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子供のための施設計画とその行動特性

Page 1

U8710 早稲 田大 学理工学 部建 築学科 卒業論文 指 導教授 渡辺仁史

子供 の ための施 設計画 とその行動特性 石 山利美

Departmerrt of Architecture,School of Science and Engineering, Waseda University


二 了 ‐供

の

た

め

″ )方伍 設

昭和

計

I‐

III― II‐

と

そ

62年 度卒 業 論 文

早稲 田大 学 理 工 学 部 建 築 学 科 指 導 :渡 辺

G4D011

仁史

石山

教授

利美

の

行

動

特

性


0

は しご)に

1

序論

2

1-1

研 究 目的

1-2

研究概要

]-3

研究背 景

本論

2-1

「 子 供 の 遊 園 地 イ メ ー ジの 基 礎 的 把 握

2-1-l SD法 2-1-2 2-2

に よ る遊 園 地 イ メ ー ジ

エ レメ ン ト想 起 法 に よ る遊 園 地 イ メ ー ジ

子 供 の 遊 園 地 行 動 とそ の イ メ =ジ 形 成

2-2-1

行 動 ―情 報


3

2-2-2

行 動 一体 験

2-2-3

行 動 ―イメ ー ジ

2-2-4

行 動 軌 跡 図 ・ イ メ ー ジ マ ップ

調査 ヽL

3-1

調 査 目的

3-2

調査方法

3-3

ア ン ケ ー ト用 紙

3-4

調 査 の 結 果 とその考 察

4

研 究 の 成 果 と今 後 の 展 望

5

お わ りに

6

参考文 献


°■

│

物 が 、遊 園 地 へ 遊

で ぁ ったが 、 こん

だ か と て も楽 し み

一

る る き     の ん ,あ い 生     も な  い   ヽ つ  。 で て ヽ 物   つ  い か な り き こ と う か な 生 お 供 ろ つ に な ン 子 だ が と 議 プ い の 想 こ 思 ン す る 予 る 不 プ や す く べ く ば り を 全 調 全 え わ 動 は を 井物 思 か 行 動 動 き と が な 行 行 生 か 緒 ん の の ヽ ︰ つ 情 ど 供 供 い そ に ら 子 子 と ヽな た で ら 一  供 り ん つ ま か 一  子 た こ い 今 問 。 鳳 争 ら   に1   疑 す

。す ぐ に 泣 い た り


に、

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ヽ、

4


1

序論


1-1

研 究 目的

本 研 究 に お い て は 、オ ー プ ン ス ペ ー ス に お け る 子 供 の 行 動 特 性 と そ の 空 間 認 知 を 、 子 供 の 立 場 に 立 っ て 、 西 武 遊 園 地 で 、調 査 ・ 分 析 を 行 な う。 具 体 的 に は 、 子 供 の 行 動 特 性 が どの よ うな 要 因 を 持 っ て 、 決 定 づ け られ る の か を 、調 査 ・ 分 析 に よ っ て 明 らか に し 、 そ の 結 果 を 考 察 す る こ と に よ っ て 、子 供 の 情 報 入 手 か ら行 動 へ そ して イ メ ー ジ 形 成 へ と い う行 動 の シ ス テ ム を 明 ら か に す る こ と を 目 的 とす る 。

3


子 供 の 行 動 シ ス テ ム の メ カ ニ ズ ム を明 らか に す る た め に に 研 究 を進 め た 。 オ ー プ ン ス ペ ー ス の ケ ー ス ス タ デ ィ と 遊 園 地 を選 ん だ 。

tr 武     対 な キ よ 西 ょ︱∴﹂ 行   ・ の   ヽ    地 を 次 一 K    園 査 ヽし     遊 調

本 研 究 で は 、オ ー プ ンス ペ ー ス にお け る子 供 の 行 動 特 性 を調 べ鰺

30日 に 、大 人 と1子 供 の 西 武 にするためにアンケート る ′ ‐ 鶴芹ず 露 1:よ 残〈ょ 1慧 I麟 まず 予 備 調 査 と して 8月

そ して 9月 15日 の本調査では、子供たちの行動 システムの しく

Ii曇 ][暮 :1「 1ニ ア ]1:蝶 [ 霧 〔 111,皇 lヌ 畠 争 J〕 した 。

鶴


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1


γ盪拗肘・鳥輸島B一.

つ ん  の 分     7ヽ す     て に と そ て   い 関   え 性 ほ び え   お に   加

特 は 遊 ら   に 動   も 。 制 ︶ 詢 砒   跛 妬   趾 最

品

つ デ か 夕 な ス は女

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関 oの 行 に た 況 の 性 つ 状 供 特 か な 子

の デ な し   ヽ供   た な 供 る 生 と   は 子   つ と 子 す 先 ム   て ヽ  あ と る 関 満 テ   い が   で こ け に 田 ス   お た   き る お 動 仙 シ   に つ   好 す に 移 ヽを   地 あ   が 査 間 の は 動   園 数   供 調 空 供 査 行   遊 多   子 て 築 子 調 ヽ  武 は   身 い 建 ヽる が   西 夕   自 つ に ば す る   る 一  私 に 般 ヽ え 関 あ     あ デ   ヽ性 I 百 に 数 。で る   で 特 ヽに 供 多 た イ す   中 動

一 麗

て下酌 子 は い 体 た の お 具 ま も に ヽ oる

鷹


■ ●・ r,

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3

ヽ

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0‐


2

本論


2-1

子 供 の 遊 園 地 イ メ ー ジの 基 礎 的 把 握

子 供 と い う も の は 、我 々 大 人 に は 全 く理 解 出来 な い よ うな 行 動 を と る場 合 が 多 く あ る 。す な わ ち 「 あ ん な お も しろ くな い 遊 戯 物 に対 「 して ど う して あ ん な に 興 味 を持 つ の だ ろ うか 。 」 とか 、 ど う して 同 じ遊 戯 物 に あ ん な に 何 度 も乗 る の だ ろ うか 。 」 と い つ た 疑 間 が 我 々 の 中 に 生 して く る 。

な

こ う い う た 疑 間 を解 決 す る た め に は い ろ い ろ と考 えな け れ ば な ら い の だ が 、 まず この 項 に お い て は 、子 供 の 遊 園 地 に 対 して い だ い

て い る イ メ ー ジ を明 らか に し よ う と思 う 。

子供 の遊園地 に対す る暮 識 を提 えるために、その 方法 として 8月

30日

に 西 武 遊 園 地 に お い て ア ン ケ ー ト調 査 を 行 な つ た 。

SD法 と エ レ メ ン ト想 起 法 と い う 2つ の 調 査 方 法 を 取 っ た 。 こ の SD法 と エ レ メ ン ト想 起 法 に つ い て は 、 後 に く わ し く述

具体的 には 、

べ る こ とにす る 。 こ の 日 の 調 査 で は 、 子 供 だ け で な く大 人 や 若 者 に 対 して も ア ン ケ ー トを 行 な い 、 大 人 と子 供 の 遊 園 地 に 対 す る イ メ ー ジ の 違 い を 明 ら か に す る こ と を 第 一 の 目 的 と した 。 ・ ー こ の 調 査 は 予 備 調 査 と して 行 な つ た も の で あ り 、 こ う して イ メ ジの 違 い を明 らか に す る こ と に よ つて 、子 供 の 行 動 特 性 の 仕 組 み ( メカニ ズム

)の 解 明 に 役 立 て ば と考 え た 。

7


調査方法 今 回 の こ の ア ン ケ ー トは 、.8月

30日

に 予 備 調 査 と して 西 武 遊 園

日 と中 央 日の 地 に お い て 行 な つ た 。 ア ン ケ ー トは 西・

2つ の 出 口 で 、

遊 園 地 帰 り の 家 族 づ れ 、 ア ベ ッ ク 、友 達 ど う しな ど 子 供 か ら大 入 ま で合計

52人 西日

子供 大人

8 11

に 依 頼 し た 。 内 訳 は 次 の 通 りで あ る 。

中央 口

16 24 17 28

全体

.

次 ベ ー ジ に ア ンケー トをの せ る 。

8


)。

以下の設問それぞれにおいてもあなたの西武園遊園地に対するイメージにあてはまる場所 ° にマル をつけて下 さ い .

1:奪 例

きゅうくつ な感 じ ―

=:鷲

のび のび した感 じ

のびのび した感 じ おちつ きがな い

1

きゅうくつ な感 じ

2

おちつ きが あ る

3 4 5 6

かわいい

7

― ドカ 、 ノ

8

うるさい

静か

9

陽気

陰気

10 11 12 13

柱椎

fil純

質が悪 い 楽しい

質 が良 い

1′

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26

かわい くな い か つこいい

かっこ悪 い

広い

狭い 古い

新 しい `あ

暖かい感 じ illし

ムー ドが な い

る

みがあ る

F

--.--+

t-t--+-4---H -{--l----+----l

つ まらな い 寒 い感 じ よそよそ しい

明るい

口音い

活気が あ る

活気 がな い

快適

不快

不潔

清潔

うっ とうしい

さわや か

美 しい

みに くい

特徴があ る 繰が少な い

特徴がな い 緑が多 い

開放的

圧迫的 貧 しい感 じ

豊かな感 じ 平面的 す つきりした感 じ

立体的 ごみ ごみ した感 じ


E.以 下の設 間 につ いて答 えて くだ さい 。 (1)日 を閉 して西武園遊園地の こ とを考 えて下 さい 。 どこが 記憶 に残 りま したか 。以下 に名前 を書 いて下 さい 。 名前

番号 例

名前

番号

駐車場

21 2

22

3

23 24 25 26 27 28

4 5

6 7

S

13

29 30 31 32 33

14

34

15

35

1(D

36

9 10 12

18

37 38

19

1)

20

40

17

) ≦

(2)上 であげた箇所 が存在 した と思われ る場所 を ,次 ベ ー ジの 地 図上 に 上 の 番 号で記 して下 さい 。

.

(3)あ なた の 今 日の行動 軌跡 を、次 ペ ー ジの地図上 に 、記 して 下 さい 。

ご協力あ りが とうござい ま した .

,


2-1-l SD法

に よ る遊 園地 イ メ ー ジ

′ A.SD法 とは 。・ 略 SD法 とは 、 Semantic Differentialの で あ り、 C.E.オ ス グ ッ ドが 1957年 に 提 案 した 心 理 測 定 の 一 ・ 方 法 で あ る 。 つ ま り 、言 語 に よ る尺 度 を用 い て 心 理 実 験 を行 な い 、 そ の 分 析 を通 して 、 あ る 「 概 念 」 の 構 造 を定 量 的 に 明 らか に し よ う とす る も の で あ る 。

1950年

頃 か ら活 発 とな っ た 建 築 計 画 は 、使 わ れ 方 研 究 と呼 ば

・ れ る分 野 が 先 行 して き た 。 しか し 、空 間 に 関 す る分 野 は ど ち らか と い え ば 、 取 り残 され た 分 野 で あ つ た 。 こ の 空 間 の 在 り方 は 、 人 間 の 心 理 や 意 識 に 対 応 して 把 握 され る べ き も の で あ り、使 わ れ 方 研 究 の 対 象 が 、 <行 為一 一 平 面 >の 関 係 で あ る と した ら 、空 間 の 研 究 は t

<意 識一 一 空 間 >の 関 係 を取 上 げ る もの で あ る 。 さ て 、 こ の 心 理 や 意 識 は 、 外 部 か らそ の 人 間 を観 察 す る こ と に よ つ て 捉 え る こ とは 、 多 く の 場 合 不 可 能 で あ り、何 らか の 形 で そ の 人 ・ に直 接 た ず ね る こ とにな る 。 この

SD法

は 、 あ る空 間 な ど を体 験 し 、 そ の 結 果 生 した 心 的 反 応

を測 定 す る と き に 用 い られ る 。 つ ま り具 体 的 に は 、空 間 の <雰 囲 気 >の よ うな 全 体 的 な 心 的 反 応 を 、 用 意 した 多 く の 評 定 尺 度 上 の 量 と して 回 答 して も ら う方 法 で あ

イ4


る 。 こ こで 、最 初 に用 意 した 尺 度 は 恣 意 的 な もの で あ るか ら 、後 に 述 べ る よ うな 数 学 的 処 理 (因 子 分 析 )を 施 して これ を整 理 す る 。

12


B.因 子 分 析 とは ・ ・ 因 子 分 析 法 の 目的 は 、 多 数 の デ ー タ (現 象

)が 得 られ た と き に 、

そ れ ら の デ ー タ の 中 に 含 まれ て い る潜 在 的 な 共 通 因 子 (特 性 )を 抽 出 し 、 これ ら の 共 通 因 子 を解 釈 す る こ と に よ り、デ ー タ の 持 つ 構 造 を明 らか に し よ う とす る も の で あ る 。 こ こ で は 、 SD法 を使 い 多 数 の 言 語 尺 度 の 評 定 値 を変 数 と して 、 い く つ か の 潜 在 的 な 共 通 因 子 を抽 出す る こ とに よ り、 日的 ・ 概 念 の 構 造 を 明 らか に す る因 子 軸 を決 め る う え で 用 い られ る 。 類 似 した 方 法 で あ る主 成 分 分 析 法 と の 違 い は 、主 成 分 分 析 法 が 、 デ ー タ を総 合 して 、特 性 で あ る主 成 分 を 大 き い もの か ら順 に 求 め る の に 対 して 、 因 子 分 析 法 で は 、 デ ー タ を 分 解 す る こ と に よ り 、共 通 な 因 子 の 負 荷 を求 め る こ とで あ り、共 通 因 子 は あ く ま で 仮 説 的 な 変 量で あ る ところで あ る。

43

°


C.遊 園 地 イ メ ー ジ 今 回 の SD法 を 因 子 分 析 に か け る こ と に よ つ て 、大 人 の 子 供 の 西 武 遊 園 地 に 対 す る意 識 の 違 い を 明 らか に し よ う と思 う 。 因 子 分 析 法 は 前 で も述 べ た が 、具 体 的 に は 、 因 子 軸 (今 回 の 場 合 は 5つ )に 園 子 付 加 _3_か ら計 算 した 因 子 得 点 を プ ロ ッ トす る こ と ・ で 、 5つ の 軸 の そ れ ぞ れ の 関 係 性 を見 る 。

4牛


老2_卜 l__困

差 一 偏 一 一 準 標

=ィ

″表 マ ・

平均値

14 16 12 2C 24 8 lC 2 2C 19 17 7 9 25 22 18 28 13 1

2.667 2.844 2.979 2.417 2.87〔

1.26フ

1.331

‐0.85〔

1.11〔

‐0.78〔

0.965

.111

3.31〔 3.20〔

1.19〔

1.207

3.604

0.9〔

4.104 2.95〔

3.594 2.792 4.104 4.86〔

4.417 2.81〔

2.46C 3。

95ε

4.177

4

3.801 3.167

4.08〔

1.36C 1.104 1,04 1.202

_0_77, ‐0^70,

021

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‐0.14C

‐0.19C

0.117

0.230

‐0.48C

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0.21C

‐0_507

‐0.663

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0.91 0.87

0.091

‐0.869

‐0.38

‐0.845

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0.778

‐0.607

‐0.634 ‐0.21C

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0.322

1.11〔

‐0.25C

‐0.24C

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0.538 0.39C ¨0.62 0.21[ 0.102

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1.33〔 1.02〔

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1.241 1.427

14C 0.047 0.324 0.33C ‐0.301

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4.07〔

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‐0.56〔 0。

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‐0。 28C ‐0.113 ‐0.2C

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0.834 1.247 0186(

累獲 寄与孝

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‐0.181

1.181

5 11 21 3 6

τ

_0_98, ‐0.91

2.7〔

3.20〔

因子 負荷表 正 一

No.

‐0。 02〔

0.177 0.43[

‐0.192 ‐0.07C

0.152 0.313 ‐0.26C ‐0.868 _0^85` 0.828 0.80[ 0.708 ‐0.6C ¨0_66 0.237 0.034 0。 168 ‐0.145

‐0.14〔

‐0.555

‐0.074

0.26 ‐0.03

0。

%

10〔

n^21, ‐0.31 ‐0.07 _0^n7F 0.49C ¨0.30〔 ‐0.24〔

0.08C 0。 171 ‐0.022 0.412 ‐0。 21〔

τ

0。 018 _0^06: 0.127 0.033

‐0.272

0.209 0.18C 0.313 0.407 0.107 ‐0_044

‐0.255 0。 14 0.156 0。 396 ‐0。 193

_0_■ 1コ ‐0.038

0.021

0.439

0.95〔

‐0.03C

941 0.85C 0.81[

‐0.33〔

0。

‐0。 751 ‐0.07〔

0.487

0。

32

0.101 0.129 ‐0.91〔 ‐0.33(


ム J l l l l 、

° ロル4ウ 角土の 9キ タ右れ 夕多

:=

ヵll■ .つ ナ 仁。

親 しみ が あ る 一 よ そ よ そ し い 活 気 が あ る 一活 気 が な い ′

楽 し い 一つ ま らな い

ア ー バ ニ テ イ因 子

明 る い ―暗 い 美 しい 一み に く い 豊 か な 感 じ 一 貧 しい 感 じ う る さ い 一静 か 複 雑 一単 純

_

お ちつ きが あ る 一お ち つ きが な い

落 着 き因 子

す つ き り した 感 じ 一 ご み ごみ した 感 じ う つ と う し い 一 さわ や か 快 適 ―不 快 ム ー ドが あ る 一 ム ー ドが な い 陽 気 一陰 気 ・

平 面 的 ―.立 体 的 緑 が 少 な い 一緑 が 多 い

開放性 因子

不 潔 一清 潔 開 放 的 一圧 迫 的 暖 か い感 じ一寒 い感 じ

46


Ⅳ

さ ゅ う く つ な 感 じ ― の び の び と した 感 じ 狭 い 一広 い

`

質 が 悪 い 一質 が 良 い

デ ザ イ ン因 子

か っ こ悪 い 一 か つ こ い い 特 徴 が あ る 一特 徴 が な い

v

か わ い い 二か わ い くな い

新 しさ因 子

古 い 一新 し い

17


I軸

一 Ⅱ軸

子 供 も大 人 も 落 着 き 因 子 に つ い て は 均 等 な ば ら つ き が み られ る が 、 ア ー バ ニ テ イ因 子 に 関 して は 子 供 は ,(十 (―

)に

イ メ ー ジ を 、大 人 は

)の イ メ ー ジ を 持 つ て い る 。 こ れ は す な わ ち 子 供 は 、 遊 園 地 に

対 し明 る く 、 楽 し い と い う イ メ ー ジ ヲ持 つ て い る が 、 そ れ に 対 して ゛ 大 人 は ど ち ら か と い え ば 、 あ ま り お も しろ く な い と い う イ メ ー ジ を 持 つて い る と い え よ う。 つ ま り子 供 は 比 較 的 遊 園 地 に 対 して 楽 し く て 、快 適 な イ メ ー ジ を 持 つ て い る 人 が 多 い が 、 大 人 に は つ ま らな い と か 、 う る さ い 、 複 雑 だ と い う イ メ ー ジ を持 つ て い る 人 が 多 い こ と を示 す 。

I軸 一 Ⅲ軸 プ ロ ッ トを み て もわ か る通 り、開 放 性 因 子 に 関 して は ど ち らか と い う と 、窮 屈 な 感 じを大 人 も子 供 抱 い て い る 。 これ は 西 武 遊 園 地 が 土 地 柄 、高 低 差 の 大 き い 遊 園 地 で あ る と い う と い う こ と も そ の 原 因 と い え よ う。 開 放 性 因 子 が (―

)の イ メ ー ジ と して1大 き い が 、 ア ー バ ニ テ

子 の 関 して は 均 等 な ば ら つ き が み られ る 。

48

ィ因


Ⅱ― Ⅲ 大 人 も子 供 も落 着 き 因 子 に 関 して は 均 等 な ば ら つ きが み られ る が 、 開 放 性 因 子 に 関 して は 多 少 窮 屈 と い うイ メ ー ジ を抱 い て い る よ ・

うだ 。

1・

・

子 供 は 全 体 に 落 着 き因 子 に 関 して 、ば ら つ き が あ るが 、大 人 は 子 供 に 比 べ て プ ロ ッ トが 中 心 に 集 ま つ て い る か ら平 均 的 な 意 識 を 持 つ ・ : ヽえ る 。 て い る とじ

5つ の 軸 の うち I一 Ⅱ ・ I一 Ⅲ ・ Ⅱ 一 Ⅲ の 関 係 に つ い て 考 察 した 極 め て低 いため 、あ ま が 、 あ とIV軸 と V軸 に つ い て は 因 子 寄 与 率 は・ り関 係 性 に つ い て は 述 べ て も無 駄 で あ ろ う 。 一 応 、散 布 図 は 全 て の

°

せ て お く。 全 体 的 に み て 、子 供 と大 人 の 西 武 遊 園 地 に 対 す る イ メ ー ジ の 違 い は 、 は っ き り言 つ て あ ま りな か つ た 。 し い て あ げ れ ば 、子 供 の 方 が 大 人 に 比 べ 西 武 遊 園 地 に 対 して 良 い イ メ ー ジ を持 つ て い る と い う こ と ぐ ら い で あ ろ う。

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役 く 手た


2-1-2 A.エ

エ レ メ ン ト想 起 法 に よ る 遊 園 地 イ メ ー ジ

レ メ ン ト想 起 法 と は 。・

′

「 が 人 が 過 去 の 経 験 を憶 え 込 み 、 保 持 す る 働 き が 記 憶 」 で あ る 、 。「 再 生 」 あ る い 。 心 理 学 に お い て 、 「記 憶 」は 「 記 銘 」 「 保 持 」 ・ 「想起 」 は 「 想 起 」・ 「 再 認 」の 過 程 を と る と さ れ 、 そ の 一 側 面 が で ある。 「 想 起 」 は 1保 持 」 さ れ て い る 過 去 経 験 、 特 に 記 憶 心 像 を 再 現 す つ る 過 程 、 ま た は そ れ を 報 告 す る こ と を い い 、想 起 の 心 構 え を と て ・ る場 有 意 的 に 想 起 す る場 合 と 、 再 生 の 機 縁 に よ つ て 自発 的 に 再 生 す い る。 「 合 と が あ り 、 こ れ ら を 「 想 起 」 と 再 生 Jと して 区 別 して い ず れ に せ よ 、 人 間 の 行 動 に と つ て 、 環 境 は 自然 と人 工 と を 問 わ い情報 ず 、無 限 に 近 い 情 報 に 満 た され て い る 。人 間 は この 無 限 に 近 の ほ と ん どす べ て を 忘 れ さ る こ と に よ つ て 、 か ろ して 生 き て い る 。 「 しか し 、 そ の 中 で わ ず か に 残 存 す る 記 憶 の 断 片 が な ぜ 生 残 り 、 想 の 起 」 と い う形 で 復 活 す る の か 。 建 築 空 間 や 都 市 空 間 の 把 握 は 、 そ 全 体 を 瞬 時 に 読 取 る こ と は で き な い 。 体 験 さ れ る 現 在 は 持 続 性 を有 し 、 行 動 の 積 重 ね の う ち に 変 化 して い く 。 こ の よ うな 持 続 的 な 蓄 積 の 中 か ら 、 い わ ば 「 記 憶 の ゲ シ ュ タ ル ト 」 と も い うべ き も の が 形 成 さ れ る 。 しか し記 憶 ど は 、 単 な る 過 去 の 残 影 の 受 容 作 用 と し て で は して な く 、 あ く ま で も 、未 来 へ の 予 感 の 投 影 と して の 能 動 的 作 用 と

25


「 理 解 され る べ きで あ る 。 そ の 意 味 で 記 憶 の ゲ シ ュ タ ル ト 」 とは 、 過 去 か ら未 来 は の 一 種 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンで あ る と も い え る 。 エ レ メ ン ト想 起 法 とは 、特 に 建 築 計 画 や 都 市 計 画 の 研 究 領 域 に お い て は 、対 象 空 間 を構 成 す る 多 様 な エ レ メ ン トの 中 か ら 、想 起 され る エ レ メ ン トの 分 布 とそ の 度 数 か ら 、対 象 空 間 の イ メ ー ジ 構 造 を 探 ・ ろ う とす る 方 法 で あ る 。 イ ン タ ビ ュ ー や イ メ ー ジ マ ップ 法 に 比 べ て 、 サ ン プ ル ー つ 一 つ の も つ 情 報 量 は 断 片 的 で 少 な い が 、簡 単 に 大 量 の デ ー タ を採 集 す る こ とが で き 、統 計 的 な 処 理 が 容 易 とな る メ リ ッ 卜を も つ て い る 。 さ ら に 詳 し い 分 析 を 行 な うた め に 、想 起 確 率 の 分 布 を 外 的 基 準 と して 、 エ レ メ ン トの 物 理 的 諸 属 性 を説 明 変 数 と して 、 重 回 帰 分 析 が 行 なわれ る。

z6


B.重

回 帰 分 析 とは ・

事 象 を予 測 す る こ とは 、 これ か ら起 り得 る さ ま ざ まな 事 態 に 対 し て 、有 効 な 示 唆 ・ 教 示 を 我 々 に 与 えで く れ る 。 また 、 そ れ に 対 応 す る適 切 な 判 断 を可 能 に させ る 。建 築 の 計 画 に お い て も 、得 られ た さ ま ざ まな デ ー タ を も と に 、将 来 の 予 測 を行 な う こ とは 、 よ り客 観 的 な 計 画 に 対 す る判 断 材 料 を与 えて くれ る 。 これ ら の 予 測 を行 な う統 計 的 手 法 の 一 つ が 、重 回帰 分 析 で あ る 。 実 際 さ ま ざ まな 事 象 は 、

1対 1の 関 係 に よ り成 立 つ て い る こ とは き

して い る と い え よ わ め て まれ で あ り、 さ さヽ .ざ まな 要 因 が 複 合 し関 係 ・ う。 こ う した 一 つ の 目的 に 対 して い く つ か の 要 因 に よ り、 そ の 関 係 を説 明 し 、 予 測 し よ う とす る と き この 方 法 が 有 効 で あ る 。 重 回 帰 分 析 は 、定 量 的 デ ー タ を予 測 す る変 数 と した 、線 形 の 関 係 式 と して 得 られ 、 い く つ か の 特 性 ・ 要 因 に つ い て そ れ ぞ れ の 係 数 を 得 る こ とに よ り、予 測 式 と して 用 い られ る もの で あ る 。 予 測 式 の 精 度 は 〈信 頼 性 )は 、重 相 関 係 数 を 求 め る こ と に よ り得 る こ とが で き る 。 重 回 帰 分 析 で は 、予 測 す る変 数 を 一 般 に 目的 変 数 ど呼 び 、特 性 ・ 要 因 を 説 明 変 数 と呼 ぶ 。

Z7

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バイキ ン グ ウエ ス タン トレイ ン

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10.4 61.C 30.8 14.2 61.6

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0

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38.5 30。

スワンボ ー ト

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ジ ュニ ア サ ー キ ッ ト 司断 罵 宣 ,ヽ ン グ ラ イ ダ ー バル ー ン フライ ト

0

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ク ト ′ヾ双

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28.1 0 36.3 10

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5。

18.フ ●●

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0 10 0 7 10 3

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0

バ ー ン ス トー マ ー ・ レ観 百重 トリフ ビジ ー ビー ジ ¬ニ ア サ ー キ ッ ト 口1璽 π

子 OC

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中央 口

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36.7 0 0

0

0 0 0 0 0 50

0 5 17.5 0 0 0 0 0 0 0 0

0

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38,7 0 0

0 0 0

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56.3

タ □2-卜 (Oτ レチ 「 受た孝 ヽ口引 ζ%ノ

16.3 0

34.4 31. 46. 5.6 16.9 10.( 0 34.4 5 0

0 0 0

0 0 0

76.3 11.3 3.8 8.4 0 0

21.9


考察 まず 表

2-1-1に

示 し た 子 供 と大 人 の あ い だ の 全 体 の 想 起 率 を

比 較 して 見 て み る 。両 者 の あ い だ で 共,通 して 言 え る こ とは 、 ア ー ケ ー ド通 りに あ る ジ ュ ニ ア サ ∵ キ ッ トか ら ミ ニ 飛 行 機 の あ い だ の 遊 戯 物 は 、想 起 率 が

0%で

あ る こ とだ 。 これ は 、 こ れ ら の 遊 戯 物 の 規 模

が 小 さ く ス リル 感 に も今 一 つ 欠 け る た め 、人 々 の 頭 の 中 に は 残 り に くい の で あ ろ う。 逆 に 違 い は 、子 供 は そ れ ぞ れ の 遊 戯 物 の 想 起 率 を見 比 べ る と大 人 に 比 べ て 差 が 激 し い 。 こ れ は 、大 人 が 遊 戯 物 に 対 して 特 に これ と い つ た 興 味 を示 して い な い と い う こ とで あ る 。 逆 に 子 供 は 、 ル ー プ ・ ス ク リ ュ ー コ ー ス タ ー の よ うな ス リル の あ る乗 物 に 、 また ス ワ ン ボ ー トの よ うに ど こ に い て も見 え る よ うな もの に 対 して 、高 い 想 起 率 を示 して い る 。 こ こで 一 つ 疑 問 な の は 、 ウ オ ー タ ー シ ュ ー トの よ うに 大 変 目立 つ と思 わ れ る遊 戯 物 の 想 起 率 が 、大 人 は 非 常 に 高 く子 供 は 非 常 に 低 い と い う こ とで あ る 。 こ れ に対 して の 決 定 的 な 説 明 をす る こ と は で き な い 。 しか し大 人 と子 供 の あ い だ の 想 起 率 の 違 い に は 、や は リイ メ ー ジ の 抱 き 方 の 違 い が な ん ら 関 係 して い る に で は な い の だ ろ う か。 次 に表

2-1-2に

示 す よ うな 入 口別 の 大 人 と子 供 の 想 起 率 を単

純 に 読 取 る と や は り入 口 に よ つ て 、 つ ま り西 日か ら入 場 した た め

28


に 、 バ イ キ ン グ に対 す る想 起 率 が 中 央 口 に 比 べ て 低 か つ た り 、逆 に 言 え ば 中央 日 か らの 入 場 者 は 西 日 の 入 場 者 に 比 べ て 、 ト リプ ル 観 覧 ― うな こ とが わ か る 。 これ は す な わ 車 に 対 す る想 起 率 が 低 い と い うよ。 ち バ イ キ ン グ は 中央 日 の そ ば に 、 ト リプ ル 観 覧 車 は 西 日 か ら よ く み え る と い つ た 要 因 か ら こ の よ うな 想 起 率 の 違 い に つ な が つ て い つ た の で あ ろ う 。 ま た 中 央 日 の 入 場 者 は プ ー ル を利 用 し 、 そ の つ い で に

西武遊園地によつたとい う人が多かつたので、中央日の大人あプー ル に 対 す る 想 起 率 は 、 非 常 に 高 い も の と が先 。 し ろ くな い の で 、 も う さ て こ の よ うな 単 純 な 読 取 りだ け で は お も。 とは 、 一 体 何・ ° が 原 因 で 、 ど ん な 要 因 を も っ て 説 明 づ け られ る の か と考 え た 。 そ こ

1歩 話 をす す め て み よ う 。 す な わ ち こ の よ うな 想 起 率

で 重 回 帰 分 析 を 行 な う こ と で こ れ を 解 明 して しヽこ う 。 で は 次 に 目的 変 数 と説 明 変 数 を し る す 。 目的変数

想起率

説 明変数

遊 戯物の面 積 ゛

高さ 速度

そ れ ぞれ の 入 日 か らの 距 離 運転時間

29


前 ペ ー ジ に 示 した 通 り 5つ の 説 明 変 数 を 使 つ て 重 回 帰 分 析 を行 な っ て み た 。結 果 を下 に 示 す 。・

<中 央 ロ ー 大 人 >

<中 央 ロ ー 子 供 >

標 準偏 回帰係数 X* 1 = ◆895331

標 準 偏 回帰 係 数

X* 1 = 0 X* 2 = .346318 X* 3 = 0 ' X* 4 = 0 X* 5 = 0 重 相 関係 数 .寄 与 率 (%) 重相 関 係 数 R= .346318

X* 2 = 0

X* 3 =― .257729 X* 4 =― 。33275

X* 5 =

。353887 重 相 関 係 数 .寄 与率 (%) 重相 関係数 。841143 R= 寄 もL率 (loo%)R*R_■ _70.75

__暑 黎与

_く _loo%)_R*R_=

_11。 99

`軽

<西

日 一大 人

<西 日 一 子 供 >

>

標 準 偏 回帰 係 数

標 準偏 回帰 係 数

X* 1 = 1.16015

X* 2 =― 。363769 X* 3 =― .350943 X* 4 =― .713512

X* 5 = 。204773 重 相 関 係 数 .寄 与率 (%) 重相 関係数 R= .843622 寄 与 率 (loo%)R*R = _■ 1__1■

3o

X* X* X* X* X*

1 2 3 4 5

= = = = =

0 .346318 0 0 0 重 相 関 係 数 .寄 与 率 (%) 重相 関係 数 R= .346318

__賓当嘔ヒ 【■004)_■ ■■ =

ニユ.9Q


考察 前 ペ ー ジ か ら大 人 と子 供 で は 、大 変 結 果 に 差 が で た 。つ ま り 、 大 人 の 遊 戯 物 に 対 す る想 起 率 は 西 日 ・ 中 央 口 と も に 、 5つ の 説 明 変 数 で約

70%予

測 が つ く と い うこ とで あ る 。特 に

1つ め の 説 明 変 数

:

面 積 に 関 して は 、 両 入 口 に お い て 言 え る 要 因 で あ る 。 しか し他 の 変 数 に つ い て も十 分 に 想 起 率 と重 相 関 性 を も っ て い る 。 こ れ に 対 し子 供 は 、 ほ と ん ど

5つ の 説 明 変 数 と想 起 率 の 間 に は 、

重 相 関 性 は み られ な い 。 つ ま り これ は 何 を表 わ し て い る の か と い う と 、大 人 は 遊 戯 物 に 対 す る 想 起 率 は 、 面 積 や 距 離 と い つ た 自分 自 身 の 心 の 中 の イ メ ー ジ で お ぼ え て い る も の に よ つ て 想 起 す る 。 逆 に 子 供 は そ の よ うな イ メ ー ジ 的 な も の に 頼 る こ と な く 、 自 分 の 体 験 か ら 想 起 して い る と 考 え ら れ る。

31


2-2

A.空

子 供 の 遊 園 地 行 動 と そ の イ メ ー ジ形 成 過 程

間認知

大 人 は 、広 大 な 空 間 的 拡 が りを も つ 環 境 の 認 知 マ ップ や イ メ ー ジ ′ を形 成 し 、多 種 多 様 な 環 境 の 中 に 、 自 己 を定 位 し 、判 断 に 基 づ い て 選 好 し 、距 離 や 境 界 性 そ の 他 、空 間 環 境 の 計 量 的 性 質 に 関 した 印 象 を形 成 す るの で あ る 。 こ う した 認 知 の 働 きは 、 この 流 転 す る人 類 の 経 験 を つ き あ わ せ 照 合 した も の の 所 産 で あ り、発 達 お よび 学 習 の 結 果なのである。 そ れ に 対 し子 供 の イ メ ー ジ 形 成 に 関 して 言 え ば 、 Ruschの 説 と して <心 像 的 >(1、 口

aginal)な

時 期 (生 後

自

18か 月 か

° ′て 次 の よ うに 解 説 して い ら 3年 の 間 の あ る 時 点 に 始 発 す る )に 関 ヒ

る。 習 慣 的 活 動 が 分 化 す る と 、 そ れ ら の 習 慣 的 活 動 を心 的 イ メ ー ジ に よ っ て 表 象 す る働 きが 生 起 す る 。 児 童 は 完 結 した 活 動 パ タ ー ン の イ メ ー ジ を収 集 し始 め る 。 ・・ 。こ の 完 結 した 活 動 パ タ ー ンの イ メ ー ジは ・ ・ ・ 活 動 そ の も の と切 りは な して 、思 い 浮 べ 、熟 視 し 、検 討 す る こ とが で き る 。 しか し 、 さ ま ざ まな イ メ ー ジ は 、表 面 に あ る 手 掛 りで 組 立 て られ 下 部 構 造 をほ とん ど認 識 して い な い の で 、字 句 的 あ る い は 映 像 的 な もの に と ど ま る傾 向 が あ る 。 児 童 は 、次 第 に 、 自分 の 身 辺 の 対 象 物 の 中 に 、 そ して ま た そ の 対 象 物 の イ メ ー ジや 活 動 パ タ ー ンの イ メ ー ジ の 中 に 、不 変 な も の (つ ま り恒 常 的 な も の )を 認 識 し始 め る 。 そ して こ う い つ た 不 変 な もの

32


は 、 や が て 、生 後

2年 目移 行 学 習 し続 け て き た 言 語 形 式 に 結 び つ け

られ る よ うに な る 。 つ ま り言 語 的 な シ ン ボ ル が 、 さ ま ざ まな 活 動 や イ メ ー ジの 代 理 、 また は そ れ ら を表 象 す るた め に 用 い ら れ るの で あ る。 そ の 後 の 段 階 で 、発 達 し続 け て い く児 童 の 言 語 能 力 は 洗 練 され て い き 、 また 児 童 は 当然 大 人 の 世 界 の 中 で 対 等 に 生 活 して い く よ う要 求 され る の で 、児 童 は 自己 の 言 語 能 力 を練 磨 す る よ うます ます 強 制 さ れ て い くの で あ る 。

<基 本 的 な 空 間 の 認 知 ン と 、 <マ は 、 ・・ ・ 空 間 を 認 知 す る 働 きの

ク ロ な 空 間 の 認 知 >と い う言 葉

・

2つ の 種 類 を 区 別 す る た め に 導 入

され た の で あ る 。 つ ま リー 方 は 、基 本 とな る空 間 概 念 の 発 達 に つ い て の 、 も う一 方 は 、そ れ ら の 概 念 の 分 化 、練 磨 を通 して の 、大 ス ケ ー ル の 環 境 に対 す る発 達 、 表 象 を示 す た め の 用 語 で あ る 。

<マ

ク ロ な >空 間 に 起 こ る 事 象 <知 覚

>は

、系 統 発 生 的 尺 度 か ら

み て 、多 くの 有 機 体 に共 通 す る 、か つ 適 応 の た め の 能 力 で あ る が 、 実 際 に は 、環 境 を 認 知 す る 働 きな の で あ る 。 そ こ で 、 こ こ で わ れ わ れ は 環 境 知 覚 に 関 した 論 証 を集 め 、 そ れ ら を 環 境 く認 知

>に 関

して

外 挿 して い こ う と思 う 。

<い か に して 環 境 の 認 知 は 発 達 す る の か > と い う問 題 に 立 ち 戻 る の で は な く 、 <何 を 認 知 す る の か >と い う問 この点 で 、われ われ は

題 を考 えて み る 。

33


B。

大 人 と子 供 の 行 動 シ ス テ ム の 相 違

前 項 に お いて 空 間 認 知 の 発 達 につ いて 述 べ た が 、 この 項 に お いて は 、発 達 に つ い て で は な く 、 そ の 空 間 認 知 の シ ス テ ム そ の も の の 違 いにつ いて 述べ る 。 具 体 的 に 言 え ば 、子 供 の 持 つ 特 有 の 行 動 シ ス テ ム が ど の よ うな も ・ の で あ り 、 子 供 の 頭 の 中 で は そ の シ ス テ ム が ど の よ うに 働 い て い る の か を 考 察 す る 。 そ して 大 人 の 行 動 シ ス テ ム に つ い て も 、 同 様 に 考 察す る。 こ の シ ス テ ム の 違 い が 、 子 供 と大 人 の 間 に お け る 行 動 の 相 違 を 生 じ る の で あ ろ う と考 え られ る 。

34D


<行 動 シ ス テ ム と は > 人 間 は 、 地 球 上 に お い て 最 も進 化 して い る 生 物 で あ る 。 人 間 よ り も 低 能 な 生 物 は 、 ほ と ん ど の もの が 、 本 能 で 行 動 す る 。 す な わ ち 本 能 が 行 動 を 支 配 す る 。 つ ま り脳 を 通 して の も の で は あ る が 、 視 党 ・ 聴 覚 ・ 触 覚 な ど の 感 覚 的 な も の は 、 直 接 、行 動 に は か か わ ら な い 。 し か し人 間 と い う生 物 は 、 外 部 か ら 情 報 を 入 手 し 、 頭 の 中 で 考 え 、 そ して そ れ か ら 行 動 に 移 る 。

こ の こ と を 考 え あ わ せ て み て 、私 な りに 、人 間 の 行 動 シ ス テ ム の メ カ ニ ズ ム に つ い て 述 べ る こ とに す る 。 <情 報 ― 行 動 一 体 験 ― イ メ ー ジ >・ 。この 4つ が 、私 の 考 え た シ ス テ ム の 要 因 で あ る 。単 純 に 説 明 す れ ば 、外 部 か ら情 報 を入 手 し 、 そ の 情 報 を も とに行 動 へ 移 し 、体 験 れ して 、 イ メ ー ジ を抱 く と い う もの で あ る 。 しか し実 際 に は 、 そ ん な に 単 純 な もの で は な く 、 こ の

4つ

の 要 因 の い ろ い ろ な か か わ り方 に よ っ て 、 人 間 の 行 動 が 変 わ つ

て く る と 、考 え られ る 。 ・ 当 然 、子 供 と大 人 で も決 定 的 な 違 い が あ り、 これ が 、大 人 に と っ て の 理 解 出 来 な い 、子 供 の 行 動 特 性 と して 現 れ て く る の で あ る 。

35


子 供 の 行 動 シス テ ム は 、右 図 に 示 す よ うな 行 動 シス テ ム を と つ て い る ・ と考 え られ る 。 つ ま り、情 報 入 手 の

'

後 に 行 動 へ と移 り 、 そ の 結 果 イ メ ー ジ と体 験 の

2つ に 達 す る が 、子 供 の

場 合 行 動 の 結 果 イ メ ー ジは 頭 の 中 に 残 るだ け で 、 そ の イ メ ー ジ を も と に また 行 動 をす る こ とは な い 。 しか し 、 行 動 の 結 果 体 験 をす るが 、 そ の 体 験 へ と うつ つ て い く 。 た人 は 情 報 入 手 か ら行 動 へ と うつ るの は 、子 供 と 一 緒 だ が 、行 動 の 結 果 の 体 験 は 、体 験 した と い うだ け に す ぎ な い 。 どち らか と い え ば 、大 人 は イ メ ー ジ を大 切 に し 、 そ の イ メ ー ジ を も とに ま た 行 動 へ 移 つ て い く と い う シス テ ム を取 る だ ろ う と考 え ら れ る。

36


2-2-1

行 動 一情 報

情 報 と行 動 の 関 係 は 、大 人 も子 供 も 同 じで あ る と考 え る 。 す な わ ち 、情 報 をい つた ん入 手 し、そ の 後 に 、 その 情

′

毎

報 を も とに 行 動 へ と移 して い く の で あ ・ る。 この 場 合 、情 報 とは 遊 園 地 に お い て :ぎ 、 そ れ ぞ れ の 遊 戯 物 が も つ 情 報 量 (ア ピ ール度

)の こ と を指 す 。¨遊 戯 物 の ア ピ

ー ル 度 は 、視 覚 的 、聴 覚 的 に 判 断 され る 。す な わ ち 、色 ・ 動 き ・ 音 ・ 形 ・ 高 さ と い う 5つ の 要 因 を も と に して 、考

えて い く 。 大 人 と子 供 で は 、視 覚 的 に ロ ケ ー シ ョ ンの 違 い と い う も の も考 え られ る が

‐

結 局 ア ピ ー ル 度 と して は 高 さ以 外 は 、

。 ロ ケ ー シ ョ ン の 違 い を 考 慮 しな くて も良 い と考 え る . 確 か に 高 さ に つ い て は 、 ロ ケ ー シ ヨ ンの 違 い で そ の 遊 戯 物 が 、 見 ススタ えた り見 えな か つた りす る場 合 が あ る 。 しか し これ は 、 ケ ー デ ィで あ る西 武 遊 園 地 の 土 地 の 高 低 差 が 非 常 に 大 き い た め で 、 特 殊 の な も の と して あ つ か う 。 した が つ て 高 さ に つ い て 、 そ の 遊 戯 物 そ

37


もの の 高 さ に つ い て の ア ピ ー ル 度 と考 え れ ば 、 問 題 は な い で あ ろ つ 。

す な わ ち 、遊 戯 物 の 持 つ ア ピ =ル 度 は 、大 人 も子 供 も共 に 同 じで あ るか ら 、情 報 入 手 か ら行 動 へ う つ す 段 階 も 同 じな の で あ る 。 こ こ で 付 加 え て お くが 、 矢 印 が 示 す 通 り、情 報 一 ― 行 動 へ の 一 方 通 行 で 、行 動 す る こ とに よ つ て 、情 報 を得 る と い うこ とは な い 。 な ぜ な ら 、行 動 す る こ とで 遊 戯 物 を知 る と い うこ とは 、必 ず 視 覚 的 、 聴 覚 的 な も の が 付 随 して く る か らで あ る 。

38

・


2-2-2

行 動 一体 験

子 供 は 行 動 をす る こ と に よ つて そ の 結 果 、 体 験 を す る 。 こ の 場 合 、休

, °

験 と は 遊 戯 物 を 利 用 す る こ と を さす 。 子 供 は 、 遊 戯 物 を 利 用 して 体 験 を す る 。 そ の 体 験 が 子 供 に と つて 、お も しろ い もの で あ れ ば 、 そ の 体 験 を

奪

もとにまた行動へ と移 つて い く。そ して ま た 体 験 。・ と いつ た 循 環 した シ ス テ ム を 作 る 。 こ れ が 子 供 の 何 度 も同 じ遊 戯 物 に 乗 つ て し ま う と い う現 象 の 原 因 で あ る と考 え られ る 。 子 供 の 場 合 、行 動 す る こ と と 、体 験 す る こ とは 、常 に 結 び つ い て い て 、 そ の 体 験 した 遊 戯 物 が お も し.ろ け れ ば ま た 同 じ行 動 を 、 つ ま らな け れ ば 違 つた 行 動 を と る 。 大 人 の 場 合 子 供 とは 違 っ て 、行 動 一 体 験 の 関 係 は ,一 方 通 行 で あ る 。す な わ・ち 行 動 をお こ し 、 そ:の 結 果 体 験 をす る と い う過 程 は 同 じ ・ で あ るが 、 そ の 体 験 を も と に次 の 行 動 へ 移 す とは 考 え られ な い 。体 験 が た と え お も しろ い も の で あ つ て も 、 つ ま らな い もの で あ つ て も 「 そ れ を も と に 行 動 へ 移 る と い うこ とは な い 。 つ ま り、例 えば 今 乗 っ た 遊 戯 物 は とて もお も しろ か つ た 。だ か ら も う一 度 乗 り ま し ょ う

39


ヽ

雛 ::[::::li重 Fξ 漫 は こ よ 逸 ・ て 次 は 何 に 乗 ろ うか し ら .」 と い う

―

′

`

こ とで あ る 。 この こ とは 、後 で 述 べ る が 、大 人 は 体 験 をす る こ とか ら t イ メ ー ジ ヘ 結 び つ い て い る よ うで あ

t

る。 す な わ ち 行 動 か ら体 験 へ 、 そ して tく

そ の 体 験 か ら遊 戯 物 に対 して 、 イ メ ー ジ を抱

ので あ る。

大 人 に と つ て 、体 験 は 単 な る結 果 にす ぎず 、後 の 行 動 へ の 過 程 ベ は 、 つ な が らな いの で あ る 。

40


行動 一イメー ジ

子 供 の 行 動 一 イメ ー ジの 関 係 は一 方 通 行 で あ る と考 え られ る 。 す な わ

ゝ.

2-2-3

°

ち 行 動 す る こ とで 、 イ メ ー ジ を抱 く と い う こ とで あ る 。 しか し 、遊 戯 物 に 対 して 、例 え ば 「 お も しろ か つ た 。 」 と い う印 象 を持 ち 、 そ の 後 に 「 あ の 遊 戯 物 は お も しろ い 。 」 と い う ら と い つて イ メ ー ジ を持 つ が 、 だ か ´

`

そ の イ メ ー ジ か ら 、行 動 や 体 験 へ と移 りか わ る の で は な い 。 イ メ ー ジは イ メ ー ジ と して 、残 るの み な の で あ る 。 これ に 対 して 、大 人 は 行 動 に イ メ

._

●

― ジ が た い へ ん 大 き くか か わ つ て く る 。行 動 をお こ した 結 果 と して 、大 人 は 体 験 とイ メ ー ジの 2.つ とか か わ るわ け だ が (体 験 は 行 動 の 結 果 だ け にす ぎ な い が 、 イ メ ー ジ は そ う い つ

●

た 一 方 通 行 の シス テ ム で は な い 。イ メ ー ジ に よ つ て 、大 人 は 行 動 す る と い う こ と で あ る 。 すなわち、

2-2に

お い て 予 備 調 査 とし て エ レ メ ン ト想 起 法 を 行

41


1

な つ た が 、 も し大 人 の 行 動 軌 跡 とて ら しあ わ せ て み れ ば 、想 起 率 と

行動軌跡の間には、密接な関係があるという結果が予想できるであ ・

ろ う。

42

。


t

2-2-4

行 動 軌 跡 図 ・ イ メ ー ジ マ ップ ・ ・

行動軌跡図

大 人 と 子 供 で は 、子 供 の 行 動 特 性 に つ い て 詳 し く 調 査 した も の は な い が 、 過 去 の 研 究 か ら も わ か る よ うに ´

、行 動 軌 跡 図 に は 大 きな 違 い は み ら れ な い 。で は 一 体

t大 人 と 子 供 で は

何 が 違 うの だ ろ うか 。 _

'

●

■

私 自身 は 、遊 園 地 内 に お け る滞 在 時 間 ・ 歩 行 距 離 ・ ト リ ップ 数 こ の 場 合 利 用 した 遊 戯 物 の 数

(

)に 違 い が で る と考 え て い る 。

まず 、子 供 ほ ど遊 戯 物 か ら遊 戯 物 の 間 の 歩 行 距 離 が 短 い 。 つ ま り 一 つ の 体 験 が 終 わ る と 、す ぐ に 次 の 遊 戯 物 へ 移 動 して しま う と い う こ とで あ る 。 そ して 次 か ら次 へ と遊 戯 物 を利 用 す る か ら 、 当 然 ト リ ップ 数 は 多 い 。滞 在 時 間 に 関 して も 、 大 人 (こ の 場 合 特 に ア ベ ック の場合

)は 遊 戯 物 の 体 験 を楽 しむ の で は な く 、遊 戯 物 か ら遊 戯 物 の

間 の 歩 く過 程 を楽 しむ の で 、滞 在 時 間 。歩 行 距 離 ば 長 くな る 。 この こ とか ら距 離 と時 間 と ト リ ップ 数 の 関 係 を予 測 グ ラ フ に 表 わ した 場 合 、次 ベ ー ジの よ うに な るで あ ろ う 。

43


ヽ

■、

44

1

・


1

イ メ ー ジ マ ップ

<頭 の 中 に >絵 が 描 か れ て い る と い う考 え 方 は 、 ご く あ りふ れ た

° 観 念 で あ る 。 こ の 頭 の 中 の 表 象 に う い て は 、 1メ ー トル を 1セ ン チ に 縮 尺 した 陸 地 測 量 部 地 図 の ご と き記 録 で あ る とす る極 端 な 味 方 か ら 、す で に 見 た 場 所 に つ い て の 一 連 の <ス ナ ップ 写 真 >で あ る と い う考 え 方 ま で 、 さ ま ざ ま な 考 え方 が あ る 。 これ ら の 考 え形 全 て に共 通 して い る点 は 、体 験 す る場 所 の 空 間 的 情 報 は な に か の 形 で 蓄 え ら れ 必 要 に 応 して 引 出 して 使 え る と い う点 で あ る 。 で は 、人 間 の <頭 の 中 に >は 、空 間 情 報 を処 理 す る方 策 が あ る と 仮 想 す る と 、 そ れ は それ で 、多 く の 問 題 が 生 して く る 。 そ れ は 地 理 学 の 人 が 用 い る地 図 作 成 法 と ど の 程 度 類 似 して い る の か 。地 理 学 の プ ロ セ ス と比 較 した 場 合 の 心 理 的 な プ ロ セ ス の 弱 点 は な に か 。 この 種 の 空 間 的 様 相 を 探 求 す る と場 所 の 全 体 的 概 念 に つ い て な に が 学 ペ るか 。 色 々 な 疑 間 が あ る が 、 こ れ らは す べ て 、 <空 間 的 蓄 え >は ど ん な 性 格 を も つ か 、 そ れ を <地 図 の よ うな もの >と み な す と どん な 利 点 が あ る か と い つた 、 基 本 的 な 疑 間 に 結 び つ い て く る 。 イ メ ー ジ マ ップ は 、人 が ど の よ うに 空 間 ま た は 空 間 要 素 を把 握 し て い る の か 、 そ の 知 覚 、認 知 の し く み を調 べ 、空 間 把 握 の プ ロ セ ス を明 らか に す る こ とは (建 築 や 地 域 の 空 間 を どの よ うに 構 成 し 、計 画 す べ きか 、 と い う建 築 計 画 上 の 課 題 に 、心 理 的 側 面 か ら ア プ ロ ー チ す る 方 法 と して 、大 き な 重 要 性 を持 つ もの で あ る :

45


大 人 と子 供 の イ メ ー ジ マ ップ の 違 い は 子 供 の 場 合 、 ま だ 空 間 に 対 す る認 知 が 発 達 して い な い た め 、空 間 を客 観 的 に 見 る こ とが で き な い 。 そ れ に 対 し て 大 人 は 、 空 間 を,客 観 的 に とち え る こ とが で き る 。 これ を イ メ ー ジマ ップ の 読 取 りで 見 た 場 合 、子 供 は 空 間 を主 観 的 に しか 見 られ な い の で 、 イ メ ー ジ マ ップ を 描 く順 序 が 自分 の 行 動 。 した 順 、 あ る い は 体 験 した 順 に 描 くだ ろ う と 予 測 で き る 。逆 に大 人 は 客 観 的 に と ら え て い る た め 、 イ メ ー ジ マ ップ を描 く場 合 そ の 空 間 の ア イ デ ン テ イテ イを重 視 し 、行 動 した 順 で は な く 、 自分 の 頭 の 中 で 考 えた 順 、つ ま り観 察 的 な 順 に 描 く と考 え ら れ る 。 この よ うな 子 供 の イ メ ー ジ マ ップ を ル ー トマ ップ 型 、大 人 の イ メ ー ジマ ップ をサ ー ヴ ェ イ マ ップ 形 と よ ぶ 。

46


3

調査


3-1

`

調 査 目的

この 調 査 は 、 前 章 で 述 べ た 人 間 の 行 動 シ ス テ ム の 仕 組 み に つ い て 、 そ の シ ス テ ム の 中 の 要 因 、す な わ ち 情 報 ・ 体 験 ・ 行 動 ・ イ メ ー ジ に つ い て そ れ ぞ れ 調 査 し 、後 に 考 察 ず る こ とで 、子 供 の 行 動 シ ス テ ム の 仕 組 み に つ い て を明 らか に す る 。 さ ら に 行 動 シ ス テ ム の 仕 組 み とは 別 に 子 供 た ち の 、方 向 ・ 距 離 ・ 高 さ の 認 知 の ゆ が み に つ い て 、調 査 を行 な う 。 この 調 査 をす る こ と に よ つ て 、子 供 た ち の 遊 戯 物 に 対 す る意 識 そ して ゆ が み を感 じ と る こ とが で き るで あ ろ う。

<ア

ピー ル 度 調 査 >

この ア ン ケ ー トは 、情 報 の 入 手 に よ る遊 戯 物 に対 して の 想 起 率 の 調 査 と 、遊 戯 物 の 持 つ 情 報 量 (ア ピー ル 度 因 を も と に 得 る の か を調 査 す る 。

)を 子 供 た ち は ど ん な 要

_

<体 験 度 調 査 > この ア ン ケ ー トで は 、.自 分 た ち の 乗 つ た 遊 戯 物 す な わ ち体 験 した 遊 戯 物 を記 して も ら い 、 そ の 遊 戯 物 に 対 して の 評 価 を して も ら う。 そ の 結 果 か ら遊 戯 物 に 対 す る そ れ ぞ れ の 体 験 度 を算 出 す る 。

48


ヽ

<行 動 軌 跡 調 査 > こ れ は 、 子 供 の 行 動 を調 査 す る た め で 、 こ ち らで 用 意 した 調 査 員 ・ の 追 跡 調 査 か ら マ ップ に 記 して い く方 法 を と つ た 。 こ の 行 動 軌 跡 は ・ わ りに 注 日 し 大 変 重 要 な も の で 、後 の 情 報 ・ 体 験 イ メ ー ジ と の 係 たい.

<イ メ ー ジ マ ッ プ > を 子 供 た ち の 意 識 を探 る た め に 自紙 に 、 自 由 に西 武 遊 園 地 の 地 図

描いてもらつた。このィメージマップを読取ることに加えて、子供 の 遊 戯 物 に 対 す る想 起 率 も 算 出 す る 。 く方 向 ・距離 ・高 さの ゆ が み 度 調査

>

こ ち らで あ げ た い く つ か の 遊 戯 物 を そ れ ぞ れ 自 分 た ち の 思 う通 り の に 記 して も ら い 、 そ の 結 果 か ら正 解 の 値 を ひ く こ と で 、 そ れ ぞ れ ゆが み度 をだす 。

4q


3-2

調査方 法

に西 武 遊 園 地 に お い て 行 な つた 。調 査 対 の 幼 稚 園 児 が ら高 校 生 ま で の 少 女 47人 で 、西 武 遊

こ の 調 査 は 、 9月 象 は 、養 護 施 設

15日

も ら つた 。 1日 遊 園 地 園 地 に お い て 1日 自由 に 学 年 ご と に行 動 して 。イ メ ー ジ に つ い て 。 で 遊 ん で も ら つ た 後 、施 設 に戻 つ て 情 報 体 験 して は 、前 述 の 通 の ア ン ケ ー トを 回 答 して も ら つた 。行 動 軌 跡 に 関 の 調 査 は 、 1分 ご とに り調 査 員 に よ る追 跡 調 査 を 行 な つ た 。 こ 追 跡 マ プ 記 入 して も ら つ た 。 行 動 を記 して も ら い 、そ の 行 動 軌 跡 を ッ 年

"


3-3 7rr-FHtr

次 ベ ー ジ に 、今 回 9月

15日

に西 武 遊 園 地 で 行 な つた 本 調 査 の ア

ン ケ ー ト用 紙 を の せ る 。

1 2 3 4 5

情 報 (ア ピ ー ル 度

)

体験度 方向

"距 離

高さ イ メ ー ジ マ ップ

51


っ は ヶ こ ぃ の は 乗 薇 Ю を卸 爆 ら

Vzr-?-?;r-l' コー ヒー カ ップ 大飛行塔 (パ ー ンス トー マー ) トリアル 観 覧 車 ビ ジ ー ビー ジュニ アサ ー ッキ ッ ト 回転馬車 ハ ング ライダー パ ル ー ン フ ライ ト ジェ ッ トフ ァイター 回転 ポ ー ト ミニ 飛行 機 ル ー プ・ ス ク リュー コ ,ス タ ー オ ク トノヽス ス ワ ンポー ト 宇 宙秘密基 地

SSW

アー ケー ド大逆 り メ リー ゴー ラ ン ド通 り

そ の他 地 図 で見 た

大 rJI覧 車 クラ ッシクカー 空飛 ぶ じゅ うたん ウ ェー プス ウ ィンガ ー バ イ キ ング ウエ ス タン トレイ ン メ リニ ゴー ラ ン ド

高 さ が め だ って いた 動 き が め だ って い た

音 が し て いた 形 が め だ って い た 色 が め だ って い た

左で マル をつ けた人 は 、どう い う理 由で その乗物 を知 つたのか 、下か らそれ ぞれ い くつ で も選ん で くだ さい 。


そ

以下 に 今 日あ な た が 乗 っ た 遊 戯 物 の 名 前 を 書 き ,そ あ 懸 を加 iご 著豪 春

■■

.2

3 4

5 6 7

8

9 10 11

12 13 14 15 16

│

│

fI

と ても

ス ワ ンポ ー ト

例

つま ら な か った

やや つま ら な か った

ふ つう

やや

:

「 亜 じ更


西 武 園遊 園 地 にお け る距 離 と方 向 に 対す る認 知度 の 調査 です 。 ・

下のグラフ内に下記の項目を番号で示してください.・

1 5 8

大観覧車 2 空飛ぶ じゅう。 たん。 3 ウェー プス ウ ィンガ ー 4 バ イキ ング ウ ォー ター シュー ト 6 ト リアル 観覧車 7 ル ー プス ク リュー コー スタ ー 中央 口 9 , 西日


今 ,あ なたがメ リー ゴー ラン ドの 隣 りに ,立 って い る 時 .以 下の遊戯物 に乗 ろ うと して い る人 が 。あなたか ら見 て どの位 いの高 さに い ると思 われ ます か 。その 高 さを例 に習 つてoで 記 して書 いて下 さい 。 例

1 5

飛・ 行塔 アー ケ ー ド大 通 り 2 トリプル 観覧車 3 ウ ォー ター シ ュー ト バ イ キ ング 6 ル ー プ・ スタ リュー コー ス ター

4

大 観覧 ニ

あ な た の高 さ ︵メ リ ー ゴ ー ラ ン ド ︶


.)1オ 僣 山八 iti l111 1tt σ)1也 卜」を , 初め て きた人 に =逆 lil1 1也 σ 1を ノ く急 ぎで :│'llり !す るよ うな負t持 す ・ さぃ 。i[確 に 11:い て い ただかな くて結 構です 。 11:ぃ て 1ミ

.


丁

本 項 に お い て は 次 の よ うな 順 番 で 、 ア ン ケ ー 卜結 果 と 考 察 を るt 籠 ・

情 報 ・ 体 験 ア ン ケ ー ト考 察 情 報 ア ン ケ ー ト結 果 体 験 ア ン ケ ー ト結 果 距 離 の ゆ がみ度 考 察 距 離 の ゆ が み度 結 果 Rヽ

高 さの ゆ が み 度 考 察 高 さの ゆ が み 度 結 果 距 離 と方 向 ゆ が み 度 考 察

事

イメージマ ップ順位 FI : , 1 行 動 軌 跡 図 ・ イ メ ー ジ マ ップ


一 . L

督

3

η

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十

0 ●

1

1

彙

言端DFLヽ 4

57


A

情 報 ・ 体 験 ア ン ケ ー ト考 察

体 験 の ア ン ケ ー ト らん に お い て 、 ・

9位

を

1点

、以 下 は

0点

1位

を

10点

、

2位

と最 初 に こ ち らで 決 め た 。そ

9点 Ⅲ・ し て 5段 階

を

の 評 定 で 非 常 に お も し ろ け れ ば × 5・ ・ ・ 非 常 お も し ろ く な け れ ば × 1と し ′た 。 全 員 分 集 計 後 こ う して だ した 数 値 を 、 遊 戯 物 ご と に 合 計 をだ しそ れ を

10点

×人 数 で わ る こ と に よ っ て 、 体 験 度 を だ し た

。 こ の 体 験 度 は い わ ゆ る 想 起 率 と考 え 、 こ れ を使 つ て 学 年 ご と の 重

回帰分析 を行 な った ところ (説 明変数は 2-1-2に お いて 使 っ た 面積 、高 さ、距離 、速度 、運 転 時間 の 5つ )、 重相 関係数 =.3.攀 程 度 、寄 与 率 に い た っ て は

11%で

しか な か っ た 。 こ の こ とか ら い

え る こ と と して は 、子 供 た ち の 遊 戯 物 に 対 して 体 験 す る動 機 と い う もの は 単 純 に 、た っ た 5つ の 説 明 変 数 だ け で 決 め る こ とは で き な い と い とで あ る 。 また これ は 余 談 ス ゴが 、Jや は り」 子似:ほ ど 自

「 ・1本 剛せして い な い 遊 畠 て

′て しま うこ とが 多 い 。小 さ い 子 `か 物 を 回答 し 供 ほ ど利 用 施 設 が 多 い と い うの も原 因 の 一 つ で は あ る が 、子 供 の 心 理 の あ い ま い さ が こ の 最 うな と こ ろ に で て く る の で あ る


、 や

手一 ¨ , hr 鬱 裏 r 城 ︱ . ¨ t

ヽ、

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た 3-4-1 ′ 情報 了,7-に 力」梁

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認 知

色

ク ラ ッ シ ッ クカ ー

牢覇飛Aミ l〕 oう た ス ウ T― フ双 ウ ィ ン ガ ー ハイキ ン グ

ウエ ス タン トレイ ン 。 ・ コ ー ヒー カ ヽ ソフ

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ミニ 飛 47磯 ・ ス ク lJ¬ 一 ¬ ― ス タ ー Jレ ー フ 布 ク トノヾス

ス ワンボ ー ト

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3

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5 4 7 5

メ リー ゴ ー ラ ン ド

D'r-4-:t.

5

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4 4 3 2

5

8

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さ

0

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4 5 2 5 3 1

3 3 3 4 2 2 2 2 2

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3

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4

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地 図

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バ ー ン ス トー マ ー

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地 図

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2 2 2 2 2 2 6 2 2 1

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4 5 6 7 8 9 10 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

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ハ ン グライ ダ ー ハル ーンフライ

0。

ジ T、 ッ トフ ァイ タ 三 回 転 ガミー ト

105 0 0。

ミニ 子 行 機

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7 メ リー ― ラ ン 8 ウ ォ ー ター シ ¬一 ・ 9 コ ー 二― 力 ヽ ンフ 10 バ ー ン ス トー マ ー ・リレ 11 トリフ ・ ジー 12 13 「 ジ ュ ニ ア サ ー キ ッ 14 司童云.匡 ] 15 ハ ン グ ラ イ ダ ー 16 ハ ル ー ン フ ラ イ ト 17 `ノ T` °′ フ ァ イ 々 ― ●l璽 テフミー ト 18 19 ・ス ク リ ¬一 コ ー 又 タ ー 20 リレー フ 21 オ イ パ ス 22 ス ワンポ ー ト 23 SS V l

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0

0


考察

。子 供 た ちが そ れ ぞ れ 答 え て くれ た 距 離 次 ペ ー ジ 以 下 に示 す 図 は 、 つ て 、 ゆ が み 度1を だ し 、遊 戯 物 ご か ら 、正 し い 距 離 を ひ く こ とに よ・ と に プ ロ ッ ト した もの で あ る 。 大 観 覧 車 、空 飛 ぶ し ゆ うた ん 、 ウ ェ ー プ ス ウ イ ン ガ ー は 、実 際 の ・そ れ に 比 べ 、 ウ ォ:― タ 池 か らの 距 離 よ り もか な り遠 く感 して い る 。 ニ シ ュ ー ト 、 ト リプ ル 観 覧 車 、 ル ー プ ス ク リ ュ ー コー ス タ ー │よ 、ほ ぼ 正 し い 池 か らの 距 離 を 回 答 し て い る 。 当初 の 予 想 と して は 、想 起 率 や 体 験 度 の 高 い もの は 近 く に 、低 い も の は 遠 く に 感 じる の で は な い の だ ろ うか と考 えた 。す な わ ち 、興・ ・ 味 の あ る も の は 、 自分 か ら近 く に 感 じ るの で は と考 え た 。 ま た 別 の 考 え 方 と して は 、 当 然 池 の 近 く に あ る も の は あ る程 度 正 し い 認 知 を 、 そ して 遠 い もの は 間 違 つ た 認 知 をす る だ ろ う と考 え た 。 しか し結 果 と して は 、池 の 近 く に あ る空 飛 ぶ し ゅ うた ん の 認 知 を 間 違 つ た て 感 じて い た り 、遠 く に あ る ト リプ ル 観 覧 車 の 認 知 が ほ ぼ 正 解 に近 い も の で あ つ た り して い る 。 こ の 原 因 は 定 か で は な い が 、 考 え られ る の は 、子 供 に と つ て こ の ア ン ケ ー トは む ず か しす ぎ た た め 、 .回 答 が あ い ま い な も の に な つ て し ま っ た と い う点 だ 。 しか し い ず れ にせ よ何 らか が 原 因 で 、距 離 の 認 知 の ゆ が み が で て き て い る の は 、確 か で あ る 。

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高 さ の ゆ が み に 関 して は 、 ア ー ケ ー ド通 り は か な リメ ェ ー プ ス ウ ィンガ ー 、 バ イ キ ン グ・

ト リプ ル 観 覧 車 、 ウ ゴー ラ ン ドか ら高 ーち

い 位 置 に あ る と認 知 して い る 。 これ は や は り西 武 遊 園 地 の 土 地 の 性 格 上 、 階 段 を登 つ た り 、 降 り た り と い う た 行 為 は 予 想 外 に 疲 れ を感 し 、 そ れ に よ つ て 高 さ の ゆ が み を生 む も の と考 え られ る 。 そ れ に対 して 大 観 覧 車 は 、実 際 よ り も低 く感 して い る 。 これ は 大

観覧車 まで の道は、ゆ るやかな坂が続 いてお.り 階段がな いため 、実 ・ 際 よ りも低 く感 して しま うの か も しれ な い 。 ・ この 調 査 も も つ とゆ が み に対 して 、想 起 率 な どが 関 係 す るの で は と思 つ た が 、思 うよ うな 結 果 が 出 な か つ た の もや は り子 供 に と つ て この ア ンケ ー トがや は りむ ず か し しす ぎた の で あ ろ う。 .

さて距離 や 高 さは 、決 して直 接体 験 で きな い 抽象 概 念 で あ る 。 だ か らア ンケ ー トの 回答 は 全 て、 自分 の 体験 に も とづ い て い た もの か ら、ひ きだ され て く る に違 い な い 。 ●

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る。

これは予想通 り、小 さ い子供 ほ どトリップ数 は多 いが、歩行 距離 つ はす くな い 。時間 に関 しては今 回は全員同 じ時間内で遊んで もら たため 、比較す ることはで きな い 。 “ が る 、こ の い が あ も い の な か の 得 納 少 は 、多 して 1に 関 小 6と 中 めである。 れ は 追 跡 調 査 中 気 付 か れ て 、 に げ られ らた り した た

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,右 図 の よ う で あ る と 考 え ,今 回 の 調 査 で は 特 に ,子 供 対 象 に 調 査 を 行 な つ た の で ,子 供 の 行 動 シ ス テ ム は

の 流 れ を ア ン ケ ー トの 調 査 結 果 を も 1

と に 順 番 に 考 察 して い く こ と に す る 。 _

今 [曜 層 黒

〕 ヶ _卜 (遊 戯 物 の

ア ピ ール 度

)を 見 て ,単 に そ の 遊 戯

い る と い う集 計 結 果 か 物 を認 知 して '「

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験 され て い る こ と は 確 か で あ る 。

で 同様 に言 え る 。

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子 供 の 場 合 、 行 動 と体 験 の 間 に は 、 行 動

体 験 と い う関 係 が

あ る わ け で 、 こ れ は 行 動 を す る こ と に よ りそ の 結 果 と して 、 体 験 を 生 み 、 ま た そ の 体 験 を も と に し て 行 動 ヘ う つ る こ と を示 す

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子 供 は 、 そ の 遊 戯 物 に 対 し て お も し ろ か っ た と い う体 験 を も と に 行 動 を 移 す の で 、 体 験 を 思 い だ し て く だ さ い と 言 わ れ た 場 合 、必 ず 楽 し か つ た 順 番 に 書 い て い く だ ろ う 。 ま た 逆 に お も しろ くな か つ た 場 合 、 そ れ は そ れ で 、 そ の お も し ろ く な か つ た と い う体 験 を も と に 他

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いつた 、お も しろか ったWに 体験度 ア ンケ ー 今 回 この子 供 の 行 動

に 気 曇 鸞 憾 鼻 卜 竃 風 筆

体 験 は 、高 校 生 に つ い て は 、 も う少 し

大 人 的考 え 、 す な わ ち 行 動 ― ― > な る の で は と思 つ た が 、 そ の 予 想 か ら 順 に 体 験 度 ア ン ケ ー トに 答 え 人 に ア ン ケ ー ト を頼 め ば 、 そ れ は 大 人 と して の 行 動 シ ス テ ム が 働 く 年 齢 で あ る の で 、 多 分 行 動 し 、 体 験 した 順 番 に ア ン ケ ー ト答 え る で あろ う 行 動 ― ― >イ メ ー ジ と い う 一 方 通 行 的 シ ス テ ム を持 つ 子 供 の 頭 と い

1の は 、物 事 を客 観 的 に 見 つ め る こ と が 難

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こ うい つ た 大 人 と子 供 の 頭 の 構 造 の 違 い は イ メ ー ジ マ ップ で

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を 描 く 。 しか し、子 供 は 客 観 的 に 空 間 把 握 が で き な いの で 、 自 行 動 した 順 番 に イ メ ー ジ マ ップ を描 い て い く 。 私 の 述 べ て き た こ との う らづ けら で 調 査 を行 な わ な か つた の で 大 人 に にな つ

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し ま っ た 。 当初 は 高 伊


を夫.人 のデータとして、処理しよ 瀕職許ってしまったためである。


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研究

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お わ りに


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参考文献

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ごゼも1の自麗‖ 島耐出潤習 " 「 時

「嘲 爾 4

場所の心理学

P■

1ヨ 日

デイヴイト カンター

彰国社

18日 2

都市のイメ ージ

ケヴ ィン

岩波書房

リンチ

1ヨ 5日

丹下健三 富田玲子

環境の空間イメ ージ

ロジャ ー

鹿島出版 会

M.ダ ゥン

1976 吉武泰水

街のイメ ージ構造

監訳

岬

技報堂出版

197]

辮

西武遊園地 ぼ 日ヨ 西武遊園地 曖 日5 遊園地における行動モデルの研究

柳瀬撤

山中ゆか里

小出雅之 高橋 ・ 乾一 ´ 高橋乾弥 渡辺俊

鮭

紋 0三 atb口

Q変化による選択行動の研究


I

L

E

F

/26

:


■一ゝ

n 計

1苺

“ 編


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