MarketView | JAPAN RETAIL | 2023年第2四半期
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心斎橋や京都、天神でハイストリート賃料が上昇 背景には、急速に回復するインバウンド需要 月 前年同期比 + 5.6% 4~6 小売業販売額*
月 前年同期比 + 6.8% 4~6 全国百貨店売上高**
+ 0.2pts 前月比 消費者態度指数*** 23年6月
+ 0.5pts 前期比
銀座ハイストリート空室率**** Q2
Q3 2022より、空室率の調査対象フロアを「店舗ニーズの高い1階に限定」から「1階を含む賃貸区画のすべて」に変更しています。
━ 東京・銀座ハイストリート空室率は、対前期比0.5ポイント上昇の6.7%となった。比較的 面積が大きい空室が発生したことが主因。ただし、後継テナント候補となる引き合いは みられている。銀座ハイストリート賃料は、対前期比横ばいの25.76万円(月/坪)。ラ グジュアリーブランドの出店ニーズのほか、ファッションなどの出店ニーズがある。た だし、現在の相場を押し上げるほどのケースはなかった。
Figure 1: 2023年Q2 ハイストリート空室率(上段)vs プライム&ハイストリート賃料(下段)
15% 12%
9% 6% 3% 栄
天
戸
神
神戸
天神
栄
斎
京都
都
心斎橋
京
心 橋
神
渋谷
谷
渋
新宿
宿
表参道・原宿
新
銀座
表 参 道・原 宿
0%
座
━ 名古屋・栄ハイストリート空室率は、2期連続横ばいの0.0%。前期に引き続き、新たな 空室の発生はなかった。ハイストリート賃料は、2期連続横ばいの7.10万円。ハイスト リートの大津通では、比較的面積が大きい募集物件で海外ブランドの出店が内定した。 栄エリアに路面店舗がなかったリテーラーの出店ニーズと条件が合致した。賃料は現在 の相場並み。
銀座ハイストリート賃料**** Q2
出所: * 経済産業省、 **日本百貨店協会、***内閣府、 ****CBRE
銀
━ 大阪・心斎橋ハイストリート空室率は、対前期比1.2ポイント低下の3.4%。心斎橋筋商店 街を中心に、空室の消化が進んだことが主因。ハイストリート賃料は、対前期比17.7%上 昇の19.30万円。御堂筋ではラグジュアリーブランド、心斎橋筋商店街ではインバウンド 需要の取り込みを狙ったリテーラーの出店ニーズが、それぞれ賃料を押し上げた。
± 0.0% 前期比
円/坪
500,000
400,000
300,000 200,000
100,000 0
プライム賃料
ハイストリート賃料
出所:CBRE、Q2 2023
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