ヘルマスの羊飼いの最初 の書、彼の幻と呼ばれる ビジョン 1 1 私を育てた方が、ある若い娘をローマに売ったので す。何年も経ってから彼女に会った時、私は彼女の ことを思い出して、妹のように愛するようになりま した。それからしばらく経った後、私は彼女がティ ベル川で洗濯をしているのを見かけたので、手を伸 ばして川から引き上げました。 2 彼女を見たとき、私は心の中で思った。「もしこん な美しさと風俗の持ち主が妻だったら、どんなに幸 せだろう」と。私は心の中でそう思ったが、それ以 上は考えなかった。しかし、しばらくして歩きなが ら、こんなことを考えているうちに、この神の創造 物である彼女を敬うようになり、彼女はなんと高貴 で美しいのだろうと心の中で思った。 3 少し歩いてから、わたしは眠り込んでしまいました。 すると、霊がわたしを連れ出し、右手の、だれも通 ることのできない所に連れて行きました。そこは岩 に囲まれた、非常に険しい場所で、水も通ることが できませんでした。 4 この場所を過ぎると、わたしは平野に着きました。 そこでひざまずいて主に祈り、自分の罪を告白し始 めました。 5 そして私が祈っていると、天が開け、私が切望して いた 女が 天か ら私 に挨 拶して 、「 ヘル マス よ、 万 歳!」と言ったのを見た。私は彼女を見て、「奥様、 ここで何をなさっているのですか?」と尋ねると、 彼女は私に答えた、「私は主の前にあなたの罪を告 発するためにここへ連れて行かれたのです。」 6 わたしは言った。「奥様、あなたはわたしを説得す るつもりですか?」と彼女は言った。「いいえ、で もわたしがこれからあなたに話す言葉を聞いてくだ
さい。天に住まわれ、無からすべてのものを造り、 聖なる教会のためにそれを増やされた神は、あなた がわたしに対して罪を犯したので、あなたに怒って おられます。」 7 そこで私は答えて言いました、「奥さん、もし私が あなたに対して罪を犯したのであれば、いつ、どこ で、どんな場所で、私があなたに対して不道徳な言 葉や不正な言葉を言ったのか教えてください。 8 わたしはいつもあなたを婦人として尊び、姉妹とし て敬ってきたではないか。それなのに、なぜあなた はわたしに対してこのような悪事を企てるのですか。 9 すると彼女は微笑みながら言った。「あなたの心に は悪の欲望が湧き上がっています。義人が心に悪い 欲望を抱くのは、悪いことだと思わないのです か?」 10 そのような人にとって、それは確かに罪であり、 非常に大きな罪です。なぜなら、義人は正しいこと を考えるからです。そして、彼がそうして正しく歩 んでいる限り、天の主は彼のすべての行いにおいて 彼に恵みを与えてくださいます。 11 しかし、心の中で悪を思う人たちは、死と捕囚を 身に受けます。特に、今の世を愛し、自分の富を誇 り、来るべき良いものに目を向けない人たちは、そ の魂はさまよい歩き、どこに落ち着くべきかを知り ません。 12 二心の者、主に信頼せず、自分の命を軽んじ、な おざりにする者には、このようなことが起こります。 13 しかし、あなたは主に祈りなさい。そうすれば、 主はあなたの罪と、あなたの全家と、主のすべての 聖徒たちの罪を癒して下さるでしょう。 14 彼女がこれらの言葉を語るとすぐに、天は閉じら れ、私は悲しみと恐怖にすっかり飲み込まれてしま いました。そして心の中で言いました、「もしこれ が私の罪であるのなら、どうして私は救われるので しょうか。」 15 あるいは、わたしの多くの大きな罪について、わ たしはどのようにして主に嘆願することができるで しょうか。どのような言葉で、わたしに憐れみをか
ヘルマスの羊飼いの第一の書 - ビジョン
けてくださるようにと、主に懇願することができる でしょうか。 16 私がこれらのことを思い巡らし、心の中で黙想し ていたとき、見よ、雪のように輝く真っ白な羊毛で できた椅子が私の前に置かれた。 17 すると、明るい衣服を着て、手に本を持った老女 がやって来て、一人で座り、私に挨拶して言った、 「ヘルマス、こんばんは!」私は悲しみに暮れ、泣 きながら答えた、「こんばんは、奥様!」 18 彼女は私に言った、「ヘルマスよ、あなたはなぜ 悲しんでいるのですか。あなたはいつも忍耐強く、 慎み深く、明るい人だったのに。」私は答えて彼女 に言った、「奥様、ある立派な女性が私を非難して います。彼女は私が彼女に対して罪を犯したと言っ ています。」 19 彼女は答えた。「神のしもべから、そのようなこ とは決してありません。もしかしたら、彼女の願い があなたの心に浮かんだのかもしれません。実際、 そのような思いは神のしもべを罪に陥れるので す。」 20 また、そのような忌まわしい考えは、神のしもべ の中にあってはならない。また、御霊に認められた 者は、悪を欲してはならない。特にヘルマスは、あ らゆる邪悪な欲望を抑え、あらゆる単純さと純真さ に満ちている。 21 しかし、主があなたに対して怒っているのは、あ なた自身のせいではなく、主とその両親に対して悪 事を働いたあなたの家のせいである。 22 あなたは息子たちへの愛情から、家を戒めず、悪 事にふけるままにしてきた。このため主はあなたに 対して怒っておられる。しかし、あなたの家で行わ れるすべての悪は主によって癒されるであろう。彼 らの罪と不義によって、あなたは世俗のことにすっ かり心を奪われているのだ。 23 しかし今、神の慈しみはあなたとあなたの家を憐 れみ、あなたを大いに慰めました。ただ、あなたは 迷わず、心を静めて、あなたの家を慰めなさい。 24 職人が自分の作品を持ち出して、それを好きな人 に差し出すように、あなたも毎日教え、正しい行い を捨てなさい。それは大きな罪である。それゆえ、 あなたの子らを戒めることを止めてはならない。主 は彼らが心から悔い改め、命の書に名を刻まれるこ とを知っておられるからである。 25 そして、彼女はこう言ってから、わたしにこう付 け加えた。「わたしが読むのを聞きますか?」わた しは彼女に答えた。「奥様、聞きます。」 26 「それでは、聞いてください」と彼女は言い、書 物を開いて、栄光に満ちた、偉大で、驚くべき言葉 を読み上げました。それは私が記憶に留めることの できないような言葉でした。それは恐ろしい言葉で、 誰も耐えられないような言葉でした。 27 しかし、私は彼女の最後の言葉を心に留めておい た。それはほんのわずかだったが、私たちにとって 非常に役立ったからである。
28 見よ、全能の主よ。主は目に見えない力と卓越し た知恵によって世界を創造し、栄光ある計らいによ って被造物を美しくし、力ある言葉によって天を定 め、水の上に地の基を据えられました。そして、こ の強力な力によって、主が祝福された聖なる教会を 設立されました。 29 見よ、神は天と山と丘と海を移し、すべてのこと が神の選民に明らかにされるであろう。それは、彼 らが大いなる信仰をもって受けた神の戒めを守るな らば、神が約束した約束を、大いなる栄誉と喜びを もって彼らに果たすためである。 30 彼女が読み終えると、椅子から立ち上がりました。 すると、4 人の若者がやって来て、椅子を東の方へ運 びました。 31 彼女はわたしを呼び寄せ、わたしの胸に触れて言 った。「わたしの読んだことは気に入ったかい?」 わたしは答えた。「奥様、これらの最後のものはわ たしに気に入ったのですが、その前のものは厳しく てつらいものでした。」 32 彼女は私に言いました、「これらの最後の事は義 人のためのものであり、それ以前の事は反逆者や異 教徒のためのものである。」 33 彼女がわたしと話していると、二人の男が現れ、 彼女を肩に乗せて、椅子のある東の方へ行きました。 34 彼女は元気よく立ち去った。そして、歩きながら わたしに言った。「ヘルマス、元気を出しなさ い。」 ビジョン 2 1 クマへ向かう途中、前年とほぼ同じ頃、わたしは以 前見た幻を思い出し始めた。すると再び霊がわたし を連れ去り、前年にいたのと同じ場所へと連れて行 った。 2 そして、その場所に入ると、私はひざまずいて主に 祈り始め、主が私を価値ある者とみなしてくださり、 私の以前の罪を明らかにしてくださったように、主 の御名を讃美し始めました。 3 そして私が祈りを終えて立ち上がると、去年会った あの老女が私の向かいに、歩きながらある本を読ん でいるのが見えました。 4 彼女はわたしに言った、「あなたはこれらのことを 神に 選ば れた 者たち に告 げる こと ができ るの です か」。わたしは答えて彼女に言った、「奥様、わた しはそんなに多くのことを記憶にとどめることはで きませんが、その書物をください。わたしが書き留 めましょう」。 5 彼女は言った。「それを取って、私に返してあげて ください。」 6 それを受け取るとすぐに、私は畑のある場所に行き、 すべての文字を書き写しました。音節が一つも見つ からなかったからです。 7 そして、私がその書物に書かれたことを終えると、 その書物は突然私の手から奪われたが、私はそれを だれが見たのか私には分からなかった。
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8 十五日間断食し、熱心に主に祈った後、その書物に 関する知識が私に啓示された。その書物とは次のよ うなものであった。 9 ヘルマスよ、汝の子孫は主に罪を犯し、大いなる悪 行によって両親を裏切った。彼らは両親を裏切る者 と呼ばれ、裏切りの道を歩み続けた。 10 彼らは今、他の罪に加えて淫らな行いと、悪事に よる汚れとを重ね、その不義の度合いを満たした。 しかし、あなたはこれらの言葉であなたの息子たち を叱責しなさい。また、あなたの妹である妻を叱責 しなさい。彼女は中傷する言葉を慎むようにしなさ い。 11 彼女はこれらのことを聞くと、自制し、憐れみを 受けるであろう。 12 あなたが主があなたに啓示するように命じられた これらの言葉で彼らを叱責すると、彼らも教えを受 けるであろう。 13 そのとき、もし彼らが心を尽くして悔い改めて、 心から疑いをすべて取り去るならば、彼らがこれま で犯した罪も、今日に至るまで罪を犯してきたすべ ての聖徒たちの罪も赦されるであろう。 14 主は選ばれた者たちについて、その栄光にかけて 誓い、今この時に定めておられる。「もし今であっ ても罪を犯すなら、その人は決して救われない。」 15 義人の悔改めには終わりがある。すべての聖徒に 対しては、悔改めの日は満ちている。しかし異邦人 には、最後の日まで悔い改めが残っている。 16 それゆえ、あなたは教会の指導者たちにこう言い なさい。彼らが正義のうちに自分たちの道を整え、 約束を多くの栄光をもって十分に受けるようにしな さい。 17 ですから、義を行う者たちよ、堅く立ってそれを 続けなさい。そうすれば、あなたがたの旅立ちは聖 なる天使たちと共になるでしょう。 18 近づいている大いなる試練に耐え、自分の命を否 定しない人たちは幸いです。 19 主は御子によって誓われた。「御子と主を否み、 自分の命を恐れる者は、来るべき世でも主を否むで あろう。」 20 しかし、彼を決して否定しない人たちには、彼は 非常に大きな慈悲をもって好意を寄せてくれるでし ょう。 21 しかし、ヘルマスよ、汝は息子たちが犯した悪事 を思い出してはならない。また、妹を無視してはな らない。むしろ、彼らが以前の罪を償うように注意 しなさい。 22 もしあなたが彼らの行った悪事を心に留めないな ら、彼らはこの教えによって教えを受けるでしょう。 23 悪を思い出すと死が来るが、それを忘れると永遠 の命が来るからである。 24 しかし、隠者たちよ、汝は汝の家の罪のために、 世俗的な多くの苦難を経験してきた。汝はそれを汝 に属さないものとして無視し、汝は自分の大きな仕 事に完全に没頭していたからである。
25 それにもかかわらず、あなたは生ける神から離れ ていないので、そのために救われるのです。そして、 あなたの単純さと並外れた節制を保ち続けるならば、 それがあなたを守るでしょう。 26 そうです、彼らはそのようなことを行い、純真さ と単純さのうちに歩む者を皆救うでしょう。 27 このような者たちは、すべての不敬虔に対して勝 利し、永遠の命に至るまで生き続けるであろう。 28 すべて正義を行う人々は幸いである、彼らは永遠 に滅ぼされることはない。 29 しかし、あなたは言うでしょう。「見よ、大きな 試練が来る。もしそれがよいと思うなら、もう一度 彼を否認しなさい。」 30 荒野でイスラエルの人々に預言したヘルダムとモ ダルの書に書いてあるとおり、主は主に立ち返る者 たちに近いのです。 31 さらに、兄弟たちよ、私が眠っているとき、非常 に立派な若者が私に啓示を与えてこう言いました。 「あなたがその本を受け取ったあの老女をどう思う か。彼女は誰なのか。」私は答えました。「シビュ ラです。」 32 彼は言った。「あなたは誤解しています。彼女は そうではありません。」私は言った。「では、彼女 は誰ですか?」彼は答えた。「神の教会です。」 33 そこでわたしは彼に言った。「では、なぜ彼女は 年老いて見えるのか。それゆえ、彼女は年老いた女 である。なぜなら、彼女はすべての創造物の中で最 初に造られ、世界は彼女のために造られたからであ る。」 34 この後、わたしは自分の家で幻を見ました。以前 会ったことがある老婦人がわたしのところにやって 来て、彼女の本を教会の長老たちに渡したかどうか 尋ねました。わたしはまだ渡していないと答えまし た。 35 彼女は答えた。「よくやった。まだあなたに伝え たい言葉があるのに。でも、私がすべてを言い終え たら、選ばれた者たちにはそれがはっきりと理解さ れるでしょう。」 36 あなたは二冊の書物を書き、一冊はクレメンスに、 もう一冊はグラプテに送る。クレメンスはそれを外 国の町々に送る。それは彼に許されているからであ る。一方、グラプテは寡婦と孤児たちを戒める。 37 しかし、あなたはこの町で教会の長老たちと一緒 にそれを読むことになるでしょう。 ビジョン 3 1 兄弟たちよ、わたしが見た幻は次のとおりである。 2 わたしは何度も断食して主に祈り、主が老女を通し てわたしに示すと約束しておられた啓示をわたしに 示してくださるようにと願った。その夜、老女はわ たしに現れてこう言った。 3 あなたはこのように自分を苦しめ、すべてのことを 知りたいと強く願っているのだから、あなたの望む ところへ野原に行きなさい。午後六時ごろ、わたし
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はあなたに現れ、あなたが見るべきものを見せてあ げよう。 4 私は彼女に尋ねました。「奥様、畑のどの辺りです か?」彼女は答えました。「お望みならどこでもい いですが、良い、人目につかない場所を選んでくだ さい。」そして私が話し始めて場所を告げる前に、 彼女は私に言いました。「お望みならどこへでも行 きます。」 5 兄弟たちよ、私は畑にいて、時刻を守って、彼女に 来るようにと約束した場所に行きました。 6 そして、わたしは、腰掛けが置かれているのを見た。 それは亜麻布の枕であり、その上に上等な亜麻布の 覆いが広げられていた。 7 これらのものがこのように整然と並んでいるのを見 て、またその場所には誰もいないのを見て、私は驚 き始め、髪の毛が逆立ち、一種の恐怖に襲われまし た。なぜなら、私は一人だったからです。 8 しかし、私は我に返り、ガドの栄光を思い出し、勇 気を奮い起こして、ひざまずき、以前と同じように 再び自分の罪を告白し始めました。 9 そして私がそうしているうちに、その老婦人が、私 が以前会った六人の若者たちと一緒にそこにやって 来て、私が祈っている間に私の後ろに立って、私が 主に祈り、自分の罪を告白しているのを聞いた。 10 そして、彼女はわたしに触れて言った。「もう、 あなたの罪のために祈るのをやめて、正義について も祈りなさい。そうすれば、彼女の一部をあなたの 家に迎え入れることができるでしょう。」 11 彼女はわたしをその場所から引き上げ、わたしの 手を取って座に連れて行き、若者たちに「行って建 てなさい」と言いました。 12 彼らが去って私たち二人だけになったとき、彼女 は私 に「 ここ に座 りな さい」 と言 いま した 。私 は 「奥様、年長者から先にお座りください」と答えま した。彼女は「私が言うとおりにお座りなさい」と 答えました。 13 そして、わたしが右側に座ろうとしたとき、彼女 はそれを許さず、左側に座るようにと手で合図しま した。 14 そこで私は、彼女が私を右側に座らせてくれない のではないかと思い、悲しみに暮れていると、彼女 は私にこう言った。「ヘルメスよ、なぜ悲しんでい るのですか?」 15 右の座は、すでに神に到達し、神の御名のために 苦しんできた者たちのものである。しかし、バナト よ、汝が彼らと共に座る前に、汝にはまだ多くのこ とが残されている。 16 しかし、あなたは誠実に行い続けなさい。あなた は彼らと共に座りなさい。他のすべての者たちと同 じように、彼らの仕事をし、彼らが負ってきたもの を負うであろう。 17 私は彼女に言いました。「奥様、彼らがどんな苦 しみを受けたのか知りたいのですが。では聞いてく ださい。」彼女は言いました。「彼の名のために、
野獣に襲われたり、鞭打たれたり、投獄されたり、 十字架にかけられたりしたのです。」 18 このため、聖なる右の手は彼らと、神の名のため に苦しむすべての人々のものであり、左の手は残り の人々のものである。 19 しかし、賜物と約束は、右にいる者にも左にいる 者にも、両方とも属しています。ただ、右に座って いる者は他の者たちよりもいくらか栄光を受けるだ けです。 20 しかし、あなたは彼らと共に右に座ることを望ん でいるが、それでもなお、あなたの欠点は多い。し かし、あなたもその欠点から清められるであろう。 同様に、疑わない者も皆、今日まで犯してきたすべ ての罪から清められるであろう。 21 彼女はこう言って立ち去ろうとした。 22 そこで、私は彼女の足元にひれ伏し、主の名にお いて、彼女が約束した幻を私に見せてくださるよう にと、彼女に懇願し始めた。 23 それから彼女は再び私の手を取って持ち上げ、左 側の座席に座らせました。そして、ある光る杖を掲 げて私に言いました、「あの大きなものが見えます か?」私は答えました、「奥様、何も見えませ ん。」 24 彼女は答えた。「あなたの向こうに、光り輝く四 角い石で水の上に建てられた大きな塔が見えません か。 25 というのは、その塔は、彼女と一緒に来た六人の 若者たちによって、広場の上に建てられたからであ る。 26 しかし、何千人もの男たちが石を持って来た。あ る者は深みから石を汲み上げ、ある者は地面から石 を運び出し、六人の若者に渡した。彼らはそれを受 け取って、石を建てた。 27 深淵から引き上げられた石は、みな建物の中に入 れられました。石は磨かれ、それぞれの四角形がぴ ったりと合い、互いにぴったりと組み合わさってい たため、組み合わされた部分には隙間が見られず、 塔全体があたかも一枚の石で建てられているかのよ うでした。 28 しかし、地面から取り除かれた他の石については、 あるものは捨てられ、あるものは建物の中に組み入 れられた。 29 捨てられたもののうち、いくつかは切り取られて 塔から遠くに投げ捨てられたが、他の多くも塔の周 囲に放置され、建築には使用されなかった。 30 これらの木材の中には、ざらざらしたものや、裂 け目のあるもの、白くて丸いものなどがあり、塔を 建てるのに適さないものであった。 31 しかし、わたしは、ほかの石が塔から遠くに投げ られて道に落ち、しかも道にとどまらず、道から荒 れ地へ転がされるのを見た。 32 わたしは、ほかの者たちが火の中に落ちて燃えて いるのを見た。また、ほかの者たちは水の近くに落 ちたが、水の中に落ちたいと強く願っていたが、水 の中に身を転がして入ることはできなかった。
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33 彼女はこれらのことをわたしに見せた後、立ち去 ろうとしたが、わたしは彼女に言った。「奥さん、 これらのことを見ても、その意味が分からないので は、わたしに何の得があるでしょう。」 34 彼女は答えて私に言った。「あなたは塔に関する 事柄を知りたがっているとは、実に賢いですね。え え、奥様、兄弟たちに伝えて、彼らが喜び、これら のことを聞いて神を大いに讃えることができるよう にしたいのです。」 35 そこで彼女は言った。「確かに多くの人がこれを 聞くでしょう。そして、聞いた後、喜ぶ者もいれば、 泣く者もいます。しかし、これらの人々も悔い改め るなら、喜ぶでしょう。」 36 ですから、塔のたとえ話について私が言うことを 聞いてください。そして、その後は、啓示について 私に執拗に言うのはやめてください。 37 これらの啓示は成就するので、終わりがあります。 しかし、あなたは啓示を待ち望むことをやめてはな りません。あなたは非常に切望しているからです。 38 あなたが見ているあの塔は、今も昔もあなたに現 れたこのわたし、すなわち教会です。ですから、あ の塔についてあなたが望むことを何でも尋ねなさい。 そうすれば、わたしはそれをあなたに明らかにしま す。そうすれば、あなたは聖徒たちと共に喜ぶでし ょう。 39 私は彼女に言いました。「奥様、あなたは私を一 度、これらすべてのことの啓示をあなたから受ける にふさわしい者とみなしてくださったのですから、 それを私に告げてください。」 40 彼女は私に答えた。「あなたに啓示されるべきこ とは、すべて啓示されるでしょう。ただ、あなたの 心を主に向けなさい。そして、あなたが見るものは 何でも疑ってはいけません。」 41 私は彼女に尋ねました。「奥様、なぜ塔は水の上 に建てられているのですか?」彼女は答えました。 「以前、あなたはその建物について熱心に調べたの で、とても賢明だと言いました。ですから、あなた は真実を見つけるでしょう。」 42 それゆえ、塔が水の上に建てられている理由を聞 きなさい。あなたの命は水によって救われ、また救 われるからです。それは全能の尊い御名の言葉によ って築かれ、神の目に見えない力と徳によって支え られているからです。 43 そこでわたしは彼女に答えて言った。「これらは 本当にすばらしいことです。しかし、奥さん、この 建物を建てている六人の若者はいったい誰なのです か。」 44 彼女は言った。「彼らは神の天使たちであり、最 初に任命され、主がすべての被造物を彼らに託し、 彼らを構造化し、建て上げ、統治させるのです。彼 らによって塔の建設は完成するのです。」 45 では、彼らに石を持って来る残りの者たちはだれ ですか。 46 彼らもまた主の聖なる天使たちである。しかし、 他の天使たちは彼らよりも優れている。それゆえ、
塔の建物全体が完成すると、彼らは皆、塔の傍らで 祝宴を開き、塔の建設が完成したことを神に賛美す るであろう。 47 私は彼女に尋ねました、「石の状態とそれらの意 味を知りたいのですが、それは何でしょうか?」 48 彼女は答えて私に言った、「あなたは他のすべて の人よりも優れているので、このことがあなたに明 らかにされたのですか?あなたよりも優れた人たち があなたより先にいて、彼らにこれらの幻が明らか にされるべきなのです。」 49 しかし、神の名が栄光を受けるために、疑いを抱 いてこれらの事が真実かどうか心の中で考えている 人々のために、それはすでにあなたに明らかにされ ており、またこれからもあなたに明らかにされるで あろう。 50 これらすべての事は真実であり、その中には真実 でないことは一つもなく、すべては堅く立っていて、 真実であると彼らに告げなさい。 51 それで、建物の中にある石について聞いてくださ い。 52 接合部がぴったり合う四角くて白い石は、使徒、 司教、博士、牧師たちです。彼らは神の慈悲によっ てやって来て、眠りについた者もまだ残っている者 も含め、神に選ばれた者たちのもとに来て、神聖に 慎み深く指導し、教え、奉仕してきました。そして、 常に彼らと一致し、心の中で平和を保ち、お互いに 耳を傾けてきました。 53 そのために、塔を建てる際には、それらの接合部 がぴったりと合わさるのです。 54 深淵から引き出されて建物の中に組み込まれ、そ の継ぎ目がすでに建てられた他の石と一致する者た ちは、すでに眠っていて、主の名のために苦しんで きた者たちである。 55 ところで、奥様、地から運ばれてきた他の石は何 でしょうか。それが何なのか知りたいのです。 56 彼女は答えた。「地に横たわって磨かれていない ものは、主の律法に従って歩み、その戒めに従って 歩んでいるので、神に認められたものです。」 57 塔の建設に携わって来たのは、信仰の若い者と忠 実な者たちです。彼らは天使たちから善行をするよ うに勧められています。なぜなら、彼らの中には不 義が見られないからです。 58 しかし、彼らが拒絶し、塔のそばに置いた者たち とは、いったい誰なのか。 59 彼らは罪を犯したが、悔い改める意志を持つ者た ちである。そのため、彼らは塔から遠く追い出され ることはない。悔い改めるならば、彼らは塔の建設 に役立つからである。 60 ですから、まだ悔い改めていない人たちは、もし 悔い改めるなら、信仰において強くなるでしょう。 つまり、塔が建てられている今、悔い改めるなら、 ということです。もし建物が完成すれば、彼らの入 れる場所はなく、彼らは拒絶されるでしょう。なぜ なら、今塔の中にいる者だけが、その特権を持って いるからです。
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61 しかし、あなたは、塔から切り離され、遠くに追 い出された者たちが誰であるかをご存知ですか? 婦 人よ、私はそれを望みます、と私は言いました。 62 彼らは不義の子らであり、偽善だけを信じて、そ の悪い道から離れなかった。そのため、彼らは救わ れないであろう。なぜなら、彼らは罪のゆえに、建 物の建設に何の役にも立たないからである。 63 それゆえ、彼らは主の怒りのゆえに、また彼らに 対して主の怒りを引き起こしたゆえに、切り取られ、 遠くに投げ捨てられたのである。 64 あなたが塔の周囲に置かれているのを見たが、建 物の中には使われていない他の多くの石について言 えば、その粗雑な石たちは真理を知っていても、そ れに留まらず、聖徒たちと交わることもなく、した がって役に立たない者たちである。 65 心の中に裂け目のある者とは、互いに心の中で争 い続け、平和に暮らせない者であり、兄弟といっし ょにいるときは友好的であっても、離れると、その 邪悪さが心の中に残る者である。これらの石に見ら れるのは、その裂け目である。 66 不具で背の低い者たちとは、確かに信仰を抱いて はいるが、依然として多くの点で邪悪に満ちている 者たちである。そのために彼らは不具であり、完全 ではないのである。 67 しかし、お嬢さん、あの白くて丸い石とは何です か。塔の建築には適さないものですか。 68 彼女は答えてわたしに言った。「あなたはいつま で愚かで、理解力がなく、すべてのことを尋ねても 何も分からずにいるのですか。 69 彼らは確かに信仰を持っていますが、この世の富 も持っています。ですから、何か困難が生じると、 富と商売のために主を否定するのです。 70 わたしは彼女に答えて言った。「それでは、いつ 彼らは主の役に立つのでしょうか。彼女が言うには、 彼らが喜んでいる富が取り去られるとき、彼らは主 の建物のために役に立つのです。」 71 丸い石も、切り離されて少し削り取られなければ、 その塊を四角にすることはできないのと同じように、 この世で富んでいる人々も、その富が削ぎ落とされ なければ、主にとって有益な者にはなれません。 72 このことをあなた自身の経験から学びなさい。あ なたが富んでいたときには、あなたは何の役にも立 ちませんでした。しかし今は、あなたは利益を得て、 あなたが歩んできた人生にふさわしい者となってい ます。なぜなら、あなたもかつてはそれらの石の一 つであったからです。 73 あなたが塔から遠く投げ出され、道を走り、荒れ 地へと転がり落ちた残りの石は、確かに信じていた ものの、疑いのあまり真の道を捨て、より良い道が あると信じた者たちです。彼らはさまよい、惨めに なり、荒涼とした道へと堕ちていきます。 74 すると、火の中に落ちて焼けてしまった石は、生 ける神から永遠に離れた者たちであり、自分たちの 欲望と犯した悪事に対する愛着のせいで、悔い改め
るという思いが彼らの心には決して浮かばないので す。 75 水辺に落ちて、水の中に転がり込むことができな かった残りの者たちは、何ですか。 76 彼らは御言葉を聞き、主の御名によってバプテス マを受けることを望んだ者たちですが、真理が要求 する大いなる神聖さを思い起こすと、身を引いて、 再び邪悪な欲望に従って歩み始めました。 77 こうして彼女は塔の説明を終えた。 78 しかし、私はまだ切迫していたので、彼女に尋ね ました。「このようにして投げ捨てられ、塔の建設 に適さなかったすべての石は、悔い改めが許される のでしょうか。そして、この塔の中に場所を見つけ ることができるのでしょうか。」 79 彼女は言った。「彼らは悔い改めるかもしれない が、この塔に入ることはできない。彼らはもっと低 い階級に置かれるだろう。そしてそれは、彼らが苦 しめられ、罪の日々を全うした後のことである。」 80 そして、このために彼らは、義の言葉を受け入れ たので、取り除かれるであろう。そして、もし彼ら が心の中で自分たちが何を悪事を働いたかを真に自 覚するならば、彼らは苦難から移されるであろう。 81 しかし、もし彼らが心にこの自覚を持たなければ、 彼らは心の頑固さのゆえに救われないであろう。 82 そこで、私がこれらすべてのことについて彼女に 尋ね終わると、彼女は私に言った、「あなたは何か ほかにも見たいのですか?」そして、私はそれを見 たいと思っていたので、私は顔色が非常に明るくな った。 83 そこで彼女は振り返って、少し微笑んで私に言い ました、「塔の周りに 7 人の女性がいるのが見えま すか?」私は言いました、「奥様、見えますよ」。 84 彼女は答えた。「この塔は主の命令に従ってそれ らによって支えられています。それで、それらの効 果を聞いてください。」 85 最初に手をしっかりと握っている者は「信仰」と 呼ばれ、選ばれた者は彼女によって救われる。次に 帯を締め、男らしく見える者は「禁欲」と呼ばれ、 彼女は「信仰」の娘である。 86 ですから、彼女に従う者は生涯幸福です。なぜな ら、あらゆる悪行を断ち切るからです。あらゆる欲 望を捨て去れば、永遠の命を受け継ぐ者となると信 じているからです。では、奥様、残りの五人は何で すか、と私は尋ねました。 87 彼女は答えた。「彼女たちは互いに娘なのです。 最初のものは純朴、次のものは純真、三番目は慎み、 その次が規律、そして最後は愛です。ですから、彼 女たちの母の業を成就すれば、あなたはすべてのこ とを成し遂げることができるでしょう。」 88 奥様、私はこう言いました、「私はこれらのそれ ぞれがどのような特別な効能を持っているのか知り たいのです。」 89 彼女は答えた。「それでは聞いてください。彼ら には同等の美徳があり、彼らの美徳は結びついて、 生まれたときから互いに続いているのです。」
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90 信仰から禁欲が生まれ、禁欲から簡素が生まれ、 簡素から純潔が生まれ、純潔から慎みが生まれ、慎 みか ら規 律と 愛が 生ま れる。 それ ゆえ 、こ れら の 人々の行いは聖く、貞潔で、正しいのである。 91 それゆえ、これらのことに仕え、その行いを堅く 守る者は、神の聖徒たちとともに塔に住むであろう。 92 そこで私は、時について、終わりが近づいている かどうか彼女に尋ねました。 93 しかし彼女は大声で叫んで言った。「ああ、愚か な人よ! あなたは塔がまだ建物になっているのが見 えないのですか。塔が完成して建てられると、それ は終わりを迎えます。実際、それはすぐに完成する でしょう。」 94 しかし、もうこれ以上質問しないでください。こ れまで述べてきたことは、あなたとすべての聖徒た ちの心を慰めるのに十分でしょう。これらのことは あなただけに啓示されたのではなく、あなたがすべ ての人々に明らかにするために啓示されたのです。 95 それゆえ、ヘルメスよ、三日後には、私があなた に語り始めるこれらの言葉を理解し、それを聖徒た ちの耳に告げなければならない。彼らがそれを聞い て行うとき、彼らは罪から清められ、あなたも彼ら と共に清められるであろう。 96 それゆえ、私の言うことを聞きなさい。私の息子 たちよ、私はあなたたちを、神の愛が正義のうちに あなたたちに降り注いだために、非常に単純で、純 真で、慎み深く育て、あなたたちがすべての罪と邪 悪から聖化され、義とされるように育てた。しかし、 あなたたちは悪行をやめようとしない。 97 ですから、今、わたしの言うことを聞き、互いに 平和を保ち、互いに訪問し合い、互いに受け入れ合 いなさい。そして、神の創造物だけを喜ばせないで ください。 98 困っている人々に惜しみなく与えなさい。ある 人々は、食べ過ぎによって肉体に病を負い、体に害 を及 ぼし ます 。一 方、 食べ物 を与 えら れて いな い 人々は、十分な栄養がないため、肉体が衰え、衰弱 してしまいます。 99 それゆえ、持っているのに乏しい人に分け与えな いこの無節制は、あなた方にとって有害である。あ なた方に下るであろう裁きに備えておきなさい。 100 あなたたち、より高位の者たちよ、塔がまだ完成 していないうちに、飢えている者たちを捜し出せ。 塔が完成すると、あなたたちは善行をしようと願う が、そこには居場所がなくなるだろう。 101 それゆえ、あなたがたは自分の富を誇る者たちよ、 気をつけなさい。そうしないと、困窮している者た ちがうめき、嘆き悲しんで神のもとに上り、あなた がたは財産とともに塔の門の外に締め出されてしま うかもしれないからである。 102 見よ、わたしは今、教会を監督する立場にあり、 上座を好むあなたたちに警告する、悪事を働く者た ちのようになってはならない。 103 彼らは確かに毒を箱に入れて持ち歩いているが、 あなたたちはその毒と感染を心の中に抱え込んでい
て、それを浄化しようとはせず、あなたたちの理性 を純粋な心と混ぜ合わせて大王の慈悲を得ようとは しない。 104 子供たちよ、あなたがたの不和があなたがたの命 を奪うことのないように気をつけなさい。あなたが た自身が矯正を必要としているのに、どうして神の 選民を教えるというのですか。ですから、互いに訓 戒し合い、互いに平和を保ちなさい。そうすれば、 私はあなたがたの父の前に立ち、あなたがたのため に主に申し開きをすることができるでしょう。 105 彼女が私と話し終えると、建物を建てていた六人 の若者が来て、彼女を塔へ運びました。他の四人は 彼女が座っていた椅子に座り、彼らもまた塔へ戻っ て行きました。私は彼らの顔を見ませんでした。彼 らは私の方を向いていたからです。 106 彼女が去ろうとしていたとき、私は彼女に、彼女 が私に現れた三つの姿について教えてくれないかと 尋ねました。 107 しかし、彼女は答えてわたしに言った、「これら のことに関しては、ほかの人に尋ねなければなりま せん。そうすれば、あなたに明らかにしてもらえる でしょう。」 108 さて、兄弟たちよ、昨年の最初の示現で、彼女は 非常に年老いて、椅子に座っている姿でわたしに現 れました。 109 別の幻では、彼女は確かに若々しい顔をしていま したが、肉体と髪は老いていました。しかし、彼女 は立って私と話し、最初の時よりも明るくなってい ました。 110 3 番目の幻では、彼女はすべての点でずっと若く、 目に美しく、ただ老人のような髪をしていたが、そ れでも快活そうに見え、椅子に座っていた。 111 それで、私はその幻を理解するまで、これらのこ とについて非常に悲しんだ。 112 そこで、わたしは夜の幻の中で、同じ老婆がわた しにこう言うのを見た。「すべての祈りには謙遜が 必要です。ですから、断食しなさい。そうすれば、 あなたが求めるものを主から学ぶでしょう。」そこ でわたしは一日断食しました。 113 その夜、一人の若者が私の前に現れて言った。 「なぜあなたは祈りの中で啓示を頻繁に求めるので すか? 多くのことを求めることで肉体を傷つけない ように気をつけなさい。これらの啓示で十分で す。」 114 あなたは、すでに受けた啓示よりもさらに重要な 啓示を見ることができるのか? 115 私は答えて言いました、「先生、私に現れた老女 の三つの姿に関して、私はただこの一つのことだけ をお願いしたいのです。それは、黙示録が完全とな るためです。 116 彼は私に答えた。「あなたは理解力がないわけで はない。ただ、あなたの疑いがあなたをそうさせて いる のだ 。あ なたの 心が 主に 一致 してい ない から だ。」
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117 私は答えて言いました。「しかし、私たちはこれ らの こと をあ なた から もっと 詳し く学 ぶつ もり で す。」 118 それで、あなたがたが尋ねている数字について聞 いてみなさい、と彼は言う。 119 そして、まず最初の幻の中で、彼女は椅子に座っ ている老女の姿であなたに現れました。それは、あ なたの弱さと心の疑いのせいで、あなたの古い霊が 衰え、力がなかったからです。 120 というのは、年老いた者たちは再生の望みもなく、 死以外には何も期待していないのと同じように、あ なたも世俗的な事柄によって弱り果てて怠惰に身を 任せ、主に心遣いを委ねることをしなかったため、 あなたの感覚は混乱し、悲しみの中で老いていくの である。 121 しかし、先生、私はなぜ彼女が椅子に座っていた のか知りたいのです。 122 イエスは答えられた。「弱い者は皆、その弱さを 支えてもらうために、その弱さゆえに椅子に座って いる ので す。 それ ゆえ 、最初 の示 現の 姿を 見な さ い。」 123 二番目の幻の中で、あなたは彼女が立っているの を見ました。顔は若々しく、以前よりも明るくなっ ていましたが、肉体と髪は老けていました。「この たとえ話も聞きなさい」と彼は言いました。 124 人は年を取ると、自分の弱さと貧困のために絶望 し、人生の最後の日以外は何も期待しなくなります。 125 ところが、突然、遺産が彼に残されると、彼はそ れを聞いて立ち上がり、喜びにあふれ、新たな力を 得る。そして、もはや座ることなく、立ち上がり、 以前の悲しみから解放され、座ることなく、勇敢に 行動する。 126 そこで、あなたがたは、神があなたがたにあわれ みをかけてあなたがたの霊を新たにしたので、あな たがたに啓示された黙示を聞いて、自分の弱さを捨 て、あなたがたに力が与えられ、あなたがたの信仰 は強くなった。そして、神はあなたがたの強さを見 て、喜ばれた。 127 そのために、彼は塔の建設をあなたたちに示した のであり、また、あなたたちの間で心から平和を保 つならば、ほかのこともあなたたちに示すであろう。 128 しかし、三番目の幻では、彼女はさらに若く、美 しく、快活で、穏やかな表情をしていた。 129 悲しんでいる人に何か良い知らせが伝えられると、 その人はすぐにその悲しみを忘れ、聞いた良い知ら せのほかは何も気にしなくなります。そして、その 残りは慰められ、受けた喜びによって霊が新たにさ れます。そのように、あなた方もこれらの良いもの を見て霊が新たにされたのです。 130 そして、あなたが彼女がベンチに座っているのを 見たということは、それは力強い立場を象徴してい ます。ベンチは四本の脚を持ち、力強く立っている からです。そして、世界そのものも四つの要素によ って支えられています。
131 それゆえ、完全に悔い改める者は若くなり、心を 尽くして罪から離れる者は強くなるであろう。 132 そして今、あなたは啓示を完全に受けました。こ れ以上何か啓示を求める必要はありません。 133 しかし、もし啓示されるべき事があれば、それは あなたたちに明らかにされるであろう。 ビジョン 4 1 兄弟たちよ、わたしは、先の幻から二十日後に、近 づいている苦難を象徴する幻を見ました。わたしは 野原を歩いていました。 2 さて、公道から私が行った場所までは、約 10 スタ ディオンあります。それはあまり人が通らない道で す。 3 そして私は一人で歩いていたとき、主に、主の聖な る教会を通して私に示された啓示を確認して下さる よう懇願しました。 4 そして、神は、その偉大で誉れある御名に栄光が与 えられるために、また、わたしをその奇跡を示せる 者にふさわしい者とみなし、わたしが神を敬い、感 謝をささげるために、怒ったすべての僕たちに悔い 改めをお与えになった。 5 すると、まるで声が私に答えた。「疑うな、ヘルマ ス。」そこで私は考え始め、心の中で言った。「主 によってこのように定められ、これほどの栄光を見 てきたのに、なぜ疑う必要があるだろうか。」 6 兄弟たちよ、私がもう少し進んで行くと、見よ、塵 が天に舞い上がるのが見えた。私は心の中で思った。 「こ んな 塵を 巻き上 げる 牛の 群れ が来る のだ ろう か?」 7 それは私から一ハロンほど離れたところにありまし た。すると、塵がどんどん舞い上がっていくのが見 えました。何か異常なことが起きているのではない かと疑い始めました。 8 太陽が少しばかり光り輝いたとき、見よ、私は鯨の ような大きな獣を見た。その口からは燃えるイナゴ が出てきた。その獣の高さは約百フィート、頭は大 きな土器のようであった。 9 私は泣き始め、主に私を救い出してくださるよう祈 りました。そして、以前聞いた「疑うな、ヘルマス よ」という言葉を思い出しました。 10 兄弟たちよ、私は、神の信仰を身に着け、私に偉 大なことを教えてくれた方がだれであるかを思い出 し、自分の体を獣に引き渡したのです。 11 さて、獣はまるで一瞬にして町を滅ぼし尽くすか のような勢いで近づきました。 12 私がそれに近づくと、その獣は地面に全身を伸ば し、舌以外何も出さず、私が通り過ぎるまで一度も 動かなかった。 13 さて、その獣の頭には四つの色があり、最初は黒、 次に赤い血のような色、次に金色、最後に白であっ た。 14 それから私はそこを通り過ぎ、約 30 フィートほど 進むと、そこに、花嫁の部屋から出てきたばかりの
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ように、全身白い服を着て、白い靴を履き、顔にベ ールをかぶって、輝く髪で覆われた、ある処女が私 に会いに来ました。 15 以前の幻によって、それが教会だと分かり、私は ますます喜びに満たされた。彼女は「おお、人 よ!」と挨拶したので、私も「おお、婦人よ!」と 挨拶を返した。 16 彼女は答えて私に言った、「ああ、人よ、あなた には何もなかったのですか?」私は答えた、「奥様、 私は全民を食い尽くすことができるかのような獣に 遭遇しました。しかし、神の力と彼の並外れた慈悲 により、私はそれを逃れました。」 17 あなたは、よく逃れたわね、と彼女は言った。 「あなたは、自分のすべての心配を神にゆだねて、 神に心を開いたの。神の偉大で名誉ある御名によっ てのみ、自分が安全でいられると信じたのよ。」 18 このために、主はヘグリンという名の獣の上にい る御使いを遣わし、その口を塞いで、あなたを食い 尽くさないようにされたのです。あなたは信仰によ って、そしてこのような恐ろしい獣に対して疑わな かったために、大きな試練を逃れたのです。 19 それゆえ、行って、神があなたのためになさった 偉大な業を、神の選民に語りなさい。そして、この 獣は、これから起こる試練の象徴であると、彼らに 告げなさい。 20 ですから、あなたがたは備えをし、心が清く汚れ がなく、残りの生涯、不平を言わず神に仕えるなら、 それを逃れることができるでしょう。 21 思い煩いをすべて主にゆだねよ。主はそれを導い てくださる。疑い深い者たちよ、神を信じなさい。 神はすべてのことをなさるお方だからである。神は あなたへの怒りを取り去り、あなたへの助けと安心 を与えてくださる。 22 疑い深い人々、これらの言葉を聞いてそれを軽蔑 する人々は災いである。彼らにとっては、生まれて こなかった方がよかったのである。 23 そこで私は、獣の頭に四つの色のついたものにつ いて尋ねました。しかし彼女は答えて言いました。 「また、あなたはこれらのことについて尋ねるので、 不思 議に 思わ れま す。 」そこ で私 は言 いま した 。 「奥様、それが何であるか教えてください。」 24 彼女は言った。「聞け。お前が見た黒は、お前が 住む世界を表す。燃えるように血に染まった色は、 この時代が火と血によって滅ぼされなければならな いことを示している。」 25 黄金の部分とは、そこから逃れたあなたたちのこ とです。金が火で精錬されて価値あるものとなるよ うに、この世に住むあなたたちも同じように精錬さ れるのです。 26 ですから、最後まで耐え忍び、それらによって試 される者は清められるのです。金がこの試練によっ て清められ、不純物がなくなるように、あなたたち もすべての悲しみと苦しみを捨て去り、塔を建てる ために清められるのです。
27 しかし、白い色は、神に選ばれた者たちが住む、 来たるべき世界の時を表しています。なぜなら、神 に選ばれた者たちは、永遠の命に至るまで、清く汚 れのない者となるからです。 28 ですから、あなたはこれらのことを聖徒たちの耳 に語り続けることをやめないでください。ここには、 やがて来る大患難の象徴があります。もし望むなら、 それはあなたにとって何の意味もありません。です から、私があなた方に言ったことを心に留めておき なさい。 29 彼女はこう言い終えると、立ち去った。しかし、 どこへ行ったのか私には分からなかった。ところが 突然、物音が聞こえたので、獣がこちらに向かって くるのではないかと思い、恐ろしくなって引き返し た。