食行動の自由度からみた生活環境の評価モデル
Valuation modeling of Life environment seen from degree of freedom of eating behavio
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
目次 1 章 序論
2
1-1 研究目的
2
研究概要
3
1-3 用語の定義
4
2 章研究背景
6
2-1 概要
6
2-2 高齢者と食
7
2-3 高齢者と都市 3 章 実態調査
11 15
3-1 調査項目の抽出
15
3-2 調査概要
17
3-3 調査結果
18
4 章 食行動の決定要因
26
4-1 個人の要因 1 属性
27
4-3 空間の要因 ( 図 4-1)
28
4-4 都市インフラ 1 周辺施設
29
4-5 都市インフラ 2 交通インフラ
41
5章 食行動の自由度
51
5−1 食行動の加齢による影響
52
5−2自由度の算出方法
53
5−3 モデルの構築
57
5−5 考察
65
6章 シミュレーション
72
6−1 個人要因・居住地の設定
72
6−2 シミュレーション 1,2
74
6−3 シミュレーション 3,4
80
6−4 ケーススタディ
85
7章 まとめ・展望
91
7-1 まとめ
91
7-2 展望
92
参考文献・注釈 資料編
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!"#$ %&'()*+,-%./012 福岡に住んでいる祖母がいた。とても料理が上手で、外に出かけるのが好きな人だっ た。 学校が休みになると、祖母の家に遊びに行きしばらく滞在して一緒にすごした。 母親が結婚して以来ずっと一人暮らしだった。 お茶や習字にカラオケと、自分よりも何十歳も若い友達と遊んでいた。 一人というよりも、「自由気ままに生きている」という感じだった。 そんな祖母の生活が徐々に変化していった。 料理好きではあったが、しんどくなってきた。卵焼きや魚を焼くなどの簡単な料理 のみになった。 スーパーや八百屋でお惣菜を買うようになった。 重い病気などはかからなかったが、白内障などになり目が悪くなった。 まず、習字ができなくなり通わなくなった。 いつも 10 分ほど歩いていたスーパーまでの道のりが、少し不安になった。 ちょっとした段差や、工事などでいつもと変わってしまうと怖い。 スーパーを遠く感じる。 だんだん誰かに誘われれば外出はするが、その他は家で過ごすようになった。 夜トイレに行くときに床の段差につまずいた。 それをきっかけに住宅改修をおこなった。 少しずつ段階を追って祖母の生活が変化していくのをみているうちに、 もっとお惣菜の種類があればいいのに、道の段差や斜面をどうにかできないものか、 祖母の横を通りずぎて行く自転車による危険を排除できないか。 などと考えているうちに、建築の分野でなにかできないだろうかと思うようになっ た。 研究室に入ってからすっと頭の片隅にあったこのテーマを、 修論にどうにかとりあげられないかと思うようになったのが、この研究を始めたきっ かけだと思う。
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1 章 序論
1 章 序論
3 4567 383 9:;< 高齢者への調査から、食行動と個人・居住地の周辺環境との関係を明らかにし、 食行動の自由度を高く保つことの出来る、都市居住環境の評価手法を提案する。 建築や都市と人の生活は深く関わりあっている。人の生活を行動や行為におとし ていくと、その中の一つに「食行動」が含まれている。( 図 1-1) したがって今研究で は、「建築や都市」と「食行動」の関係をとりあげている。
建築 ・ 都市
行為 ・ 行動
食行動
図 1-1 建築・都市と食行動との関係
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1 章 序論
9:=>
既往研究・文献調査より要素の抽出を行い、 「食行動」 「外出行動」の実態調査を行う。 その実態調査結果から算出した、G:外出目的ポテンシャルと F:外出手段ポテン シャルと各食行動の関係をロジスティック解析により分析し、「食行動の自由度」を 算出するモデル式を得る。 その後、シミュレーションにより「昭島市の食行動の自由度」を求める。
外出が困難
外出目的がない
食行動が限られる
居住環境を見直す必要がある
食行動と個人・居住地の周辺環境との関係とは?
既往研究・文献調査 要素の抽出
食行動・外出行動実態調査 外出目的ポテンシャル:G の算出 外出手段ポテンシャル:F の算出
ロジスティック回帰分析
食行動パターンの抽出
食行動の自由度を算出するモデル式を得る
F・G の決定要因の条件設定
シミュレーションを
ランダムに居住地を与える
数回繰り返す
昭島市の食行動の自由度を算出
食行動の自由度を高く保つことの出来る、 昭島市の居住環境とは? Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
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1 章 序論
38? @ABCD *EF 一般的に広義には、食品の生産、加工、貯蔵、流通のこと。そして狭義には、食 品を選択し購入し調理する。そしてようやく摂取となる。この一連の行動連鎖を食 行動としている。しかし、容易に食品を手に入れたとしてもなかなか食べる場所が 見つけられず食事時間が短くなってしまうことがある。他にも友人と食事をするた めに、普段食べている時間とは異なる時間に食事をする時もある。摂取の場面に限っ ても場所や社会的要因などにより影響をうけていることがわかる。 そこで、今研究では食品摂取にまつわるシチュエーション ( 場所、共食者、食事形 態注 )1、時間帯など ) のことを食行動と定義する。 参 )http://www.health-net.or.jp/index.html 健康ネット 今田純雄、『食行動の心理学』、培風館、pp.93-109、2003.11
*EFBGHI 食行動を行うう際の選択肢の多さのこと。選択肢が多いほど自由度が高く、その 人自身が行いたい食行動を行える確率が高まるので、今研究では「食行動の自由度 が高い」ことを良しとしている。 *JKL 食事内容 ( 肉や魚や栄養素など ) のことではなく、調理方法により分類したもの。 自炊・中食・外食の 3 種類の形態がある。 自炊 自分もしくは家族・友人が作った場合 中食 ( なかしょく ) お弁当やお惣菜といった調理済みのものを食した場合 外食 飲食店で食事した場合 MNOPQR ある都市における主要施設(大型スーパー・食糧・日用雑貨店 , 病院・診療所 , 公園 , 高齢者福祉センター , 公民館)、と交通網(道路・鉄道・バス)のこと。 STUVWXPYZ[ \ ]^_>`%abc>`d e を合わせた、外出する際の移動手段に関わるもののこと。最寄駅から遠くバス網 も発展していない場所は、外出手段ポテンシャルが低いということになる。 ST;<WXPYZ[ \ fgh>`d e による外出する際の動機となりうる目的に関するもの。例えば、ボランティア活 動に参加している人に比べ参加していない人は外出する機会が少なくなるので、外 出目的ポテンシャルが低くなる。
注 1) 食事形態:食事内容 ( 肉や魚や栄養素など ) のことではなく、調理方法により分類したもの。自炊・中食・ 外食の 3 種類の形態がある。
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2 章 研究背景
2 章 研究背景
i 49:jk i83l=>
高齢者の QOL
生きがい
健康と食 食事内容
楽しい食事
社会活動 趣味
家族団らん 人とのコミュニケーション
食行動
加齢
偏食
外出目的がない
家族 仕事 旅行 などなど
外出困難
配食サービスなどのソフト面での解決
×
周辺施設の充実
交通インフラ ハード面での解決策が必要
自立した生活
高齢者の QOL
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2 章 研究背景
i8ilmno%* 高齢者における食事の意義 平成 10 年 10 月、(財)長寿科学振興財団があいち健康の森で「国際長寿科学シン ポジウム」を開催した。そのなかで、東京都老人医療センター注 2) から、長寿のため の食事ということで動脈硬化予防などの観点から、次のような7つのポイントが提 案された。 1、脂肪を取り過ぎない。動物性脂肪より植物性の油を多めに。 2、塩分を控える。 3、緑黄色野菜を十分に取る。 4、豆類や魚介類などのたんぱく質も十分に取る。 5、多様な食品でバランスのとれた食事にする。主食、主菜、副菜をそろえて。 6、お茶を飲む。 7、心の触れあう楽しい食生活をこころがける。 1 ∼ 6 までは摂取する食品内容のこと。7番目の「楽しい食事」は食事のもつ多様 な一面からきていると考えられる。 また、「食生活指針注 )3」( 文部省 , 厚生省 , 農林水産省 ) のなかでも「1. 食事を楽 しみましょう」、とある。家族の団らんなど人との交流を意識した食事づくりの大切 さが問われてきている。 おいしいものを食べたときや、調理することの楽しさ。友人との交流の場などの 様々な面での「楽しさ」がある。高齢者にとっていきがいが大切だと言われるように、 生きることに欠かせない食事という面で「楽しく食事」をすることは生きがいにも つながる重要な点だと言える。
2) 東京都老人医療センター:高齢者医療の専門病院であり、現在は東京都福祉保健局により運営されている病 院。参 ) 3) 食生活指針:農林水産省において、平成 12 年3月、当時の厚生省、文部省と共同して 10 項目からなる食 生活指針を策定し、さらに、この指針につき閣議決定がなされた。近年日本の食生活は、海外からの食料輸入 の増大に加え、食の外部化や生活様式の多様化が進展し、飽食とも言われるほど豊かなものになっている中で、 脂質の摂り過ぎ等の栄養バランスの偏りや、食料資源の浪費等の諸問題が顕在化していることに着目し策定さ れた。
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2 章 研究背景
高齢者の生きがいの実態を調査した結果 ( 表 2-1) から生きがいを感じる時として、 60 歳以上の男性・60 歳以上の女性 ( 以下男性・女性 ) ともに「孫など家族との団ら んの時」が 1 位となっている。「友人や知人と食事や雑談をしている時」については、 男性 6 位・女性 2 位である。最後に「おいしいも物を食べている時」は女性 6 位となっ ている。このように食行動は高齢者の生きがいと関係していることがわかる。QOL 研究を通して平野順子参 ) は、QOL の下位概念と考えられている代表的なものとし て、 「主観的幸福感」(subjective well-being)、 「満足感」、 「生きがい」、 「幸福な老い」 (successful aging) をあげている。「生きがい」は高齢者の QOL と関係しているとい うことだ。つまり、「食行動」も「生きがい」を通して高齢者の QOL に関わるひと つのファクターであると言える。
表 2-1 生きがいを感じる時 項目
全体
男性
① ③ ⑥ ⑤ ①
45.9
女性
① ④ ② ③
単身世帯
孫や家族との団らんの時
48.9
趣味やスポーツに熱中している時
39.6
友人や知人との食事や雑談をしている時
39.0
旅行に行っている時
36.7
仕事に打ち込んでいる時
36.2
テレビやラジオを聴いている時
32.8
夫婦団らんの時
31.5
36.5
おいしい物を食べている時
24.4
他人から感謝去れた時
15.9
④ 17.8
若い世代と交流している時
13.9
13.9
社会奉仕や地域参加をいている時
12.2
15.0
9.8
8.9
収入があった時
12.2
12.2
12.3
15.3
勉強や教養などに身を入れている時
11.5
12.9
10.3
10.2
41.8 31.9 34.9 45.9 29.1
15.8
51.5 37.7 45.1 38.4 27.8
⑤ 36.1 27.2
20.4
④ ① ③ ⑥ ②
37.6 47.8 38.2 23.6 45.2 0.0
30.2
28.0
⑥ 15.9
⑤ 15.9
13.8
14.6
それぞれの項目に対し生きがいを感じると答えた人の割合(%) 60歳以上の人を対象としている 出店:総務庁長官官房高齢社会対策室「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査結果」1998,pp159-160
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2 章 研究背景
mnoB*EFBpL 2005 年の一人暮らしの高齢者は 3865 人と 10 年前の 1995 年に比べ約 1.8 倍となっ ている。( 総務省「国勢調査」) 一人暮らしの人が増えるということは、孤食を行う 高齢者の数も増えるということになる。家族と同居していても働いていたり時間帯 が合わないなどの理由で一人で食事をする高齢者もいる。一人暮らしの人は外出し なければ、一日誰とも会話をしないで終わることが大半であろう。2-1 に「楽しい食 事」とあるように、食事には人とのコミュニケーションを円滑に行う側面もある。 また、加齢とともに献立を考えたり調理するのがおっくうになったりと、食事を すること自体に負担を感じる人があらわれ始める。関節疾患などの疾病により物理 的に困難になる場合もある。( 図 2-1) そうすると、一日三食だったのを二食に減らす 人や、いつも同じものを食べ偏食になる人もいる。加齢というファクターが食行動 に対して影響していることがわかる。
246.1
総数
228.8
259.3
105.7
日常生活動作
91.9
外出
89.7
116.3
105.2
仕事・家事・学業
75.6
117.1
95.6 110.9
64.2 70.5 59.3
運動・スポーツ等
総数 男性
27.6
女性
28.8
その他
26.6 0
50
100
150
200
250
300 (%)
出店:厚生労働省「国民生活基礎調査」( 平成 16 年 ) 図 2-1 65 歳以上の高齢者の日常生活に影響のある者率 ( 人口千対 )
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2 章 研究背景
このような状況に対し、行政や民間企業また、NPO の活動団体参 8) により食配サー ビスや食事会などの対策が行われてきた。今はコンビニエンスストアやデパートと いったところまで食配を行っている。低カロリーのものから一般食などいくつか種 類も用意されていたり、お店や団体により値段も幅広くある。特に食事会は、お年 寄りの閉じこもりや孤独感の解消といったことにもつながる。参 7) 食料の調達のための買い物に行くことが大変な人に対しては、介護法により介護 ( または要介護 ) 認定を受けた人なら低価格でデイサービスを利用することができる し、民間団体でも外出介助を行っているところがある。参 6) 外出介助の場合は外で食 事をしたいが一人では不安だといった場合なども手助けしてくれる。 このように、ソフトな面から色々な改善策がなされている。しかし、高齢者の QOL を考えた場合になるべく自立した生活を送れることが重要だと考える。何をど こで、また誰と食べるかを自分で選択することも自立の一つと考えると、自身の問 題 ( 健康状態や経済状況など ) 以外の環境を整備することが必要となる。加齢に伴う 様々な問題により以前の食行動が行えなくなる。それに対し建築的な部分、今回は 都市環境レベルでの解決策を考える。
6) 姫野智至、近藤光男、高橋啓一、廣瀬義伸、大谷博:高齢者福祉施設の利便性評価と配置計画に関する研究、 徳島大学大学院先端技術科学教育部修士論文、2001 7) 水間政典:都市居住高齢者の外出行動の特性の圏域に関する研究―都市型高齢者住宅居住者の実態分析と シミュレーション―、明治大学大学院 博士前期課程 理工学研究科建築学 MAS コミュニティ研究報告、 2007.4 8) 椎野亜紀夫、中村攻、木下勇:高齢者の日常的外出形態の構造分析、千葉大園学報 第 53 号、pp.47-57、 1999.3
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2 章 研究背景
i8? mno%MN ghqr 近年、60 歳を過ぎても働く高齢者は多い。日本の平均寿命は、女性 86 歳、男性 79 歳 ( 世界保健報告 2006) と 10 年前に比べ女性は約 3 歳、男性は約 2 歳寿命が延 びている。定年退職してもまだまだ元気ということか。企業側もシニア層を労働力 として考える傾向にある。就業者が増えるということは、高齢者の社会参加が進む ともいえる。 また、「2-2 高齢者と食」で述べたとおり高齢者にとって生きがいは重要である。 最近、生きがいの一つとして社会参加に対する注目が高まっている。60 歳以上の高 齢者のグループ活動への参加したものがある人は、10 年前に比べ 12.5 ポイントアッ プの 54.8% ( 図 2-2) となっている。 高齢者の生涯学習や社会活動 ( ボランティア活動など ) に対する関心はまだすべて の人に浸透しているわけではないようだ。60 歳以上の高齢者の学習活動参加してい る人は 21.4%とまだ低い。また、参加しなかった理由として「関心がない」が 27% と一位となっている。( 内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」2006) NPO 活動に参加しなかった理由として一番多かったのは「きっかけや機会がない」、 次に「NPO に関する情報がない」となっている。( 内閣府「NPO に関する世論調査」 2005) 理由として考えられるのは、グループ活動がまだ身近ではないことがいえる。 高齢者がよく行く近辺に活動場所を持ってきたり、高齢者が集まるところに情報 を提示する。認知やきっかけとなる機会を増やすことで、グループ活動への参加に つながるだけではなく、外出先つまり外出目的となる場所が増えるということにな る。高齢者が出かける動機となる施設が都市に備わっている必要がある。
(%) 60
54.8 平成 5 年
50
平成 15 年
42.3 40
30
25.3 18.9
20
24.8 50.3 17.9
19.6
9.9
10
0
参 加 し た も の が あ る
健 康 ・ ス ポ ー ツ
9.1 5.6
43.3
趣 味
地 域 行 事
生 活 環 境 改 革
4.7
6.7
教 育 ・ 文 化
3.9
6.0
生 産 。 就 業
4.2 4.8
高 齢 者 の 支 援
3.6
4.8
安 全 管 理
1.9 子 育 て 支 援
3.7
そ の 他
出店:内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」( 平成 16 年 ) 1. 調査対象は、全国 60 歳以上の男女。 図 2-2 高齢者のグループ活動への参加状況 ( 複数回答可 )
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2 章 研究背景
STEF5stOPQR 約 6 割の 60 歳以上の高齢者がほとんど毎日外出していると答えている。( 図 2-3) 平成 7 年からみても年々その数は増加していることがわかる。65 歳以上の高齢者の 交通事故死者数の全体に占める割合は平成 18 年は 44.2%と 10 年前の平成 8 年の約 1.4 倍。( 警察庁「交通事故統計」)また、65 歳以上の高齢運転者による交通事故件数 ( 警 察庁「平成 17 年中の交通事故の発生状況」) は、2005 年は 98,550 件と 2004 年に 比べ 4.0% の増加となった。運転免許保有者の増加や高齢者が運転する機会が増加し ていることが背景としてある。
ほとんど毎日外出する
ほとんど外出しない
ときどき外出する
用事がなければ外出しない (*)
平成 17 年調査
59.7
32.9
7.3
0.2
無回答
平成 13 年調査
50.3
平成 7 年調査
41.2
43.3
0
20
8.3
32.7
40
60
19.2
80
0.2
4.8
100 (%)
出店:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」( 平成 18 年 ) 1. 調査対象は、全国 60 歳以上の男女。 2.「用事がなければ外出しない (*)」という選択肢は平成 7 年のみ。 図 2-3 高齢者の外出頻度
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2 章 研究背景
高齢者の外出手段として、「徒歩」が約 6 割と最も高く、次いで「自分で運転する 自動車」が 38.9% と高い。( 図 2-4) そして、「自分で運転する自動車」と挙げた人の 約 9 割の者が週 2,3 回以上運転しているという。高齢運転者の中には、今後の運転 に関して年齢や身体的な支障の有無にかかわらず、車の運転を続けようと思ってい る人がいる。その理由として、「買い物や通院など、自分や家族の日常生活上、不可 欠なため」が一番となっている。( 内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調 査」2006) 現状の生活を維持するために、自動車に乗らざる負えない状況だといえる。 地方都市になるほどその傾向は顕著である。 高齢者の自動車離れを推進する様々な試みが行われている。自動車免許を返還し た人には公共交通の費用を一部負担をするところ。また、都市の中心街に LRT を設 置したり、サイクルバスを運行することでまちのコンパクトシティ化を図り、自動 車がなくても住み易いまちにするなど。日常生活を送りやすいことも重要だが、高 齢者を危険から遠ざけることも意義のあることだ。 高齢者が都市を利用するにあたりなるべく障害 ( 危険な場所や使いづらい箇所な ど ) が少なく、高齢者が集まる場所への行きやすいことが、生活しやすい都市といこ とになる。高齢者自身が選択して生活できる、つまり高齢者が自立できる都市を目 指す。
(%) 70
60
60.4 60.8
平成 17 年
57.7
平成 13 年
平成 7 年
50
38.9
40
33.5 30.2
30
31.4
22.9 26.5 20
23.9 24.6 21.1
26.7
21.7 18.8
13.8
10
0
16.8 17.2
徒 歩
自 分 で 運 転 す る 自 動 車
自 動 車
自家 動族 車な ど の 運 転 す る
バ ス
電 車
8.9
6.6 7.5
タ ク シ ー
5.1 6.1 4.8
バ イ ク ・ ス ク ー タ ー
2.7 2.9 3.0 そ の 他
0.3 無 回 答
出店:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」( 平成 18 年 ) 1. 調査対象は、全国 60 歳以上の男女。 図 2-4 高齢者の外出手段 ( 複数回答可 )
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3 章 実態調査
3 章 実態調査
? 45pLuv ?835uvw;BxT 調査するにあたり、 「食行動」 「外出行動」 「個人属性」の 3 つのカテゴリーに分類した。 そして、各カテゴリーに対する構成要素の抽出を行い調査項目とした。そして、日常 生活を把握するために「食行動」と「外出行動」については、各調査対象者にあたり 一週間の調査期間とした。
*EF 食事場所−自宅などや外出先のどこで食事をしたのか。 共食者−一緒に食事をした人について。個食かどうかも。 食事形態−自炊・中食 ( なかしょく )・外食の 3 つ。 自炊は、自分または家族・友人が作った場合。 中食は、お弁当やお惣菜といった調理済みのものを食べた場合。 外食は、飲食店で食事をした場合。 STEF 外出先−外出した際に立ち寄った全ての周辺施設 ( スーパーや病院、職場など ) と 移動する際の交通拠点 ( 駅やバス停 ) について。 移動手段−各外出先に行く際の移動手段について ( 徒歩・自転車・自動車,バイク, オートバイ・バス・鉄道・その他 )。 移動人数−各外出先に移動した時の人数。
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3 章 実態調査
yz{| 年齢 性別 居住地 就業状況−就業しているかどうか。 世帯類型−単身世帯または同居している家族構成。 外出に対する健康状態 社会活動の参加状況−スポーツサークルや習い事を含め、NPO 団体などに参加し ているかどうか。 家族・友人関係−家族や友人に会う「場所」とそこへ行くまでの「移動手段」によっ て 15 パターンのシチュエーションで会うことのある家族友人の延べ総数。同一人物 の人でもシチュエーションパターンが異なる場合そのつどカウントする。( 表 3-1)
表 3-1 家族友人に会うシチュエーションパターン 場所
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移動手段
1
自宅
徒歩
2
自宅
自転車
3
自宅
自動車・オートバイ
4
自宅
バス
5
自宅
電車
6
知人宅
徒歩
7
知人宅
自転車
8
知人宅
自動車・オートバイ
9
知人宅
バス
10
知人宅
電車
11
それ以外
徒歩
12
それ以外
自転車
13
それ以外
自動車・オートバイ
14
それ以外
バス
15
それ以外
電車
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3 章 実態調査
?8i5uv=> ;< 一週間の食行動と外出行動をアンケート ( 資料編参照 ) により調査しそれらの関係を 明らかにすること。 }~ 2007 年 10 月 ,12 月のうち各調査対象者ごとに一週間 •€o 50 ∼ 70 代の昭島市在住の 37 名 , その他の地域に居住の 20 名 ( 表 3-2) •€MN 2007 年 10 月∼ 2008 年 1 月の東京都昭島市(人口 11 万人 , 面積 17.33km2 , 平 成19 年1月1日現在) 選定理由 ・都心通勤圏に位置する ・都内の全市の中で平均的な人口密度 ・自動車 ( 普通車 ) の保有率が東京都の平均以上−昭島市:138 台 / 人口、東京都: 113/ 台人口 ( 平成 16 年現在 ) 出典:( 財 ) 自動車検査登録協力会,都建設局道路管理部管理課
表 3-2 調査対象者
性別 女
男
17(57%)
13(43%) 年齢
50∼59歳
60∼64歳
65∼69歳
70∼歳
12(40%)
5(17%)
5(17%)
8(26%)
表の中の数値は全 30 名中の人数 カッコ内は全人数に対する割合
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3 章 実態調査
?8?5uv•‚ 調査対象者 ( 昭島市在住 37 名、その他の地域在住 20 名 ) の全ての調査結果につい ては、資料編参照のこと。 *EFƒ*EF„…†P 実態調査より、食行動のパターンを食事場所・同伴者種類・食事形態の 3 要因によっ て 18 パターンに分類。それにその他を加えた全 19 パターンとした。( 表 3-3) そして、各調査対象者の全食事回数に対する各パターンの出現率 ( 行われた割合 ) とし、全調査対象者に対する平均を求めた。( 表 3-4) A-6( 自宅・友人・中食 )・B-3( 近隣・家族・中食 ) の 2 つのパターンは行われてい ないことがわかった。上位 3 つは、A-3( 自宅・家族・自炊 )47.3%,A-1( 自宅・単独・ 自炊 )19.5%,C-6( 遠隔・友人・外食 )5.2% となった。やはり自宅で自炊の食事が多 く出現した結果となった。基本的には、家で作ったものを食べている人が多いことが わかった。 また、外食は友人に会う際に行われる傾向にあることもわかった。無職の人にとっ て友人に会うことは、外出する一つのきっかけである。 その他のパターンについては人により出現率の高さにばらつきがみられた。例え ば、B-6( 近隣・友人・外食 ) はある調査対象者に限っては 55%の出現率となっている。 個人の食行動スタイルがあるためだと言える。
表 3-3 食行動パターンと決定要因 食事場所
同伴者種類
食事形態
A-1
自宅
単独
自炊
A-2
自宅
単独
中食
A-3
自宅
家族
自炊
A-4
自宅
家族
中食
A-5
自宅
友人
自炊
A-6
自宅
友人
中食
B-1
近隣
単独
中食
B-2
近隣
単独
外食
B-3
近隣
家族
中食
B-4
近隣
家族
外食
B-5
近隣
友人
中食
B-6
近隣
友人
外食
C-1
遠隔
単独
中食
C-2
遠隔
単独
外食
C-3
遠隔
家族
中食
C-4
遠隔
家族
外食
C-5
遠隔
友人
中食
C-6
遠隔
友人
外食
D
その他
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-18-
3 章 実態調査
表 3-4 各食行動パターンの出現率の平均
食事パターン 出現率(%) A-1
13.7
A-2
1.4
A-3
46.8
A-4
5.6
A-5
0.0
A-6
0.0
B-1
0.6
B-2
1.9
B-3
0.1
B-4
1.7
B-5
1.2
B-6
3.4
C-1
0.7
C-2
0.9
C-3
0.6
C-4
1.6
C-5
0.3
C-6
2.7
D
1.2
出現率:全食事回数に対する各食行動パターンの行われた割合 個々の調査対象者の結果は資料編参照
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-19-
3 章 実態調査
STEFƒEF‡…O[ 実態調査の一週間の外出行動から、各調査対象者ごとに外出先のネットワーク図注 4)
を作成した。( 図 3-1) 自宅を中心に各外出先をノード注 4) として、ノード行き来の
あったノード同士をパス注 4) でつないだ。 そして、ネットワーク図から「自宅の近接中心性 *」を求めた。( 表 3-5) その人の 外出行動における自宅の位置づけがわかる。つまり、自宅中心型の人や 自宅以外の 場所に拠点を持つ人など。その人の外出行動のスタイル ( 特徴 ) を判断することがで きる。 ID:3 の人は 30 名中一番値が大きかった。ネットワーク図をみてもほとんどの外出 先が、自宅としかつながっていないことがわかる。自宅を移動の中心にしている人の 典型的なネットワーク図である。 また、ID:6 の人は値が一番小さい。自宅から遠方に足を伸ばしている。自宅以外 の拠点がある人に近接中心性がない傾向がみられる。有職者などで、会社に毎日通っ ている人などは会社付近が自宅以外の拠点となるためである。 このように、行動スタイルの特徴を数値かしたものが「近接中心性」である。 *近接中心性:自宅から各外出先への最短距離の合計を、外出先の総数で割ったも のの逆数。値が大きくなるほど、自宅がその人の外出行動の中心にあるということに なる。(UCINET 注 6) を使い算出)
ノードID 調査対象者1
調査対象者2
1
自宅
自宅
2
テニスコート
パン屋
3
エコス
昭和公園テニスコート
4
馬車道
銀行
5
立川
図書館昭和分館
6
エスパ
イトーヨーカドー
7
スシロー
テニススクール
8
auショップ
エスパ
9
日高巾着田
ピアノ教師宅
10
青梅
レストラン「平家の郷」
11
拝島駅
エキュート立川
12
秋川農協
首都大
13
昭島駅
調査対象者 1
調査対象者 2
八百屋
14
焼き肉店
15
昭島駅
16
立川駅
17
新宿駅
18
レストラン
19
代々木第二体育館
20
原宿駅
図 3-1 外出先のネットワーク図
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-20-
3 章 実態調査
表 3-5 各調査対象者の「自宅の近接中心性」
調査対象者ID CLOSENESS 1
1.66
2
1.65
3
1.85
4
1.63
5
0.58
6
1.21
7
1.16
8
1.67
9
1.55
10
1.20
11
1.40
12
1.55
13
1.66
14
1.35
15
1.49
16
1.72
17
1.60
18
1.59
19
1.19
20
1.64
21
1.56
22
1.62
23
1.54
24
1.08
25
1.74
26
1.64
27
1.62
28
1.71
29
1.12
30
1.48
調査対象者 ID 3
調査対象者 ID 6
1 が自宅 値が大きいほど、自宅が外出ネットワークの中心にあるということ
4) ネットワーク:網という意味の英単語。複数の要素が互いに接続された網状の構造体。ネットワークを構成する 各要素のことをノード、ノード間をつなぐ線のことをパスと言う。 6)UCINET:ネットワーク研究で利用されている分析用ソフト。ネットワーク図を描画することができるほか、ネッ トワーク図からいくつかの数値に対する分析が行える。「ネットワークの中心性」や「クラスター」などネットワー ク分析用のソフトの一つ。
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-21-
3 章 実態調査
yz{| 就業状況−就業しているかどうか。 世帯類型−単身世帯または同居している家族構成。 社会活動の参加状況 通院の有無 を表 3-6 にまとめた。 「家族・友人関係」に関しては、表 3-7 にまとめた。 表 3-6 の個人属性のクロス集計から言えることを以下まとめた。 約 8 割のひとが、無職の人であった。調査対象者の半数以上が女性であることも 影響しているだろう。 世帯類型をみてみると、約 6 割が「家族と同居」で約 4 割が「夫婦のみ」となった。 やはり 50 代の人に「家族と同居」が多くみられ、逆に 70 代の人に「夫婦のみ」の 人が多くみられた。今回の調査対象者は単身の一人暮らしの人が 30 名中 2 人と少な かった。 社会グループの平均参加数は 2 グループであるが、43% の人が参加グループ数が 1 つであった。数多くグループに参加している人もいて最大 5 つのグループに参加し ている人がいた。 外出対する健康状態を知りたかったのだが、今回の調査対象者は全員外出に支障の ない人であった。そこで、健康を測る要素として通院しているかどうかを調査した。 約 3 割の人が通院しており、70 代の人に多くみられた。
表 3-6 調査結果 個人属性
就業状態 有職
無職
7(23%)
23(77%) 世帯類型
家族と同居
夫婦のみ
その他
17(57%)
11(37%)
2(6%)
社会グループの平均参加数
通院している人
2.0*
9(30%)
表の中の数値は全 30 名中の人数 カッコ内は全人数に対する割合 *これのみ人数ではなく全 30 名の平均のグループ数
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-22-
3 章 実態調査
「家族・友人関係」( 表 3-7) の各シチュエーションごとの平均人数のクロス集計を みると、自宅でも知人宅でもない場所で自転車で赴く場所で会う知人が多いことがわ かった。次いで自動車・オートバイで赴く場合が多かった。知人に会う場合どこか外 出先で会うのが基本のようだ。各パターンを足し合わせた延べ人数の 30 名の平均は 約 34 人。社会グループに参加している人に多い傾向がみられた。多い人で 112 人、 少ない人は 5 人と幅がみられた。
表 3-7 調査結果 家族・友人関係
場所
移動手段
平均人数
1
自宅
徒歩
0.4
2
自宅
自転車
1.0
3
自宅
自動車・オートバイ
1.0
4
自宅
バス
0.3
5
自宅
電車
0.7
6
自宅
その他
0.0
7
知人宅
徒歩
0.3
8
知人宅
自転車
2.6
9
知人宅
自動車・オートバイ
1.1
10
知人宅
バス
0.3
11
知人宅
電車
0.3
12
知人宅
その他
0.0
13 それ以外
徒歩
1.0
14 それ以外
自転車
11.8
15 それ以外 自動車・オートバイ
7.0
16 それ以外
バス
0.7
17 それ以外
電車
2.6
18 それ以外
その他
3.4
延べ人数の平均*
34.4
平均人数とは、全 30 名中の各シチュエーションごとに 出した平均人数 *全 18 パターンの人数を足した総数の、全 30 名にお ける平均人数のこと
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-23-
3 章 実態調査
「家族・友人関係」の結果にも通じるが、「利用交通機関」( 表 3-8) の利用者・非利 用者数と各交通機関のクロス集計表をからも、一番利用されているのが自動車で次い で自転車となった。バスの利用者が意外に少ない。電車を利用している人は半数となっ た。今回の調査対象者は、バスよりも自動車もしくは自転車を利用する人が多いこと がわかった。活動拠点も市内の人が多い。 図 3-2 をみると居住地が比較敵に駅から近い人は、バスを利用していないことがわ かる。バス利用者は、A バスというサイクルバスのバス停があるところに居住してい る人に多くみられる。
表 3-8 利用交通手段
交通機関 自動車 バイク 自転車 バス 電車 利用している (人数)
23
1
22
7
15
全体に対する割合(%)
77
3
73
23
50
調査対象者 30 名中の人数と割合
0
0.5
1km
A バスのバス停 ( サイクルバス ) A バスとその他の共有のバス停 その他のバス停 ( 立川バス・西東京バス ) バス利用者が一名居住している街区 バス利用者が二名居住している街区 調査対象者が居住している街区
調査で居住地を街区までしか聞いていないため街区単位で表記している
図 3-2 バス利用者の居住区とバス網
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-24-
4 章 食行動の決定要因
4 章 食行動の決定要因
ˆ 45*EFB‰C>` 食行動がどのような要因により決定づけられているのかをまとめた。( 表 4-1) 大き くわけて「個人の要因」と「空間の要因」の 2 つに大別されると考える。「個人の要因」 に関しては、3 章の実態調査の結果から その人の身体的な状況や好みといったもの ( 属性 ) と、社会的な立場におけるもの ( 社会性 )、とによって個人の要因が構成されている。 また、食行動は外出行動 ( 日常生活のこと ) に影響を受ける。そこで、食行動の決 定要因としての空間の要因として、外出先やそこまでの移動手段に関わるものとした。 つまり、居住地域の「周辺施設」と「交通インフラ ( 道路網・バス網・鉄道網 )」の 2 つの「都市インフラ 1-3 用語の定義参照」により、空間の要因は決まるとした。
表 4-1「食行動の質」の決定要因 説明変数 個人の要因 空間の要因
目的変数
① 属性
・健康状態など
・行動スタイル
② 社会性
・家族、友人との関係
・社会活動の有無
③ 環境
・周辺施設
・交通インフラ形状
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食行動の質
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4 章 食行動の決定要因
ˆ835yzB>` 35{| 個人の要因の「属性」を身体状況や趣向の部分とし、以下の 6 つを実態調査の結 果から抽出。 年齢 ( 表 3-2 参照 ) 性別 ( 表 3-2 参照 ) 世帯類型 ( 表 3-6 参照 ) 就業状況 ( 表 3-6 参照 ) 外出における健康状態 ( 表 3-6 参照 ) 行動スタイル (3-3 調査結果 行動スタイル、表 3-5 参照 ) 外出における健康状態は、実態調査の結果としては全員の人が外出に支障のない人 であった。外出状況を見てみると、昭島市在住の 37 人で週 7 日平均 日。その他の 地域に居住の 20 人で週 7 日平均 日。全体では 日となり、統計結果からも出てい るように多くの人がほとんど毎日どこかに外出していることがわかった。(pp., 図 2-3 参照 ) 割の人は週 2,3 日外出程度の人がいることもわかったが、身体状況により外 出できないためではなかった。 よって、今回は食行動の自由度のモデル式を作成する段階では「外出における健康 状態」は扱わないこととした。しかし、6 章シミュレーションの条件設定の際に「外 出における健康状態」を扱っている。 ˆ8i5yzB>` i5gh| 個人要因の「社会性」として、以下の 2 つを実態調査の結果から抽出。 社会活動の参加状況 ( 表 3-6 参照 ) 家族・友人関係 ( 表 3-1,3-7 参照 )
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4 章 食行動の決定要因
ˆ8?5Š‹B>` \ Œ ˆ83e •ŽNB=> \ •• i‘ ’ 3 “ 3 }”• e 総人口
112,985 人
男
56,872 人
女
56,113 人
総世帯数 50,108 世帯 総面積
17.33km2
人口密度 6,520 人 /km2 昼間人口 96,560 人 15 歳未満人口
15,065 人
65 歳以上人口
15,771 人
・昭島市の南の端には多摩川が東西に流れている。河川敷に公園がいくつかある。 また、市の北側を玉川上水が走っている。 ・国道 16 号線が縦断しいる。東西には、奥多摩街道、新奥多摩街道が走っている。 ・市の東部には「国営昭和記念公園」が位置している。広大な敷地を持つ園内には、 原っぱをはじめ、アスレチックや日本庭園、サイクリングロードや、バーベキュー やプールなどの施設もそろっている。 ・その右下あたりに、「昭和公園」という公園もある。テニスコートが或る他、園内 に孔雀などの動物を何種類かみることができる。 ・東京都の中央やや西に位置しているが、市の水はすべて地下水である。
西武拝島線 国道16号線
JR青梅線
JR八高線 新奥多摩街道 奥多摩街道 昭和公園 多摩川
図4-1 昭島市概要図
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4 章 食行動の決定要因
ˆ8ˆ55MNOPQR 35–—˜™ ・日常生活に必要なものを購入するための施設 規模の大小により、「ショッピングセンター」「食料品店・日用品店」の 2 種に分 類した。ショッピングセンターは、食料品と日用品の両方が購入できる店のこと。 ・医療行為を受けることのできる施設 内科の医療行為のみの施設を「診療所」とし、100 床以上で主要な診療科(最低 でも内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科の 5 科)を含む病院を「総合病院」 とした。 ・公園 散歩のような運動行為が行えたり、遊び場として利用できたり、緑地化された広場 がある施設。 広さが 2ha( × 10000 ㎡ ) 以上の近隣から広域にわたる範囲に住む人が利用する施 設を「公園」とした。( ゴルフ場を除く ) ・高齢者向けの社会グループの活動拠点 ( 公共施設のみ ) 生涯学習や、サークルなどの活動が行われている施設として、 「高齢者福祉センター」 「公民館」の 2 種に分類。 以上の 7 つの施設に「最寄りの駅」を加えた計 8 つの施設を周辺施設とした。
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4 章 食行動の決定要因
調査対象都市の昭島市を、500 × 500 ㎡を1メッシュとし、居住者のいない川沿 いなどを除いた全 61 メッシュに分割した。(以下メッシュ地図とする 図 4-2) そして、 そのメッシュ地図に 8 種類の各施設についてプロットしたものが ( 図 4-3) である。 「公 園」を除いた施設の傾向として、鉄道沿いに配置されていることがわかる。駅からの アクセスが良いことが重視されているためであろう。「食料品店・日用品店」に関し ては、駅から遠い地域にも国道沿いに面して分布している。食料品は特に日々生活す る上で、必要になる消耗品のため居住地から近いことが重視されるからだろう。 昭島市での生活の拠点は、昭島駅 ( メッシュ 27) を中心に施設が配置している。次 に拝島駅 ( メッシュ 7) 前に分布している。基本的には駅前中心型であることがわか る。いくつかの「食料品店・日用品店」が新奥多摩・奥多摩街 (4-3 昭島市の概要参照 ) 道沿いに面して配置している。自動車の保有者にはよいが、そうではない人はやはり 駅前中心の生活となるだろう。
1 6
7 14
8
15
16
2 9
3
4
10
5
11
17
18
12
19
13
20
21
28 22
23
24
32
25 34 35
33 41
26
43
27 36
52
37 38 46
44
42 51
29
53
30 31 39 40 47
45 54
48 55
56 59
0
0.5
1km
図 4-2 メッシュ地図 ( メッシュ番号 )
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49
50
57
58
60
61 鉄道 幹線道路 駅
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4 章 食行動の決定要因
0
0.5
1km
診療所(内科)
公園
総合病院
高齢者福祉センター
食料・日用雑貨店
公民館
大型ショッピングセンター
図 4-3 昭島市内の周辺施設の配置図
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4 章 食行動の決定要因
–—˜™š›Bœ•žŸœstUVB
¡Ÿ
全 61 メッシュごとに、8 つの周辺施設すべての「施設までの距離」「施設までの 交通手段の有無」を算出した。全メッシュの周辺施設ごとの「施設までの距離 ( 表 4-2)」をメッシュ地図 ( 図 4-4 ∼ 4-11) にあらわした。交通手段の有無とは、1. バス で行ける 2. 幹線道路*が走っていいる 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 ) の 3 つのいずれかに該当する場合「交通手段が有る」とした。 ( 表 4-2) から、各メッシュから最寄りの施設までの平均距離が一番短い施設は「食 料品店・日用品店」であった。先にも述べたように駅を関係なく分布しているためで あろう。 公民館が一番平均距離が長いかった。普通公民館は各市区に一つである。そのた め距離ではなく、公民館に行くための交通手段があるかないかが重要である。次いで 公園の平均距離が長いが、公園の場合そもそもの土地の形状に影響される ( 川沿いに あったりなど ) ため、自宅から遠方にならざるおえないためだろう。 *今研究で取り上げた道路は以下の2種類 幹線道路:一般国道〈高速道路を除く〉 非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
表 4-2 全 61 メッシュから各施設までの距離の平均
ショッピングセンター 食料品店・日用品店 診療所 総合病院 2.75
1.00
1.16
2.14
公園 3.43
高齢者福祉センター 公民館 2.65
3.70
単位:×0.5 km (1 メッシュ ) *各メッシュから施設までの距離は資料編参照のこと
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4 章 食行動の決定要因
Y¢£¤P¥¦P…†5\ Œ ˆ8ˆe 拝島駅前に一軒、昭島駅前に二件ある。市のやや北寄りに位置しているため、市の 南側になるとショッピングセンターまで 2km 以上となる。特に、市の右下付近では、 ショッピングセンターに行くバス網がなく自動車を保有していないと不便な地域とい える。 ショッピングセンターのような大型の買い物施設の場合、市内だけではなく電車に 乗ってくるような市外に住む人もお客としているため、駅前にならざる負えないのだ ろう。 何かの用事の際に、立ち寄れたりするという意味で駅前というのは、買い物するに は好都合である。しかし、駅から遠い地域に住んでいる人にとっては、バス網がない 場合は特にとても不便である。
bus
bus
bus
bus
bus bus bus
bus
bus
bus
road road road road
bus
bus
road
bus
bus
road road road
road
road road road 0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus road
ショッピングセンター 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
ショッピングセンターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-4 ショッピングセンターまでの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
*§¨©ª}@«¬©5\ Œ ˆ8-e ショッピングセンターとは違い、市内の広い範囲に均等に分布しているため、61 のメッシュのうち 7 つを除いて、1km 圏内に食料品店もしくは日用品店があるとい う結果になった。「食料品店・日用雑貨店 」に行く交通手段が問題ではなく、徒歩圏内にあるかどうかが問題となるようだ。 日々消耗し必要になるもののため、身近で買えることが都市のクオリティとされる。 また、食行動の面からみると、食べ物を調達する場所が限られてしまうと、毎食だ いたい同じようなものを食べるようになったりと、偏食を引き起こしたりすることも ある。食事の調達場所をいくつかあるなかから選択できるような環境が理想的である。
bus
0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus
bus road
食料品店・日用品店 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
食料品店・日用品店までの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-5 食料品店・日用品店までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
®¯°5\ Œ ˆ8±e JR 青梅線の線路沿いを中心に配置している。いくつか駅から離れたところにも診 療所があるため、ほぼ 1km 以内のエリアに位置するメッシュとなっている。ただ、 1km を超えるメッシュでもバス網があるメッシュはよいが、バスも道路も交通網が 確保されていないメッシュが 6 つある。そういう地域は総合病院へもいきづらい。 高齢者にとって、普段気軽に立ち寄れる診療所があることは重要だ。 高齢者にとって診療所のような医療機関は、外出のきっかけとなることがある。日 常外出をあまりしない人でも、病院となれば話は別だ。診療所に立ち寄ったことをきっ かけとし、生活に色がつくような都市の在り方が求められるのではないか。
bus
bus bus bus road
bus
0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus road
診療所 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
ショッピングセンターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-6 診療所までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
²³´µ5\ Œ ˆ8¶e JR 青梅線の拝島駅・昭島駅・東中神駅の駅前にそれぞれ一件づつある。ショッピ ングセンター同様、遠方の患者を見越して駅前に位置している。 1km 以上のメッシュではバス網が確保されているところもあるが、1/3 ほどは交 通網が確保されていない。 総合病院なので、どこからでも行きやすいことが理想だといえる。
bus bus bus bus bus
bus bus bus
bus bus bus bus
bus
bus bus
bus busbus
bus bus
bus
busbusr oa d 0
0. 5
1k m
移動手段の有無 1.
バスで行ける
2.
幹線道路が走っている
3.
自宅から 1 k m 以内にある ( 徒歩圏内 )
総合病院
b u s 行先の施設までバスで行ける r o a 行先の施設まで幹線道路が走っている d ショッピングセンターまでの距離 < =1k m 1< x < =2k m 2< k m
図 4 - 7 総合病院までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
·¸5\ Œ ˆ8¹e 公園は広い土地が必要であったり至ることろに作れるわけではないので、配置のへ だたりが強い。全体的に南東よりに分布しているので、北西の地域に公園まで 2km 以上のメッシュが多く出没している。多摩川の河川敷にいくつか公園があるので、南 よりに分布している。多くのメッシュで公園に行く交通網が確保されていないことが わかる。また、公園までの距離が遠いこともあげられる。
bus bus
bus
road
bus
road
bus
road
bus
bus
bus
bus bus
bus
bus
bus
bus bus
road road
bus 0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus road
bus
公園 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
ショッピングセンターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-8 公園までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
mnoº»¦P…†5\ Œ ˆ8¼e 高齢者福祉センターも一か所西の端に位置しているものを除いては、大体駅前に 位置している。2km 以内ならばバス網が確保されているメッシュが多い。おそらく、 どの高齢者福祉センターもバス通り沿いに位置しているため、バス網が確保されやす いと考えられる。 生涯学習や、各種グループ活動など、行っているので、週 1 ∼ 2 回、もしくは月 に 1 回という人もいる。毎日通うところではないし、病院のように必ず行かなけれ ばならないわけではないと思うので、行きづらいところにあると、すぐに足が遠のい てしまう。高齢者が外出するきっかけとなるような施設なので、日常生活の中に組み 込まれるようなかたちが理想的である。何かのついでに立ち寄れたりなど。
bus bus
bus
bus
bus
bus
0
bus
bus
bus
bus
bus bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
0.5
bus bus
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っていいる 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
高齢者福祉センター バスで高齢者福祉センターまで行ける
最寄りの高齢者福祉センターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-9 高齢者福祉センターまでの距離と移動手段の有無
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4 章 食行動の決定要因
·½¾5\ Œ ˆ83‘e 昭島市に一軒ある。昭島駅の北側の駅前に位置している。一か所しかないため、距 離は他の施設に比べると遠くなる。がしかし、昭島駅前ということで、バス網が確保 されやすいようだ。ただ、2km 以上のメッシュの中には、交通手段を確保できないメッ シュもあらわれている。 駅前といことで、出かけたついでや、買い物のついでに行くことができる。逆に、 公民館に行った帰りに買い物に寄ったりすることができる。高齢者にとって、何かと 何かの接点のようなきっかけづくりをこちらが用意しておくことは、重要である。若 い世代の人とは格段に違い、人に会う回数や人数も、訪れる場所も少ない。 用途の違う施設が近くにあることで、高齢者の生活により彩りがくわわる可能性が 高まる。
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
road road
bus
bus
bus
bus
bus
bus bus
bus
road road
bus bus
road
bus
bus
bus
bus
bus
road road
bus
bus
bus
road road road 0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus road
公民館 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
ショッピングセンターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-10 公民館までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
¿l\ Œ ˆ833e 半数以上のエリアで、1km 以内となっている。がしかし、使う路線がかわれば距 離もおのずと変化し遠くなることが出てくる場合があるだろう。 基本的に駅に向かうバス網は必ずある。最寄りのバス停に行くことができれば、駅 にでることができるということだ。ただメッシュによっては最寄りのバス停まで遠い 地域もいくつかある。 サイクルバスなどは、多少時間がかかるが歩くことが困難など高齢者にとっては、 値段もリーズナブルで、ルートが確保されているだけでとりあえずよしと言えるだろ う
bus
bus
road
bus bus
bus bus
bus bus
0
0.5
1km
移動手段の有無 1. バスで行ける 2. 幹線道路が走っている 3. 自宅から 1km 以内にある ( 徒歩圏内 )
bus road
駅 行先の施設までバスで行ける 行先の施設まで幹線道路が走っている
ショッピングセンターまでの距離 <=1km 1< x <=2km 2<km
図 4-11 駅までの距離と移動手段
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4 章 食行動の決定要因
ˆ8-5MNOPQR i5stOPQR À£Á†Ì 交通インフラとは、交通網のこととした。高齢者の外出手段として、上位にあげら れる「自動車」「バス」「電車」の 3 種類を ( 図 2-4 参照 )、今研究での交通インフラ とした。( 以下各交通網における、対象範囲と交通拠点 ) 道路網−昭島市内全域−交差点 バス網−昭島市内全域−バス停 鉄道網−東京都内全域−駅 鉄道網についてのみ対象範囲を東京都内全域とした。あるメッシュの 3 つの交通 網における位置づけをするために、以下の作業を行った。交通網の端にあれば行きづ らいところがあったり、主要な交通拠点の近くに位置することで、他のところに行き やすい場所になるなど、交通網のどこに位置しているかを数値化していく。 まず、各交通インフラについて上記の交通拠点をノード注 4) としたネットワーク図 を作成した。( 図 4-12 ∼ 4-14) ネットワーク図とは、鉄道網でいえば駅を「点 ( ノー ド )」とし、各駅と駅をつなぐ線路を「線 ( パス )」で結び鉄道網を図化したもの。ま た、道路網とバス網に限りメッシュ地図に各交通拠点 ( 交差点・バス停 ) をプロット した地図を作成した。( 図 4-12,4-13)
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4 章 食行動の決定要因
ÄÅÆ 昭島市の道路網は、まず東西に新奥多摩街道、奥多摩街道が走っている。南北は、 国道 16 号線と国道 59,152 号線が走っており多摩川を縦断している。それらの交差 する部分、特に昭島市の南東の地域は幹線道路が密集している。逆に北西の地域は幹 線道路は走っていない。ネットワーク図でいうと、ピンクが幹線道路同士の交差点と なっており、右下に多く分布していることが読み取れる。( 詳細は資料編を参照のこと ) Ç‡Æ ネットワーク図の赤い点が、「A bus」といわれる 100 円 ( 一回乗車運賃、区間指 定なし ) のサイクルバスである。緑の点はあ「立川バス」のみのバス停で、紫の点は「西 東京バス」のみのバス停である。メッシュ地図の方に、2 種類のバスが止まるバス停 を二重のまるで表している。 拝島駅近辺と、東中神駅の周辺を中心に「A bus」は運航している。昭島駅前がハ ブとなり2つのエリアをつないでいるため、昭島駅周辺が「A bus」の中心となって いる。 「A bus」のバス停は距離間隔が短い。だいたい 300m 前後であるため、運行ルー トに位置していれば大変便利である。 「西東京バス」は基本的には昭島市での運航は一部のルートを通過する程度である。 メッシュ 41 付近から拝島駅に出る場合には便利である。 「立川バス」は、拝島駅から奥多摩街道沿いを走り立川方面に向かっている。その 他に、昭島駅を通り市を縦断するルートと、東中神駅の北側のみの運航ルートがある。 やはり、各バスルートの交差するあたりはバス網の中心になりやすいと言える。 ( 各バス停の名前など、詳細は資料編を参照のこと )
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4 章 食行動の決定要因
国道 59 号線
国道 16 号線
国道 220 号線
奥多摩街道
新奥多摩街道 幹線道路同士の交差点
国道 152 号線
その他の交差点 0
(注) 幹線道路:一般国道〈高速道路を除く〉
0.5
1km
非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
メッシュ地図
幹線道路同士の交差点 幹線道路と非幹線道路の交差点 非幹線道路同士の交差点
ネットワーク図
(注) 幹線道路:一般国道〈高速道路を除く〉 非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
図 4-12 昭島市内の道路網
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4 章 食行動の決定要因
N
0
0.5
1km
A バスのバス停 ( サイクルバス ) A バスとその他の共有のバス停 その他のバス停 ( 立川バス・西東京バス )
メッシュ地図
ネットワーク図 図 4-13 昭島市内のバス網
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4 章 食行動の決定要因
ÈÄÆ 昭島市における最寄駅は、JR 青梅線「拝島駅」「昭島駅」「中神駅」「東中神駅」「西 立川駅」、JR 八高線「小宮駅」、西武拝島線「西武立川駅」「武蔵砂川駅」の計 8 つで ある、( 分布については図 4-15 参照 ) 鉄道のネットワーク図はノードの数が多いため可視化しても何も読むことができな いので省略した。代わりに、昭島市の最寄りの駅が東京都内でどのような位置づけに あるのかを、鉄道網の簡略図で表した。( 図 4-14) また、交通網の位置づけを評価するために pp.45 で求める「近接中心性注 5)」の値 と東京都内全 443 駅中での順位を ( 表 4-3) にまとめた。最寄り駅 8 つについての表と、 比較のために上位 10 位の駅、都内の主要駅について載せた。( 東京都内全駅の路線 図とその他の駅の近接中心性については資料編参照のこと ) 東京都都内における鉄道網の中心は JR 中央線「新宿駅」であることがわかった。 私たちの日常生活の中での感覚でも「新宿駅」が鉄道網の中心というのは納得がいく 結果といえる。表には載せていないが、最下位の駅は、JR 青梅線の「奥多摩駅」となっ た。会 10 位の全ての駅が JR 青梅線の青梅駅より先の駅であった。拝島駅より先は、 乗り換え駅のない路線であること。また、都心からも離れている位置にあるための結 果であろう。 次に、上位 10 位内の駅をみてわかるように、「新宿駅」のどれだけ近くに位置し ているかが中心性にとって重要になることがわかる。これは上位のみならず、昭島市 の最寄駅においても新宿駅に近い駅の順位が高い。
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4 章 食行動の決定要因
上北台 奥多摩
西武立川
拝島
武蔵五日市
武蔵砂川 浮間舟渡
昭島
秋津
中神
小宮
赤羽
新秋津
北千住
東中神
金町
日暮里
池袋
西立川
高尾山口 高尾
江戸川
成増
上野 八王子
西国分寺
立川
吉祥寺
新宿
亀戸
小岩
東京 高幡不動
調布
分倍河原
明大前
渋谷
府中本町
多摩センター
新木場
品川
和泉多摩川
葛西臨海公園
下北沢 蒲田
京急蒲田
二子玉川 多摩川
天空橋
羽田空港第二ビル
図 4-14 昭島市を中心とした東京都内の鉄道網略図 表 4-3 東京都内の鉄道網の近接中心性
上位10位
順位/443駅中
ID
駅名
近接中心性
293
20
拝島
9978
順位/443駅中
ID
駅名
近接中心性
266
21
昭島
9739
1
56
新宿
6046
242
22
中神
9470
2
53
中野
6209
217
23
東中神
9148
3
59
四ツ谷
6243
185
24
西立川
8796
4
84
代々木
6317
298
32
小宮
10015
5
85
新大久保
6324
313
145
西武立川
10320
6
52
高円寺
6368
299
146
武蔵砂川
10076
7
220
笹塚
6384
8
63
御茶ノ水
6405
9
202
南新宿
6456
10
57
千駄ヶ谷
6485
昭島市内の最寄駅の 8 駅の、東京都内全 433 駅中の 「近接中心性」の順位と値を載せた。 ID とは、東京都内の鉄道網における駅の認識番号
主要駅 順位/443駅中
ID
駅名
近接中心性
22
82
渋谷
6758
24
65
東京
6799
38
88
池袋
7078
58
96
上野
7409
91
77
品川
7827
その他「上位 10 位の駅」と「主要駅」について載せた。
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4 章 食行動の決定要因
ÉÊËOŒÌŒÍÎ 次に、61 個の各メッシュについて、最寄りの交差点・バス停・駅を割り出した。 交差点とバス停については、そのメッシュ内にあるものとした。駅については、各駅 を母点としたボロノイ図注 7) により、駅ごとの領域を作成した。そして、あるメッシュ 内で一番面積の大きい母点の駅を最寄駅とした ( 図 4-15)
西武拝島線
武蔵砂川駅 拝島駅
1
2
10
3
西武立川駅 4
5
11
12
13
18
19
20
21
30
31
6
7
8
9
14
15
16
17
23
24
25
26
27
28
29
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
昭島駅 22
中神駅
東中神駅 西立川駅 JR青梅線
JR八高線
50
小宮駅
メッシュ28の場合 昭島駅の領域と中神駅の領域があるが、昭島駅の方が面 積が大きいため、最寄り駅は「昭島駅」とする。
図4-15 ボロノイ図ー最寄り駅の決定
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4 章 食行動の決定要因
ÏÐÑÒ| ネットワーク図を作成し、最寄りの交通拠点がわかったところで、全 61 メッシュ に対し 3 つの交通網のどこに位置するかを評価する。全メッシュの最寄りの交通拠 点 ( 交差点・バス停・駅 ) の各交通網に対する「近接中心性注 5)」を求めた。(UCINET 注 6)
により算出 )( 表 4-4)
道路網とバス網は、一つのメッシュの中に複数最寄りの交通拠点がある場合、各交 通網の中心に近いものをそのメッシュの近接中心性とした。また逆に最寄りの交通拠 点がないメッシュがあるため、道路網とバス網に関しては、近接中心性の逆数とした。 よって、値が大きいほど各交通網の中心に近いということになる。 鉄道網にいたっては、値が小さいほど鉄道網の中心に近い。 メッシュ 8,10 をみると道路網・バス網の両方とも最寄の交通拠点がない。市内北 側は、南側に比べ比較的交通網が発達していない。逆に、メッシュ 26,27 のように 道路網・バス網において高い数値となっている。このエリアは昭島駅付近である。や はり、駅前は道路網・バス網ともに発達している傾向にある。また、道路網とバス網 は、幹線道路をバスが走ることが多いため、メッシュに反映されている。両者が交通 網の中心に近い場合か、両者とも最寄りの交通拠点がないメッシュが多くみられる。
5) 近接中心性:自宅から各外出先への最短距離の合計を、外出先の総数で割ったもの。値が小さくなるほど、 自宅がその人の外出行動の中心にあるということになる。 6)UCINET:ネットワーク研究で利用されている分析用ソフト。ネットワーク図を描画することができるほか、 ネットワーク図からいくつかの数値に対する分析が行える。「ネットワークの中心性」や「クラスター」などネッ トワーク分析用のソフトの一つ。
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4 章 食行動の決定要因
表 4-4 近接中心性 ( バス網・道路網・鉄道網 )
mesh バス網(×104) 道路網(×103) 鉄道網 mesh バス網(×104) 道路網(×103) 鉄道網 1
3.63
3.18
9978
32
3.87
3.11
9978
2
3.58
0.00
10320
33
3.88
0.00
9978
3
3.71
3.24
10320
34
0.00
0.00
9739
4
0.70
2.96
10320
35
4.23
3.53
9739
5
0.00
0.00
10320
36
0.00
0.00
9739
6
3.58
3.19
9978
37
4.15
4.78
9470
7
3.87
3.89
9978
38
3.82
4.52
9470
8
0.00
0.00
9978
39
4.24
4.05
9470
9
3.90
0.00
9739
40
3.44
2.90
9148
10
0.00
0.00
9739
41
4.26
3.62
9739
11
3.85
3.55
10320
42
4.16
3.62
9739
12
0.00
3.07
10320
43
4.25
3.79
9739
13
0.70
3.55
10015
44
0.00
0.00
9739
14
3.72
3.41
9978
45
4.16
4.55
9470
15
4.04
4.05
9978
46
4.04
4.37
9470
16
4.15
0.00
9978
47
3.95
3.95
9148
17
4.22
3.95
9739
48
3.59
3.37
9148
18
3.44
3.42
9739
49
3.24
2.92
8796
19
3.21
4.18
9470
50
3.13
0.00
8796
20
0.00
0.00
9470
51
3.87
0.00
10015
21
0.70
3.94
9148
52
4.22
0.00
10015
22
3.59
0.00
9978
53
4.18
0.00
10015
23
3.74
3.70
9978
54
4.15
4.26
10015
24
3.76
0.00
9978
55
0.00
0.00
9470
25
4.01
0.00
9739
56
3.80
3.79
9148
26
4.28
4.57
9739
57
3.48
0.00
9148
27
4.30
4.57
9739
58
3.36
2.87
8796
28
3.90
4.78
9739
59
0.00
0.00
10015
29
0.00
0.00
9470
60
3.33
0.00
8796
30
3.70
0.00
9470
61
0.00
0.00
8796
31
3.85
0.00
9148
注:道路網とバス網に関しては、近接中心性の逆数としたため、値が大きいほど各交通 網の中心に近いということになる
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5 章 食行動の自由度
5 章 食行動の自由度
Ó45*EFBGHI 食行動の自由度とは、ある人の「属性」「社会性」と「居住環境 ( 居住地 )」が決ま ると、( 表 3-3) で設定した食行動パターンをいくつ行うことができるかということで、 食における生活の質 ( バリエーション ) を評価する指標である。つまり、実際に各食 行動を行ったかどうかは、評価の軸には関係がない。 ある食行動を行う段階では、複雑な条件下で食行動を選択し行うに至っている。そ の際、希望の食行動が選択肢に含まれているか、またなるべく多くの選択肢が用意さ れていることが望ましいと考える。 加齢によりどのように「食行動の自由度」が低くなっていくかをみていく。また、 「4 章食行動の決定要因」から「食行動の自由度」を評価するモデルの構築・検証を行う。 最後に加齢による影響を加味した、モデルの考察を行う。
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5 章 食行動の自由度
ÓÔÕ5*EFBrn$Ö,ר 私たちは日々食行動を行う際、様々な選択をしたうえでその食行動を行うに至って いる。昼食をとる際、次の用事まで時間がないので近くのコーヒーショップで済ませ たなどのその例である。時間と場所というファクターで食行動が決定されたこととな る。それに加え、生活習慣 ( 週に一度ハイキングに行くので昼食は屋外でお弁当など ) や好み ( 外食好きなど ) といったものもその要素に加わってくる。それらの条件を今 研究では、4 章において「F 外出手段ポテンシャル」「G 外出目的ポテンシャル」の 2 つに分類した。居住環境つまり、都市のインフラに関してが「外出手段ポテンシャ ル」である。その人の属性や社会性に関してを「外出目的ポテンシャル」とした。こ れらの条件が、「外出手段ポテンシャル」においても「外出目的ポテンシャル」にお いてもある食行動に対し整っている状況で初めて、その食行動が選択され実行に移さ れることになる。その状況を状態図 ( 図 5-1) で表現した。 私たちは、食行動を行う際にこのような選択行動を通して「行うかどうか」を意思 決定している。 加齢により、健康状態や、社会における立場などが変化する。よって今説明した選 択行動を行う際の条件の整備状況に変化か起こる。そのため、中には食行動を行う選 択が不可能になるパターンがでてくると考える。 そこで、17 ある食行動パターンそれぞれについて、加齢によりその要素に変化が あると食行動の選択に障害が出てくるのかを整理していく。
Continue
食行動
True
G
F:外出手段ポテンシャル G:外出目的ポテンシャル Finish
True
False
F False
図 5-1 食行動意志決定モデル
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5 章 食行動の自由度
ÓÔÙGHIBÚTÍÎ 4 章「食行動の決定要因」において個人要因と居住地の空間要因から整理した、「F 外出手段ポテンシャル」「G 外出目的ポテンシャル」について 17 の食行動パターン が行われるかどうかを判断するモデル式を作成する。従属変数には、ある食行動にお いて「その食行動を行うかどうか」の、 「行う」と「行わない」の 2 値をとする。また、 各要因を表す変数にあたるものが分類型 (0. 男 1. 女 ) のものと、数値型 ( 離散型:0,1,2 など・連続型:0 ∼ 2 など ) のものがある。そのため、独立変数に制限がなく従属変 数が 2 値をとる回帰分析を行いたい。そこで、ロジスティック回帰分析注 8) を行った。
ÊÛ‡XÜ£ÃÝÞßà%!á ・従属変数があり・なしという 2 値をとる場合 ・独立変数は、連続値でも、名義変数でもよい という、他の多変量解析にくらべると制約の少ない解析手法である。今回の件はこ の条件にあてはまるので採用した。また、ロジスティック回帰分析の利点として、各 独立変数に対してオッズ比注 14) が計算される。このオッズ比は、各独立変数の影響、 すなわち単位あたりの変化がもたらす確率の変化を評価したもの。このオッズ比によ り、各食行動において、ある独立変数が他の独立変数に対しどのくらい効いているか がわかる。
8) ロジスティック解析:多変量解析の一つ。従属変数に 0,1 の 2 値をとるのが特徴。ある事象に対する発生率 を得られる。0 ∼ 1 までの値をとり、0.5 を境に 0 か 1 かが判別される。説明変数の条件は、独立変数であれ ばよく、数量型でも数値型でも可能。利点は、「要因によるオッズ比が得られる」「事象の発生確率が得られる」 こと。 14) オッズ比:ロジスティック回帰の利点の一つ。各独立変数の影響、すなわち単位あたりの変化がもたらす 確率の変化を評価したものをオッズ比という。
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5 章 食行動の自由度
âã[äBÌ•ÍÎ 3-3 調査結果より得られた食行動の実態から、各調査対象者ごとに 17 の食行動パ ターンを行ったかどうか (1. 行った 0. 行わなかった ) を整理した。( 表 5-1、一部抜粋。 全データについては資料編参照 ) また、「外出手段ポテンシャル」「外出目的ポテンシャル」の全ての要素も各被験者 ごとにまとめクロス集計表を作った。( 表 5-2) 表 5-1 を従属変数とし、表 5-2 を独立 変数としてロジスティック回帰分析を行う。( 図 5-2) すると、各食行動パターンに対 してそれぞれモデル式を得る。 このモデル式を用いて「食行動の自由度」を算出する。
独立変数 ①身体要因 個人の要因
F : 外出手段ポテンシャル ②社会性要因
空間の要因
G : 外出目的ポテンシャル ③環境要因
従属変数 食行動パターン A-1 A-2
モデル式 食行動を行ったかどうか
ロジスティック回帰分析
C-6 D
図 5-2 食行動のモデル式の作成方法
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5 章 食行動の自由度
*EF„…†PBåæPÁ ある人の個人要因と空間要因を、ロジスティック回帰分析により得られたある食行 動パターンのモデル式に投入するとその食行動パターンについて「行われたかどうか」 が 0 ∼ 1 の値として算出する。ロジスティック回帰分析にかける際に、「行われた」 を「1」、「行われない」を「0」としたため、 0 ∼ 0.5 の値をとると「行わない」 0.5 ∼ 1 の値をとると「行う」 ということになる。 この作業を各食行動パターンのモデル式について行う。その中で、「行う」となっ た食行動パターンの数をカウントする。その総数がその人の「食行動の自由度」となる。 つまり、全食行動のパターンの総数が「食行動の自由度の最大値」ということとなる。
各食行動パターンのモデル式
食行動を行うかどうか
モデル式に独立変数 の数値を代入
得られた数値が 0 ∼ 0.5 なら行わない 0.5 ∼ 1 行う
自由度 0.5 ∼ 1 となる 食行動パターンの数をカウント
図 5-3 食行動の自由度の算出方法
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5 章 食行動の自由度
MNOPQRBçè$éêë,ì#$ このモデル式事態は、ある人の ( 個人の )「食行動の自由度」による都市インフラ の評価ということでしかない。 そこで、昭島市民一人一人の「属性」や「社会性」、「居住地」を調べることは不可 能なので、シュミレーションにより昭島市に住む人の「食行動の自由度」の算出を行 うこととする。(6 章参照 ) つまり、個人要因に関して、昭島市や全国の統計データより条件設定を行う。また 空間要因に関しては、初めに居住地をランダムに与える。これらの作業を昭島市民の 総数約 11 万人に対し 5% の 5500 回行う。( 有意水準 5% の場合 ) すると、昭島市の 「食行動の自由度」を得ることができる。それにより、 「食行動の自由度」における「昭 島市の都市インフラ」の評価が行える。 シミュレーションの詳しい説明については 6 章で続きを説明する。 話を戻し、モデル構築についてを以下説明していく。
個人の属性・ 居住地を インプット
属性・居住地点から それぞれ一意に決定
評価関数により 各食行動パターン が行われるかを判定
×5500 回
=
行われる食行動 パターンの総和 =食行動の自由度
昭島市の食行動の自由度
図 5-4 シミュレーションの概略図
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5 章 食行動の自由度
ÓÔí5âã[Bîï œ*EF„…†PBxTŸ 文献調査と実態調査から 4 章で「食行動」の質の決定要因をしぼり、大きく分けて「F 外出手段ポテンシャル」「G 外出目的ポテンシャル」とした。( 表 5-1) 各要素の説明 変数のうち数量的尺度のものを ( 表 5-2) にまとめた。それ以外の変数は数値尺度で ある。年齢は、50 歳以下、60 ∼ 64 歳、65 ∼ 69 歳、70 歳以上の 4 種にカテゴリー 分けした。世帯類型は、家族と同居、夫婦のみ、その他の 3 種に分類。その他は 2 値 (0,1) の分類した。 ・19 の食行動パターンに対し、全調査対象者の出現率の平均が 0 ∼ 0.5% の食行 動パターンは、日常行われにくいものとし食行動パターンから除外した。( 表 3-4 参照 ) この段階で、食行動パターンは A-5,A-6,B-3,C-5 を除く全 15 パターンとなった。
表 5-1 モデル式の変数
モデル式変数 F:外出手段ポテンシャル 個人の要因①属性
周辺施設
年齢1 年齢*
年齢2
1.距離
年齢3 性別 世帯類型* 行動スタイル
G:外出目的ポテンシャル
空間の要因③環境 2.交通手段の有無
駅1 ショッピングセンター1ショッピングセンター2
個人の要因②社会性 交通インフラ
就業状態
道路網
社会グループの参加数
バス網
家族・友人関係
鉄道網
世帯類型1 食料品店・日用品店1 食料品店・日用品店2 世帯類型2
診療所1
診療所2
総合病院1
総合病院2
公園1
公園2
高齢者福祉センター1 高齢者福祉センター2 公民館1
公民館2
Aバス網
通院状態
太枠内の変数は、分析中に追加したもの。 変数の尺度 (*詳しい変数のカテゴリー ) については表 5-3 参照
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5 章 食行動の自由度
表 5-2 モデル式の変数の尺度
年齢1
∼50
年齢* 年齢2 60∼64 (歳)
交通手段の有無
1.交通手段がある
年齢3 65∼69 年齢4
70∼
就業状態
世帯類型1 家族と同居 世帯類型* 世帯類型2 その他 世帯類型3 夫婦のみ 性別
0.交通手段がない
1.女
通院状態
1.無職 2.有職 0.通院していない 1.通院している
表 5-1 の変数で上記以外のものは数値尺度である
2.男
*2 値以外にカテゴリー分けされている変数は、カテゴリーのうちの一つはロジスティッ ク回帰分析には使用されない。 これは、1,2,3 の 3 つにカテゴリー分けされる場合、「1,2」は解析に使用され 3 は使用さ れなかったとする。すると、1,2 の係数が計算され、両方に当てはまらない場合を、3 の 場合としてモデル式が作成される。
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5 章 食行動の自由度
œðlñŸ その全 15 パターンに対し、全ての要素「F と G の両方」を説明変数としてロジス ティック回帰分析注 8) を行った。(SPSS を使用注 9)) すべての要素では、説明変数が多 すぎて有意なモデル式を得られない。そこで、ここからモデル式を作るために各食行 動パターンに対する要素の影響度をみていく。影響の小さい変数を除外していき最終 的なモデル式を作っていく。 まず、各食行動パターンごとの、一つ一つの要素 ( 説明変数 ) の有意確率注 10) を比 較し採用する要素の抽出を行った。( 表 5-3) この場合の有意確率とは、 「ある要素 ( 説 明変数 ) がモデルの予測に役立たない」という仮説に対する有意確率である。有意水 準注 10) を 5% とした場合、有意確率が 0.05 以下の場合仮説が棄却され、その要素が モデルの予測に役立つということになる。よって、値の小さいものほど、モデルの予 測に影響するということである。 有意確率の一番小さいものから上位 3 つのものを表にした。その食行動パターン の決定要因として一番影響のある上位3つの要素ということである。この段階で 15 個の食行動パターンについて一度も上位 3 位に上らなかった要素を説明変数から除 外した。除外した要素は、F:外出手段ポテンシャルからは「診療所までの交通手段 の有無」「高齢者福祉センターまでの交通手段の有無」、G:外出目的ポテンシャルか らは「年齢」、の計 3 つの要素をモデル式作成から除いた。 表 5-3 有意確立の値の小さいもの
有意確率の順位(小さい順) 食行動パターン
1
2
3
A-1
鉄道網
世帯構成2
スーパー1
A-2
スーパー2
スーパー1
鉄道網
A-3
世帯構成1
世帯構成
就業状態
A-4
総合病院2
バス網
年齢1
B-1
年齢1
高齢者福祉センター1
道路網
B-2
就業状態
参加グループ数
世帯構成1
B-4
バス網
駅1
スーパー1
B-5
公民館2
参加グループ数
高齢者福祉センター1
B-6
鉄道網
就業状態
大型1
C-1
総合病院2
就業状態
スーパー1
C-2
性別
家族・友人関係
就業状態
C-3
公民館1
公園1
行動スタイル
C-4
参加グループ数
公園1
診療所1
C-5
スーパー2
スーパー1
大型2
C-6
総合病院1
診療所1
公園1
D
世帯構成2
公園2
世帯構成
3位内に入らなかった要素
枠内のものは同順
診療所2
左記の変数をモデル式の要素から除外した。 年齢は、年齢 1 もともに除外。
高齢者福祉センター2 年齢 年齢2 年齢3 Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
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5 章 食行動の自由度
œ‡X£òÂOól3Ÿ 次に PC ソフト (SPSS) 上で、ある統計量を使いこの統計量の改善が最も適したも のになるように自動的に変数を選択してくれる方法がある。ステップワイズ法注 11) という。今回は、尤度注 12) という統計量を使い、変数増加法注 13) の尤度比検定法を行っ た。 まず、変数を増加させる際の投入、また除去する際の p 値注 10) の設定を、 「投入:0.05, 除去:0.10」で行った。その結果、各食行動パターンにおいて選択された変数を ( 表 5-4) にまとめた。
表 5-4 ステップワイズ一回目
投入:0.05, 除去:0.10
要素(説明変数)
食行動パターン 食料品店・日用品店1
総合病院2
道路網
鉄道網
性別
家族・友人関係
A-2
総合病院1
食料品店・日用品店2
A-3
総合病院2
バス網
就業状態
A-4
駅1
総合病院2
バス網
B-1
高齢者福祉センター1
公民館2
就業状態
B-2
就業状態
家族・友人関係
B-4
駅1
食料品店・日用品店1
バス網
行動スタイル
B-5
公民館2 公園1
食料品店・日用品店2
バス網
就業状態
社会グループ参加数
家族・友人関係 性別
A-1
B-6
バス網
C-1
総合病院2
C-2
総合病院1
公園2
道路網
C-3
駅1
公民館1
道路網
家族・友人関係
C-4
診療所1
公園1
大型2
社会グループ参加数
C-6
総合病院1
総合病院2
公園2
鉄道網
D
公民館1
公園2
行動スタイル
太枠内のものは、一番モデル式に影響している要素
10) 有意確率 (p value):統計的仮説検定において、帰無仮説のもとで得られた検定統計量が実現する確率。有 意確率が前もって定めた有意水準 * より小さい場合に帰無仮説を棄却し、大きい場合に帰無仮説を採択する。 *有意水準:統計的仮説検定を行う場合に、帰無仮説を棄却するかどうかを判定する基準。5% あるいは 1% が よく使用される。 11) ステップワイズ法:変数選択法の一つ。独立変数を任意に選択して投入する強制投入法と、自動的に有意 な変数を選択してくれるものが「ステップワイズ法」。ステップワイズ法の中には、変数増加法、変数減少法、 変数増減法がある。 12) 尤度比:尤度とは、ある観測データが起こる確率のこと。ロジスティック回帰では、尤度の対数 ( 対数尤度 =log(L)) を用いて検定する。ある条件を含まない場合と含んだ場合の最大対数尤度の差の 2 倍が自由度 1 のカ イ2乗分布することを用いて検定する。-2logLO-(-2logL)=2log(LO/L) を尤度比検定量という。この検定法を尤 度比検定法という。 13) 変数増加法:スッテップワイズ法の一つ。モデルに入っていない変数のうちで p 値が最も小さいものから モデルに投入し、尤度比検定量の減少が有意であれば次に p 値が小さいものを投入していく。尤度比検定量の 減少が有意でなかったり、残った独立変数の p 値が全て一定以上になると終了となる。モデルに投入したり除 去したりする基準は自由に決められる。
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5 章 食行動の自由度
œ‡X£òÂOóliŸ ・p 値を変化させてステップワイズ法を再び行った。今度は、 「投入:0.10, 除去:0.15」 とした。この程度高めに p 値を設定するのが一般的であるため再び行った。選択さ れた変数を ( 表 5-5) にまとめた。 ・ステップワイズ 1、ステップワイズ 2 のモデル式を作る際に使われなかった変数 は、食行動の質の決定要因として影響力が弱いとして説明変数から除く。「ショッピ ングセンターまでの距離」「世帯類型」の 2 つの変数は、一度もモデル式を作る際に 変数として使われていないので除外した。
表 5-5 ステップワイズ二回目
要素(説明変数)
食行動パターン A-1 A-2 A-3 A-4
投入:0.10, 除去:0.15
食料品店・日用品店1
総合病院2
性別
家族・友人関係
食料品店・日用品店2
公園2
道路網
鉄道網
鉄道網
行動スタイル
家族・友人関係 総合病院2
バス網
就業状態
駅1
診療所1
総合病院1
総合病院2
バス網
就業状態
B-1
高齢者福祉センター1
公民館2
就業状態
B-2
鉄道網
就業状態
家族・友人関係
食料品店・日用品店1
診療所1
総合病院1
公園1
行動スタイル
家族・友人関係 バス網
就業状態
B-4 B-5 B-6
公民館2
参加グループ数
公園1
食料品店・日用品店2
参加グループ数
家族・友人関係
C-1
総合病院2
C-2
総合病院1
公園2
道路網
性別
駅1
公民館1
道路網
行動スタイル
C-3
家族・友人関係
C-4
診療所1
公園1
大型2
社会グループ参加数
C-6
総合病院1
総合病院2
公園2
鉄道網
D
公民館1
公園2
行動スタイル
太枠内のものは、一番モデル式に影響している要素
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5 章 食行動の自由度
œâã[BôõBxTŸ この段階でロジスティック回帰分析にかけたものを「モデル 0」とする。( 表 5-7)「モ デル 0」を基準に説明変数を変化させて分析を行いモデルの変数の抽出を行った。( 表 5-8) そして、ロジスティック回帰分析により各食行動パターンにおいてモデル式が得ら れたかどうかを「モデルの予測に役立たない」という仮説に対し、有意水準 5%,10% で見ていき、変数を変化させていった。( 表 5-9) 有意確率が、0.05 以下の場合 ( もし くは 0.1 以下の場合 ) 仮設が棄却されて、モデル式が予測に有意であるということに なる。つまり、有意確率により、棄却された食行動パターンはモデル式が得られると いうことになる。( 表 5-10) まずは、二回のステップワイズ法により 1 度しか使用されなかった「高齢者福祉 センターまでの距離」を、次に 2 度しか使用されなかった「ショッピングセンター までの交通手段の有無」を除外した。ステップワイズ法から各要素の食行動パターン への影響度をみていき変数を変化させていった。 そしてその次に、有意確率の小さい順 3 位以内に一回しか入らなかった「公民館 までの交通手段の有無」を除外した。といったように有意確率により各食行動パター ンへの影響度から変数を変化させていくと、「モデル 5,6」で有意水準 5% において 有意なモデル式を得られる食行動パターンの数が 11 となった。有意水準 10% の時 では、「モデル 5」で 12 となった。 表 5-7 「モデル 0」の変数
モデル0の変数 外出手段ポテンシャル
外出目的ポテンシャル
空間の要因③環境
個人要因①属性
周辺施設
交通インフラ
個人要因②社会性
性別
駅1
大型2
道路網
家族・友人関係
行動スタイル
スーパー1
スーパー2
バス網
就業状態
診療所1
総合病院2
鉄道網
参加グループ数
総合病院1
公園2
公園1
公民館2
高齢者福祉センター1 公民館1 表 5-8 各モデル名と除外した変数
元のモデル式から削除した変数
モデル式名
元のモデル式
モデル1
モデル0*
高齢者福祉センターまでの距離
モデル2
モデル1
ショッピングセンターまでの交通手段の有無
モデル3
モデル2
診療所までの距離
モデル4
モデル3
公民館までの交通手段の有無
モデル5
モデル4
食料品店・日用品店までの距離
モデル6
モデル5
駅までの距離
モデル7
モデル5
バス網
公民館までの距離
要素 ( 説明変数 ) を抽出していく際の、モデル名と削除していった変数を表にあらわした。 *元となる「モデル 0」の全ての変数については ( 表 5-7) を参照。
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5 章 食行動の自由度
表 5-9 モデル 7+A バスの説明変数
外出手段ポテンシャル:F
外出目的ポテンシャル:G
属性
周辺施設
交通インフラ
社会性
行動スタイル
駅1
道路網
家族・友人関係
総合病院1
鉄道網
就業状態
公園1
Aバス
社会グループ参加数
食料品店・日用品店2 総合病院2 公園2
表 5-10 各食行動パターンのモデル式作成状況
食行動パターン モデル名
A-1 A-2 A-3 A-4 B-1 B-2 B-4 B-5 B-6 C-1 C-2 C-3 C-4 C-6
D
改訂FG
食行動パターンの 0
1
○
○
○
○
○
○
○
△
7
2
○
3
○
○
○
○
○
○
○
○
○
9
○
○
○
○
○
○
○
○
4
9
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
9
5
△
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
11 11
○
6
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
4+通院
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
9
4+自動車
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
○
10
○
○
○
△
△
○
○
○
9
○
○
△
△
○
○
8
5+通院
○
○
○
5+バス
○
○
○
○
5+Aバス
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
○
10
7+Aバス
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
12
○:有意水準 5% でモデル式がつくれるもの △:有意水準 10% だとモデル式がつくれるもの +通院:モデルに「通院しているかどうか」を要素に加えたもの +自動車:モデルに「日常生活で移動手段として自動車を利用しているかどうか」を要素に加えたもの +バス:モデルに「日常生活で移動手段としてバスを利用しているかどうか」を要素に加えたもの +A バス:モデルに「A バス網」を要素に加えたもの 以下 12 の食行動パターンにより「食行動の自由度」を決定する
A-1 A-2 A-4 B-2 B-4 B-5 B-6 C-2 C-3 C-4 C-6
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D
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5 章 食行動の自由度
œöìê>÷Ÿ ここで、新に「通院しているかどうか」「日常生活の移動手段に自動車を利用して いるかどうか」「日常生活の移動手段にバスを利用しているかどうか」「A バス網 ( サ イクルバス )」の 4 つの要素を加えてロジスティック回帰分析を行った。 通院の有無や、移動手段についての要素を加えてもモデル式はうまく作ることがで きなかった。 ただし、バス網ではなく、サイクルバス (A バス ) の交通網のみにした場合に良い 結果が得られた。モデル 7( モデル 5 からバス網を除き、A バス網を要素に加えたもの ) のロジスティック回帰分析を行った結果、モデル式の得られる食行動パターンが「12」 と最高の値となった。 よって、今回この「モデル 7」を「食行動の自由度」を算出するモデルとして採用 した。モデル式の詳細 ( 係数など ) については、資料編参照のこと。 モデル式の得られる「12」の食行動パターンは、表 5-10 に表記した。当初その他 を含め 19 パターンあった食行動パターンから、自宅が 3 つ、近隣・遠隔がともに 4 つにその他を加えた 12 のパターンとなった。食行動パターンの出現率の平均で 1 位 であった「A-3」は、多くの人が行うということは、様々な個人要因や環境要因を持 つ人が行うということになる。そのため、モデル式を算出できなかったといえる。
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5 章 食行動の自由度
ÓÔÓ55øù âã[äBúû ロジスティック回帰分析はにより得られるモデル式は、0 ∼ 1 の間の値をとる。そ して、今回のモデル式では「0 ∼ 0.5」の値をとる場合「その食行動パターンを行わ なかった」。「0.5 ∼ 1」の値をとる場合「その食行動パターンを行った」ということ になる。ロジスティック回帰分析を行う際の従属変数の 2 値の値を、実態調査から 各調査対象者が一週間のあいだに「0. その食行動を行わなかった」もしくは「1. 行っ た」という結果を用いた。つまり、得られたモデル式は、ある属性をもった人の値を 式の変数に代入すると、その属性を持つ人は統計的に、食行動パターンを「行わなかっ た」か「行った」かが判定されるということである。言い換えれば、その属性を持つ 人の食行動パターンに対する傾向がわかる。その属性を持つ人は、判定により得られ た食行動パターンを行えるという風にとらえられる。行える食行動パターンの数から 「その属性の食行動の自由度」がわかる。 よって、得られたモデル式より「ある属性の人の食行動パターンの自由度」が得ら れるということだ。
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5 章 食行動の自由度
具体的には、事象 ( 今回は、ある食行動が行われたかどうか ) に対する発生率 P を 求めるモデル式である。発生率 P は前述したとおり 0 ∼ 1 の値をとる。発生率 P は 式 1 となる。式 1 中の e の指数関数 Z は、ロジスティック関数式 2 からもとまる。 この式 2 中の x が説明変数で、b がその変数に対する係数である。また、b0 は定数 項となっている。そして、それぞれの変数に対して各変数間の影響度がわかるオッズ 比がもとまる。( 式 3) よって、Z を正の方向に影響を与えるものは事象に対する発生率 P が 0 に近づく ため「行わない」方へ影響を与える。 逆に、Z を負の方向に影響を与えるものは事象に対する発生率 P が 1 に近づくた め「行う」方へ影響を与える。 今回変数はすべて正の値をとるため、系数が「負」の場合は変数の値が大きいほど 「行う」方へ影響を与える。系数が「正」の場合は変数の値が小さいほど、「行う」方 へ影響を与える。( 表 5-13) ここまで整理して、次に各食行動パターンのモデル式に対して変数がどのような影 響を与えているかをみていく。
式1 P=
1 1+e z
式2 z=log
P =b0+b1x1+b2x2+b3x3+b4x4+.... 1-P
式3 オッズ比 =ebi
係数 bi が負の場合 変数 xi の値が 発生率 P
小 0
行わない
大 1
行う
係数 bi が正の場合 変数 xi の値が 発生率 P
大 0
行わない
小 1
行う
図 5-5 変数の発生率への影響 Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
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5 章 食行動の自由度
œâã[äüBôõBרŸ ここで得られた各食行動パターンのモデル式より、オッズ比注 14) により変数同士 のモデル式への影響度を比較した。事象 ( 今回は、食行動を行ったかどうか ) に対す る「行う」「行わない」の 2 方面への変数の影響度をそれぞれオッズ比の大きい順に 3 つを表にまとめた。( 表 5-13)「系数が負」のものは、変数の値が大きいほど「行う」 方へ影響することになる。また逆に、「系数が正」のものは、変数の値が大きいほど、 「行わない」方へ影響する。
表 5-13 各モデル式のオッズ比による変数の影響 係数 bi が負の変数のオッズ比の大きい順
食行動パターン
1
2
3
A-1
鉄道網
道路網
公園2
A-2
総合病院2
鉄道網
駅1
A-4
スーパー2
就業状態
道路網
B-2
スーパー2
駅1
参加グループ数
B-4
スーパー2
道路網
参加グループ数
B-5
家族・友人関係
公園2
道路網
B-6
総合病院1
公園2
行動スタイル
C-2
総合病院1
就業状態
家族・友人関係
C-3
スーパー2
就業状態
道路網
C-4
家族・友人関係
駅1
就業状態
C-6
総合病院1
道路網
駅1
D
スーパー2
家族・友人関係
鉄道網
係数 bi が正の変数のオッズ比の大きい順
食行動パターン
1
2
3
A-1
Aバス
就業状態
参加グループ数
A-2
行動スタイル
総合病院1
スーパー2
A-4
Aバス
行動スタイル
駅1
B-2
行動スタイル
公園1
公園2
B-4
行動スタイル
駅1
公園1
B-5
Aバス
総合病院1
B-6
総合病院2
鉄道網
C-2
スーパー2
行動スタイル
公園1 駅1
C-3
Aバス
家族・友人関係
公園2
C-4
Aバス
総合病院1
スーパー2
C-6
スーパー2
行動スタイル
公園2
D
行動スタイル
公園1
公園2
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5 章 食行動の自由度
表 5-13 から建築的な要素、 「周辺施設」「交通インフラ」、その他の要素「属性」「社 会性」がどの食行動パターンについて影響しているかを比較した。各食行動パターン の決定要因として建築的な要素がどの程度影響しているかをみるためである。 係数が負の場合、「食料品店・日用品店までの交通手段の有無」が 1 位に 5 つ選ば れている。交通手段がある方が食行動が行われるということになる。各食行動パター ンにおいて影響のある変数に変化がみられる。 また、「スーパーまでの交通手段の有無」は係数が正の場合、C-2,C-6 でいちばん 影響の大きい変数となっている。つまり、同じ変数でも食行動パターンによって「行 う」方に影響する時もあれば「行わない」に影響する場合があることがわかった。 係数が負の場合、比較的環境要因が影響を及ぼしていることも表 5-13 からわかっ た。
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5 章 食行動の自由度
œrn$Ö,*EFüBרŸ 加齢に伴い、どのような食行動から行われなくなっていくのかを実態調査から整理 した。( 表 5-12) 全体的にみて、食行動を行う場所に大きく関わっていることがわかる。 「C-6」( 外食・友人・遠隔 ) を除けば、「遠隔」「近隣」「自宅」の順に加齢により 行われなくなる傾向が読み取れる。「C-6」食行動パターンが異例となる理由として、 外食する際に「友人に会う」が多いためであると考えられる。近隣 B の中でも、一 番加齢による影響を受けないパターンは「B-6」で、友人に会う時に外食をする傾向 にある。その際、遠隔地よりも、近隣の方が歳をとっても行われることがわかった。 今回のモデルには算入しなかった「A-3」であるが、実態調査によるとどの世代に おいても食行動パターンの中で一番行われている。そのため、モデルには使用してい ないが表に入れた。 各食行動パターンのモデル式に対する変数の影響から「加齢により行われなくなる 食行動パターン」に対しての対策をすることができる。加齢により行われなくなりや すい「C-3」「C-2」「C-4」の 3 つの食行動パターンに対して「行う」方への影響を与 える共通の変数として、「就業状態」がある。( 表 5-13) 歳をとっても働きやすい環境 整備をすることで、歳をとっても食行動の自由度を保つことができる。
表 5-12 加齢と食行動パターンの関係
食事パターン A-3
A-1
食事形態 同伴者
A-4
A-2
自宅
場所 自炊
B-6
B-5
近隣 中食
家族 単独 家族 単独
C-6 遠隔
B-2
単独
C-2
C-3
D
遠隔
外食
外食 中食 友人
B-4 C-4
近隣 家族
中食 その他 単独 家族
食行動パターンの下はパターンの内容 加齢とともに行わなくなっていく食事パターンの順 C-3 から順に行わなくなる
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5 章 食行動の自由度
ÓÔý5âã[Bþÿ 実態調査を行った全調査対象者 37 名のうちモデル作成に使用した 30 名を除いた、 残りの 7 名を 5-3 で得られたモデル式を検証するためのサンプルとした。 7 つのサンプルの各変数の値を表 5- にまとめた。7 名について 12 種類の食行動パ ターンのモデル式に代入各食行動パターンが行われたかどうかをさんしゅつ。その結 果 ( その食行動が行われたかどうか ) と、実態調査から得られた行った食行動パター ンとを比較した。各食行動パターンについて全サンプル 7 名に対する、2 つの結果が あったものを「正」、合わなかったものを「誤」とし正誤確率を算出した。( 表 5-11) 食行動パターン「B-5,C-3」について 14% と低い値となった。モデル式作成のため のサンプル数が少ないため、この食行動パターンについてはサンプルを追加し再度モ デル式を作成する必要があるといえる。
表 5-11 各食行動パターンのモデル式の正誤率
食行動パターン A-1 正誤率 %
86
食行動パターン B-6 正誤率 %
43
A-2
A-4 B-2 B-4 B-5
71
43
C-2
C-3 C-4 C-6
100
14
86 57
71 57
14 D 43
検証用の 7 個のサンプルを各モデル式に投入した結果 と、実際の結果の正誤率
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6 章 シミュレーション
6 章 シミュレーション
!45Y"#$†Y¢P !ÔÕ5yz>`ª%&'B™C yz>` 人を発生させる度に以下の条件で、その人の個人要因を決定する。( 図 6-4) 就業状態 実態調査の結果から割合を算出。有職者が 44%、無職が 56% とした。 行動スタイル 実態調査の結果から、0.1 刻みごとの度数分布を割り出した。1 ∼ 2 までの値をとる。 度数分布から出現率を求め範囲を決定し、0.1 の範囲内でランダムに行動スタイルの 値を決定した。( 図 6-1) gh¥[†òqrõ 実態調査の結果から、度数分布を割り出した。0,1,2,3,4,5 の値をとり、度数分布 より出現率を求め値を決定した。( 図 6-2) 家族友人関係 実態調査の結果から、0 と 1 ∼ 120 までの間で 20 刻みの範囲の度数分布を割り出 した。0 ∼ 120 までの値をとる。度数分布から出現率を求め範囲を決定し、0 では ない場合 20 の範囲内でランダムに家族・友人関係の値を決定した。( 図 6-3)
#$%&'()*+!"
&! %
頻度
1.1
2
1.2
4
1.3
1
1.4
1
1.5
3
1.6
6
1.7
9
1.8
3
1.9
1
!"
データ区間
$ # " ! &'& &'" &'( &'# &') &'$ &'* &'% &'+ #$%&'(
図 6-1 行動スタイルの出現頻度
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-72-
6 章 シミュレーション
%&' 全 61 のメッシュの中から一か所決定すると、変数のうち環境に関する要因の、 「駅 までの距離」「総合病院までの距離」「公園までの距離」「食料品店・日用品店までの 交通手段の有無」 「総合病院までの交通手段の有無」 「公園までの交通手段の有無」 「道 路網の近接中心性」「鉄道網の近接中心性」「A バス網の近接中心性」の数値が自動 的に決定する。( 資料編参照 )
社会グループ参加数の出現頻度
&)
データ区間
頻度 0
2
1
13
2
7
3
2
4
3
5
3
頻度
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)
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図 6-2 社会グループ参加数の出現頻度
456789:)*+!"
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データ区間 頻度
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0
4
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20
12
40
4
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80
4
100
1
120
1
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456789:
図 6-3 家族・友人関係の出現頻度
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-73-
6 章 シミュレーション
!ÔÙ5Y"#$†Y¢P 3(i 今回の実態調査は、50 歳以上の人を対象にしているため、昭島市の 50 歳以上の 人を想定したシミュレーションとする。 シミュレーション 1,2 では、居住地 ( メッシュ ) をランダムに与えた 1000 人の人 を想定しシミュレーションを 1000 回行う。 昭島市の人口統計から年齢が 50 歳以上の人口は、44377 人。その 2.5% の人口の 1109 人から、1000 人の人を発生させてシミュレーションを行った。
Y"#$†Y¢P 3l\ )*EF„…†P$•**JÝõ$Ö,+,-./E0 e œ12‹B*JŸ 実態調査から、一週間の全食事回数の全調査対象者における平均は 23 回であった。 そこでシミュレーションを行う際、一人の人に対し一週間の食事を 23 回とした。 実態調査から各食行動パターンごとの一週間に行われた食事回数の平均を算出。 その値を食行動パターンの出現率とした ( 表 6-1)。23 回の食事毎に、12 種類の食行 動パターンから出現率により一つの食行動パターンを選択する。 そして、その食行動パターンを「行ったかどうか」を食行動のモデル式より判別 する。23 回の食事のうち行われた食事パターンの数をカウントする。その数をその 人の「Zk= 食行動の自由度」とする。( 図 6-5) 上記の「一週間の食事」を 1 ループとし、これを 1000 回 (1000 人 ) 行い 1000 個 の Zk を算出。( 図 6-4) その Zn の平均が、「昭島市の食行動の自由度」となる。12 の食行動パターンの出現頻度を ( 表 6-2) にまとめた。 ・昭島市の食行動の自由度は「5.0」であった ・自由度 5 を頂点に正規分布を描いている ・自由度が 2 以下、8 以上はあまり見られない ・一週間に出現する食行動パターンにおいて 7.2 回と A-1 が他の食行動パターンに 比べ多い ・次いで A-4 が 2.8 回と多く自宅での食行動は行いやすいといえる
表 6-1 食事パターンの出現回数
A-1
A-2
A-4
B-2
B-4
B-5
B-6
C-2
C-3
C-4
C-6
D
食事回数の平均 3.87
食事パターン
0.43
1.37
0.47
0.47
0.33
0.73
0.23
0.17
0.37
0.67
0.43
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-74-
6 章 シミュレーション
start
n=0
就業状態を決定 44% の割合で有職者 56% の割合で無職とする
社会グループ参加数を決定 図 6-2 を元に出現確立を求め 0,2,3,4,5 のいずれかの値とする
行動スタイルの範囲を決定 図 6-1 を元に求めた出現確立 から 1 ∼ 2 までの 0.1 きざみ の値を与える 行動スタイルの値を決定 与えられた 0.1 刻みの範囲か らランダムに値を与える
家族・友人関係の範囲を決定 図 6-3 を元に求めた出現確立 を 0 か 1 ∼ 120 までの 20 刻みのいずれかの値とする
yes
家族・友人関係の範囲が 0
no 家 族・友 人 関 係 の 値 を 決 定 与えられた 20 刻みの範囲か らランダムに値を与える
1
2
3
処理 A
4 処理 B
n+1
処理 A が 1,2 の時
yes
no
no
n=100
no
yes
n=1000
yes
end
図 6-4 個人要因の決定
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-75-
6 章 シミュレーション
1
2
3
4
処理 A n=0
居住者を発生させ、 ランダムに 61 のメッシュの 中から 1 つ居住地を与える
表 6-1 から各メッシュにおけ る、環境要因の値を決定
表 6-2 のから得られた出現率よ り 12 の食行動パターンから 1 つを決定する
食行動パターンのモデル式に、 個人・環境要因の値を代入し、 行われたかどうか判定する
新しい食行動バターンが 行われた no
yes
食行動の自由度 Zk+1
n+1
n=23
no
yes
end 図 6-5 シミュレーション 1
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-76-
6 章 シミュレーション
1
2
3
4
処理 A n=1
居住者を発生させ、 ランダムに 61 のメッシュの 中から 1 つ居住地を与える
表 6-1 から各メッシュにおけ る、環境要因の値を決定
表 6-3 のから食行動パターン n のモデル式に、 個人・環境要因の値を代入し、 行われたかどうか判定する
食行動バターンが 行われた no
n=12
yes
食行動の自由度 Zk+1
no
n+1
yes
処理 B
図 6-6 シミュレーション 2
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-77-
6 章 シミュレーション
Y"#$†Y¢P i 一人に対し全 12 種類の食行動パターンについて各モデル式より、「行なったかど うか」を判別。その際行った食行動パターンをカウントしその人の「Zn= 食行動の 自由度」とする。( 図 6-6) これを 1 ループとし 1000 回 (1000 人 ) 行い、Zn の平均値を「昭島市の食行動の 自由度」とする。12 の食行動パターンの出現頻度を ( 表 6-3) にまとめたまとめた。 ・昭島市の食行動の自由度は「7.1」であった ・自由度 7 を頂点分布しているが、正規分布は描いていない ・自由度が 4 以下、10 以上はあまり見られない Y"#$†Y¢P 3(i B•‚ 食行動パターンに対する重み付をしないシミュレーション 2 は、その食行動が「で きる」か「できない」かがわかる。逆に重み付けをしたシミュレーション 1 では、 「行 われるかどうか」がわかる。そのため、シミュレーション 2 の方が「食行動の自由度」 が高い結果となった。 ただし、シミュレーション 1 が正規分布を表していることからもわかる通り、食 行動パターンに重み付をした方が、現実の現象に近くなったといえる。 ある食行動を「行えるか」ということと、実際に「行うか」ということに対する 開きがあることがこの 2 つのシミュレーションによりわかった。
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6 章 シミュレーション
表 6-2 食行動の自由度の出現分布表 ( シミュレーション 1)
>?@A/>BC!
食行動の自由度
#!!
5.013
()! (!! データ区間 頻度
")!
2
2
17
3
86
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4 213
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5 351
)!
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1
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6 224 7
92
8
12
9
2
10
1
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(
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$
*
%
+
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食行動パターン A1 出現回数の平均 7.202
A2
A4
B2
B4
B5
B6
C2
C3
C4
C6
D
0.271
2.782
0.474
1.004
0.571
0.608
0.226
0.344
0.389
1.123
0.675
一週間 23 回の食事中の出現回数の平均 表 6-3 食行動の自由度の出現分布表 ( シミュレーション 2)
*+,-.*/0!
食行動の自由度 7.194
$!! )!!
"#
#!!
データ区間 頻度 4
7
5
38
6
94
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7 571
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8 231 9
41
10
14
11
4
#
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$
*
%
+
&!
&&
$%&'()#
食行動パターン 出現確率
A1
A2
A4
B2
B4
B5
B6
C2
C3
C4
C6
D
0.782
0.261
0.793
0.43
0.88
0.708
0.371
0.382
0.78
0.432
0.716
0.659
1000 人中の各食行動パターンにおける行われた割合 Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-79-
6 章 シミュレーション
!Ôí5Y"#$†Y¢P ?(ˆ シミュレーション 3,4 では、61 の全メッシュにおける自由度を算出するシミュレー ションを行う。100 人の人を想定し、全ての人に対し全 61 メッシュにおける「Zn= 食行動の自由度」を算出するシュミレーションを行う。
Y"#$†Y¢P ? 一人に対し全メッシュ対して、シミュレーション 1 の「一週間の食事」を行う。 ある人のメッシュ n における食行動の自由度 Zn(n=1 ∼ 61) を算出する。( 図 6-7) この食行動の自由度 Zn の 100 人全ての人の平均を、メッシュ n における「食行 動の自由度」とする。全メッシュの食行動の自由度の度数分布を作成した。( 表 6-4)
Y"#$†Y¢P ˆ5 一人に対し全メッシュ対して、シミュレーション 2 を行う。そして、ある人のメッ シュ n における食行動の自由度 Zn(n=1 ∼ 61) を算出する。( 図 6-8) この食行動の自由度 Zn の 100 人全ての人の平均を、メッシュ n における「食行 動の自由度」とする。全メッシュの食行動の自由度の度数分布を作成した。( 表 6-5)
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-80-
6 章 シミュレーション
1
2
3
4
処理 A m=1
居住者をメッシュ n とし、表 6-1 から環境要因の値を決定
n=0 表 6-2 のから得られた出現率よ り 12 の食行動パターンから 1 つを決定する
食行動パターンのモデル式に、 個人・環境要因の値を代入し、 行われたかどうか判定する
新しい食行動バターンが 行われた no
yes メッシュ n における 食行動の自由度 Zn+1
n+1
n=23
no
yes
m=61
no
m+1
yes end 図 6-7 シミュレーション 3
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-81-
6 章 シミュレーション
1
2
3
4
処理 A m=1
居住者をメッシュ n とし、表 6-1 から環境要因の値を決定 n=1
表 6-3 のから食行動パターン n のモデル式に、 個人・環境要因の値を代入し、 行われたかどうか判定する
食行動バターンが 行われた no
n=12
yes
食行動の自由度 Zn+1
no
n+1
yes
m=62
no
m+1
yes 処理 B
図 6-7 シミュレーション 4
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-82-
6 章 シミュレーション
Y"#$†Y¢P ?(ˆ •‚ 各メッシュにおける食行動の自由度に関しては、食行動のパターンに重み付をし たかどうかで違いは見られなかった。自由度 8,11 の 2 つにピークがあり、自由度の 高いエリアと低いエリアに分かれることがわかった。自由度 8 の方がピークが高く 全メッシュの「食行動の自由度」の平均は両シミュレーションにおいて約 9 となっ た。シミュレーション 3 とシミュレーション 4 で、各メッシュでの「食行動の自由度」 を比較してもほとんど同じ結果となった。
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-83-
6 章 シミュレーション
表 6-4 全 61 メッシュの食行動の自由度の分布表 ( シミュレーション 3)
*+,-.*/0" ")
"#
"! &) &!
データ区間 頻度 7
12
8
22
9
2
10
9
11
11
12
6
) ! *
%
+
&!
&&
&"
$%&'()#
全61メッシュの食行動の自由度の平均 シミュレーション3 シミュレーション4 食行動の自由度
8.8
8.9
表 6-5 全 61 メッシュの食行動の自由度の分布表 ( シミュレーション 4)
>?@A/>BC1
")
!"
"!
データ区間 頻度 7
12
8
20
9
3
10
6
11
13
12
7
&) &! ) ! *
%
+
&!
&&
&"
;#$)<="
全61メッシュの食行動の自由度の平均 シミュレーション3 シミュレーション4 食行動の自由度
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
8.8
8.9
-84-
6 章 シミュレーション
!Ôý53†‡‡…ãÜ 個人要因・環境要因、そして個人の属性に対する、ケーススタディを行った。変 数の中から、個人要因は「社会グループ参加数」、環境要因は「A バス網」、そして 個人に属性におけるケーススタディでは違う属性間の居住地による「食行動の自由 度」の比較を行った。
3†‡‡…ãÜ 35gh¥[†òqrõ/ô456, 実態調査結果から得られた出現率を用いてシミュレーションしているが、1000 人 全ての人の社会グループ参加数を「5」とする。これは、実態調査結果から得られた 社会グループ参加数の最大値である。 結果を表 6-6 にまとめた。
N
0
0.5
1km
A バスのバス停 ( サイクルバス )
A バスとその他の共有のバス停
その他のバス停 ( 立川バス・西東京バス )
バス利用者が一名居住している街区 バス利用者が二名居住している街区 調査対象者が居住している街区 A バス網を追加したメッシュ
図 6 A バス網のケーススタディ
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-85-
6 章 シミュレーション
表 6-6 ケーススタディ 1 の食行動の自由度の分布表
233456#
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"#
"#
*+,-.*/0#
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(
#
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+
&!
$%&'()#
$%&'()#
シミュレーション 1
ケーススタディ 1
データ区間 頻度
データ区間 頻度
1
2
1
2
17
2
9
3
86
3
72
2
4 213
4 180
5 351
5 324
6 224
6 273
7
92
7 111
8
12
8
25
9
2
9
4
10
1
10
0
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
)
シミュレーション1 ケーススタディ1 食行動の自由度の平均
5.013
5.227
全メッシュの食行動の自由度の平均
-86-
6 章 シミュレーション
3†‡‡…ãÜ il7 LJÆ/ô456, A バス ( サイクルバス ) を、今の路線に加え A バスのバス網を JR 青梅線の北側に も設けた。( 図 6-9) 現状ではサイクルバスは、JR 青梅線の南側、特に拝島駅・東中 神駅の南側を中心に A バス網がある。昭島市は、拝島駅・昭島駅の駅前に各施設が 配置されていることもあり、北側の駅までのアクセスを改善したら「食行動の自由度」 がどのように変化するかをシミュレーションした。( 表 6-7)
表 6-7 ケーススタディ 2 の食行動の自由度の分布表
233456!
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*+,-.*/0#
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$%&'()#
(
#
)
$
*
%
+
&!
$%&'()#
シミュレーション 1
ケーススタディ 2
データ区間 頻度
データ区間 頻度
1
2
1
2
2
17
2
15
3
86
3
65
4 213
4 229
5 351
5 328
6 224
6 248
7
92
7
90
8
12
8
21
9
2
9
1
10
1
10
1
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
"
シミュレーション1 ケーススタディ2 食行動の自由度の平均
5.013
5.088
全メッシュの食行動の自由度の平均
-87-
6 章 シミュレーション
3†‡‡…ãÜ ?5i éB8ê,{|B)9£Y#$:.,*EFBGHI 属性の違う A,B を、実態調査をもとに設定した。( 表 6-8) 実態調査結果から、各 変数の最大値と最小値から、「高齢者」の設定として A を、「50 代」の設定として B を設けた。そして、そてぞれの属性 A,B に対し、シミュレーション 3 を行った。( 図 6-10,11) A の属性は、B の属性に比べ全メッシュにおいて同じか B より低い「食行動の自 由度」となった。また、同じメッシュでも行った食行動パターンが異なる場合もあっ た。 ・属性により、「食行動の自由度」が高い居住地が違う ・同じ居住地でも属性が変化すると「行った食行動パターン」が異なる 同じ属性の人の中で比較してみると、各メッシュにより「食行動の自由度」が異 なる。( 図 6-10,11) つまり、居住地が変化することで「食行動の自由度」が変化する。 このモデルを使用することで、ある属性の人における自由度の高い場所を判別する ことができる。 また、自由度の等しいメッシュでも「行える」食行動のパターンに相違がある。( 表 6-9) 自由度の高さも居住地を評価する一つの指標であるが、「どの食行動パターン」 が行えるかという点においても居住地を評価することができる。その人が普段行っ ている食行動パターンが加齢による影響を受けても行えるための対策をすることが できる。自由度の高い場所で、多くの選択肢の中から「自分で選択する」という意 味での自立ではないが、今までの「生活の維持」という意味では達成することがで きる。 ・ある属性の人における「食行動の自由度」の高い場所がわかる ・ある食行動パターンが行えるかどうかで居住地を評価できる 表 6-8 ケーススタディ 3 属性
A
B
就業状態
1
2
参加グループ数
0
5
家族・友人関係
10
100
行動スタイル
1.85
0.58
表 6-9 属性 A の各食行動パターンの出現確率
メッシュ番号
A1
A2
A4
B2
B4
B5
4
0.411
0.0
0.151
0.0
0.046
0.029
5
0.400
0.0
0.138
0.0
0.052
0.0
B6
C2
C3
C4
C6
D
食行動の自由度
0.0
0.0
0.017
0.0
0.075
0.047
7
0.073
0.021
0.016
0.0
0.066
0.0
7
一週間の 23 回の内の一回の食事に行われる確率
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-88-
6 章 シミュレーション
N 0
図 6-10 属性 A の各メッシュにおける食行動の自由度
0.5
1km
N 0
図 6-11 属性 B の各メッシュにおける食行動の自由度
0.5
1km
食行動の自由度
1
2
3
A バスのバス停 ( サイクルバス ) A バスとその他の共有のバス停 その他のバス停 ( 立川バス・西東京バス )
4
5
6
7
8
総合病院 食料品店・日用品店 公園
9
10
11
12
幹線道路同士の交差点 その他の交差点 (注) 幹線道路:一般国道〈高速道路を除く〉 非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
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-89-
7 章 まとめ
7 章 まとめ
;45š%#ª<= ¶835š%# *EF„…†PBâã[>? ・加齢による食行動パターンの選択モデルへの影響度が明らかになった。 ・生活環境を構成する要因それぞれについての、食行動パターンの選択モデルへの影 響度が明らかになった。
Y"#$†Y¢P>? ・あらゆる人に対する自由度の向上に有効な生活環境の改善策はない。 ・ある個人要因を改善することにより、食行動の自由度を向上させることができる。 ・ある属性の人に対して食行動の自由度を向上させる都市 ( 生活環境 ) の選択モデル が得られた。 ・ある属性の人に対して特定の食行動における都市 ( 生活環境 ) の選択モデルが得ら れた。 ・都市 ( 生活環境 ) を食行動により評価することができることがわかった。
あらゆる人に対する「食行動の自由度」を向上させる、生活環境はないというこ とがわかった。しかし、ある属性に対する食行動の自由度を向上させる生活環境モ デルは得られた。ということは、高齢者に多い属性を特定し、対象者を絞ることで、 食行動の自由度の向上に対する、都市 ( 生活環境 ) 整備を行うことができる。 また、個人が居住地を選択する際の「食行動の自由度」による都市 ( 生活環境 ) の 評価モデルが得られた。個人レベルにおいて高齢期をふまえた居住地の選択・評価 ができる。 食行動の自由度を向上させる個人要因が明らかになった。社会参加や、人間関係 といった社会性と食行動との定量的な関係を明らかにしたことで、定量的なモデル に基づいたソフト面での対策をすることが可能となった。 都市を、食行動により評価できることがわかった。ということは、食行動は都市 ( 生 活環境 ) により影響を受けていることが明らかとなった。今まで、食行動は食卓空間 といった直接食行動に影響する部分で考えられてきたが、都市 ( 生活環境 ) レベルで 考えていく必要があることを示すことができた。
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-91-
7 章 まとめ
¶8i5<= モデルの検証において正誤率の悪い食行動パターンのモデル式があった。サンプ ル数が少ないことが原因として考えられるので、サンプル数の増加をはかりモデル 式のブラッシュアップをする必要がある。 ある個人要因が食行動の自由度を向上させることがわかったが、今回は個人要因 でとどまり環境要因への結びつきができなかった。今回食行動の自由度を向上させ ると明らかになった個人要因の生活環境とのつながりを明らかにしていくことで、 生活環境による食行動の自由度を向上させるモデルに新たな要素を加えることがで きる。 今回食行動パターンのモデル式及びシミュレーションに年齢の要素を組み込むこ とができなかった。加齢による食行動パターンが行われなくなる順については明ら かとなったが、ある属性を持つ人の「将来の食行動の自由度」を算出する定量的な モデルを作成する必要がある。現状では、個人要因の属性の加齢による傾向から、 食行動の自由度を予測することはできるにとどまる。( ケーススタディ 3) 定量的なモデルにより、将来の食行動の自由度の予測ができ加齢に対する対策が 行える。
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-92-
参考文献と注釈
qø@A 1) 平野順子:わが国における高齢者の QOL 研究の文献的考察と展望、生きがい研究 8、pp.71-89、2002 2) 平野順子:わが国における高齢者の Quality of Life 研究の回顧と展望―過去 20 年間の研究レビュー―、生活社 会科学研究 6、pp.61-69、1999 3) 岑貴志、加知範康、大島茂、加藤博和、林良嗣 : 主要施設の配置を考慮した都市内アクセシビリティ分布の評価 , 土木計画学研究・講演集 No.32、2005.12 4) 加知範康、岑貴志、加藤博和、大島茂、林良嗣:ポテンシャル型アクセシビリティに基づく交通利便性評価指標 群とその地方都市への適用、土木計画学研究・論文集 No.23、no.3、pp.675-686、2006.9 5) 山田一隆:高齢者の「生きがい」増進を地域社会で育む枠組みに関する基礎的研究―生涯学習・社会教育的視点 からの検討―、立命館大学博士 ( 政策科学 ) 学位論文、甲 273 号、2002 6) 姫野智至、近藤光男、高橋啓一、廣瀬義伸、大谷博:高齢者福祉施設の利便性評価と配置計画に関する研究、徳 島大学大学院先端技術科学教育部修士論文、2001 7) 水間政典:都市居住高齢者の外出行動の特性の圏域に関する研究―都市型高齢者住宅居住者の実態分析とシミュ レーション―、明治大学大学院 博士前期課程 理工学研究科建築学 MAS コミュニティ研究報告、2007.4 8) 椎野亜紀夫、中村攻、木下勇:高齢者の日常的外出形態の構造分析、千葉大園学報 第 53 号、pp.47-57、 1999.3 9) 奥山純子、小伊藤亜希子、中山徹、斎藤功子、田中智子、立松麻衣子、辻本乃理子:在宅高齢者の食生活を支え る地域密着型配食サービスの役割と課題、日本建築学会大会学術梗概集、pp.161-162、2004.8 10) 松永直美、室永芳久、両角光男:熊本市 6 地区における調査結果の比較考察∼高齢者の外出行動を促進する地区 環境に関する研究∼、日本建築学会大会学術梗概集、pp.165-166、2004.8 11) 石村貞夫:『SPPS による多変量データ解析の手順 第 3 版』、東京図書株式会社、pp.24-39、2006.10 12) 加藤千恵子、石村貞夫『臨床心理・精神医学のための SPSS による統計処理』、東京図書株式会社、第 9 章、 2005.4 13) 丹慶勝市、『図解雑学 多変量解析』、株式会社ナツメ社、pp196-230、2005.2 14) 高橋信、『マンガでわかる統計学』、オーム社、2004.7 15) 高橋信、井上いろは、『マンガでわかる統計学 回帰分析編』、オーム社、pp.149-192、2005.9 16) 安田雪:『ネットワーク分析 何が行為を決定するか』、株式会社新曜社、pp.82-89、2005.1 17) 増田直紀、今野紀雄、『複雑ネットワークの科学』、産業図書株式会社、pp15-31、2007.6 18)NHK 放送文化研究所、『日本人の生活時間・2005 − NHK 国民生活時間調査』、日本放送出版協会、 pp71-74,170-201、2006.12 19) 内閣府、『平成 19 年版 高齢社会白書』、株式会社ぎょうせい、pp5,20,22-27,36-60、2007.6 20) 伏木亨、『人間は脳で食べている』、株式会社筑摩書房、2005.12 21) 村田裕之、『団塊・シニアビジネス「7 つの発想転換」』、ダイヤモンド社、pp99-103、2006.1 22) 神頭広好、『都市と地域の立地論ー立地モデルの理論と応用ー』、株式会社古今書院、pp39-41、2004.7 23) 石毛直道、『食卓文明論 - チャブ台はどこに消えた』、中公叢書、2005.4
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参考文献と注釈
24) 今田純雄、『食行動の心理学』、培風館、pp.16-18,93-109、2003.11 25) 辻正二、船津衛、『エイジングの社会心理学 ニューセンチュリー社会心理学 6』、北樹出版、pp70-107、 2003.6 26) 長田理、『Stat View 多変量解析入門』、( 有 ) オーエムエス出版、pp97-104、2001.12 27) 増田直紀、今野紀雄、 『「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ』、株式会社講談社、 pp.229-232、2006.2
qøBOÁ 1)http://www.ibaraki-kodomo.com/toukei/logis.html ロジスティック回帰入門 2)http://www.health-net.or.jp/index.html 健康ネット 3)http://www.tmig.or.jp/J_TMIG/J_index.html 東京都老人総合研究所 4)http://www.tmgh.metro.tokyo.jp/index.html 東京都老人医療センター 5)http://www.nenrin.or.jp/center/ikigai/kenkyu/kenkyu_p8.html 長寿社会開発センター 6)http://www9.ocn.ne.jp/~ode-kake/ 高齢者外出介助の会 7)http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/press/215/021586.htm 北区 プレリリース ひとり暮らし高齢者を支える 8)http://www.tvac.or.jp/ ボラ市民ウェブ by 東京ボランティア・市民活動センター 9)http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/ おしゃべりな部屋 ( プラネタリウム , 星 , 植物 , 熱帯魚 , 統計学 )
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参考文献と注釈
dC 1) 食事形態:食事内容 ( 肉や魚や栄養素など ) のことではなく、調理方法により分類したもの。自炊・中食・外食の 3 種類の形態がある。用語の定義参照。 2) 東京都老人医療センター:高齢者医療の専門病院であり、現在は東京都福祉保健局により運営されている病院。参 ) 3) 食生活指針:農林水産省において、平成 12 年3月、当時の厚生省、文部省と共同して 10 項目からなる食生活指 針を策定し、さらに、この指針につき閣議決定がなされた。近年日本の食生活は、海外からの食料輸入の増大に加え、 食の外部化や生活様式の多様化が進展し、飽食とも言われるほど豊かなものになっている中で、脂質の摂り過ぎ 等の栄養バランスの偏りや、食料資源の浪費等の諸問題が顕在化していることに着目し策定された。 4) ネットワーク:網という意味の英単語。複数の要素が互いに接続された網状の構造体。ネットワークを構成する 各要素のことをノード、ノード間をつなぐ線のことをパスと言う。 5) 近接中心性:自宅から各外出先への最短距離の合計を、外出先の総数で割ったもの。値が小さくなるほど、自宅 がその人の外出行動の中心にあるということになる。 6)UCINET:ネットワーク研究で利用されている分析用ソフト。ネットワーク図を描画することができるほか、ネッ トワーク図からいくつかの数値に対する分析が行える。「ネットワークの中心性」や「クラスター」などネットワー ク分析用のソフトの一つ。 7) ボロノイ図:平面上に、いくつかの点が配置されている。このとき、その平面ないの点を、どの点に最も近いかによっ て分割してできる図を、ボロノイ (Voronoi) 図という。また、その分割のことをボロノイ分割という。 8) ロジスティック解析:多変量解析の一つ。従属変数に 0,1 の 2 値をとるのが特徴。ある事象に対する発生率を得 られる。0 ∼ 1 までの値をとり、0.5 を境に 0 か 1 かが判別される。説明変数の条件は、独立変数であればよく、 数量型でも数値型でも可能。利点は、「要因によるオッズ比が得られる」「事象の発生確率が得られる」こと。 9)SPSS:(SPSS Regression Models) 10) 有意確率 (p value):統計的仮説検定において、帰無仮説のもとで得られた検定統計量が実現する確率。有意確 率が前もって定めた有意水準 * より小さい場合に帰無仮説を棄却し、大きい場合に帰無仮説を採択する。 *有意水準:統計的仮説検定を行う場合に、帰無仮説を棄却するかどうかを判定する基準。5% あるいは 1% がよく 使用される。 11) ステップワイズ法:変数選択法の一つ。独立変数を任意に選択して投入する強制投入法と、自動的に有意な変数 を選択してくれるものが「ステップワイズ法」。ステップワイズ法の中には、変数増加法、変数減少法、変数増 減法がある。 12) 尤度比:尤度とは、ある観測データが起こる確率のこと。ロジスティック回帰では、尤度の対数 ( 対数尤度 =log(L)) を用いて検定する。ある条件を含まない場合と含んだ場合の最大対数尤度の差の 2 倍が自由度 1 のカイ 2乗分布することを用いて検定する。-2logLO-(-2logL)=2log(LO/L) を尤度比検定量という。この検定法を尤度 比検定法という。 13) 変数増加法:スッテップワイズ法の一つ。モデルに入っていない変数のうちで p 値が最も小さいものからモデル に投入し、尤度比検定量の減少が有意であれば次に p 値が小さいものを投入していく。尤度比検定量の減少が有 意でなかったり、残った独立変数の p 値が全て一定以上になると終了となる。モデルに投入したり除去したりす る基準は自由に決められる。 14) オッズ比:ロジスティック回帰の利点の一つ。各独立変数の影響、すなわち単位あたりの変化がもたらす確率の 変化を評価したものをオッズ比という。
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おわりに
おわりに 卒論生で初めて渡辺研の門をたたいた時から、「食」に関わる研究がしたいと、意味のわからないことを言っていた 私に、 3 年にわたりご指導いただいた、渡辺先生ありがとうございました。 先生の言葉はには、いつもユーモア ( ←ひらめき的な ) が含まれていて、たくさんの考えにつながっていきました。 毎年健康ゼミの皆さんには色々ないみでお世話になりました。 研究に対する指摘もそうですが、他の人の考えを聞くことが私にはとても研究の助けになったと思います。 いつも笑顔のゆかちゃん、癒されてました。たまに相談にのってくれて助かりました、さこくん。こうちゃんのやさ しさが効きましたょ。 しゃきっとくたっとさせてくれた松島くん、前波くん卒論の時は本当に助かりました∼。 いいつくせません。3 年間いろいろなことをして、遊んで考えて楽しかったです。 最後のさいごまで迷惑かけっぱなしでした。 本当にありがとうございました。感謝ですかんしゃ。 たまにはお茶しにいきましょうね、長澤さん。 ダメ子な私をいつも否定しないでくれた林田さん感謝していました。お世話になりました いつも視野の片隅にいた平井くん、その背中励みになりました。 徹夜をしても汚れない入江くん、お互い目で会話していたね、「ちかれた∼」 そして、M2 のみなさま沖縄がこころのささえとなりました。3 年間だもんね。お世話になりました。 まっきーの気合いに勇気づけられました。 kid のネコが気になってきになって...沖縄ではっちゃけようね おぬまくん、みんなをひっぱってくれてありがと とおるちゃん、たばこには気をつけてね おおこうちくん、最後の電話はうれしかったょ、沖縄ごめんにょ∼ 家に一度もかえらないでごめんなさい。おとうさんおかあさん、もうすぐ帰るよ∼ おいしいごはんありがとう。 おこしてくれてありがとう。←ほんとにありがとう。 みっつぃを紹介してくれてありがとう。 お菓子買ってくれてありがとう。 話を聞いてくれてありがとう。 sim つくってくれてありがとう。 ぼうこうえんなわたしにほうこうしてくれてありがとう。 朝マックしようね。 パソコンうばってごめんちゃい。 なには、ともあれおわった。。。。ょ。
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資料編
資料編
!"# $%
&'()*+, アンケート用紙の記入方法
2
食行動調査票
3
-./01)2 モデル作成用の調査対象者 30 名の調査データ
4
3456 全メッシュの各最寄りの施設のあるメッシュ
5
全 61 メッシュから各最寄の施設までの距離
6
全 61 メッシュから各最寄の施設までの交通手段の有無
7
交差点の ID NO. と名前
8
昭島市内の道路網
9
バス停の ID NO. と名前
10
昭島市内のバス網
11
駅の ID NO. と駅名と路線名
12
駅の ID NO. と駅名と路線名 2
13
鉄道網における駅の近接中心性
14
鉄道網における駅の近接中心性 2
15
718 各変数のモデルの予測に対する有意確率
16
12 の食行動パターンのモデル式の係数
17
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2007.12.14.
] ] ] ]
回数:__ 場所:[ 回数:__ 場所:[ 回数:__ 場所:[ 回数:__ 場所:[
知人宅 知人宅 知人宅 知人宅
8 9 10 11
それ以外
それ以外
17 18
それ以外
16
それ以外
知人宅
7
それ以外
自宅
6
14
自宅
5
15
自宅
4
それ以外
自宅
3
13
自宅
2
知人宅
自宅
1
12
場所
NO.
[ ]
その他
電車
バス
自動車・オートバイ
自転車
徒歩
[ ]
その他
電車
バス
自動車・オートバイ
自転車
徒歩
[ ]
その他
電車
バス
自動車・オートバイ
自転車
徒歩
移動手段
渡辺仁史研究室
性別:男・女
自炊:する・たまにする・しない
居住人数:1 人・2 ∼ 4 人・5 ∼ 7 人・8 人以上
居住場所:昭島市_____ 町__丁目
同居者:いない・配偶者・子・孫・親・兄弟・友人・その他
人数
メールアドレス:mayo@toki.waseda.jp
携帯番号:090-9391-6697
電話番号:03-5286-3276
住所:〒169-8555 東京都新宿区大久保 3-4-1 55N801
研究実施者 日下部真世
早稲田大学大学院理工学研究科 建築学専攻
年齢:∼59・60∼64・65∼69・70∼歳 就業状況:している・していない
この研究に関する問い合わせ先
最後にあなたのことについてお聞きします。回答できる範囲で結構です。
アンケートについて疑問がありましたらどんなことでもかまいません。下記の連絡先までお気軽にお尋ねください。
]
回数:__ 場所:[
月に 1 回 NPO 活動に参加している場合、「月1 NPO 活動」
例 : 週2回スポーツジムに通っている場合、「週2 スポーツジム」
設問 2 日常規則的に行くところがあれば記入してください
注意事項 *会う場所が自宅の場合は相手の移動手段となります *同じ人でも会う場所や移動手段が違う場合は毎回数にカウントしてくだ さい *移動手段のその他の欄には友人が迎えに来た自動車で移動した場合など
例えば、いつも自転車で向うレストランで会うことのある友人が 2 人い る場合は、NO.14 の欄に 2 と記入します。
ました。各パターンで会う可能性のある人数を表に記入してください。
設問 1 家族や友人と会う場所、そこへの移動手段を右記の 18 パターンに分類し
2 つの設問にお答えください
*アンケート回収方法 アンケート終了後に郵送(着払い)にて回収します。
研究への参加について *参加は任意であること、および同意を撤回する権利の保障 このアンケートへの参加は任意です。参加しないことによって、不利益な対応を受けることはありません。 *個人情報の保護に関して アンケートにより得られたデータは個人を特定できないようにして扱います。個人情報の取り扱いには十分配慮し、プライバシーを侵 害したり、ご迷惑をおかけすることはありません。なお、このアンケートの調査結果は学術目的のみの利用とし、その他のことに流用 することはございません。
研究について 8 年後の 2015 年には団塊の世代の高齢化の影響で高齢者の数が急激に増加します。現在「孤立化する高齢者の増加」が社会問題の一つ としてあげられ、人とうまく関係の作れない高齢者もいると言われています。食行動によるコミュニケーションにより、高齢者の生活の 質を維持するための都市はどうあるべきかを研究します。
下記の研究のため、アンケート調査を行っております。ご協力いただけたら幸いです。
*食行動;食事をどこで食べたのかまた誰かと食べたのかといった食事にまつわる 行動のことを指します。栄養学的な側面(1 日のカロリー摂取量など) は指しません。
*
食行動 と生活行動に関するアンケートのご協力のお願い
資料編 アンケート用紙1
-1-
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生活行動調査票 記入例
* 同じ場所も複数いった場合そのつど明記してください。
* 朝から行った生活拠点を順番に上から記入してください。
注意事項
そのほか、矢印の場所に行くときの移動手段と同伴人数を記入していただきます。
ん屋といった場所や習い事やパソコン教室などのことです。
1日にどこに行ったのかを記録していただきます。生活拠点とは、スーパーや公園または駅などの交通機関や、うど
移動人数:移動中の人数を記入。自分一人なら 1 人。自分と友人なら 2 人。
移動手段:T;電車 C;車 B;バス W;徒歩 By;自転車 A; その他 左記の記号を明記してください。
生活拠点:駅名やデパートの名前、習い事などその拠点で何をおこなったかわかるような書き方をして下さい。
記入方法 生活行動調査票
食行動記入例
食行動の記録の仕方は、食行動調査表1に書いてあります。下記の記入例を参考に記録していってください。
記入方法 食行動調査表
・食行動調査表・生活行動調査票は、毎日1枚ずつその日の食行動と生活行動について記入(計7枚)
・アンケートの記入方法(本誌1枚)
・生活行動と食行動に関するアンケートへのご協力のお願い(1枚)
今日から1週間のあなたの食行動と生活行動を記録していただきます。調査票は計 9 枚あります
アンケートの記入方法
資料編 アンケート用紙2
-2-
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*コーヒーを飲んだだけ、またはアイスを食べただけというような場合も記入して下さい
__日目 調査日:__月__日( __曜日)
食事内容:自炊・中食・外食
食事内容:自炊・中食・外食
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
生活拠点
] 設問②[
] 設問①[
移動人数:移動中の人数を記入。自分一人なら 1 人。自分と友人なら 2 人。
移動手段
移動人数
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
] 食事場所:[
] 食事人数:__人 /共食者属性:[
食事内容:自炊・中食・外食
開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他
6.
] 設問②[
] 設問①[
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
] 食事場所:[
] 食事人数:__人 /共食者属性:[
食事内容:自炊・中食・外食
開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他
3.
移動手段:T;電車 C;車 B;バス W;徒歩 By;自転車 A; その他 左記の記号を明記してください。
生活拠点:駅名やデパートの名前、習い事などその拠点で何をおこなったかわかるような書き方をして下さい。
17 2
移動人数 16
移動手段
] 設問②[
] 設問①[
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
] 食事場所:[
] 食事人数:__人 /共食者属性:[
1
生活拠点
生活行動調査票
設問②[
設問①[
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
食事場所:[
食事人数:__人 /共食者属性:[
食事内容:自炊・中食・外食
開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他 開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
5.
] 設問②[
] 設問①[
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
] 食事場所:[
] 食事人数:__人 /共食者属性:[
4.
設問②[
設問①[
食事姿勢:床座・椅子座・立食・その他
食事場所:[
食事人数:__人 /共食者属性:[
食事内容:自炊・中食・外食
開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他
食事名:朝食・昼食・夕食・飲み物・その他 開始時間:__時__分/ 食事時間:__分
2.
(駅から近いため・疲れたのでその場にあったからなど)
設問②その場所を選んだ理由・目的は? 1.
(本を読みたかった・友達に久しぶりに会うためなど)
設問①その食事の目的は?
設問:①∼②それぞれに、以下の理由を記入して下さい。理由がない場合は「理由なし」と記入して下さい。
食事姿勢:どのような姿勢で食事をしたのか。その他は歩きながらや電車の車中など。
食事場所:公園や居酒屋などの場所名やマクドナルドといった固有名詞でも可。
食事人数/共食者属性:一緒に食事をしたひとの数(自分を含む)と属性(友人や親など)を記入
食事内容:自炊(自分もしくは誰かが調理したもの)、中食(調理済みの弁当、惣菜など)、外食(飲食店で食事した場合)のあてはまるもの全てに○(複数可)
開始時間/食事時間:いずれもおおよその時間で構いません
食事名:いずれかに⃝
食事調査票の記入方法
食行動調査票
]
]
]
]
]
]
]
]
資料編 アンケート用紙3
-3-
資料編 実態調査データ
表 1 モデル作成用の調査対象者 30 名の調査データ ○:通院しているまたは、利用している ×:通院していないまたは利用していない ID
居住地のメッシュNO.
年齢
性別
世帯類型
就業状態
社会グループ参加数
家族・友人関係*
通院有無
自動車保有
バイク保有
自転車保有
バス利用
電車利用
1
23
50∼59
女
家族と同居
無職
1
62
×
○
×
×
○
×
2
56
50∼59
女
家族と同居
無職
5
43
×
○
×
○
×
○
3
41
50∼59
女
家族と同居
無職
1
28
×
○
×
×
×
×
4
28
70∼
女
夫婦のみ
無職
4
112
×
○
×
○
×
×
5
18
50∼59
女
家族と同居
無職
1
57
×
○
×
○
×
○
6
42
60∼64
女
家族と同居
無職
1
73
×
○
×
○
○
○
7
18
50∼59
女
家族と同居
有職
1
69
×
×
×
○
×
○
8
45
60∼64
女
家族と同居
無職
5
80
○
○
×
○
×
×
9
26
50∼59
女
家族と同居
有職
1
43
×
×
×
○
×
×
10
25
50∼59
男
その他
有職
1
19
×
○
×
○
×
×
11
23
50∼59
男
家族と同居
有職
1
19
×
○
×
×
×
×
12
21
70∼
男
夫婦のみ
無職
2
10
×
○
×
○
×
○
13
26
65∼69
男
家族と同居
無職
1
5
×
○
×
×
×
×
14
38
65∼69
女
夫婦のみ
無職
1
45
×
○
×
×
○
○
15
18
65∼69
男
夫婦のみ
無職
4
15
×
×
×
×
×
○
16
56
70∼
男
夫婦のみ
無職
1
0
○
×
×
○
○
×
17
45
70∼
男
夫婦のみ
無職
2
0
○
×
×
○
×
○
18
47
65∼69
男
夫婦のみ
無職
2
0
×
○
×
○
×
×
19
44
70∼
女
夫婦のみ
無職
3
11
×
○
×
×
×
×
20
24
50∼59
女
家族と同居
無職
2
14
×
○
×
○
×
×
21
16
60∼64
男
その他
有職
0
10
×
○
×
○
×
○
22
58
50∼59
女
家族と同居
有職
0
25
○
○
×
○
○
○
23
58
60∼64
男
家族と同居
無職
1
6
×
○
×
×
×
○
24
38
50∼59
女
家族と同居
無職
2
12
×
×
×
○
○
○
25
45
70∼
男
夫婦のみ
無職
3
82
○
○
○
○
×
×
26
26
70∼
女
夫婦のみ
無職
2
22
○
○
×
○
×
○
27
25
65∼69
男
家族と同居
無職
2
12
○
○
×
○
×
×
28
26
60∼64
女
家族と同居
無職
5
0
○
○
×
○
×
×
29
18
50∼59
男
家族と同居
有職
1
6
×
○
×
○
○
○
30
25
70∼
女
夫婦のみ
無職
4
22
○
×
×
○
×
○
*表3-7参照 各シチュエーションの人数を足しあわせた総数
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-4-
16 16
17 19 19 19 15 15 16 17 17 19 19 19 19 15 15 16 19 19 19 19 15 15 15 16 17 17 19 19 19 19 15 15 16 17 17 19 19 19 19 15 16 17 17 19 19 19 19 19 19 16 17 17 19 19 19 19 19 19 19 19
2 3 4
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61
61
61
47,61
61
61
47
46,54
54
54
42
42
61
47,61
40,47
47
46
45
45
35,42
42
42
40
39
39,46
45
35
35
35,42
23,42
23
21,30,40
30
30
18
26
26
16,26
23,25
23
23
21
20
18,20
18
16,26
16
15
23,15
13
13,20
18
18
15
15
13
18,20
18
18
16
17
1
食料品店・日用品店
ショッピングセンター
mesh
57
57
57
57
57
57
38,57
38
42
42
42
48
48
48
48
38
38
27,42
42
42
42
40
39
38
28,38
27
27,42
42
42
15,42
30,40
30
28,30,38
28
27
27
16
15
15
15
12,30
12,30
18
18
16
16
15
15
12
12
12
18
16
16
15
15
12
12
18
18
16
診療所
40
40
40
40
40
40
40
27
27
27
16
40
40
40
40
40
27
27
27
16
16
40
40
40
27
27
27
16
16
16
31
31
27,31
27
27
27
16
16
16
16
31
31
27,31
27
16
16
16
16
31
31
27,31
27
16
16
16
16
31
27,31
27
27
16
総合病院
49
48
48,54
49
48
48
54
54
53
53
53
50
49
48
48
54
54
53
53
53
53
48
48
48,54
54
53
53
53
53
53
48
48
48,54
54
53
53
53
53
53
53
48
48
48,54
54
53
53
53
53
48
48
48,54
53
53
53
53
53
48
48,54
54
53
53
公園
各メッシュにおける最寄りの施設のあるメッシュNO.
37
37
37
37
37
37
37
37
37
27,37
17,27,37
37
37
37
37
37
37
37
17,27,37
17,27
22
37
37
37
37
27,37
27
17,27
22
22
37
37
37
27,37
27
17,27
17
22
22
22
27,37
27,37
17,27,37
27
17
17
17
22
17,27,37
17,27,37
17,27,37
17
17
17
17
22
17,27,37
17,27,37
17,27
17
17
高齢者福祉センター
表 2 各メッシュにおける最寄りの施設のあるメッシュ NO.
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
公民館
資料編 各メッシュにおける最寄りの施設
-5-
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
2.75 3.25 3.75
60 61
2.25
54
59
2.25
53
3.25
2
52
2.75
2
51
58
3.25
50
57
2.75
49
2
2.25
48
2.25
1.75
47
56
1.5
55
1.75
1.5
42
46
1.5
41
45
1.75
40
1.5
1.25
39
1.75
1
38
44
1.25
37
43
1.25
36
0.5
25
1
0.5
24
1
0.75
23
35
1.25
22
34
1
21
1
0.5
20
1.75
0
19
33
0.5
18
32
0.5
17
1.25
0.5
16
0.75
0
15
31
3
14
30
1.25
13
0.5
0.75
12
0.75
0.5
11
29
0.75
10
28
0.5
9
0.5
0.5
8
0.75
0.5
7
27
0.75
6
26
1 1.25
1.25
3 5
1.25
2 4
1
1
0
0.5
1
0.5
0.75
0.75
0.75
0
0.5
0.75
0.5
1.25
1
0.5
0
0
0
0.5
0.5
0
0.5
0
1.25
0.5
0.5
0.5
0
0.5
0.75
0.5
0.5
0
0.5
0.5
0.5
0
0.5
0.5
0
0.5
0
0
0.5
0
0.5
0
0
0.5
0
0.5
0.75
0.75
1.25
0.5
0.5
0.75
0.75
1.25
1
1
1.25
0.75
0.5
0.75
0.5
0
0.5
1
1.25
1.25
0.75
0.5
1
0.5
0
0.5
0.5
0.75
1
0.5
0
0.5
0
1.25
0
0.5
0.5
0.75
0.5
0.75
1.75
0.5
0
0.5
0
0
0.5
0.5
0.5
0.75
1.25
0.75
0.5
0.5
0
0.5
0
0
0.5
0.5
0
0.5
0.75
1.25
0.5
0.5
0.75
0.5
0.75
1
1
1.25
1.75
1.5
1.75
1.25
1
1.25
1.75
1.75
1.5
1.75
2
1.25
0.75
0.5
0.75
1.25
1.25
1
1.25
1.5
1.75
0
0.5
1
0.75
0.5
0.75
1
1.25
1.75
0
0.5
1
0.5
0
0.5
0.5
0.75
1.25
1.75
0.5
0.75
1.25
0.75
0.5
0
0.5
1
1
1.25
1.75
1
1.25
0.5
0.75
1.25
1.75
2.25
1.75
1.5
1.25
1
1
1.3
0.5
0.5
0.8
0.5
0
0
0.5
1
0
0
0
0.5
0.8
0.5
0.5
0.8
1.3
1.8
0.5
0.8
1.3
1
1
1.3
1.8
2.3
2.8
1
1.3
1.8
1.5
1.5
1.8
2.3
2.8
3.3
3.8
1.5
1.8
2.3
2
2.3
2.8
3.3
3.8
2
2.3
2.8
2.5
2.8
3.3
3.8
4.3
2.8
3.3
3
3
3.3
3.25
2.75
2.25
2.75
2.25
1.75
1.25
1
1.25
1.75
2.25
2.75
2.25
1.75
1.25
0.75
0.5
0.75
1.25
1.75
1.75
1.5
1
0.5
0
0.5
0.75
1.25
1.25
1.25
1.75
1.25
0.75
0.5
0
0.5
0.75
1
0.5
0
2.25
1.75
1.25
0.75
0
0.5
1
0.75
2.75
2.25
1.75
0.75
0.5
0.75
1.25
1.25
2.75
2.25
1.75
1.25
1
3.75
3.25
2.75
3.25
2.75
2.25
1.75
1.5
1.75
2.25
2.75
3.25
2.75
2.25
1.75
1.25
1
1.25
1.75
2.25
2.75
1.75
1.25
0.75
0.5
0.75
1.25
1.75
2.25
2.75
1.5
1
0.5
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
1.75
1.25
0.75
0.5
1.25
1.75
2.25
2.75
2.25
1.75
1.25
1.25
1.75
2.25
2.75
3.25
2.25
1.75
1.5
1.75
2.25
メッシュから各施設までの距離(km) ショッピングセンター 食料品店・日用品店 診療所 総合病院 公園 高齢者福祉センター 公民館 messh no.
表 3 全 61 メッシュの各施設までの距離
資料編 各施設までの距離
-6-
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
bus
○ ○
bus ○ ○ ○ ○ ○ ○
13 14 15 16 17 18 19 20 ○
bus ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
22 23 24 25 26 27 28 29 30
○ road road road bus
38 39 40 41
○
bus bus road
43 44 45
○
road road road
59 60 61
○:メッシュから施設まで 1km 以内の徒歩圏内
road:幹線道路が走っている
bus:バス路線がある
○
○
○
bus
○
○
○
road
road
56 58
road
55
○
○
57
bus road
54
○
52 53
○ bus
51
○
○
○
○
○
○
road
bus
○
○
49
○
○
bus
bus
48
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
bus
○
○
bus
○
○
○
○
○
○
○
○
○
bus
○
○
○
○
○
○
○
○
50
○ bus
47
○
46
○
○
○
42
○
○
○
○
○
○
○
road
35 37
bus
34
○
36
bus
33
○
○ bus
32
○
31
○
○
○
○
○
○
○
○
○
21
○
○
○
○
○
○
○
○
12 ○
○
11
10
road
bus
bus
bus
bus
bus
road
bus
bus
bus
bus
○
○
○
bus
bus
bus
bus
○
road
road
○
○
○
bus
bus
○
○
○
bus
○
○
○
○
○
bus
bus
○
○
bus
○
○
○
bus
bus
bus
bus
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
bus
bus
○
bus
road
bus
bus
road
bus
bus
road
bus
bus
bus
bus
road
bus
bus
road
road
bus
bus
bus
road
road
road
road
bus
road
road
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
○
○
bus
bus
bus
road
○
○
○
○
○
bus
bus
bus
road
○
○
○
○
○
○
○
road
road
bus
○
○
bus
bus
bus
bus
bus
road
road
road
bus
bus
road
road
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
road
○
○
bus
bus
bus
road
○
○
○
bus
bus
bus
bus
road
road
bus
bus
bus
road
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
bus
公民館
bus bus
road
bus
bus
bus
bus
bus
高齢者福祉センター
9
bus
bus
road
bus
bus
公園
8
7
6
bus
○
bus
bus
bus
5
bus
bus
総合病院
4
bus
診療所
bus
bus
2
bus
食料品店・日用品店
3
bus
1
messh no. ショッピングセンター
メッシュから各施設までの交通手段の有無
表 4 全 61 メッシュから各施設までの交通手段
資料編 メッシュから各施設までの交通手段の有無
-7-
資料編
表 5 交差点の ID NO. と名前 ID
幹線道路 上宿 1 2 拝島町 3 小荷田 4 堂方上
5 宮沢 6 多摩大橋北 7 新道福島 8 諏訪神社
9 中神坂 10 和田橋北
11 福島交番前 12 郷地町
ID
非幹線道路 啓明学園入口 22 23 拝島橋北 24 25
26 田中町 27 稲荷林
28 市役所西 29 市役所前 30
31 大神前 32 緑街道入口
33 拝島三小前 13 保健福祉センター 34 松原町1 14 中神駅南 35 清泉中学校北 15
16 昭和中学校 17 都立短大 18 清泉中学校 19 朝日町
36 市役所中央第二 37 栗の沢北 38 拝島駅南口 39 松原町4
20 つつじヶ丘団地
40 昭島消防署前 41 昭和会館北
21
42 43 44
45 市民会館西 46 瑞雲中学校 47 48
49 松中橋 50
51 つつじヶ丘1 52 三多摩市場 53
54 松中橋南 55 三多摩市場北
56 昭和記念公園西
空白の欄は名前のない交差点 幹線道路: 一般国道〈高速道路を除く〉 非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-8-
資料編 昭島市内の道路網
国道 59 号線
国道 16 号線
49
48
47 1
2
3
4
38
7
32
3
8
9
42
22
15
16
43
40 17
22
32
24
27
25
19
45
46
28
19
29
36
4
33
34
2
35
29
28
36
23
42
26
44
24
51
21
30
31
56
15 18
38
37
31 43
20
39
40
16
30
25 41
13
14
35
奥多摩街道
12
13 27
26
37
18
44
34 23
52
11
20
41 1
50
10
21
55
53
33
14
5
51
国道 220 号線
39 6
54
45
8
9
10
46
53
54
49
11
47
50
12
5 52
17
48
55
6
57
56
58
7
国道 152 号線
新奥多摩街道 59
60
61
幹線道路同士の交差点
N
その他の交差点 (注) 幹線道路:一般国道〈高速道路を除く〉
0
0.5
1km
非幹線道路:その他の道路幅 12m 以上の道路
図 1 昭島市内の道路網
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-9-
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
61 上宿 62 拝島営業所 63 小荷田 64 多摩工入口 65 啓明学園 66 拝島一小 67 拝島大師 68 拝島橋北 69 田中町団地西 70 田中町団地南 71 田中小学校 72 田中町団地 73 田中 74 西大神 75 成隣小学校 76 宮沢 77 谷下 78 中神 79 西郷地 80 都立短大 81 都立短大正門 82 農業試験場前 83 経塚下 84 清泉中学 85 上川原 86 第四住宅前 87 拝島二小 88 拝島上水橋 89 掘向 90 みほり広場 91 消防団第四分団前 92 美堀町 93 美堀町一丁目 94 西武立川駅西 95 武蔵野 96 福生第二都営住宅 97 拝島駅北入口 98 昭島駅北口
8 松原町三丁目 9 拝島駅東 10 第三小学校 11 拝島第三小学校南 12 小荷田子どもの広場 13 緑町四丁目 14 稲荷林交差点北 15 稲荷林交差点南 16 拝島郵便局 17 拝島会館前 18 拝島会館東 19 神明神社 20 拝島農協北 21 下林公園西 22 下林公園 23 下林 24 緑ヶ丘交差点北 25 拝島中学校 26 昭島駅南口商店街 27 保健福祉センター 28 東中神駅 29 くじらロード 30 八清 31 八清通り南 32 玉川小学校 33 多摩大橋北詰 34 多摩大橋交番 35 福島中学校北 36 新道福島 37 昭島郷地郵便局 38 昭島団地入口 39 昭島団地南 40 昭島団地北 41 東町五丁目 42 福島 43 玉川小学校東 44 和田橋交差点 45 中神坂交差点
104 二の宮窪 105 二の宮台 106 西武立川駅入口
51 朝日町交差点 52 昭和町連絡所 53 松原高齢者センター
125 公園西口
124 緑町一丁目
123 田中町一丁目
122 昭島市役所
121 北大神
120 大神
119 拝島橋
118 拝島河原
117 公務員住宅
116 新生会
115 東昭和郷
114 西武蔵野
113 富士見通り
111 昭島病院東
110 東中神駅北
109 東中神入口
108 フォレストイン昭和館
文字が灰色の ID は市外であったため扱わなかった
灰色がけのものは、西東京バスのバス停
太枠で囲っているものは、A バスと立川バスのバス停
103 南亭保
50 昭島市水道部
49 朝日町中央通り商店会 102 瑞雲中学校
101 つつじヶ丘
60 やまのかみ会館
7 松原工業団地
48 中神駅
59 拝島三丁目アパート集会所 112 中神第二アパート
6 林ノ上
99 古新田
58 7号棟
5 医師会館
100 昭島市民会館
57 12号棟
4 八高線ガード西
47 中神駅南
56 松原
3 昭島郵便局
46 馬頭尊
55 拝島駅南口
107 美堀橋
2 昭和会館入口
バス停名
54 拝島駅
ID
1 昭島駅南口
バス停名
ID
立川バス
ID バス停名
Aバス
表 6 バス停の ID NO. と名前
資料編 バスの ID NO. と名前
-10-
資料編 昭島市内のバス網
2
3
90 1
54 9
7
8
10
62 58 22 59
14
9
60
61 23
16
17
3
21
24
98
20
124
24
33
122
34
118
36
102
20
21
52
27 85
29
51
37
49
38
69
43
70 51
83
73
42
74
71
52
45
75 53
39
28
47
30 31
44
125
48
41
42
34
56
35 36
59
50
81 82
40 57
37
39
58
38
60
61
A バスのバス停 ( サイクルバス )
N
A バスとその他の共有のバス停 その他のバス停 ( 立川バス・西東京バス )
80 49
79
33 55
110
40
32 43
77 54
29
78
76
120
111
31
109
47
45
121 44
113 112
117
48
46
46
72
116
30
50
84
35
19
115
68
67
119
13
28
26
123
101
100
18
41
12
18
99
27
26
22 23
66
32
2
1
19 17
114
103
11
108
25
13
15 65
4
25
12 14
10
86
5
6
15
57
104
7
11
63
5
105
87 8 16
64
4
88
56 6
106
107
92
91
89
55
94
93
0
0.5
1km
図 2 昭島市内のバス網
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-11-
路線名
3,9 7 8 5.JR総武線
1.JR青梅線 2.JR五日市線 3.JR八高線 4.JR中央線 4,6 4
福生 牛浜 拝島 昭島
18 19 20 21
東福生 箱根ヶ崎 高尾 西八王子 八王子 豊田 日野 立川 国立 西国分寺 国分寺 小金井 東小金井 武蔵境 三鷹 吉祥寺 西荻窪 荻窪 阿佐ヶ谷 高円寺 中野 東中野 大久保 新宿 千駄ヶ谷 信濃町 四ツ谷 市ヶ谷 飯田橋
32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61
東京
小宮
31
65
北八王子
30
神田
熊川
29
64
東秋留
28
水道橋
秋川
27
御茶ノ水
武蔵引田
26
63
武蔵増戸
25
62
西立川 武蔵五日市
24
中神
羽村
17
東中神
小作
16
23
河辺
15
22
東青梅
9
14
二俣尾
8
青梅
軍畑
7
宮ノ平
沢井
6
13
御嶽
5
12
川井
4
石神前
古里
3
日向和田
鳩ノ巣
2
11
白丸
1
10
駅名 奥多摩
ID
路線名
32 31 33 5 17 10,15 5,38 28,33
5.JR総武線 6.JR山手線 7.JR南部線 8 9.JR横浜線 10 11 12.JR京葉線
目白 池袋 大塚 巣鴨 駒込
86 87 88 89 90 91
相模原 橋本 相原 八王子みなみの 片倉 大井町 大森 蒲田 西大井 新日本橋 馬喰町 八丁堀
114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125
129
128
127
葛西臨海公園
新木場
潮見
越中島
矢部
113
126
古淵
町田
110
淵野辺
新秋津
109
112
新小平
108
111
北府中
107
谷保
104
矢川
分倍河原
103
西国立
府中本町
102
106
南多摩
101
105
矢野口 稲城長沼
99 100
秋葉原
高田馬場
85
98
新大久保
84
御徒町
代々木
83
97
原宿
82
上野
渋谷
81
96
恵比寿
80
鶯谷
目黒
79
95
五反田
78
日暮里
大崎
77
94
品川
76
田端
田町
75
西日暮里
浜松町
74
93
新橋
73
92
小岩 有楽町
72
平井
亀戸
69 新小岩
錦糸町
68
71
両国
67
70
駅名 浅草橋
ID 66
38
路線名
13.JR埼京線 14 10 15.JR常磐線 16.西武線その他 17.JR西武新宿線 18.西武池袋線 16.西武線その他
王子 上中里 三河島 南千住 北千住 綾瀬 亀有 金町 西武立川 武蔵砂川 玉川上水 東大和市 小川 萩山
137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150
保谷 大泉学園 石神井公園 練馬高野台 富士見台 中井橋 練馬 桜台 江古田 東長崎 椎名町 豊島園 新桜台 小竹向原 一橋学園
173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187
西武園 東村山 久米川
195 196
鷹の台
恋ヶ窪
西武遊園地
武蔵大和
八坂
194
193
192
191
190
189
青梅街道
ひばりヶ丘
172
188
東久留米
中井
166
171
新井薬師
165
清瀬
沼袋
164
秋津
野方
163
170
都立家政
162
169
鷺ノ宮
161
下落合
下井草
160
西武新宿
井荻
159
168
上井草
158
167
武蔵関 上石神井
155 157
東伏見
154 156
田無 西武柳沢
153
小平
東十条
136
花小金井
尾久
135
152
浮間舟渡
134
151
赤羽 北赤羽
十条
131 133
坂橋
132
駅名
ID 130
路線名
23
つつじヶ丘 柴崎 国領 布田 調布 西調布
230 231 232 233 234 235
255
254
253
252
251
250
249
248
247
246
245
244
243
242
241
240
239
238
237
府中競馬正門前
京王八王子
高尾山口
挟間
めじろ台
山田
京王片倉
北野
長沼
平山城址公園
南平
高幡不動
百草園
聖蹟桜ヶ丘
中河原
府中
東府中
多磨霊園
武蔵野台
飛田給
仙川
229
236
千歳烏山
228
上北沢
225
八幡山
桜上水
224
芦花公園
下高井戸
223
227
明大前
222
226
笹塚 代田橋
221
219 220
初台 幡ヶ谷
218
狛江 和泉多摩川
喜多見 217
成城学園前 215 216
祖師谷大蔵
豪徳寺
210
214
梅ヶ丘
209
213
世田谷代田
208
経堂
下北沢
207
千歳船橋
東北沢
206
212
代々木上原
205
211
参宮橋 代々木八幡
204
202 203
是政 南新宿
201
白糸台 競艇錠前
200
多摩
198 199
駅名 新小金井
ID 197
灰色の欄は不使用のもの
太線内は昭島市内の駅
23
19.西武多摩川線 20.小田急小田原線
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
21.京王本線
表 7 駅の ID NO. と駅名・路線名
路線名
21.京王本線
20.小田急小田原線
19.西武多摩川線
18.西武池袋線
17.JR西武新宿線
16.西武線その他
15.JR常磐線
14.JR宇都宮線
13.JR埼京線
12.JR京葉線
11.JR横須賀線
10.JR京浜東北線
9.JR横浜線
8.JR武蔵野線
7.JR南部線
6.JR山手線
5.JR総武線
4.JR中央線
3.JR八高線
2.JR五日市線
1.JR青梅線
資料編 駅の ID NO. と名前
-12-
桜街道 砂川七番 泉体育館 立飛
280 281 282 283
程久保 中央大学・明星大学 小田急多摩センター 松ヶ谷 多摩センター 代官山 中目黒 祐天寺 学芸大学 都立大学 自由が丘 田園調布 多摩川 池尻大橋 三軒茶屋 西太子堂 若林 松陰神社前 世田谷 上町 宮の坂 山下 松原 駒沢大学 桜新町 用賀 二子玉川
292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317
289
多摩動物公園
万願寺
288
291
甲州街道
287
290
立川南 柴崎体育館
286
高松
上北台
279
立川北
井の頭公園
278
285
三鷹台
284
久我山
277
浜田山
273
276
西永福
272 高井戸
永福町
271
富士見ヶ丘
東松原
270
275
新代田
269
274
池ノ上
多摩境
265
268
南大沢
264 神泉
京王堀之内
263
駒場東大前
京王多摩センター
262
267
京王永山
261
266
稲城
京王よみうりランド
258 若葉台
京王稲田堤
257
260
京王多摩川
256
259
駅名
路線名
29 30
ID 上野毛 等々力 尾山台 九品仏 緑ヶ丘 大岡山 北千束 旗の台 荏原町 中延 戸越公園 下明神
318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329
335
荏原中延
342 343
354
367
366
365
364
363
362
361
360
359
豊洲
新豊洲
市場前
有明テニスの森
有明
国際展示王正門
青海
テレコムセンター
舟の科学館
台場
竹芝
353
358
汐留
352
お台場海浜公園
蓮沼
351
357
池上
350
日の出
千鳥町
349
芝浦ふ頭
久ヶ原
348
356
御嶽山
347
355
石川台 雪が谷大塚
346
長原
戸越銀座
341
洗足池
大崎広小路
340
345
矢口度
339
344
下丸子 武蔵新田
338
沼部
奥沢
334
鶏の木
洗足
333
337
西小山
332
336
不動前 武蔵小山
331
330
駅名
ID
33
路線名 天王洲アイル 大井競馬場前 流通センター 昭和島 整備場
368 369 370 371 372
青砥 京成立石 四ツ木 ハ広 京成曳舟
401 402 403 404 405
415
414
413
412
411
410
409
408
407
京成上野
新三河町
町屋
千住大橋
京成問屋
堀切菖蒲園
お花茶屋
京成金町
柴又
押上
京成高砂
400
406
江戸川 京成小岩
399
羽田空港 398
穴守稲荷
六郷土手
393
397
雑色
392
396
京急蒲田
391
糀谷
梅屋敷
390
大鳥居
大森町
389
395
平和島
388
394
立会川 大森海岸
387
鮫洲
385 386
新馬場
泉岳寺
382
青物横丁
品川シーサイド
381
384
東京テレポート
380
383
東雲 国際展示場
377 379
羽田空港第二ビル
376 378
新整備場 羽田空港第一ビル
375
天空橋
374
373
駅名
ID
路線名
38
35
路線名
29 28
22.京王相模原線 23.京王井の頭線 24.多摩都市モノレール 25.東急東横線 27 26.東急世田谷線 27
28.東急大井町線 29.東急目黒線 30.東急池上線 31.ゆりかもめ
32 32 33 34.京急本線 35 36.京成線
37.東武線
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
小村井 曳舟 東向島 鶴ヶ淵 堀切 牛田
421 422 423 424 425 426
青井
443
六町
北池袋
442 444
大山 下板橋
441
中坂橋
439 440
上板橋 ときわ台
438
東武練馬 437
436
433
成増
新柴又
432
下赤塚
大師前
431
435
竹ノ塚
430
434
梅島 西新井
429
小菅
東あずま
420
五反野
亀戸水神
419
428
浅草
418
427
押上 業平橋
417
駅名
ID 416
38.つくばエクスプレス
37.東武線
36.京成線
35.京急空港線
34.京急本線
33.東京臨海高速鉄道
32.東京モノレール
31.ゆりかもめ
30.東急池上線
29.東急目黒線
28.東急大井町線
27.東急田園都市線
26.東急世田谷線
25.東急東横線
24.多摩都市モノレール
23.京王井の頭線
22.京王相模原線
路線名
灰色の欄は不使用のもの
38
表 8 駅の ID NO. と駅名・路線名 2
資料編 駅の ID NO. と名前2
-13-
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
84 85
4 5
96 89 267
58 59 60
7467
7460
7409
7399
7382
7364
7361
7360
7304
7297
7280
7276
7275
7270
7228
7225
7214
7210
7170
7168
7145
7132
7078
7072
7066
7029
7026
6991
6985
6935
6928
6864
6854
6843
6823
6814
6799
6798
6758
6713
6682
6681
6664
6648
6556
6550
6549
6521
6485
6485
6485
6456
6405
6384
6368
6324
6317
6243
6209
6046
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
104
103
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
CENTRALITY 順位 79
ID
312
119
354
92
381
162
198
332
192
187
276
314
127
225
135
91
68
306
298
163
441
182
94
341
42
275
368
207
132
77
268
76
90
313
164
353
206
274
331
224
131
43
95
277
126
78
197
67
269
124
165
305
297
273
205
75
44
442
183
8183
8137
8132
8127
8116
8111
8082
8075
8048
8043
8004
7999
7997
7990
7985
7971
7960
7959
7946
7938
7930
7894
7888
7880
7875
7859
7855
7834
7827
7799
7789
7780
7776
7773
7761
7717
7707
7706
7686
7681
7664
7658
7658
7658
7657
7653
7647
7622
7615
7591
7580
7580
7565
7547
7532
7525
7512
7503
7485
7483
180
179
178
177
176
175
174
173
172
171
170
169
168
167
166
165
164
163
162
161
160
159
158
157
156
155
154
153
152
151
150
149
148
147
146
145
144
143
142
141
140
139
138
137
136
135
134
133
132
131
130
129
128
127
126
125
124
123
122
121
CENTRALITY 順位
駅名については、資料編表 を参照のこと
太枠内のものは昭島市の最寄駅
130
223
54
57
270
53
45
74
52
272
278
51
56
66
50
55
80
43
166
271
42
49
304
41
48
296
40
204
97
39
125
266
38
47
88
37
46
47
36
46
73
35
123
81
34
45
222
33
44
61 168
32
48
203
29 167
98
28
31
62
27
30
87 219
26
65
24 25
49
23
19
82
60
18
22
50
17
58
54
16
221
83
15
21
86
14
20
51 64
13
55 218
10 12
57
9 11
63 202
8
52
59
3
220
53
2
7
56
1
6
ID
順位
109
310
129
229
180
379
134
413
158
137
152
209
140
370
308
151
300
343
384
228
138
159
102
355
120
329
378
199
311
333
40
160
315
69
227
188
440
193
415
307
108
299
181
414
128
380
139
342
93
133
161
369
136
208
382
122
107
383
226
41
ID
8755
8736
8725
8720
8718
8713
8707
8704
8690
8689
8688
8682
8676
8673
8667
8662
8655
8644
8633
8557
8555
8554
8553
8549
8543
8536
8520
8519
8470
8454
8440
8414
8406
8395
8392
8383
8359
8359
8329
8320
8314
8313
8305
8295
8284
8284
8281
8267
8267
8266
8266
8264
8259
8257
8240
8240
8218
8216
8205
8185
240
239
238
237
236
235
234
233
232
231
230
229
228
227
226
225
224
223
222
221
220
219
218
217
216
215
214
213
212
211
210
209
208
207
206
205
204
203
202
201
200
199
198
197
196
195
194
193
192
191
190
189
188
187
186
185
184
183
182
181
CENTRALITY 順位
表 9 鉄道網における駅の近接中心性
386
100
201
196
344
357
37
352
321
324
340
233
327
302
71
149
438
322
241
154
240
232
317
23
326
104
323
105
179
189
412
210
418
141
371
38
155
385
231
101
150
356
309
325
153
200
156
121
301
328
230
70
103
334
157
24
106
316
439
39
ID
9451
9429
9399
9397
9390
9389
9367
9363
9356
9354
9339
9316
9304
9276
9271
9268
9223
9217
9216
9192
9191
9172
9166
9148
9146
9143
9139
9135
9133
9125
9115
9109
9102
9088
9082
9078
9074
9042
9025
8990
8985
8968
8967
8964
8960
8958
8950
8937
8937
8925
8876
8832
8826
8823
8822
8796
8794
8792
8790
8781
CENTRALITY
資料編 鉄道網における都内の駅の近接中心性
-14-
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
335 178 190 185 184 303 242 235 437 72 31 339 21 118 320 36 351 147 236 336 358 345 195 319 256 387 99 238 373 410 425 428 422 237 143 444 212 255 337
254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292
436
299 300
10095
10076
10015
10013
10005
9981
9980
9978
9978
9976
9969
9968
9964
9956
9954
9952
9944
9943
9900
9870
9870
9860
9853
9849
9836
9814
9812
9808
9796
9794
9785
9767
9767
9762
9739
9735
9713
9712
9658
9629
9602
9576
9574
9572
9564
9556
9547
9538
9536
9535
9529
9528
9519
9518
360
359
358
357
356
355
354
353
352
351
350
349
348
347
346
345
344
343
342
341
340
339
338
337
336
335
334
333
332
331
330
329
328
327
326
325
324
323
322
321
320
319
318
317
316
315
314
313
312
311
310
309
308
307
306
305
304
303
302
301
ID
390
288
246
434
251
283
115
34
29
175
214
420
430
259
18
290
401
397
375
396
245
289
348
389
279
360
253
349
282
252
347
435
116
258
33
30
176
144
213
416
421
429
19
423
424
409
244
145
374
194
388
359
346
280
350
281
257
35
117
338
11087
11056
11042
10975
10959
10923
10882
10858
10842
10837
10837
10830
10824
10795
10790
10785
10779
10750
10746
10726
10714
10707
10702
10678
10674
10664
10606
10586
10571
10563
10536
10534
10525
10492
10417
10409
10408
10405
10402
10395
10391
10387
10383
10377
10370
10360
10354
10320
10309
10277
10269
10237
10235
10233
10198
10192
10178
10165
10147
10120
15
363
392
113
216
217
27
173
248
249
292
263
433
399
407
403
377
286
16
285
264
362
262
391
394
247
287
114
250
261
28
215
419
174
431
432
284
265
291
402
400
17
376
395
361
260
ID
420
419
418
417
416
415
414
413
412
411
410
409
408
171
294
405
14
364
393
112
26
172
254
398
408
293
407 404
406
405
404
403
402
401
400
399
398
397
396
395
394
393
392
391
390
389
388
387
386
385
384
383
382
381
380
379
378
377
376
375
374
373
372
371
370
369
368
367
366
365
364
363
362
361
CENTRALITY 順位
駅名については、資料編表 を参照のこと
太枠内のものは昭島市の最寄駅
32 146
298
186
211
253
191
148
252
297
239
251
296
318
250
177
411
249
295
417
248
20
247 443
243
9528
142
246
294
9527
427
245
293
9525
426
244
9491
9470
22 372
9456
243
234
241
CENTRALITY 順位
242
ID
順位
12573
12529
12523
12438
12392
12364
12187
12153
12136
12113
12090
12090
12090
12084
12023
11957
11923
11750
11714
11714
11714
11701
11672
11658
11653
11651
11651
11649
11649
11647
11626
11619
11610
11594
11562
11524
11487
11484
11463
11364
11349
11315
11314
11293
11277
11274
11271
11268
11265
11265
11264
11228
11218
11212
11210
11199
11185
11143
11093
11087
444
443
442
441
440
439
438
437
436
435
434
433
432
431
430
429
428
427
426
425
424
423
422
421
CENTRALITY 順位
表 10 鉄道網における駅の近接中心性 2
330
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
367
11
169
12
366
110
170
295
406
13
365
111
25
ID
18015
17574
17135
16698
16263
15830
15399
14970
14543
14118
13709
13695
13453
13274
13268
13067
13012
12970
12964
12855
12829
12626
12594
CENTRALITY
資料編 鉄道網における都内の駅の近接中心性2
-15-
資料編
表 11 各変数のモデルの予測に対する有意確率
属性
有意確率
社会性
食行動パターン
行動スタイル
年齢
年齢1
年齢2
年齢3
性別
世帯構成
世帯構成1
世帯構成2
就業状態
参加グループ数
家族・友人関係
A-1
0.935
0.374
0.236
0.708
0.163
0.087
0.090
0.575
0.029
0.096
1.000
0.187
A-2
0.195
0.997
0.935
0.896
0.896
0.697
0.828
0.540
0.954
0.896
0.774
0.558
A-3
0.683
0.684
0.566
0.356
0.419
0.844
0.001
0.000
0.265
0.008
0.127
0.858
A-4
0.817
0.360
0.125
0.860
0.860
0.880
0.373
0.213
0.643
0.290
0.300
0.603
B-1
0.270
0.081
0.010
0.575
0.575
0.245
0.708
0.850
0.439
0.065
0.479
0.700
B-2
0.912
0.384
0.236
0.163
0.518
0.087
0.177
0.065
0.612
0.016
0.036
0.097
B-4
0.093
0.224
0.603
0.612
0.161
0.558
0.167
0.439
0.110
0.698
0.792
0.828
B-5
0.495
0.248
0.257
0.896
0.269
0.697
0.584
0.540
0.361
0.398
0.044
0.805
B-6
0.979
0.478
0.257
0.398
0.398
0.697
0.205
0.092
0.424
0.037
1.000
0.103
C-1
0.057
0.684
0.566
0.356
0.419
0.844
0.490
0.786
0.265
0.008
0.309
0.710
C-2
0.595
0.863
0.399
0.933
0.933
0.014
0.779
0.690
0.603
0.176
0.262
0.101
C-3
0.079
0.644
0.461
0.236
0.933
0.427
0.215
0.690
0.102
0.236
0.262
0.124
C-4
0.171
0.360
0.195
0.269
0.398
0.201
0.231
0.092
0.954
0.269
0.022
0.558
C-5
0.790
0.244
0.114
0.356
0.419
0.201
0.490
0.786
0.265
0.356
0.309
0.824
C-6
0.617
0.923
0.704
0.542
0.760
0.602
0.184
0.150
0.180
0.542
0.590
0.734
D
0.738
0.894
0.788
0.666
0.517
0.713
0.082
0.611
0.037
0.084
0.112
0.246
周辺施設
有意確率 スーパー1 診療所1 総合病院1
交通インフラ
食行動パターン
駅1
大型1
公園1
高齢者福祉センター1
公民館1
大型2
公園2
高齢者福祉センター2
公民館2
道路網
バス網
鉄道網
A-1
0.387
0.092
0.045
0.097
0.224
0.109
0.550
0.100
0.077
スーパー2 診療所2 総合病院2 0.161
0.300
0.177
0.542
0.222
0.222
0.185
0.308
0.012
A-2
0.496
0.219
0.905
0.971
0.514
0.392
0.249
0.905
0.697
0.098
0.207
0.712
0.144
0.559
0.243
0.468
0.649
0.195
A-3
0.476
0.414
0.694
0.798
0.772
0.805
0.867
0.535
0.844
0.685
0.338
0.513
0.301
0.301
0.301
0.448
0.362
0.208
A-4
0.180
0.533
0.379
0.591
0.285
0.450
0.184
0.600
0.176
0.643
0.193
0.046
0.429
1.000
0.429
0.869
0.061
0.274
B-1
0.717
0.395
0.192
0.859
0.960
0.364
0.043
0.447
0.245
0.439
0.506
0.649
0.472
0.150
0.150
0.053
0.679
0.622
B-2
0.533
0.748
0.681
0.169
0.153
0.724
0.123
0.287
0.368
0.612
0.300
0.847
0.222
0.222
0.222
0.873
0.264
0.215
B-4
0.056
0.398
0.087
0.608
0.694
0.176
0.238
0.842
0.558
0.447
0.563
0.397
0.789
0.592
0.180
0.932
0.055
0.977
B-5
0.496
0.908
0.694
0.971
0.288
0.913
0.095
0.875
0.201
0.361
0.589
0.712
0.770
0.243
0.041
0.834
0.398
0.782
B-6
0.988
0.046
0.707
0.438
0.288
0.350
0.371
0.172
0.697
0.424
0.719
0.712
0.559
0.559
0.243
0.971
0.205
0.029
C-1
0.763
0.414
0.008
0.009
0.515
0.778
0.228
0.909
0.094
0.054
0.025
0.001
0.301
0.038
0.301
0.800
0.767
0.478
C-2
0.643
0.122
0.807
0.981
0.524
0.578
0.447
0.464
0.427
0.603
0.815
0.631
0.129
0.704
0.704
0.690
0.911
0.550
C-3
0.095
0.764
0.563
0.302
0.915
0.076
0.453
0.020
0.170
0.552
0.348
0.631
0.704
0.448
0.448
0.557
0.636
0.149
C-4
0.988
0.398
0.097
0.033
0.653
0.033
0.052
0.101
0.222
0.424
0.719
0.712
0.559
0.144
0.770
0.888
0.785
0.515
C-5
0.476
0.414
0.079
0.237
0.169
0.778
0.951
0.707
0.094
0.054
0.523
0.190
0.301
0.605
0.301
0.447
0.720
0.478
C-6
0.425
0.368
0.378
0.052
0.013
0.056
0.313
0.100
0.297
0.592
1.000
0.166
0.784
0.584
0.273
0.667
0.475
0.059
D
0.412
0.641
0.650
0.437
0.417
0.106
0.797
0.142
0.713
0.850
0.426
1.000
0.053
0.333
0.333
0.157
0.101
0.303
灰色がけのものは、有意確率の小さい順上位 3 位以内のもの 太枠内のものは、変数から除外したもの
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-16-
資料編
表 12 12 の食行動パターンのモデル式の係数
食行動パターン 参加グループ数 行動スタイル 就業状態 家族・友人関係
定数
A-1
15.79
-46.89
168.78
0.35
-145.08
A-2
2.93
145.36
17.73
1.59
-210.68
A-4
-17.48
16.61
-74.69
0.18
830.01
B-2
-27.06
220.25
-13.53
-1.34
-626.28
B-4
-0.53
23.62
0.59
-0.07
-70.26
B-5
-2.31
-500.29
-172.04
-0.51
4257.33
B-6
18.32
-0.71
98.05
0.33
-1037.11
C-2
-18.02
30.24
-35.92
-1.81
-284.11
C-3
-26.09
-49.59
-88.84
0.88
460.43
C-4
-43.39
-34.34
-16.42
-0.56
-249.59
C-6
-22.74
197.40
-108.78
4.06
5913.79
D
-10.75
248.06
56.93
-0.64
-550.47
食行動パターン
駅1
総合病院1
公園1
スーパー2
総合病院2
公園2
道路網
鉄道網
Aバス
A-1
19.11
11.52
14.35
2.02
4.20
-32.76
-6339.93
-0.01
43541.75
A-2
-21.63
36.23
-14.25
108.21
-15.54
71.05
122.54
-0.02
-4446.08
A-4
21.15
-25.38
9.91
-21.95
-111.93
28.16
-4029.76
-0.07
18752.94
B-2
-47.78
-54.59
22.28
-34.74
-43.41
104.42
23651.96
0.04
-34660.20
B-4
0.69
-3.70
3.59
-8.91
2.82
8.64
-302.81
0.00
-4755.24
B-5
-91.14
112.37
-17.33
-261.49
-15.75
-280.09
-98931.92
-0.29
48944.28 -4388.74
B-6
12.08
-4.47
2.63
58.42
51.50
-10.96
13668.60
0.07
C-2
40.69
-16.09
-5.77
59.94
-103.29
68.78
18451.69
0.03
-1478.02
C-3
17.02
13.19
-10.15
-9.25
-22.68
39.38
-9577.10
-0.03
22160.65
C-4
-6.13
13.99
9.01
57.82
-33.45
-8.11
9431.78
0.03
2122.15
C-6
-116.62
-162.50
1.02
25.37
-312.79
369.55
-43423.66
-0.57
-30963.75
D
-21.63
100.06
0.22
-123.40
191.10
354.50
-68451.65
-0.02
-150125.67
Hitoshi Watanabe.Lab Waseda.Univ 2007
-17-