たちにご自身を現され るのです。」

49王は彼を褒めて、また別の者に尋ねた。「王にと って最も必要な所有物とは何ですか。」

50「臣民の友情と愛情です」と彼は答えた。「これ こそが善意の絆を不滅にするのです。そして、あな たの望み通りにそれが実現するように保証するのは 神なのです。」

51王は彼を賞賛し、別の者に尋ねた。「弁論の目的 とは何ですか?」彼は答えた。「整然とした議論の 軍隊で相手の間違いを示して、相手を説得すること です。」

52このようにすれば、あなたは聞く人を説得するこ とができます。相手に反対するのではなく、説得す るために相手を褒め称えることによってです。そし て、説得は神の力によって成し遂げられるので す。」

53王は良い答えをしたと言い、さらに、王国の人口 を構成する多くの異なる人種とどのように友好的に 暮らすことができるのかと尋ねました。

54彼は答えた。「それぞれに対して適切な行動をと り、神が授けてくださった洞察力の助けを借りて今 行っているように、正義を指針とすることです。」

55王はこの答えに喜び、さらに尋ねた。「人はどん な状況で悲しみに暮れるのでしょうか?」

56彼は答えた。「友に降りかかる災難が長引いて、 取り返しがつかないと分かった時です。理性では、 死んで悪から解放された人々を悲しむことはできま せん。しかし、人々は皆、自分のこと、自分の利益 のことしか考えていないので、彼らを悲しむのです。

神の力によってのみ、私たちはあらゆる悪から逃れ ることができるのです!」

57王は適切な答えをしたと言い、さらに別の者に尋 ねた。「名誉はどうして失われるのか?」

58彼は答えた。「傲慢と無制限の自信が支配すると、 不名誉と名誉の失墜が生じる。神はすべての名誉の 主であり、御心にかなうところにそれを授けるから だ。」

59王はその答えを認めて、次の人に尋ねた。「人は だれに自分自身を託すべきでしょうか。」

60イエスは答えられた。「恐れや利己心からではな く、善意からあなた方に仕え、自分の利益だけを考 える人たちです。なぜなら、前者は愛のしるしであ り、後者は悪意と時間への奉仕のしるしだからで す。」

61常に自分の利益だけを考えている者は、心の底で は裏切り者です。しかしあなたは、神が授けてくだ さった良き助言によって、すべての臣民の愛情を勝 ち得ています。」

62王は賢明な答えをしたと言って、別の者に尋ねた。 「王国を安全に保っているものは何ですか。」

63そして彼は質問に答えて言った、「人々の上に権 力を握っている者たちが悪を行わないよう、常に注 意し、思慮深く行動しなさい。これは、あなた方に 厳粛な判断力を与えてくださる神の助けによって行 われるのです。」

64王は彼に励ましの言葉をかけ、また別の人に尋ね た。「感謝と尊敬を保つには何が必要ですか?」

65そして彼は答えた。「美徳です。美徳は善行の創 造者であり、それによって悪は滅ぼされます。あな たは神から授かった賜物によって、すべての人に対 して高潔な性格を示しています。」

66王は優しくその答えを認め、11番目(70人より2 人多いので)に、戦争のときにどうやって心の平穏 を保てるのかと尋ねました。

67彼は答えた。「彼は臣民の誰にも悪事を働かなか ったこと、そして皆が彼のために戦ったのは彼らが 受けた恩恵の見返りであるということを心に留めて おられるからです。たとえ命を失ったとしても、あ なたは彼らに頼っている者たちを気遣うでしょう。 あなたは誰に対しても必ず償いを怠りません。これ こそ神があなたに授けた慈悲深さなのです。」

68王は大声で彼ら全員に拍手を送り、とても親切に 話しかけ、そして人人の健康を祈って気に酒 を飲み、楽しみに身を委ね、最も寛大で楽しい友情 を客たちに惜しみなく与えた。

第10章

問答は続く。軍の将校はどのように選ばれるべきか、 どのような人間が称賛に値するのか、そして日常生 活におけるその他の問題は、2000年前と同じように 今日にも当てはまる。15節から17節は、劇場を推奨 している点で特筆すべきである。21節から22節は、

大統領を選出すること、あるいは王を持つことの賢 明さを述べている。

1七日目には、さらに大々的な準備が行われ、さまざ まな都市から多くの人々(その中には大使も多数) が出席しました。

2機会が訪れたので、王は、まだ尋問を受けていない 最初の者に、どうすれば誤った推論に騙されずに済 むかと尋ねました。

3彼は答えた。「話し手、話された内容、そして議論 されている主題を注意深く観察し、少し間を置いて 同じ質問を別の形で再び投げかけることです。しか し、機敏な心を持ち、あらゆる場合に適切な判断を 下せることは、神の賜物のつです。王よ、あなた はそれをお持ちです。」

4王はその答えに大声で拍手し、さらに尋ねた。「な ぜ大多数の人間は決して徳を積まないのか?」

5彼は答えた。「なぜなら、すべての人間は生まれつ き節制がなく、快楽に傾倒しているからです。その ため、不正が湧き上がり、貪欲が氾濫します。徳の 習慣は、快楽に身を捧げる人々にとって妨げとなり ます。なぜなら、徳は彼らに節制と正義を優先させ るからです。なぜなら、これらのものの主は神だか らです。」

6王は、その答えは正しかったと言い、王は何に従う べきかと尋ねた。王は答えた。「律法は、正しい制 定によって人々の命を救うためのものです。あなた も神の戒めに従うことによって、永遠の記念を蓄え ました。」

7王はこの人も立派なことを言ったと言い、次に「だ れを総督に任命すべきでしょうか」と尋ねた。

S彼は答えた。「悪を憎み、あなたの行いに倣う者は 皆、義を行い、常に良い評判を保つようにしていま す。大能の王よ、あなたはまさにこれを行い、神は あなたに義の冠を授けたのです。」

9王はその答えを大声で称賛し、それから次の男に目 を向けて言った。「我々は誰を軍隊の指揮官に任命 すべきだろうか?」

10そして彼は説明した。「勇気と正義に優れ、軽率 に命を危険にさらして勝利を得ることよりも、部下 の安全を第一に考える者たちよ。神がすべての人に 恵みを与えるように、あなたも神に倣って、すべて の臣民に恵みを与えるのだ。」

11王は良い答えをしたと言って、別の人に尋ねた。

「称賛に値する人はだれですか。」

12彼は答えた。「名声と富と権力を備え、それに匹 敵する魂を持つ人です。あなた自身が、これらのも のをあなたに大切にさせる神の助けによって、最も 称賛に値することを、その行いによって示していま す。」

113王はそれを承認し、別の人に言いました。「王 はどのような事柄に最も多くの時間を費やすべきで しょうか。」

14彼は答えた。「諸王国に関する公式の旅の記録を 読み、研究し、臣民の改革と保全に努めることです。 そして、こうした活動によって、あなたは他の誰も

及ばない栄光を、あなたのすべての願いを叶えてく ださる神の助けによって達成されたのです。」

15王はその男に熱心に話し、別の者に尋ねた。「人 は休息や娯楽の時間に何をして過ごすべきでしょう か?」

16そこで彼は答えた。「礼儀正しく演じられる芝居 を観たり、人生から取った場面を威厳と礼儀正しさ をもって演じたりすることは、有益であり、適切で す。」

17こうした娯楽の中にさえ、何らかの啓発が見出さ れる。人生における些細な出来事から、しばしば有 益な教訓が得られるからだ。しかし、あらゆる行動 において最大限の礼儀正しさを実践することで、あ なたは哲学者であり、その徳ゆえに神から尊敬され ていることを示したのだ。」

18王は、先ほど言われた言葉に満足し、9人目の男 にこう言いました。「宴会では、人はどのように振 る舞うべきでしょうか。」

19そして彼は答えた。「あなたは、学識のある人々 と、あなたの王国の事柄やあなたの国民の生活に関 して役立つ助言を与えることができる人々をあなた の側に召集すべきです(これ以上に適切で教育的な テーマは他に見つからないでしょう)。なぜなら、 そのような人々は、最も高貴なテーマを熟考するよ うに心を訓練しているため、神に愛されているから です。あなた自身も実際にそうしています。あなた のすべての行動は神によって導かれているからで す。」

20王はその答えに喜び、次の者に尋ねた。「民にと って何が最善か。市民を王とするのか、それとも 王族の員とするのか。」

21そこで彼は答えた。「生まれながらに最も優れた 者です。王家の血を引く王は、臣民に対してしばし ば厳しく、過酷です。ましてや、私人から出世した 者の中には、苦難を経験し、貧困を経験した後に、 大勢の民を治めると、不敬虔な暴君よりも残酷にな る者もいます。」

22しかし、私が言ったように、適切に訓練された善 良な性質は統治することができます。そして、あな たが偉大な王であるのは、統治の栄光や富が優れて いるからというよりも、むしろ、あなたにこれらの 性質を授けた神に感謝して、慈悲深さと博愛におい てすべての人を凌駕しているからです。」

23王はしばらくこの男を褒め称え、それから最後に 尋ねた。「帝国を統治する上で最も偉大な功績とは 何ですか。」

24そこで彼は答えた。「臣民が常に平和な状態に住 み、争いのある場合には速やかに正義が執行される ことである。」

25これらの結果は、君主が悪を憎み、善を愛し、 人々の命を救うことに力を注ぐ人であるときに、君 主の影響力を通じて達成されます。あなたは不正を 最悪の悪とみなし、正しい統治によって不滅の名声 を築き上げました。神はあなたに、いかなる悪にも

アリステアスの手紙 汚されていない純粋な心を授けてくださったからで す。」

26彼が歌い終えると、しばらくの間、大きな歓喜の 拍手が沸き起こった。拍手が止むと、王は杯を取り、 すべての客と彼らが発した言葉に敬意を表して乾杯 した。

27そして最後に彼は言った。「私はあなたの存在か ら最大の恩恵を受けました。統治の術に関してあな たが私に与えてくださった賢明な助言によって、私 は大いに利益を得ました。」

28そこで彼は、銀貨三タラントをそれぞれに渡すよ うに命じ、その金を渡すよう自分の奴隷の一人に命 じた。

29皆が斉に賛成の声を上げ、宴会は喜びの場とな り、王も祝宴の余韻に浸った。

第11章

古代の速記に関するコメントについては、第7節を 参照してください。翻訳は承認のために提出され、 読み上げられたとおりに承認され、(第23節)起立し て承認の投票が行われ、満場一致で可決されます。

1長々と書いてしまいましたが、フィロクラテスさん、 お許しをいただきたいと思います。

2私は、彼らが実際には長い時間をかけて考え出した 答えを、とっさの瞬間に出したやり方に、計り知れ ないほど驚いた。

3というのは、質問者はそれぞれの質問に深く考えて いたにもかかわらず、次々に答える人たちは質問に 対する答えをすぐに用意していたので、私やその場 にいた全員、特に哲学者たちには賞賛に値すると思 われたからである。

4そして、このことは、将来私の物語を読む人たちに は信じられないことのように思われるだろうと思い ます。

5しかし、公文書に記録されている事実を誤って伝え るのは不適切です。

6このような事柄において、私が罪を犯すのは正しく ありません。私は、良心に従って誤りを避け、起こ ったことをそのまま伝えます。

7私は彼らの発言の力強さに非常に感銘を受けたので、 王室の謁見や宴会で起こったすべてのことを記録す る仕事をしている人たちに相談しようと努めました。

8ご存知のとおり、王が仕事に取り掛かる瞬間から休 むまで、王の言行をすべて記録しておくのが慣例で す。これは非常に優れた、有益な取り決めです。

9というのは、翌日、仕事が始まる前に前日の行為と 発言の議事録が読み上げられ、何か不規則な点があ れば、すぐに修正されるからである。

10したがって、私は、すでに述べたように、公文書 から正確な情報を入手し、皆さんが有用な情報を得 ることにどれほど熱心であるかを知っているので、 事実を適切な順序で提示しました。

11三日後、デメトリオスは部下たちを連れて七スタ ディオンの長さの海岸の城壁に沿って島まで行き、 橋を渡ってファロスの北の地域に向かった。

12そこでパウロは、海辺に建てられた、とても美し く人里離れた家に彼らを集め、翻訳の仕事を行うよ う招きました。翻訳の目的に必要なものはすべて用 意されていたからです。

13そこで彼らはそれぞれの結果を比較し、致させ る作業に取り掛かり、彼らが合意した内容はすべて デメトリオスの指示のもとに適切に書き写された。

14そして集会は午後九時まで続き、その後、彼らは 自分たちの物質的な必要を満たすために解放された。

15彼らの必要とするものはすべて、惜しみなく供給 された。それに加えて、ドロテウスは王自身のため に用意していたのと同じものを毎日彼らのために用 意した。王の命令に従っていたのだ。

16彼らは毎日早朝に宮廷に現れ、王に挨拶をしてか ら自分たちの場所へ帰っていった。

17そして、すべてのユダヤ人の習慣どおり、彼らは 海で手を洗って神に祈り、それから彼らが取り組ん でいる特定の聖句を読んで翻訳することに専念しま した。そこで私は彼らに尋ねました、「なぜ彼らは 祈る前に手を洗ったのですか?」

18そして彼らは、それは自分たちが悪事を働いてい ないことの証しであると説明した。なぜなら、あら ゆる行為は手によって行われるからである。彼らは 高潔で聖なるやり方で、すべてを正義と真実の象徴 とみなしているからである。

19すでに述べたように、彼らは静かで明るい心地よ い場所に毎日集まり、仕事に励んでいた。

20そして、あたかも計画されていたかのように、翻 訳の作業は七十二日で完了しました。

21翻訳が終わると、デメトリオスは翻訳が行われた 場所にユダヤ人を集め、翻訳者たちの前で全員にそ れを読み聞かせた。翻訳者たちは、翻訳によって受 けた大きな恩恵のゆえに、人々からも大いに歓迎さ れた。

22彼らはデメトリオスにも熱烈な賛辞を贈り、律法 全体を書き写してその写しを指導者たちに渡すよう に勧めた。

23聖書が読み上げられた後、祭司たち、翻訳者たち の長老たち、ユダヤ人の共同体、そして民の指導者 たちは立ち上がり、このように素晴らしく、神聖で、 正確な翻訳がなされたのだから、そのまま残してお いて、変更を加えてはならない、と言った。

24そして、全会衆が賛成を表明したとき、彼らは、 書き記された言葉に何かを加えたり、何らかの形で 変えたり、あるいは何かを省略したりする者には、 慣例に従って呪いの言葉を唱えるようにと命じた。

25これは、本が将来も変更されずに保存されること を確実にするための非常に賢明な予防措置でした。

26この事が王に報告されると、王は大いに喜んだ。 自分が立てた計画が無事に遂行されたと感じたから である。

アリステアスの手紙

27その書物が全部彼に読み上げられたが、彼は律法 制定者の精神に非常に驚いた。

28そして彼はデメトリオスに言った、「なぜ歴史家 や詩人たちは誰も、このような素晴らしい業績につ いて言及する価値があるとは思わなかったのか?」

29彼は答えた。「律法は神聖であり、神から出たも のです。律法を守ろうと考えた人の中には、神に打 たれてその計画をやめた人もいます。」

30彼が言うには、テオポンポスから聞いた話では、 彼は律法の初期の翻訳からいくつかの出来事を歴史 書に書き加えようとしたために、30日以上も気が狂 っていたという。

31少し回復すると、彼は神に、なぜこのような不幸 が自分に降りかかったのかを明らかにされるように 懇願した。

32そして夢の中で、彼は、無益な好奇心から、聖な る真理を一般の人々に伝えたいと望んでいたが、も しやめれば健康が回復するであろうと啓示された。

33また、悲劇詩人の人であるテオデクテスの口か ら聞いた話では、彼がその本に記録されている出来 事のいくつかを自分の劇のつに取り入れようとし ていたとき、両目に白内障を患ってしまったそうで す。

34そして、彼は自分に災難が降りかかった理由を悟 ると、何日も神に祈り続け、その後回復しました。

35そして、私がすでに述べたように、王はこの点に 関してデメトリウスの説明を受けた後、敬意を表し て、本を厳重に管理し、神聖に守るよう命じました。

36そしてパウロは、ユダヤに帰ってから翻訳者たち に頻繁に訪ねてくるように勧めた。彼らを故郷に帰 らせるのが当然だ、と彼は言った。

37しかし、彼らが帰って来ると、彼は当然のように 彼らを友として扱い、彼らは彼から豪華な贈り物を 受け取るであろう。

38彼は彼らが帰国できるよう準備を命じ、彼らを非 常に寛大に扱った。

39彼は彼らそれぞれに、最高級の衣服三着、金二タ ラント、重さタラントの食器棚台、寝椅子三台 分の家具式を贈った。

40そして、護衛と共にエレアザルに、銀の脚の付い た寝椅子十台と、必要なすべての器物、三十タラン トの価値のある食器棚式、紫色の衣服十着、豪華 な冠、最高級の亜麻布百枚、鉢と皿、神に捧げる金 の杯二つを送った。

41彼はまた手紙で、もし彼らのうちの誰かが彼のと ころに戻りたいと望むなら、それを妨げないように と勧めた。

42というのは、彼はそのような学識ある人々との交 わりを楽しむことを大きな特権と考え、自分の財産 をむなしいものに費やすよりもむしろ彼らに惜しみ なく与えたかったからである。

43さて、フィロクラテス、私の約束通り、物語はこ れで全て終わりです。

44あなたは、神話学者の著作よりも、こうした事柄 に大きな喜びを感じていると思います。

45あなたは魂に益をもたらす事柄の研究に熱心に取 り組み、多くの時間を費やしています。私は、記録 する価値のある他の出来事についても語りたいと思 います。それらを熟読することで、あなたの熱意に 対する最高の報いが得られるように。

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