駅構内階段における個人の群集回避行動に関する研究
はじめに
私は昔から電車に乗る事があまり好きではなかった。 しかし、都内での電車移動はお金や時間の事を考えると最も効率の 良い移動手段な事は明らかで、今後何十年も電車移動にとって変わ る新たな交通手段は現れないであろう。 皆それを分かっているからこそ、他人とあり得ない距離で密着する 満員電車だろうが、見たくもない化粧姿を見せられようが、酔っぱ らいに絡まれようが、毎日毎日電車移動という交通手段を選択する のだ。 だったら駅だけでももう少し利用者にとって快適な空間とならない だろうか。 そうしたら、サラリーマンの仕事効率も上がって日本の景気も良く なるのではないか。 そんな壮大な思いを胸に、他の研究室に比べ駅空間の研究に力を注 いでいる渡辺仁史研究室の門を叩いた。
2008 年 早稲田大学 渡辺仁史研究室 卒業論文 1